マウス「mouse B5-i5」実機レビュー!軽量でカスタマイズも可能!注意点は?
「マウスコンピューター mouse B5-i5」の実機レビューです。
なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
mouse B5-i5は15.6型ノートで約1.59kgと、15.6型ノートとしてはやや軽量です。
15.6型で軽さを売りにしているノートパソコンは、価格が高いものが多いので、軽くて価格も手頃な15.6型ノートをお探しの方にオススメです。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
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15.6型としては軽めの約1.59kg |
本体 | 約1,586g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約200g |
15.6型のノートパソコンとしては、軽めです。
ACアダプターが軽いのも嬉しいところ。
LTEモジュール追加可能 |
※カスタマイズ項目の下の方にある「モバイルネットワーク」のところでLTEモジュールを追加できます。
カスタマイズ注文も可能 |
OS、メモリ、ストレージ、LTE通信モジュールの追加などのカスタマイズが可能。
▼2nd HDDを追加し、デュアルストレージにすることもできます。
▲デュアルストレージ仕様にして注文することも可能
24時間365日のサポート付き |
24時間365日のサポート付きだから、初心者の方にもオススメです。
ディスプレイの色域がせまい |
■カバー率
sRGB | 64% |
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DCI-P3 | 48% |
Adobe RGB | 48% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
色域はあまり広くないので、画像編集で細かい色調整をするなどの用途には向いていません。
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■mouse B5-i5のスペック
(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
OS | Windows 10 Home / Pro |
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ディスプレイ | 15.6型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
CPU | インテル Core i5-1035G1 |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | SSD : 256GB~2TB ※1TBまたは2TB HDDを追加して、デュアルストレージにすることも可能 |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
サイズ | 360×239.3×19.8mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.59kg |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5 |
※2020年2月15日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
「Core i5-1035G1、メモリ8GB、256GB SSD(型番:B5-i5ICLAS)」
目次
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
キーストローク(キーが沈む距離)は約1.8ミリで、打鍵感はしっかりあります。
打ちはじめがやや硬めのタイピング感です。
▼テンキー搭載ではありますが、3列テンキーです。
3列テンキーなのは残念ではありますが、テンキーがないよりはいいのかもしれません(好みによります)。
※最近のノートパソコンは、ディスプレイのフチが薄くなってきており、横幅もコンパクトになってきています。そのため、15.6型でも3列テンキーのノートパソコンが増えています。
矢印キーが小さめなのは残念ですが、Shiftキーを押しておくことで、テンキーで矢印キー代わりの操作もできます。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
▼キートップ(キーの表面)はほぼフラットです。
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。
キーピッチなど
▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼タイピングしやすいと言われる19ミリのキーピッチを確保しています。
▼パームレストは十分な広さ。
タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通~やや大きめです。
なお、Fn+F1キーでタッチパッドの無効・有効を切り替えできるので便利です。
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。
「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。
▶ディスプレイ
角度をつけて見ると少し暗く見えますが、白飛びして極端に見えづらくなったりはしません。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。
180度近くまで開くので、ノートパソコンスタンドに立てておきたい場合にも安心です。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
マウスコンピューター mouse B5-i5のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約7時間 ※メーカー公表値 |
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ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
5時間23分 |
PCMark 8 WORK (負荷:中) |
3時間28分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
30分で充電できたバッテリー量 | 約24% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しました。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイ搭載でこのバッテリー駆動時間は、ロングバッテリーとは言えないですが、悪いというほどでもありません。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけると、ようやく小さなノイズが聞こえる程度 |
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ベンチマークテスト時 | 最大45.5db前後 |
ファンがフルで頑張り出しても、あまり大きな音にはならない印象です。
図書館など静かな場所でも、周りを気にせずに使えるでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
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A4サイズ | 297×210mm |
mouse B5-i5 | 360×239.3×厚さ19.8mm(突起部含まず) |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。
持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。
▶インターフェイス
■右側面
① USB 3.1 Type-C(10Gbps、USB Power Delivery対応)
② USB 3.1 Type-A(10Gbps)
③ HDMI出力端子
④ バッテリーランプ
⑤ 電源端子
■左側面
① セキュリティスロット
② ネットワーク (LAN) 端子
③ microSDカードリーダー (UHS-I対応、SDXC、SDHC含む)
④ USB 2.0 Type-A
⑤ ヘッドセット端子
※LTE搭載モデルのみ、SIMカードスロットが利用できます。
microSDカードを挿しても、ほぼはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりにくいです。
ちなみに、「USB Type-C端子」と「HDMI端子」に外付けモニターを接続して、トリプルディスプレイ(外部ディスプレイ2台接続)にできました。
モバイルバッテリーからの充電
モバイルバッテリーをUSB Type-C端子に接続し、mouse B5-i5側へ充電できました。
※ちなみに、公式サイトには「45W(20V/ 2.25A)以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器」から充電可能との記載があります。
今回は45W出力のモバイルバッテリーから充電しました。
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- インテル Core i5-1035G1 プロセッサー
- 4コア / 8スレッド
- 1.0GHz (最大3.6GHz)
CPUMark
スコア | 8221 |
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PassMarkでの同CPUの平均スコア7980※よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2021年2月20日現在の平均値
CINEBENCH R20
マルチコア | 1525 |
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シングルコア | 417 |
CINEBENCH R23
マルチコア | 3784 |
---|---|
シングルコア | 1098 |
オフィス系ソフトを使うなどのビジネス用途には、十分な性能です。
画像編集などにもある程度使えます。
▶SSDのデータ転送速度
高速なNVMe対応PCIe3.0×4のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
ちなみにmouse B5-i5のSSD容量は、標準だと256GBですが、カスタマイズ注文で最大2TBまで増やすこともできます。
また、セカンドストレージとして HDDを追加し、デュアルストレージ(ストレージを2台目搭載)にカスタマイズ注文もできます。
SSD情報
SK hynix(SKハイニックス)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
マウスコンピューター mouse B5-i5のグラフィックスは「インテル UHD グラフィックス」です。
グラフィックス性能はあまり高くなく、3Dゲームを遊ぶのには向いていません。
3DMarkのスコア
Fire Strike | 1188 |
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Time Spy | 465 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 3889 普通 |
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FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 1841 設定変更を推奨 |
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※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
ボディカラーは「ブラストシルバー」で、熱がこもりやすいキーボード面に、放熱性の高いアルミニウムが使われています。
ビジネス用途にも使える爽やかな外観です。
天板のマウスコンピューターのロゴは濃いグレーのペイントで、強すぎない存在感。
▼約100万画素のWEBカメラも搭載。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- サポートマニュアル
- ファーストステップガイド
- 保証書
などが付属。
▶マウスコンピューター「mouse B5-i5」のレビューまとめ
「マウスコンピューター mouse B5-i5」のレビューのまとめです。
mouse B5-i5は、ビジネス用途などでのメインPCとして使えるシッカリとした性能を持っています。
好みのスペックにカスタマイズして注文できるのも魅力です。
15.6型としては軽めの約1.59kgですから、15.6型ノートの中でも軽めで手頃な価格のノートパソコンをお探しの方にもオススメです!
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▼初心者の方におすすめのノートパソコンは、以下の記事でご紹介しています。
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