「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」実機レビュー!バッテリー駆動も長くてパワーもある2in1ノートパソコン!

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのメイン画像

Core Ultra 5~9 メモリ16~32GB
最大2TB SSD マルチモード対応

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」の実機レビューです。

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

今回は、日本HPからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは、スタンドモードやタブレットモードなど、いろいろな使い方ができる2in1ノートパソコン

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観 天板側

14型のOLEDディスプレイ搭載で、色域も広く、アクティブペンにも対応しており、イラスト制作にも使えます。

プロセッサーにCore Ultra シリーズ2を搭載で、実際にバッテリー駆動時間をチェックしたところ、タッチ対応のわりにバッテリー駆動時間が長めでした。

セール情報

【12月23日12:59まで!】

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」の

  • スタンダードモデル

が、189,800円(税込)週末限定セール中!

※HP週末限定セールのページでのみ、週末セール価格で購入可能です。

▼ぜひ週末限定セール会場をご覧ください!

HP「週末限定セールページ」を見てみるicon

なお、パフォーマンスモデルも週末セール対象になってはいますが、通常の製品ページだと同じ価格でマウスが付いてくるので、パフォーマンスモデルは製品ページの方がおトクです。

▶ HP OmniBook Ultra Flip 14-fhを公式サイトで見てみるicon

■HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのスペック

OS Windows 11 Home
ディスプレイ 14インチ 2.8K(解像度2880×1800)、タッチ&ペン対応、OLED(有機EL)、アスペクト比16:10、グレア(光沢)、最大120Hz
CPU インテル Core Ultra 5 226V / Ultra 7 258V / Ultra 9 288V
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ SSD:1TB / 2TB
グラフィックス ・Core Ultra 5搭載モデル:インテル Arc グラフィックス 130V
・Core Ultra 7 / 9搭載モデル:インテル Arc グラフィックス 140V
サイズ 約313×216×14.9(最厚部)mm ※突起部含まず
重さ 約1.34kg(公称値)
その他 Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

※2024年12月8日時点のスペックです。

■今回のレビュー機のスペック

パフォーマンスモデル「インテル Core Ultra 7 258V、メモリ32GB、1TB SSD、インテル Arc グラフィックス 140V(モデル名:14-fh0001TU)」

なお、この記事は、

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

▶おすすめポイント・特徴

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのおすすめポイント・特徴:positiveNotes

ポイント

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのマルチモード

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」は、

  • ノートブックモード
  • タブレットモード
  • スタンドモード
  • テントモード
  • フラットモード

の5つのモードに切り替えて使えます。

シーンに合わせて使うと、より便利にHP OmniBook Ultra Flip 14-fhを使えるでしょう。

ノートブックモード

ノートブックモードは、その名のとおり、スタンダードなノートパソコン形状のモード。

ノートブックモード

タブレットモード

折りたたんでタブレット形状にできます。
※キーボードの取り外しはできません。

タブレットモード

誰かに画面を見せつつ使ったり、アクティブペンで絵を描くときなどに便利。

スタンドモード

スタンドモードは、テーブルに置いて動画を見たりするのに便利なモード。

スタンドモード

ペンを使うときに、ディスプレイにゆるく角度をつけるのにも、このモードが重宝します。

テントモード

テントモードは、奥行きの狭いスペースに置きたいとき便利なモード。

テントモード

キッチンでレシピを見ながらの料理や、カフェでの勉強時などにも便利です。

デスクトップPC向けキーボードと組み合わせて使いたいときにもよさそうです。

フラットモード

ディスプレイを180度開いたのがフラットモード。

フラットモード

タブレットモードに似ていますが、フラットモードならキーボード操作もできます。

対面の人に画面を見せたいときも、タブレットモードよりもこちらの方がスピーディーに画面を見せられるかもしれません。


ポイント

ペンでイラストを描いているところ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは、HP MPP2.0 アクティブペンに対応しているので、ペンでイラストを描いたりもできます。

