マウスコンピューター【mouse X5シリーズ2020年モデル】実機レビュー!15.6型の軽量ノートをお探しの方に!コスパもすごい!
「マウスコンピューター mouse X5シリーズ」の実機レビューです。
なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
mouse X5シリーズ、
- 大きめの15.6型ディスプレイながらも、約1.4kgの軽さ
- ロングバッテリー
- タイピングしやすいキーボード
なお、搭載CPUによってボディカラーが異なっており、
- AMD Ryzen搭載モデル:レッド
- インテルCPU搭載モデル:シルバー
となっています。
▲レッド(AMD Ryzen搭載)
▲シルバー(インテルCPU搭載)
今回は、両カラーの写真を掲載しつつレビューしていきます。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
- 15.6型で約1.4kg。かなり軽い!
- 長めのバッテリー駆動時間
- タイピングしやすいキーボード
- カスタマイズ注文も可能
- 24時間365日のサポート付き
■おすすめポイント・特徴
負荷の軽い使い方で、約14時間以上(インテルCPUモデルの場合)
▲キートップに凹みがあり、タイピングしやすくなっています
OS、メモリ、ストレージなどのカスタマイズが可能。
- 15.6型ですが、テンキーはありません
■注意点など
>> マウスコンピューター mouse X5シリーズを公式サイトで見てみる <<
■mouse X5シリーズのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
CPU | AMD Ryzen 5 3500U / インテル Core i7-10510U |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB |
ストレージ | SSD:256GB~1TB |
グラフィックス | Radeon Vega 8 / インテル UHD |
サイズ | 約356 x 233 x 17.9mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.38~1.39kg |
※2020年5月9日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
mouse X5-B(レッド)およびmouse X5(シルバー)いずれも:メモリ8GB、256GB SSD
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶重さの実測:約1,380グラム
mouse X5-B(レッド) | 約1,380g |
---|---|
mouse X5(シルバー) | 約1,398g |
ACアダプター+電源ケーブル | 約371g |
レッドがAMD Ryzen搭載、シルバーがインテルCPU搭載ですが、どちらも1.4kg弱です。
15.6型のノートパソコンとしては、かなり軽量です。
ACアダプターも軽めですが、ロングバッテリーのノートパソコンなので、
ちょっとした用事であれば、ACアダプターは持ち運ばないでも大丈夫そうです。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。
大学ノート(セミB5) | 252 x 179mm |
---|---|
A4サイズ | 297 x 210mm |
mouse X5 | 約356 x 233mm(x厚さ17.9 mm) (突起部含まず) |
▼A4サイズ対応のビジネスバッグにギリギリ入りはしましたが…
これだと衝撃を受けやすいので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよいでしょう。
▶バッテリー駆動時間のチェック
タイピングとネット閲覧での使用を想定して、バッテリー駆動時間を計測しました。
■mouse X5-B(AMD Ryzen)
ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
13時間2分 |
---|---|
PCMark 8 HOME (負荷:中) |
8時間29分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
■mouse X5(インテル)
ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
14時間17分 |
---|---|
PCMark 8 HOME (負荷:中) |
7時間14分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをもっと暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイでこのバッテリー駆動時間は、かなり長いバッテリー駆動時間です。
▶キーボード
▲タップ(クリック)で拡大
※mouse X5-B(レッド)の画像を掲載していますが、キー配列やタイピング感は、シルバーもレッドも同じです。
キーストローク(キーが沈む距離)は約1.4ミリで、打鍵感は浅くもなく深くもなく、といったところ。
タワミはありません。
▼キートップに少し凹みがあり、指先にフィットしやすくタイピングしやすくなっています。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
なお、15.6型ノートですが、テンキーはありません。
Enterキーの右側にもキーがあるので、ここは好みが分かれるかもしれません。
矢印キーの上下キーが小さいのは残念なところ。
タイピング音はやや小さめ~普通くらいの大きさです。
▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、約18ミリ。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。
キーボードにバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは2段階で調整可能。
タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。
なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。
▲タッチパッドがオフのときは、左上の小さなランプが点灯
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。
スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。
作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ
▲横から角度をつけて見たところ
角度をつけても少し暗くなる程度で、それほど見づらくはなりませんでした。
色域
■カバー率
sRGB | 100% |
---|---|
