CPUパワーのあるノートPCなら「GALLERIA UL7C-AA3」が安くておトクかも?
ドスパラで販売されている「GALLERIA UL7C-AA3」は、インテル CoreプロセッサーのHシリーズを搭載したノートパソコンとしては、価格が安いです。
- Core i7-12700H
- メモリ16GB
- 512GB SSD
- Arc A550M グラフィックス
というスペックで105,980円(税込)。
※2023年5月31日現在の価格
2023年1月9日の時点では172,980円(税込)だったので、かなり安くなっていますね。
なにせ、HシリーズのCore i7を搭載したノートパソコンは、
CPUとは別にグラフィックス(GeForce RTXなど)を搭載していることもあり、価格が高い製品が多いですからね。
CPUパワー重視で、ゲームというよりも作業用途メインに選ぶのもアリだと思います。
「CPUパワー」のあるノートパソコンをお探しの方にはオススメです。
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目次
▶スペック
■GALLERIA UL7C-AA3のスペック
OS | Windows 11 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、144Hz、ノングレア(非光沢) |
CPU | インテル Core i7-12700H |
グラフィックス | インテル Arc A550M |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(Gen4 NVMe) |
バッテリー駆動時間 | 約6.3時間 |
サイズ | 358.3×235×22.3mm |
重さ | 約2kg |
※2023年5月31日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
▶なぜ価格が安くなっているのか?
GALLERIA UL7C-AA3は、グラフィックスに「インテル Arc A550M」を搭載したゲーミングノートなので、もちろんゲームもできます。
ただ、NVIDIA GeForceなどの定番のグラフィックスを搭載したパソコンとは違い、これまでの「実績」があまりないので、
「もしかしたら、自分の遊びたいゲームタイトルが、うまく動かない場合があるかも?」
という潜在的不安を持つ方もいるでしょうし、
そうなると「金額にあまり差がなければ、NVIDIA GeForce搭載のゲーミングノートを選ぶ」という判断をする方もいるでしょう。
そういう側面もあって、価格を下げたのかなと思います。
ちなみに、うまく動かなかったり、動作の重いゲームタイトルがあった場合でも、
グラフィックスのドライバをアップデートすると改善するケースもあります。
▶CPU性能の目安
GALLERIA UL7C-AA3が搭載しているCore i7-12700Hがどの程度のCPU性能なのか?
CPU性能を計測できるベンチマークソフト「CINEBENCH R23」のスコアを他のノートパソコン向けCPUと比較してみます。
Core i7-12700H | |
---|---|
Ryzen 7 5800H | 12196 |
Core i7-11800H | 11208 |
Ryzen 7 4800H | 10975 |
Core i7-10870H | 10305 |
Core i7-1260P | 8649 |
Ryzen 5 7530U | 8628 |
Ryzen 5 6600H | 7929 |
Core i5-11400H | 7881 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Ryzen 5 4600H | 7418 |
Core i7-10750H | 7137 |
Core i7-1255U | 6673 |
Core i7-1250U | 6364 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i5-11300H | 6164 |
Core i5-1235U | 6128 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 5077 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3477 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2023年5月10日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
※グラフのCore i7-12700Hのスコアは、あくまでCore i7-12700H搭載の複数のノートパソコンで計測した平均値です。参考程度にご覧ください。
Core i7-12700Hは、ノートパソコン向けのCPUとしては、性能はかなり高いです。
いろいろな作業を快適にこなせるでしょう。
▶グラフィックス性能はどれくらい?
公称の3DMarkスコアは以下のとおり。
Fire Strikeスコア | 12264 |
---|---|
Time Spyスコア | 5367 |
スコアで言えば、NVIDIA GeForce RTX 3050あたりに近いスコアが出ています。
ただ、スコアが近くても、あくまでベンチマークスコアでの話なので、実際にゲームを動かした場合のFPS数に多少差が出る場合もあります。
ゲーミングノートの中ではライトゲーマー向けの性能です。
▶バッテリー駆動時間には注意
JEITA Ver.2.0測定法で約6.3時間のバッテリー駆動時間は、あまり長くないので、
画像や動画編集などクリエイティブ系の作業をした場合は、6時間よりもだいぶバッテリー駆動時間は短くなります。
外出先でのクリエイティブ作業に使いたい場合は、電源を確保できる場所でないと、きついかもしれません。
▶144Hzのノングレア液晶ディスプレイ
価格は安めですがリフレッシュレートは144Hzに対応(ちなみに、ゲーミングではない一般的なノートパソコンは、リフレッシュレート60Hz)。
240HzのゲーミングPCも存在しますが、グラフィックス性能がかなり高くないと、安定して240Hzで動作させることは難しいので、
GALLERIA UL7C-AA3の性能からすると144Hzもあれば十分といったところでしょう。
また、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、光などが写り込みしにくく、ゲームや作業向きです。
▶テンキーなしのキーボード
15.6型ノートではありますが、テンキーはありません。
そのため、スペースがゆったり取られており、幅が狭くなっていて使いづらいキーがないのが嬉しいところでしょう。
▶インターフェイスは充実
右側面
Thunderbolt 4
USB 3.2 Gen1 Type-A
HDMI 2.1
電源端子
左側面
セキュリティスロット
有線LANポート
USB 3.2 Gen1 Type-A×2つ
マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子
インターフェイスは比較的充実していますが、USB PD(Power Delivery)に対応していない点には注意が必要です。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
もっとも、ゲーミングノートPCは消費電力が大きいので、USB PDに対応していないのは珍しくありません。
▶シンプルな外観
外観はシンプルではありますが、天板にGALLERIAロゴがプリントされており、若干ゲーミングPCっぽさがあります。
▶24時間365日のサポート付き
ドスパラでパソコンを購入すると、24時間365日の電話サポートが受けられるので、初めてパソコンを買う方にも心強いです。
▶まとめ
「GALLERIA UL7C-AA3」は、個人的にはCPUパワーのあるノートパソコンをお探しの方におすすめします。
なお、バッテリー駆動時間はあまり長くないので、外出先で長時間作業するのには向いていません。
(公称値では約6.3時間となっていますが、実作業に使った場合は、もっと短くなるでしょう。)
ゲームはサブの用途で、据え置きで作業メインに使うのには、コスパがよいノートパソコンでしょう。