「GALLERIA RL7C-R35-C5N」購入前のチェックポイントを解説!コスパのよいクリエイター向け15.6型ノートPC
「GALLERIA RL7C-R35-C5N」は、ドスパラで販売されている2560×1440ドットのディスプレイを搭載したクリエイター向けノートパソコン。
ディスプレイは、ノングレア(非光沢)なので、光などが写り込みしづらいので作業向きです。
Core i7-13620HとGeForce RTX 3050 Laptop搭載で、比較的パワーもありつつ、パワーのわりに価格が高くないのも魅力です。
この記事では、GALLERIA RL7C-R35-C5Nの購入前のチェックポイントなどについて書いていきます。
▶ GALLERIA RL7C-R35-C5Nをドスパラで見てみる
■GALLERIA RL7C-R35-C5Nのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
価格 |
152,980円(税込)~ ※2025年3月31日現在の価格 |
---|---|
OS | Windows 11 Home / Pro |
ディスプレイ | 15.6インチ WQHD(解像度2560×1440) 、ノングレア(非光沢)、165Hz、sRGBカバー率95%(sRGB比100%) |
CPU | インテル Core i7-13620H |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | SSD:1TB / 2TB / 4TB / 8TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop(6GB) |
バッテリー駆動時間 | 3.3時間の動画再生(JEITA 3.0測定法) |
サイズ | 約360×244×24mm |
重さ | 約2.1kg |
※2025年3月31日時点のスペックです。今後変更になることがあるかもしれません。
目次
▶コスパは良好
GALLERIA RL7C-R35-C5Nは、
- Core i7-13620H
- RTX 3050 Laptop
- 2560×1440ドットのディスプレイ
- 16GBメモリ
- 1TB SSD
といったスペックで152,980円(税込)※なので、コストパフォーマンスは高めですね。
※2025年3月31日現在の価格
とくに、解像度2560×1440ドットのディスプレイ搭載なのがポイントでしょう。
▶CPU性能の目安
GALLERIA RL7C-R35-C5Nが搭載しているCore i7-13620Hがどの程度のCPU性能なのか?
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」のスコアで比較してみましょう。
■CPU Markスコアの比較
Core i7-13700H | 26778 |
---|---|
Core Ultra 7 155H | 25037 |
Core i7-13620H | |
Core i7-1360P | 16914 |
※グラフのCore i7-13620Hのスコアは、あくまでPassMark SOFTWAREでの平均スコアです。参考程度にご覧ください。
同じ第13世代Core i7・HシリーズのCore i7-13700Hよりもパワーは少し落ちるものの、処理性能自体は高く、コスパを考えると十分優秀だと思います。
いろいろな作業を快適にこなせるでしょう。
▶グラフィックスにGeForce RTX 3050 Laptopを搭載
GeForce RTX 3050 Laptopを搭載しており、最近のゲーミングノートと比べると、とりたてて高性能というわけではありませんが、
動画のレンダリングなど、クリエイティブ作業に使うのには活躍してくれるでしょう。
▶2560×1440ドットの高解像度ディスプレイ
「GALLERIA RL7C-R35-C5N」のディスプレイは、15.6インチ・高解像度2560×1440ドットで、sRGBカバー率95%です。
クリエイター向けなので、sRGBカバー率は99~100%くらいあって欲しかったという気がしないでもないですが、
sRGB比は約100%とのことですし、ウェブ向けのコンテンツを作るには概ね十分の色域をカバーしていると言えそうです。
2560×1440ドットの高解像度なのはいいですね。
2560×1440ドットは、フルHD(1920×1080ドット)の約1.78倍の解像度なので、フルHDよりも断然精細な映像表示が可能です。
また、リフレッシュレート165Hzのディスプレイなので、クリエイティブ作業だけでなく、3Dゲームを遊ぶのにもいいかもしれません。
▶3列テンキー搭載のキーボード
個人的には、カーソルキーが凸型の配置になっているのが嬉しいです。
その反面、ENTERキーの真下がShiftキーではないイレギュラーな配置になってしまっているので、そこは好みが分かれるかもしれません。
なお、Mキーと右Shiftキーの間にあるキーは少し小さくなっています。
テンキー(キーボード右側の数字入力用のキー)を搭載してはいますが、3列テンキーです。
エクセルで数字入力などする場合は、4列テンキーの方が使いやすいですが、テンキーがないよりは、数字入力はしやすいでしょう。
あと、文字キーとテンキーの間は、もう少し広いとよかったですね。
▶タッチパッド
タッチパッドはクリックボタン一体型タッチパッドです。
▶ディスクリートGPU搭載15.6型ノートとしては標準的な重さ
GALLERIA RL7C-R35-C5Nの重さは約2.1kg。
最近は15.6型以上のノートPCでも、2キロを切る重さのノートPCも増えてきているので、そう考えると軽くはないのですが、
ディスクリートGPU(GeForce RTXなど、プロセッサーに内蔵されているグラフィックスとは別に搭載されているグラフィックス)搭載の15.6型ノートとしては標準的な重さといったところでしょう。
▶インターフェイスは充実
右側面
① SDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-Ⅰ対応)
② USB 3.2 Gen1 Type-A
③ USB 3.2 Gen1 Type-A
左側面
④ セキュリティスロット
⑤ USB 2.0 Type-A
⑥ マイク入力(3.5mmジャック)
⑦ 音声入出力(3.5mmジャック CTIA)
背面
⑧ Mini Display Port(DP1.4a)
⑨ USB 3.2 Gen2 Type-C データのみ。※USB PD(Power Delivery)には非対応
⑩ HDMI 2.1 Type A
⑪ 有線LAN
⑫ 電源入力
最近は、SDカードリーダーを搭載していなかったり、搭載していてもmicro SDカードリーダーだったりするノートパソコンも多いので、
フルサイズのSDカードリーダーをしっかり搭載しているのは嬉しいポイント。
ただ、USB Type-Cが背面にしかないのは残念なところ。
また、USB PD(Power Delivery)に対応していない(つまり、PD充電器では充電できない)点には注意が必要です。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
▶カスタマイズ注文が可能
OS(Windows 11 HomeまたはProの選択)、メモリ、ストレージなどのカスタマイズ注文が可能です。
※部材などの状況により、カスタマイズ可能内容が変更になることがあるかもしれません。
▶シンプルな外観
外観は、天板にGALLERIAロゴがペイントされているのみで、シンプルです。
ゲーミングのGALLERIAよりも、控えめにロゴを入れている印象です。
場所を選ばず使いやすいでしょう。
▶GALLERIA RL7C-R35-C5Nまとめ
GALLERIA RL7C-R35-C5Nは、15.6インチ・WQHDディスプレイと、GeForce RTX 3050 Laptopを搭載し、
動画編集などのクリエイティブ作業をしたい方におすすめ。
リフレッシュレート165Hzのディスプレイなので、クリエイティブ作業だけでなく、3Dゲームを遊ぶのにも使えます。
ただし、グラフィックスはRTX 3050 Laptopなので、ゲームをするならフルHD画質に落とした方がよいケースが多いでしょう。
重量は約2.1kgとやや重めですし、バッテリー駆動時間も長くないので、据え置きメインで使うのにおすすめです。