※HP MPP2.0 アクティブペンは、パフォーマンスモデルとスプリームモデルには付属しますが、スタンダードモデルには付属しないのでご注意ください。

▼付属のアクティブペンには、硬さの異なる2種類(2Bと2H)のペン先が付いていました。

HP MPP2.0 アクティブペンのペン先

個人的には2Bのペン先で描くと、グリップもまずまず利くので、描き味もわりとよいと感じました。

ズレも気にならないので、イラストを描くのに使うのもよいと思います。

■HP MPP 2.0アクティブペンのスペック

筆圧感知 最大4096段階
電源 充電式(USB Type-Cで充電しながら利用可能)
バッテリー動作時間 約30日 ※利用条件による
付属品 充電用ケーブル、ペン先×2、セットアップガイドなど
ペンは右側面にくっつけておける

▼HP MPP アクティブペンは本体右側面に磁石でくっつけておけます。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの横にHP MPP アクティブペンをくっつけたところ


ポイント

CPUとグラフィックス

▼Core Ultra シリーズ2の以下のプロセッサーを搭載。

  • Core Ultra 5 226V
  • Core Ultra 7 258V
  • Core Ultra 9 288V

Core Ultra シリーズ2では、CPUとメモリが統合されているなど、電力効率がよくなり、より長いバッテリー駆動時間が期待できます。

また、グラフィックス性能も高めなので、ライトな3Dゲームも遊べました。

その他、Copilot+ PCの要件を満たすNPUを搭載しているので、2024年11月下旬よりCopilot+ PCだけが使えるAI機能が使える予定になっています。

※今回実機をチェックした時点では、まだ使用できなかったため、今回はCopilot+ PCの機能の使用感は記載していません。


ポイント

■バッテリー駆動時間

メーカー公称値 最大20時間
※構成により異なる
YouTubeを再生 約12時間31分
30分で充電できたバッテリー量
※付属ACアダプターを使用
約39%
  • 電源モードの設定:最適な電源効率
  • myHPのパフォーマンス設定:省電力機能
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ディスプレイの明るさ:50
計測項目についての詳細はここをタップ(クリック)

■「YouTubeを再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • WebブラウザでYouTubeを再生(Webブラウザは全画面表示。動画自体は全画面表示にはしない)。PC側の音量設定は10

YouTube再生は、バッテリー消費の大きい作業ではないですが、

それでも、2880×1800ドットの高解像度ディスプレイで、タッチにも対応していることを考えると、なかなかよいバッテリー駆動時間だと思います。


ポイント

ディスプレイ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのディスプレイは、

  • 14インチ
  • 広色域のOLED(有機EL)ディスプレイ
  • 2880×1800ドットの高解像度
  • リフレッシュレート120Hz

と、クリエイティブで求められる広い色域と高解像度を備えたディスプレイです。

ただし、光沢ディスプレイであるため、映り込みしやすいです。


ポイント

色域

■カバー率

sRGB 100%
DCI-P3 100%
Adobe RGB 97%

※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。

DCI-P3カバー率が100%ですし、広めの色域をカバーしていました。

なおメーカー公称でも、DCI-P3 100%、sRGB 100%となっています。


ポイント

スタイリッシュな外観で、デザインもよいです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観 見映え


▶デメリット・注意点

デメリット・注意点など:negativeNotes

注意点 キーボード内に電源ボタンがある

キーボードの右側

キーボードの一番右上に電源ボタンがあります。

この電源ボタンの位置は、多くのノートパソコンではDeleteキーであることが多い位置です。

どの程度気になるかは、個人差がありますが、気になる人は気になると思います。

ちなみに、起動中に電源を「一瞬」押すだけでは、何も反応しないので、誤って電源ボタンを押した瞬間にスリープになってしまうことはありません。

なお、設定を変更すれば、PCを使用中に間違って電源ボタンを押してしまっても、何も反応しないようにもできます。

※変更方法は電源ボタンの動作設定をご覧ください。


注意点 グレア(光沢)ディスプレイなので、映り込みしやすい

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのディスプレイは、グレア(光沢)ディスプレイなので、非光沢ディスプレイと比べると映り込みしやすいです。

