マウス「mouse X5-R7」実機レビュー!15.6型でも軽い!ロングバッテリーでコスパも高い!
「マウスコンピューター mouse X5-R7」の実機レビューです。
mouse X5-R7は、15.6型としては軽めの約1.49kg。Ryzen 7 4800Hを搭載で、パワーもあります。
レッドの天板も鮮やかで個性的です。
なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
>> マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる <<
▶ マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる
※mouse X5-R7は販売終了になりました。
▼軽量・薄型のノートパソコンは、以下のページでもご紹介してるので、参考にご覧ください。
15.6型としては軽めの約1.49kg |
15.6型ノートとしては軽めの約1.49kgです。
大きさは15.6型ですが、重さ的にはモバイルノートと言えるでしょう。
長時間使えるロングバッテリー |
mouse X5-R7は、スタートメニュー ⇒ Control Centerでパフォーマンスの設定ができます。
▼今回は「エンターテイメント:標準」でバッテリー駆動時間を測りました。
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約18.5時間 ※メーカー公表値 |
---|---|
ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
約21時間58分 |
PCMark 8 WORK (負荷:中) |
12時間3分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
30分で充電できたバッテリー量 | 約18% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しました。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイでPCMark 8 WORKでのバッテリー駆動時間が12時間を超えるのは、かなり優秀です。
タッチパッドを瞬時にオン・オフ可能 |
タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。
▲タッチパッドがオフのときは、左上の小さなランプが点灯
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。
コストパフォーマンスが高い! |
Ryzen 7 4800H、メモリ8GB、512GB SSDを搭載しながらも税込み11万円台。
※2021年3月26日現在の価格
コストパフォーマンスは高いです。
カスタマイズ注文も可能 |
OS、メモリ、ストレージなどのカスタマイズが可能。
24時間365日のサポート付き |
24時間365日のサポート付きだから、初心者の方にもオススメです。
15.6型ですが、テンキーは非搭載 |
15.6型ですが、テンキーは非搭載です。
※「テンキーがない方がよい」という方もいるので、テンキーがないからダメなわけではなく、好みの問題です。
キー配列に独特な部分アリ |
Enterキーの右側にもキーがあります。
HOMEやENDキーなどは便利ですが、Enterキーが右端にある方がいいという方もいるので、好みが分かれるところです。
また、[変換]と[無変換]キーが一体になっています。
>> マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる <<
▶ マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる
■mouse X5-R7のスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
OS | Windows 10 Home / Pro 「mouse X5-R7-E」はWindows 10 Home(Sモード)です。※Sモードは解除も可能。 |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
CPU | AMD Ryzen 7 4800H |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | SSD : 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
グラフィックス | AMD Radeon |
サイズ | 356×233×17.9mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.49kg |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5 |
※2021年3月25日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
mouse X5-R7「AMD Ryzen 7 4800H、メモリ8GB、512GB SSD」
目次
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
キーストローク(キーが沈む距離)は約1.4ミリで、打鍵感は浅くもなく深くもなく、といったところ。
タワミはありません。
キーとキーの間がせまく、キーの角に丸みがないこともあり、打とうとしたキーの隣のキーも誤って一緒に打ってしまいやすい気も少しします。
キー自体は、硬すぎずスムーズに入るので入力しやすいです。
▼キートップに少し凹みがあり、指先にフィットしやすくタイピングしやすくなっています。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キーピッチなど
▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、約18ミリ。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。
キーボードバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは2段で調整可能。
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。
スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。
作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ
▲横から見たところ
▲上から見たところ
角度をつけても少し暗くなる程度で、それほど見づらくはなりません。
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。
