【旧モデル】「HP Pavilion Aero 13-be1000シリーズ」実機レビュー!13.3型で約957gの軽さ!CPU性能が高いのも嬉しい!
Ryzen 5~7 | メモリ8~16GB |
---|---|
256~512GB SSD | 約957g |
「HP Pavilion Aero 13-be1000シリーズ」の実機レビューです。
※今回は、当サイトの購入品を使ってレビューします。
なお、このレビューは旧モデルのレビューです。
▼新しいHP Pavilion Aero 13-be2000シリーズのレビューは、以下をご覧ください。
「HP Pavilion Aero 13-be」の実機レビュー!13.3型で約957gの軽さ!CPU性能が高いのも嬉しい!
HP Pavilion Aero 13-beは、13.3型で重さ約957gの、軽くて持ち運びしやすいモバイルノート。
軽さを売りにしたノートパソコンは、価格が高いことが少なくないですが、HP Pavilion Aero 13-beはコスパも良好。
今回のレビュー機はRyzen 7 5825U搭載モデルでしたが、CPU性能も高かったので、いろいろな用途で快適に使えるでしょう。
なお、この記事は、
- 目次
- おすすめポイント・特徴
- デメリット・注意点
- 各項目の詳細レビュー
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
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目次
- ▶おすすめポイント・特徴
- ▶デメリット・注意点
- ▶スペック表
- ―― HP Pavilion Aero 13-beの使いやすさチェック ――
- ▶スマホからのデータ転送もラクにできる
- ▶AIノイズ除去
- ▶キーボード
- ▶スピーカー
- ▶ディスプレイ
- ▶バッテリー駆動時間
- ▶インターフェイス
- ▶その他の機能
- ▶静音性
- ▶サイズ
- ▶重さの実測:約958グラム
- ―― HP Pavilion Aero 13-beの処理性能チェック ――
- ▶CPU性能
- ▶グラフィックス性能
- ▶旧モデルとの性能比較
- ▶SSDのデータ転送速度
- ―― HP Pavilion Aero 13-beの外観・その他のチェック ――
- ▶外観
- ▶付属品など
- ▶「HP Pavilion Aero 13-be」のレビューまとめ
13.3型で約957gの軽さ! |
本体 | 約958g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約314g |
ACアダプター+電源プラグ | 約245g |
公称では約957gですが、実測の重さは約958gでした。
13.3型のノートパソコンとしては軽量です。1キロを切る重さですから、比較的ラクに持ち運びできるでしょう。
「ACアダプター+電源ケーブル」は約314グラムですが、
「電源ケーブル」を「電源プラグ」を付け替えれば、69グラムほど荷物を軽くできます。
なお、USB PD充電器、モバイルバッテリーからの充電の項目に記載のとおり、PD充電器からも充電できます。
ACアダプターの代わりに、より軽量なPD充電器を持ち運ぶのもアリでしょう。
持ち運びしやすいコンパクトボディ |
HP Pavilion Aero 13-beは、幅×奥行きがA4サイズよりも小さいので、コンパクトで持ち運びしやすいです。
▲セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
---|---|
A4サイズ | 297×210mm |
HP Pavilion Aero 13-be | 約298×209×厚さ16.9(最薄部)-18.9(最厚部)mm ※最薄部は突起部含まず |
A4対応の標準的なビジネスバッグにも、ラクラク入りました。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
モバイルノートとしては高めのCPU性能 |
HP Pavilion Aero 13-beのCPUは、モデルにより異なり、2022年12月25日現在では、以下のCPUを搭載したモデルが販売されています。
- AMD Ryzen 5 5625U
- AMD Ryzen 7 5825U
レビュー機は、Ryzen 7 5825U搭載モデルなのですが、モバイルノートとしてはCPU性能がかなり高いです。
以下、CINEBENCH R23のスコアで他CPUと性能を比較してみます。CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 8835 |
---|---|
シングルコア | 1447 |
■他の薄型ノートパソコン向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Ryzen 7 5825U (レビュー機) |
|
---|---|
Core i7-1260P | 8648 |
Ryzen 5 5560U | 7855 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Core i7-1250U | 7105 |
Core i7-1255U | 6673 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 4991 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2022年11月23日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
ゲーミングやクリエイターノート向けのCPUなどを除いた「薄型モバイルノート向け」CPUの中では、かなり高い性能です。
いろいろな用途に快適に使えるでしょう。
コストパフォーマンスが高い! |
スタンダードモデルの場合、
- AMD Ryzen 5 5625U
- メモリ8GB
- 256GB SSD
といったスペックで98,100円(税込)。
※2022年12月23日現在の価格。
軽量で、なおかつメインPCとしてシッカリ使える性能でこの価格は、かなりコストパフォーマンスが高いです。
アスペクト比(縦横比)16:10のディスプレイ |
ディスプレイのアスペクト比(縦横比)が16:10なので、よくある16:9のディスプレイよりも縦長です。
解像度は1920×1200で、フルHD(1920×1080ドット)よりも縦に120ドット多く、フルHDよりも情報閲覧面で有利です。
液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバー |
■カバー率
sRGB | 100% |
---|---|
DCI-P3 | 82% |
Adobe RGB | 80% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
