G TUNE FZシリーズへのSSD増設方法・手順を解説!【新ケース版・マウスコンピューター】

G TUNE FZシリーズへM.2 SSDを増設

新ケースのマウスコンピューター『G TUNE FZシリーズ』へM.2 SSDを増設する手順をご紹介します。

今回は、G TUNE FZ-I7G7T(型番:FZI7G7TG8BFDW101DEC)にM.2 SSDを増設しましたが、
ケースが同じ以下の製品での増設時にも参考にしていただけると思います。

  • G TUNE FZ-I9G90(型番:FZI9G90G8BFDW102DEC)
  • G TUNE FZ-I9G80(型番:FZI9G80G8BFDW101DEC)
  • G TUNE FZ-I7G80(型番:FZI7G80G8BFDW101DEC)
  • G TUNE FZ-I7A8X(型番:FZI7A8XG8BFCW101DEC)
  • G TUNE FZ-I7G70(型番:FZI7G70G8BFDW101DEC)

「G TUNE FZ-I7G7T」の実機レビュー!新ケースがカッコいい!ゲーミングデスクトップPC【マウス G TUNE FZシリーズ】

▶必要なもの・あるとよいもの

SSD増設にあたり、「必要なもの・あるとよいもの」を最初にご紹介します。

増設用のSSD

まず当然ですが、増設用のSSDが必要ですね。

▼今回は、Nextorage(ネクストレージ)の以下のSSDを増設しました。

今回は4TBのSSDを選びましたが、上記リンクで1TB・2TBのSSDも選択できます。

SSD用のヒートシンクは、G TUNE FZのマザーボードに最初から付いていたので、今回はヒートシンクが付いてないM.2 SSDを選びました。

静電気防止手袋

また、PCパーツは静電気に弱いため「静電気防止手袋」などをして、静電気対策をおすすめします。

先端がマグネットになっている精密ドライバー

「先端がマグネットになっている精密ドライバー」も必要です。

お持ちでない場合は、以下のような精密ドライバーセットを用意しておくと、今回のM.2 SSD増設作業以外にも、今後のパーツ増設やメンテナンスに役立つでしょう。

ちなみに、私もIfixitのツールキット(上記よりもさらにツール数の多いキット)を使っています。

▶M.2 SSDの増設手順

・電源ケーブルを引き抜き、放電させる

G TUNE FZ-I7G7Tの本体の電源を落とし、電源ケーブルを引き抜きます。

さらに「電源ボタン」を押して、念のため放電させましょう。

・ガラスサイドパネルの取り外し

本体左側面のガラスサイドパネルを取り外します。

ガラスサイドパネルの左上に持つ部分があるので、そこを手前に引っ張ると、まずガラスサイドパネルの上部分のみが外れます。

左側面のガラスサイドパネルを外しているところ001

そのままガラスサイドパネルを上に持ち上げると、うまく取り外せます。

左側面のガラスサイドパネルを外しているところ002

・M.2 SSD用スロットの位置

G TUNE FZ-I7G7TのM.2 SSD用スロットは、全部で3つありますが、SSDを増設できる空きスロットは、▼写真の赤線で囲んだ2カ所のみです。

※カスタマイズ構成によって空きスロットは異なります

M.2 SSD用空きスロットの位置

左側(M.2_2)がNVMe専用のスロットで、
右側(M.2_3)はNVMeとM.2 SATAの両方に対応しています。

今回はNVMe SSDを購入しましたので、左側のスロットへ増設します。

本体を立てたままだと作業しづらいので、横に寝かしてから作業すると良いでしょう。

取り外したネジなどが転がってマザーボードの隙間などに入り込みやすいので、マグネット式のドライバーを使うのがおすすめです。

・ヒートシンクの取り外し

赤線で囲った2つのネジを緩めて、マザーボード側のヒートシンク(SSDを冷却するパーツ)を取り外します。

ヒートシンクを固定している2つのネジ位置

プラスドライバーで簡単に取り外せます。

取り外したネジはなくさないよう、容器などに入れて保管しておきましょう。

ネジは無くさないように保管する

ヒートシンクを上に持ち上げて取り外すと、写真の赤線で囲んだ部分にM.2_2のスロットが確認できます。