色域
■カバー率
sRGB | 100% |
---|---|
DCI-P3 | 77% |
Adobe RGB | 75% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
液晶ディスプレイとしては、広めの色域をカバーしています。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
マウスコンピューター mouse X5-R7のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大49db前後 |
自習室など静かな場所でファン音が大きくなると、少し気になるかもしれません(といっても、3Dゲームを動かしたりしない限りは、そうそう大きな音は出ないでしょう)。
カフェなどでは、周りの音にかき消されるので問題ないでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲A4用紙とのサイズ比較
A4サイズ | 297×210mm |
---|---|
mouse X5-R7 | 356×233×厚さ17.9mm(突起部含まず)mm |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにもギリギリ入りましたが、余裕はあまりないです。
持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全です。
▶インターフェイス
■右側面
① USB 3.0 Type-C(Power Delivery対応)
② USB 3.0 Type-A
③ HDMI出力端子
④ 電源端子
■左側面
① セキュリティスロット
② ネットワーク (LAN) 端子
③ USB 2.0 Type-A
④ USB 3.0 Type-A
⑤ ヘッドホン出力 / ヘッドセット端子
⑥ microSDカードリーダー(SDXC、SDHC 含む)
インターフェイスは、比較的充実しています。
テレワークで回線速度を安定させるために、有線LANのニーズが増えているので、LANコネクタがあるのは嬉しいところ。
モバイルバッテリーからの充電
モバイルバッテリーをUSB Type-C端子に接続し、mouse X5-R7側へ充電できました。
※ちなみに、今回は45W出力のモバイルバッテリーから充電しましたが、どのくらいの出力のモバイルバッテリーから充電できるのかは未確認です。
⇒ 「マウスコンピューター mouse X5-R7」を公式サイトで見てみる
―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- AMD Ryzen 7 4800H
- 8コア/16スレッド
- 2.9GHz-4.2GHz
CINEBENCH R20
マルチコア | 4308 |
---|---|
シングルコア | 487 |
CINEBENCH R23
マルチコア | 10933 |
---|---|
シングルコア | 1258 |
CPUMark
スコア | 19203 |
---|
PassMarkでの同CPUの平均スコア19205※とほぼ同じのスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ていると言えます。
※2021年3月25日現在の平均値
これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にも使えます。
▶SSDのデータ転送速度
NVMe対応PCIe3.0×4のSSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速いです。
ちなみにmouse X5-R7は、最大2TBにまでSSD容量を増やして注文することもできます。
SSD情報
Western Digital(ウエスタンデジタル)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
マウスコンピューター mouse X5-R7のグラフィックスは「AMD Radeon グラフィックス」です。
3DMarkのスコア
Fire Strike | 2754 |
---|---|
Time Spy | 1085 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 9202 とても快適 |
---|---|
最高品質(1920×1080) | 7381 とても快適 |
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 5147 とても快適 |
---|---|
高品質(1920×1080) | 3186 やや快適 |
最高品質(1920×1080) | 2415 普通 |
※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
---|---|
1920×1080 | 36.00 FPS スペック不足 |
FF15(ファイナルファンタジーXV)
1920×1080 軽量品質 | 1918 動作困難 |
---|
というわけで、ドラゴンクエストXなどの軽めの3Dゲームなら、普通にプレイできるグラフィックス性能があります。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
レッドとブラックを基調としたカラーリングの外観。
正面側は、キーボードのキーが整然とならんでおり、メカっぽく、ガジェット感があってカッコイイです。
天板側は、ロゴマークと赤色の組み合わせで、少しポップな印象。
天板のチーズロゴマークは、薄いシルバーカラーで少し厚みがあります。
ボディにはマグネシウム合金が使われているので、安っぽさはありません。
▼約100万画素のWEBカメラも搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- サポートマニュアル
- ファーストステップガイド
- 保証書
などが付属。
▶マウスコンピューター「mouse X5-R7」のレビューまとめ
「マウスコンピューター mouse X5-R7」のレビューのまとめです。
15.6型で約1.49kgですから軽量です。
大きめディスプレイの15.6型ノートでありながら、重さ的にはモバイルノートと言えます。
大きめディスプレイで、軽量、バッテリー駆動時間も長いノートパソコンお探しの方にオススメです。
スペックを考えると価格も安いので、コスパのよい15.6型ノートパソコンをお探しの方にもオススメですよ!
>> マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる <<
▶ マウスコンピューター mouse X5-R7を公式サイトで見てみる
※mouse X5-R7は販売終了になりました。
▼軽量・薄型のノートパソコンは、以下のページでもご紹介してるので、参考にご覧ください。
>> 目次へ戻る
>> このページの先頭へ戻る