sRGBを100%カバー、sRGB比は100%を超えており、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバーしています。
多くの方には十分な色域をカバーしたディスプレイと言えるでしょう。
2色のカラーバリエーションから選べる |
セラミックホワイトとピンクベージュの2色から選べます。
スタイリッシュな外観で、デザインもよいです。
また、薄型ノートではありますが、天面は300kgの耐圧試験をクリアした強度をもっています。
Enterキーの右側にもキーがある |
Enterキーの右側にもキーがあります。
HomeやEndキーなどは便利ですが、Enterキーが右端にある方がいいという方もいるので、好みが分かれるところでしょう。
キーボードについてさらに詳しくは、キーボードの項目をご覧ください。
SDカードリーダーは非搭載 |
SDカードリーダーは非搭載なので、SDカードを使いたい方はご注意を。
SDカードを読み込むには、SDカードリーダーが別途必要です。
>> HP Pavilion Aero 13-beを公式サイトで見てみる <<
▶ HP Pavilion Aero 13-beを公式サイトで見てみる
▶スペック表
■HP Pavilion Aero 13-beのスペック
OS |
Windows 11 Home / Pro ※選択モデルにより異なる |
---|---|
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA(解像度1920×1200)、ノングレア(非光沢)、IPS液晶 |
CPU | AMD Ryzen 5 5625U / Ryzen 7 5825U |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD:256GB / 512GB |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
サイズ | 約298×209×16.9(最薄部)-18.9(最厚部)mm ※最薄部は突起部含まず |
重さ | 約957g(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
※2022年12月23日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■今回のレビュー機のスペック
パフォーマンスモデルG2「Ryzen 7 5825U、メモリ16GB、512GB SSD(モデル名:13-be1021AU)」
※一部、Ryzen 5搭載モデルの写真を掲載していますが、ベンチマークテストは上記モデルの結果を掲載しています。
―― HP Pavilion Aero 13-beの使いやすさチェック ――
▶スマホからのデータ転送もラクにできる
スマホに専用アプリをインストールし、HP QuickDropに表示されるQRコードを読み込めば、スマホのデータを簡単に取り込めるようになります。
スマホで撮影した写真や動画などを活用しやすくなるので便利ですよ。
▶AIノイズ除去
オンラインミーティングのときに音声をクリアにする「AIノイズ除去」がプリインストールされています。
こちら側のノイズを除去して、こちらの声が相手へクリアに聞こえるよう設定できます。
どれくらいノイズキャンセル効果があるのか?
AIノイズ除去にどれくらいノイズを消す効果があるのか試してみました。
オンラインミーティング中に、手を叩く、キーボードを打つなどで音を鳴らしてみましたが、それらの音は相手側には聞こえなかったとのことです。
人の多いオフィスやカフェなど、周囲がさわがしい場所でのオンラインミーティングなどで役立ってくれそうです。
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約1.3ミリでやや浅め。
打ちはじめが少し硬めのタイピング感です。
▼キートップ(キーの表面)は、若干凹みがありますが、さわり心地はほぼフラット。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
もう少し凹みがあればよかったです。
Enterキーの右側にもキーがあります。
HomeやEndキーなどは便利ですが、Enterキーが右端にある方がいいという方もいるので、好みが分かれるところでしょう。
カーソルキーはそれほど大きくはありませんが、凸型にスペースが確保されているのはよいですね。
▼ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がつく「リフトアップヒンジ」を搭載。
ただし、ディスプレイの開閉角度が90度程度だと、あまり傾斜はつきませんでした。
▼ファンクションキー(Fキー)は、HP Pavilion Aero 13-beの独自機能が優先されています。
(全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼一部のキーを除いて、キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる19ミリに近い約18.7ミリを確保。
▼一般的なノートPCがアスペクト比16:9なのに対して、Pavilion Aero 13-beは16:10なので、奥行きが広いです。そのためパームレストは縦に少し広めです。
キーボードバックライト
キーボードのバックライトは、F4キーでオン・オフができます。
明るさは2段階で調整可能。
タッチパッド
クリックボタン一体型のタッチパッドです。
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、少しやや大きめです。
なお、タッチパッドの有効・無効をショートカットキーで切り替えることはできないようです。
▶スピーカー
HP Pavilion Aero 13-beは、底面にオーディオメーカーBang & Olufsen(バング&オルフセン)のカジュアルブランドB&O PLAYのデュアルスピーカーを搭載。
底面のみのスピーカーのわりには、音抜けはよく、悪くない音質です。
点数にすると、100点満点中:70点くらいです。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
なお、B & O Audio Controlの設定で、声が聞こえやすい音質などにイコライジング調整もできます。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
- 13.3型、ノングレア(非光沢)、IPS液晶
- 解像度:1920×1200ドット
- リフレッシュレート:60Hz
- アスペクト比(縦横比):16:10
ディスプレイのアスペクト比(縦横比)は16:10で、よくある16:9のディスプレイよりも縦長です。
解像度も1920×1200ドットで、フルHD(1920×1080ドット)よりも縦に120ドット多く、より多くの情報を表示できます。