ディスプレイの光の映り込み具合

有機ELディスプレイの焼き付き防止のため、ウィンドウが黒色になっている「ダークモード」での使用が推奨されるため、

液晶ディスプレイのノートPCと比べると、映り込みは気になりやすいと思います。
(画面に濃い色が映っている方が、映り込みが見えやすいため)

有機ELディスプレイは、基本的に光沢ディスプレイなので、仕方がないといえば仕方がない部分です。

(ただし、製品によっては反射防止コーティングされている場合もあります。)


注意点 インターフェイスは少なめ
右側面

右側面

  • Thunderbolt 4 with USB Type-C 40Gbps×2つ(USB PD、DisplayPort 2.1の映像出力、電源オフUSBチャージ機能に対応)
左側面

左側面

  • USB Type-C 10Gbps(USB PDとDisplayPort 1.4aの映像出力、電源オフUSBチャージ機能に対応)
  • ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート

ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート以外はUSB Type-C端子のみなので、インターフェイスは多くはないです。

ただ、各USB Type-C端子は、充電やディスプレイ出力に対応しています。

SDカードリーダーも非搭載なので、SDカードを読み込むには、SDカードリーダーが別途必要です。


▶その他、ひとこと

その他、ひとこと

その他 出荷製品は日本語キーボードです

メーカーページには英語キーボードの製品写真が載っていますが、出荷製品は日本語キーボード搭載です。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのキーボード

▲出荷製品はこのキーボード(タップ・クリックで拡大)


▶ HP OmniBook Ultra Flip 14-fhを公式サイトで見てみる

▶外観

ボディカラーは「イクリプスグレー」で、若干茶色っぽい要素も入っているものの、印象としては「濃いグレー」といったところです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観。斜め上から

ユニボディ(1枚の金属から削り出して作った継ぎ目のないボディ)なので、たわみなどにも強いです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観 天板側

天板のHPのプレミアムロゴもブラック系のカラーになっており、ボディカラーとマッチしていてカッコいいです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの天板ロゴのアップ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのヒンジ

パームレストのアップ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの底面

―― HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの使いやすさチェック ――

▶キーボード

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約1ミリで、浅めのタイピング感です。

コンパクトな指の動きでタイピングできるので、これはこれで好きという方もいらっしゃると思います。

▼キーボード右側は、右上に電源ボタンがあります。

キーボードの右側

この電源ボタンの位置は、多くのノートパソコンではDeleteキーであることが多い位置です。

個人的には、電源ボタンをキーボードの外に出すか、それが無理ならDeleteキーと位置を逆にして欲しかったな~と思います。

なお、電源ボタンを間違えて押してしまった場合の動作が気になる場合は、以下の手順で電源ボタンの動作を変更できます。

「Windowsマークキー+Sキー」⇒「電源ボタンの動作」と入力。すると、「電源接続時の電源ボタンの動作を変更する」の項目が出てくるので、それをクリック。
(または、設定 > システム > 電源とバッテリー > カバー、電源とスリープ 個のボタン コントロールと進んでもOK)

「電源ボタンを押すと、PCが」の項目を「何も行わない」に変更すれば、起動中に電源ボタンを押しても、反応しなくなります。

電源ボタンの動作の選択

▼キーボード左側は、Ctrlキー、半角/全角キーが小さめです。

キーボードの左側

▼キートップ(キーの表面)に凹みはありますが、浅い凹みです。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