Adobe RGB | 78% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性はあります。
sRGBのカバー率が100%、Adobe RGBも78%ですし、なかなかの広さの色域をカバーしています。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
マウスコンピューター mouse X5シリーズのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶静音性のチェック
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大43db前後 |
ファンがフルで頑張り出しても、サイズのわりにあまり大きな音はならない印象です。
図書館などでも、周りを気にせずに使えるでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶インターフェイス
■右側面
① USB 3.0 (Type-C)
② USB 3.0
③ HDMI
④ 電源端子
■左側面
① セキュリティスロット
② ネットワーク (LAN) 端子
③ USB 2.0
④ USB 3.0
⑤ ヘッドホン出力 / ヘッドセット端子
⑥ microSDカードリーダー (SDXC、SDHC 含む)
インターフェイスは、比較的充実しています。
有線でネット接続したい方には、LANコネクタがあるのは嬉しいですね。
モバイルバッテリーからの充電
ちなみに、60W出力が可能なモバイルバッテリーから、mouse X5への充電もできました。
⇒ 「マウスコンピューター mouse X5シリーズ」を公式サイトで見てみる
―― 処理性能のチェック ――
▶CPUの性能チェック
レビュー機のCPU
mouse X5-B(レッド) | AMD Ryzen 5 3500U(4コア/8スレッド/2.1GHz) |
---|---|
mouse X5(シルバー) | Core i7-10510U(4コア/8スレッド/1.80GHz) |
CPUMark
▲Ryzen 5 3500Uのベンチマーク
Ryzen 5 3500U | 7690 |
---|---|
Core i7-10510U | 7446 |
※3回計測したうちの最大値
どちらのプロセッサーもPassMarkでの平均値※よりも高い数値なので、パフォーマンスはしっかり出ています。
※2020年5月9日現在の平均値
CINEBENCH R20
▲Ryzen 5 3500Uのベンチマーク
■Ryzen 5 3500U
マルチコア | 1420 |
---|---|
シングルコア | 366 |
■Core i7-10510U
マルチコア | 1000 |
---|---|
シングルコア | 381 |
どちらも、ビジネス用途などでは十分な性能です。サクサク仕事ができるでしょう。
単純にベンチマーク数だけで比較すると、Ryzen 5 3500U搭載の「mouse X5-B(レッド)」の方が、コストパフォーマンスは高いと言えます。
ただし、Ryzen搭載モデルについては、クリエイティブ系のアプリを使う予定の場合は、念の為、アプリの動作要件を確認しておいた方がいいかもしれません。
▶SSDのデータ転送速度
▲mouse X5-B(レッド)
▲mouse X5(シルバー)
どちらのモデルも、大きな差はありません。
HDDと比べると速いですが、SATA接続なのでSSDとしてはあまり速くありません。
より快適さを求めるなら、カスタマイズで「PCI Express接続」のSSDに変更して注文するのがオススメです。
SSD情報
どちらのモデルもKingston(キングストン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
グラフィックス性能
レビュー機のグラフィックス
mouse X5-B(レッド) | Radeon Vega 8 |
---|---|
mouse X5(シルバー) | インテル UHD グラフィックス |
3DMarkのスコア
■Radeon Vega 8
Fire Strike | 1750 |
---|---|
Time Spy | 680 |
■インテル UHD
Fire Strike | 963 |
---|---|
Time Spy | 392 |
※3回計測した平均値。1未満の数値は四捨五入。
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
■Radeon Vega 8
1920×1080 標準品質(ノートPC) | 2239 普通 |
---|
■インテル UHD
1920×1080 標準品質(ノートPC) | 1558 設定変更を推奨 |
---|
ドラゴンクエストX ベンチマーク
■Radeon Vega 8
標準品質(1920×1080) | 5919 快適 |
---|
■インテル UHD
標準品質(1920×1080) | 3890 普通 |
---|
グラフィックス性能についても、Ryzen 5 3500U搭載の「mouse X5-B(レッド)」の方が高かったです。
ただどちらも、ドラゴンクエストXなどの軽い3Dゲームなら遊べそうですが、幅広く3Dゲームを遊ぶのには向いていません。
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―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
マウスコンピューター「mouse X5シリーズ」のボディカラーは、搭載しているCPUによって、ボディカラーが異なります。
- AMD Ryzen搭載モデル:レッド
- インテルCPU搭載モデル:シルバー
mouse X5-Bは、レッドとブラックを基調としたカラーリング。
天板のロゴマークと赤色の組み合わせで、少しポップ感のある外観です。
天板のロゴマークは、薄いシルバーカラーで少し厚みがあります。
mouse X5は、ほぼシルバー1色で、落ち着いた印象。
キーボードのキーが整然とならんでおり、メカっぽいというか、ガジェット感があってかっこいいです。
どちらも、ボディにはマグネシウム合金が使われているので、安っぽさはありません。
ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。
100万画素のWebカメラも搭載。
▶付属品など
付属品一式です。
ACアダプター、電源ケーブル、保証書などが付属。
▶マウスコンピューター「mouse X5シリーズ」のレビューまとめ
「マウスコンピューター mouse X5シリーズ」のレビューのまとめです。
15.6型で約1.4kgですから、かなり軽いです。
大きめディスプレイの15.6型ノートでありながら、重さ的にはモバイルノートと言っていいでしょう。
大きめディスプレイで、軽量のノートパソコンお探しの方にオススメです。
バッテリー駆動時間が長めなのも魅力。
スペックを考えると価格も安いので、コスパのよい15.6型ノートパソコンをお探しの方にもオススメですよ!
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