M.2_2スロットの位置

なお、ヒートシンクの裏面には、サーマルパッド(熱伝導シート)があらかじめ用意されていました。

サーマルパッド付きのヒートシンク

・M.2 SSDの取り付け

それでは、SSDを取り付けてみましょう。

M.2 SSDの側面を持ち、間違えないよう切り欠きの位置を合わせてから、若干斜めにM.2 SSDをスロットへ挿し込みます。

端子の切り欠きの位置

※スロットの切り欠き位置が合わない場合は、SSDをひっくり返して挿してみましょう

この時点では、SSDの左側は浮いた状態です。

M.2 SSDが浮いている様子

次に先ほど取り外したヒートシンク裏面のサーマルパッドの保護フィルムをはがします。

サーマルパッドの保護フィルムを剥がす様子

サーマルパッド側を下側にして、ヒートシンクの右側のネジ位置(赤丸部分)を起点にM.2 SSDごと下側に押さえながら、左のネジ位置までヒートシンクを戻しネジで固定すればOKです。

まずは右側のネジから

無事に取り付けできました。これで、M.2 SSDの取り付けは完了です。

無事にSSDが取り付けだきたところ

▶M.2 SSDのフォーマット手順

上記の手順でM.2 SSDの装着は完了したのですが、このままでは、まだSSDを使うことはできません。

新しく装着したSSDのフォーマットが必要です。

※作業する前に間違ってデータを消去しないよう、外付けストレージやUSBメモリなどを接続してある場合は、全て外しておきましょう。

PCの電源を入れてWindowsが起動したら、まずエクスプローラーを開いてください。

▼画面左のPCのアイコンを右クリックして「管理」をクリックします。

M.2 SSD増設後の作業 その1

▼コンピューターの管理画面が開くので「ディスクの管理」をクリックします。

M.2 SSD増設後の作業 その2

 
増設したSSD(今回はディスク1)が認識されたので、パーティションスタイルを選択します。

M.2 SSD増設後の作業 その3

MBRだと2TBまでしかサポートしていないのと、GPTの方が新しい規格ですので、Windows 11では、特別な事情がない限りは、GPTを選びましょう。

▼すると、まだ未割り当ての状態(黒色)のディスク1が表示されます。

M.2 SSD増設後の作業 その4

▼ディスク1を選択した状態で右クリック ⇒ 新しいシンプルボリューム を選択します。

M.2 SSD増設後の作業 その5

▼新しいシンプルボリューム ウィザードの開始画面が表示されるので、「次へ」をクリック。

M.2 SSD増設後の作業 その6

▼次に任意のボリュームサイズを入力できるようになっています(①)が、

M.2 SSD増設後の作業 その7

今回は1つのパーティションで使うため、このまま「次へ」をクリック(②)します。

※一応、最大ディスク領域の数値とシンプルボリュームサイズの数値が同じことを確認しておきましょう。

▼ドライブ文字またはパスの割当をする場合は、入力してから「次へ」をクリック。
(ドライブ文字:Eドライブなど、ドライブを識別するための文字)

M.2 SSD増設後の作業 その8

※初期値はPCが自動的に判別した空いているドライブ文字が表示されています。

▼①ファイルシステムから「NTFS」を選択し、②今回は、ボリュームラベルに「Nextorage_4TB」と入力しました。

M.2 SSD増設後の作業 その9

③:「クイックフォーマットする」にチェックを入れ、④:「次へ」をクリック。

クイックフォーマットだと短時間でフォーマットできるのですが、古いストレージを再利用する場合は、古いデータが復元されやすい状態のままになります。

よって、時間がかかるのがネックですが、古いストレージを再利用する際などは、フルフォーマットでデータを消去するとよいでしょう。

設定を確認して「完了」をクリックすると、フォーマットが開始されます。

M.2 SSD増設後の作業 その10

▼クイックフォーマットが完了し、増設したM.2 SSDが使えるようになりました!

M.2 SSD増設後の作業 その11

お疲れさまでした!

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