凹みが浅いため、フラットに近い手ざわりです。指先の力を逃げにくくする効果は大きくはないですが、それでも凹みがないよりはよいですね。

ファンクションキー(F1~F12キー)は、Fn+Shiftキーでファンクションロック(本来Fnキーを押す必要がある機能を、Fnキーを押さずに使えるようにする)できます。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのFキー

好みに応じて設定するとよいでしょう。

キーピッチなど

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、一般的にタイピングしやすいと言われる19ミリのキーピッチを確保。

キーピッチ

▼かなり手が大きい人でなければ、パームレストは十分な広さでしょう。

パームレストに手をのせたところ

▼ボディが薄めなので、デスクとパームレストの段差はあまり気になりません。

パームレストに手をのせたところ:横から

キーボードバックライト

キーボードのバックライトは、F5キーでON・OFFができます。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのキーボード・バックライト

明るさは2段階で調整可能。

タッチパッド

タッチパッドは、「ハプティック・タッチパッド」です。

タッチパッド

タッチパッドを指で押すと、物理的には若干沈み込む程度なのですが、振動によるクリック感があります。

一般的なタッチパッドとは異なり、ドラッグ操作なども指で強く押す必要がないので、使い心地がよいです。

タッチパッドをクリックするとコツコツと音は鳴りますが、一般的なタッチパッドよりも静かです。

タッチパッドは大きめなので、タイピング時に右手が少しタッチパッドに乗りますが、

ハプティック・タッチパッドなので、右手の重さでタッチパッドを押し込んでしまうことはありませんでした。

また、母指球(以下参照)の部分でタッチパッドを操作しようとしても、操作として反応しづらくなっていました。

母指球部

ですので、右手がタッチパッドに乗ってしまうことによる誤操作が起きにくくなっています。

▶表面温度

▼まず、YouTubeを30分再生後の表面温度が以下です。

YouTube30分再生後の表面温度

キーボードの各キーが30℃にも達しない程度ですので、とくに問題はないでしょう。

▼つづいて、3Dゲームプレイ開始から30分後の表面温度です。

ゲームプレイ30分後の表面温度

キーボードの各キーが40℃にも達しない程度ですので、とくに問題はないでしょう。

▶スピーカー

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは、底面にスピーカーを搭載。

本体底面のスピーカー

「クアッド(4つの)スピーカー」なのでノートパソコンのスピーカーとしては、音はよいです。

音質は、点数にすると100点満点中:70点くらいです。

※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。

▶ディスプレイ

■ディスプレイの詳細

ディスプレイサイズ等 14型 OLED(有機EL)、グレア(光沢)、タッチ&ペン対応
解像度 2.8K(2880×1800ドット)
リフレッシュレート 最大120Hz
アスペクト比(縦横比) 16:10

解像度2880×1800ドットは、フルHD(1920×1080ドット)の2.5倍のドット数です。フルHDディスプレイよりも、だんぜん精細な映像表示が可能です。

タッチでの操作もできます。

ディスプレイにタッチしているところ(タッチ対応ディスプレイ)

視野角

OLED(有機EL)ディスプレイなので、角度をつけて見ても暗く見えたりはしません。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのディスプレイ正面

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

Eyesafe認定ディスプレイ

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのディスプレイは、目の負担を軽減するブルーライトカットパネル採用です。

・色域

色域については、冒頭のおすすめポイント・特徴:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶インターフェイス

インターフェイスについては、冒頭の注意点:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶テレワークやWeb会議に役立つ機能

・プライバシーを保護するWebカメラ

約900万画素のIR AIカメラを搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのWebカメラには、プライバシーカメラスイッチが搭載されています。

Webカメラ
Webカメラのシャッターを閉じた状態

▲下側がシャッターを閉じた状態

プライバシーカメラスイッチをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。

プライバシーカメラスイッチを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。

オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。

▼実際に、Windowsのカメラアプリで撮影した写真が以下。

▲HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのWebカメラで撮影

▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。

▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用)

どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのカメラの方は、4K画質で撮影できるので、フルHD画質の外付けWebカメラよりも断然キレイです。