角度をつけて見てもほとんど暗くみえたりしないので、視野角は広いです。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約132度開きます。
縦の視野角も広いので、一人で使うなら、これくらい開けば十分でしょう。
ノングレアなので映り込みしにくい
HP Pavilion Aero 13-beのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、映り込みしにくいです。
作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
色域
色域については、冒頭のおすすめポイント:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
MobileMark 2018 | 最大11時間 ※メーカー公称値 |
---|---|
PCMark 10 Modern Office | 10時間41分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属のACアダプターを使用 |
約46% |
- 電源モードの設定:バランス
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
すごくロングバッテリーというほどではありませんが、悪くない結果です。
※ちなみにテストした範囲では、20W出力程度のUSB PD対応充電器やモバイルバッテリーからも充電できましたので、モバイルバッテリーで電力を補うのもいいかもしれません。
(詳しくは、USB PD対応充電器からの充電の項目をご覧ください)
USB PD対応充電器からの充電
USB PD(Power Delivery)対応の充電器をUSB Type-C端子に接続し、HP Pavilion Aero 13-be側へ充電してみました。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
PD充電器の最大出力
|
充電の可否
|
---|---|
20W(フィリップス製) |
△ ※高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減りました。 |
30W(RAVPower製) |
△ ※高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減りました。 |
45W(Anker製) | ◯ |
65W(CIO製) | ◯ |
20Wなどの低出力の充電器からでも充電できるのは嬉しいところです。
ちなみに、付属ACアダプターは最大65W出力でした。
▶インターフェイス
右側面
① SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
② 電源入力端子
※補足説明:「SuperSpeed USB 5Gbps」=「USB 3.2 Gen1」
左側面
① HDMI 2.1出力端子(最大3840×2160 / 最大1677万色)
② SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
③ SuperSpeed USB Type-C 10Gbps(USB PD、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
④ ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
※補足説明:
SuperSpeed USB 5Gbps=USB 3.2 Gen1
SuperSpeed USB 10Gbps=USB 3.2 Gen2
インターフェイスは必要最低限といったところで、多くはないです。
▶その他の機能
Webカメラ
▼HD画質のWebカメラ(約92万画素)を搭載。
指紋認証
▼指紋認証センサーも搭載しています。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大41.5db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※今回は、ベンチマークテスト:「ファイナルファンタジー14暁月のフィナーレ ベンチマーク」実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
負荷の高い作業をしていなければ基本的には静かです。
ベンチマークテスト時は「少し音がしているな」と感じる程度で、それほど大きな音はしませんでした。静かな場所でも使いやすいでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
サイズについては、冒頭のおすすめポイント:「サイズ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶重さの実測:約958グラム
重さについては、冒頭のおすすめポイント:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
⇒ 「HP Pavilion Aero 13-be」を公式サイトで見てみる
―― HP Pavilion Aero 13-beの処理性能チェック ――
■レビュー機のスペック
CPU | AMD Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe) |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
Ryzen 7 5825U搭載モデルの処理性能の概要
ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。
処理性能的には画像編集も十分にいけます。
計測結果ではsRGBカバー率:100%、Adobe RGBカバー率:80%で、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域です。
ライトな動画編集にも使えます。
▶CPU性能
HP Pavilion Aero 13-beのCPUは、モデルによって以下の2つがあります。
■搭載CPUのラインナップ
- Ryzen 5 5625U
- Ryzen 7 5825U
今回のレビュー機のCPUは、以下です。
■レビュー機のCPU
- AMD Ryzen 7 5825U
- 8コア / 16スレッド
- 2.0-4.5GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23のスコアは、冒頭のおすすめポイントに載せましたので、そちらをご覧ください。
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
スコア | 19867 |
---|
PassMarkでの同CPU(Ryzen 7 5825U)の平均スコア18328※よりも高いスコアでした。
※2022年12月23日現在の平均値
CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
Geekbench 5
「Geekbench 5」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。
Single-Coreスコア | 1475 |
---|---|
Multi-Coreスコア | 6883 |
Geekbench 5は、macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされているので、お持ちのデバイスとスコアを比較してみるのも面白いでしょう。
▶グラフィックス性能
HP Pavilion Aero 13-beのグラフィックスは「AMD Radeon グラフィックス」です。
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strikeスコア | 3292 |
---|---|
Time Spyスコア | 1329 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質 1920×1080 | 9576 とても快適 |
---|
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
---|---|
1920×1200 | 38.18 FPS スペック不足 |
1600×1000 | 50.69 FPS スペック不足 |
1280×800 | 59.99 FPS 快適 |
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 4864 普通 |
---|
※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
というわけで、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら遊べる程度のグラフィックス性能です。
3Dゲームを遊ぶのには、あまり向いてはいません。
▶旧モデルとの性能比較
次に、HP Pavilion Aero 13-be0000シリーズ(Ryzen 5 5600U搭載)と、今回のレビュー機(Ryzen 7 5825U搭載)の処理性能を比較しました。
※今回のレビュー機はHP Pavilion Aero 13-be1000シリーズ。
以下のように、レビュー機がRyzen 7・メモリ16GBメモリなのに対して、
比較対象の旧モデルはRyzen 5・メモリ8GBなので、レビュー機の方が上位モデルである点にご留意ください。
■レビュー機
- Ryzen 7 5825U
- AMD Radeon グラフィックス
- 16GB
■旧モデル:Pavilion Aero 13-be0000
- Ryzen 5 5600U
- AMD Radeon グラフィックス
- 8GB
CINEBENCH R23のスコア比較
まず、CPU性能を計測できるベンチマークソフト:CINEBENCH R23のスコア比較です。
■CINEBENCH R23のマルチコアスコア
レビュー機 Ryzen 7 5825U |
|
---|---|
旧モデル Ryzen 5 5600U |
6801 |
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
Ryzen 5 5600U搭載の旧モデルの約1.3倍のスコアが出ました。
PCMark 10のスコア比較
次に、ベンチマークソフト「PCMark 10」のスコアを比較します。
■ドキュメント作成・表計算(Productivityスコア)
レビュー機 Ryzen 7 5825U |
|
---|---|
旧モデル Ryzen 5 5600U |
9269 |
推奨値 | 4500 |
■画像編集(Photo Editing スコア)
レビュー機 Ryzen 7 5825U |
|
---|---|
旧モデル Ryzen 5 5600U |
7978 |
推奨値 | 3450 |
■動画編集(Video Editing スコア)
レビュー機 Ryzen 7 5825U |
|
---|---|
旧モデル Ryzen 5 5600U |
3619 |
推奨値 | 3450 |
画像編集や動画編集のスコアは、Ryzen 7 5825U搭載の Pavilion Aero 13-be1000の方が10%以上高かったですが、
逆にいうと、Ryzen 5 5600U搭載モデルと比べても、10%程度しか差が出なかったとも言えます。
現行のPavilion Aero 13-be1000シリーズの場合、搭載CPUのラインナップは、
■搭載CPUのラインナップ
- Ryzen 5 5625U
- Ryzen 7 5825U
の2つですが、今回の比較結果をみると、用途によっては、Ryzen 5搭載モデルを選んでも十分快適に使えるでしょう。
動画編集の場合は、Ryzen 7搭載モデルを選んだ方がいいと思います。
▶SSDのデータ転送速度
PCIe4.0 x4 SSDには及ばないものの、まだまだノートパソコンのデータ転送速度としては高速な部類に入ると言えるでしょう。
快適に使えると思います。
SSD情報
Samsung(サムスン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
―― HP Pavilion Aero 13-beの外観・その他のチェック ――
▶外観
「HP Pavilion Aero 13-be」のボディカラーは、
- セラミックホワイト
- ピンクベージュ
の2色展開です。
今回のレビュー機は「セラミックホワイト」です。
さわやかでスタイリッシュな外観ですね。アニオン電着塗装により指紋や傷が付きにくくなっているとのこと。
薄型ノートではありますが、天面は300kgの耐圧試験をクリアした強度をもっています。
シンプルなHPマークが、光に反射して輝きます。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- 電源プラグ
- 困ったときのHPサポートガイドブック
- サービスおよびサポートを受けるには
- セットアップ手順
- 保証書
などが付属。
※付属品は変更になる可能性があります。
▶「HP Pavilion Aero 13-be」のレビューまとめ
「HP Pavilion Aero 13-be」のレビューのまとめです。
13.3インチで約957gの軽さは大きな魅力です。
軽さを売りにしたノートパソコンは価格が高いことが少なくないですが、HP Pavilion Aero 13-beは価格が抑えられているのも嬉しいところ。
メインPCとしてもシッカリ使える性能もありますし、
「低スペックで快適に使えないノートパソコンは避けつつも、価格が高すぎない軽量ノートが欲しい」
という方に、とくにオススメです!
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