Poly Camera Pro

myHP ⇒ ビデオコントロールで、Webカメラに映る自分の映像を補正してくれる機能を利用できます。

  • 背景ぼかし…人物の背景をぼかす
  • フレーミング…顔を中央に表示
  • 画像調整…明るさ、鮮やかさ、コントラストを調整
  • ちらつき防止

Poly Camera Pro

その他、似た機能でWindowsスタジオ エフェクトも利用できます。

オンラインミーティングで役立つキー操作

オンラインミーティングで役立つ以下のキー操作も利用可能です。

  • F9キー:マイクミュート

F9キーの操作でマイクがOFFになると、画面中央の下側にマイクに斜線が入ったマークが表示されます。

▶その他の機能

指紋認証対応の電源ボタン

▼電源ボタンは、指紋認証に対応しています。

電源ボタン

▶バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間については、冒頭の「バッテリー駆動時間」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

静音性チェック時の騒音計の位置

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。

■静音性のチェック結果

YouTube再生時(バッテリー駆動) とても静か
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
パフォーマンス設定:「パフォーマンスモード」でのベンチマークテスト時 最大38db程度

※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※ベンチマークテストは、今回は、「ファイナルファンタジー14黄金のレガシー ベンチマーク」を使用しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。

パフォーマンスモードでベンチマークテストを行った場合でも、「少し音がしているな」と感じる程度で、それほど大きな音はしませんでした。

静かな場所でも使いやすいでしょう。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

A4用紙とHP OmniBook Ultra Flip 14-fhの大きさの比較

▲A4用紙とのサイズ比較

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhを折りたたんだ様子:斜め上から

A4サイズ 297×210mm
OmniBook Ultra Flip 14-fh 約313×216×14.9(最厚部)mm ※突起部含まず

A4のクリアホルダーのサイズが310×220mmなので、幅×奥行きはA4のクリアホルダーくらいの大きさです。

▶重さの実測:約1,327グラム

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの重さ:実測

本体 約1,327g
ACアダプター+電源ケーブル 約307g

公称値は約1.34kgですが、実測は約1,327gでした。

14型のモバイルノートPCと考えると、とりたてて軽量なわけではありませんが、

2in1ノートPCは重くなりがちなので、2in1の14型ノートPCとしては、軽いといっていいでしょう。

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」を公式サイトで見てみる
 

―― HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの処理性能チェック ――

つづいて、HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのCPUやグラフィックスの処理性能や、各ゲームのFPS数をチェックしていきます。

■レビュー機のスペック

CPU インテル Core Ultra 7 258V
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD(NVMe)
グラフィックス インテル Arc グラフィックス 140V

※なお、今回実施したベンチマークテストは、myHPのパフォーマンス設定を「パフォーマンス」に設定して計測しました。

パフォーマンス設定

パフォーマンスモデルの処理性能の概要

※今回のレビュー機「パフォーマンスモデル(Core Ultra 7 258V、メモリ32GB搭載)」の処理性能の概要をまず記載します。

ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。

OLEDディスプレイなので色域も広く、画像編集や動画編集にも使えます。

また、ライトな3Dゲームも遊べるグラフィックス性能です。

▶CPU性能:Core Ultra 7 258V

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのCPUは、仕様によって以下の3つがあります。

■搭載CPUのラインナップ

  • Core Ultra 5 226V
  • Core Ultra 7 258V
  • Core Ultra 9 288V

今回のレビュー機のCPUは、以下です。

■レビュー機のCPU

  • インテル Core Ultra 7 258V
  • 8コア(Pコア×4、低消費電力Eコア×4) / 8スレッド
  • Pコア:最大周波数4.8GHz、低消費電力Eコア:最大周波数 3.7GHz

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのCPU-Z情報

Core Ultra シリーズ2はハイパースレッディングに対応していない

なお、Core Ultra シリーズ1までは、Pコアは1コア / 2スレッドでしたが、
Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake)では、Pコアも1コア / 1スレッドとなっています(つまり、ハイパースレッディングに対応していません)。

その代わりに、1スレッドあたりの性能を上げることで、性能低下を防いでいます。

ハイパースレッディングに対応しないことで、電力効率がよくなっているそうです。

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのCINEBENCH R23スコア

マルチコア 9921
シングルコア 1885

CINEBENCH R23マルチコアスコア比較

  • 当サイトで計測したスコアです。
  • 数字が大きいほど高パフォーマンス。
  • CINEBENCH R23の最低実行時間は標準の10分間。

モバイルノートPCとしては高めの性能です。

ただ、Core Ultra 7 155Hほどのスコアは出ていないので、そう考えると少し期待はずれに感じてしまうかもしれません。

しかしその分、Core Ultra 7 258Vは、

  • 電力効率の良さ(バッテリー駆動時間が長くなる)
  • Copilot+ PCの要件を満たすNPUを搭載している

などのメリットがありますので、CPUベンチマークのスコアだけで良し悪しは判断できません。

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのCINEBENCH 2024スコア

GPU 計測不可
CPU(マルチコア) 591
CPU(シングルコア) 122
CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのPassMark CPU Markスコア:21842

マルチスレッド 21842
シングルスレッド 4361

PassMarkでの同CPU(Core Ultra 7 258V)の平均スコア19819よりも高いスコアでした。

※2024年11月20日現在の平均値

CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。

▶グラフィックス性能:インテル Arc グラフィックス 140V

▼「3Dゲームのベンチマーク・FPS数」はコチラ

■HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのグラフィックス

スタンダードモデル インテル Arc グラフィックス 130V
パフォーマンスモデル、スプリームモデル インテル Arc グラフィックス 140V

今回のレビュー機のグラフィックスは「パフォーマンスモデル:インテル Arc グラフィックス 140V(プロセッサーに内蔵)」です。

 HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのGPU-Z情報

・3Dゲームのベンチマーク・FPS数

3DMark ベンチマークスコア

3DMark

Fire Strikeスコア 8563
Time Spyスコア 4357

総合スコアを掲載しています。

これを手元の3DMark Time Spyのスコアで比較すると、GeForce GTX 1650 Laptopより上、RTX 3050 Laptopよりは下、くらいのスコアです。

数年前のエントリーゲーミングノートくらいの性能があります。3Dゲームもバリバリとまではいきませんが、ある程度遊べる感じですね。

これがCore Ultra 7 258Vに内蔵されているグラフィックスの性能ですから、かなり優秀だなと思いますね。

ストリートファイター6 ベンチマーク

ストリートファイター6

解像度・クオリティ スコア・結果
1920×1080 LOW 100:快適にプレイできます
1920×1080 NORMAL 80:問題無くプレイできます
1920×1080 HIGHEST 50:設定変更が必要です
FF14(ファイナルファンタジーXIV)黄金のレガシー ベンチマーク

FF14 黄金のレガシー ベンチマーク

標準品質 1920×1200 9703 快適

※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
・評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。

FF15(ファイナルファンタジーXV)ベンチマーク

ファイナルファンタジーXV(FF15)

標準品質 1920×1080 4681 やや快適

評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の8段階に分かれます。

ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
最高品質 1920×1080 19305 すごく快適

評価は、スコアによって「すごく快適 > とても快適 > 快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の7段階に分かれます。

・各ゲームのFPS数

ELDEN RING(エルデンリング)

ELDEN RING(エルデンリング)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 58.1 FPS
1920×1200 / 中 57.1 FPS
1920×1200 / 高 54.8 FPS
  • グラフィックの設定はプリセットを使用。

エルデンリングはフレームレートの上限が60FPSなので、1920×1200ドットで低~中あたりの設定なら快適に遊べるでしょう。

モンスターハンターライズ

モンスターハンターライズ

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 142.5 FPS
1920×1200 / 中 116.1 FPS
1920×1200 / 高 73.4 FPS
APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)

エーペックスレジェンズ

解像度・ビデオ設定
平均FPS
1920×1200 / 低 77.3 FPS
1920×1200 / 中 72.1 FPS
1920×1200 / 高 67.8 FPS
  • ※最大フレームレートを300FPSに設定し、チュートリアル完了までのFPSを計測。
  • ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
APEX LEGENDSのビデオ設定はここをタップ(クリック)

■低

エーペックスレジェンズの設定:低

■中

エーペックスレジェンズの設定:中

■高

エーペックスレジェンズの設定:高

 

PUBG:Battlegrounds

PUBG:Battlegrounds

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 51.9 FPS
1920×1200 / 中 46.7 FPS
1920×1200 / 高 43.7 FPS
  • チュートリアル完了までのFPSを計測。
  • レンダリングスケール:100
  • グラフィック設定は「全体的なグラフィックの品質」の設定です。
Fortnite(フォートナイト)

Fortnite(フォートナイト)

解像度・クオリティプリセット
平均FPS
1920×1200 / 低 95.8 FPS
1920×1200 / 中 61.8 FPS
1920×1200 / 高 59.2 FPS
  • チャプター2リミックス、バトルロイヤル(ソロ)、レンダリングモード:DirectX 12にて計測
その他のゲームについて

「ヴァロラント」や「レインボーシックスシージ」は、比較的ライトな3Dゲームのため、ある程度プレイできると思いますので、今回は計測を省略しました。

グラフィックス性能についての総評

というわけで、GeForce RTXなどのグラフィックスは搭載していませんが、

ある程度3Dゲームを遊べるグラフィックス性能があります。

薄型モバイルノートでここまで3Dゲームを遊べることに、CPUに内蔵されているグラフィックスの進化を感じます。

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

高速なPCIe4.0 x4 SSDです。フォルダ間でのデータコピーなどがより早くおこなえるなど、快適に使えるでしょう。

SSD情報

SSD情報

Samsung(サムスン)製のSSDを搭載していました。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶付属品など

付属品一式です。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの付属品

  • HP MPP2.0アクティブペン(カラー:ブラック)
  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • 困ったときのHPサポートガイドブック
  • サービスおよびサポートを受けるには
  • 詳しい情報の確認
  • 保証書

などが付属。

※付属品は変更になることがあるかもしれません。

▶HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのレビューまとめ

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」のレビューまとめです。

HP OmniBook Ultra Flip 14-fhの外観 見映え

OmniBook Ultra Flip 14-fhは、すごい軽いとか、すごいCPU性能が高いとか、そういう分かりやすい凄さみたいなのはないかもしれませんが、

ディスプレイの仕様やプロセッサーの性能、各種機能などトータルで見ると、レベルの高い2in1ノートパソコンなのは間違いないでしょう。

OmniBook Ultraは、HPのモバイルノートパソコンの中で、フラッグシップモデルに位置づけられていますが、

2in1ノートパソコンをフラッグシップモデルの中の一製品として据えているPCメーカーは珍しいです。

新しい機能も積極的に搭載されている製品ですので、2in1ノートパソコンを購入検討されている方は、要チェックなノートパソコンです。

セール情報

【12月23日12:59まで!】

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」の

  • スタンダードモデル

が、189,800円(税込)週末限定セール中!

※HP週末限定セールのページでのみ、週末セール価格で購入可能です。

▼ぜひ週末限定セール会場をご覧ください!

HP「週末限定セールページ」を見てみるicon

なお、パフォーマンスモデルも週末セール対象になってはいますが、通常の製品ページだと同じ価格でマウスが付いてくるので、パフォーマンスモデルは製品ページの方がおトクです。

▶ HP OmniBook Ultra Flip 14-fhを公式サイトで見てみる

 

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