「GALLERIA RL5R-G165-5」実機レビュー!安くてコスパ抜群のゲーミングノートパソコン!
Ryzen 5 6600H | メモリ16GB |
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500GB SSD | GTX 1650 |
「GALLERIA RL5R-G165-5」の実機レビューです。
※今回のレビューに使用するPCは、ドスパラの運営会社である株式会社サードウェーブよりお借りしたものです。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
GALLERIA(ガレリア)RL5R-G165は、Ryzen 5 6600HとGeForce GTX 1650搭載のゲーミングノートPC。
2024年7月2日現在の価格が89,980円(税込)で、ゲーミングノートとしてはお手頃な価格が魅力です。
この記事では、どのゲームをどれくらいのFPSで遊べるのか?なども含めてレビューしていきます。
なお、この記事は、
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
▶ GALLERIA RL5R-G165-5をドスパラで見てみる
目次
Ryzen 5 6600HとGeForce GTX 1650搭載! |
AMD Ryzen 5 6600HとNVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)を搭載し、ライトゲーマーにおすすめのスペックです。
比較的ライトなゲームを高いフレームレートで。中程度の重さのゲームを60fps以上のフレームレートで遊びたい方向けです。
ゲーミングノートとしては価格が安い! |
価格は、89,980円(税込)で、ゲーミングノートとしては価格が安いです。
※2024年7月2日現在の価格。
「ゲーミングノートパソコンが欲しいけど、予算を抑えたい」という方にとくにオススメです。
価格が安いとはいっても、ゲーミングノートなので、当然いろいろなゲームを遊べる性能はあります。
どんなゲームをどれくらい快適に動かせるかはゲーミング性能の項目をご覧ください。
リフレッシュレート144Hzのディスプレイ搭載! |
GALLERIA RL5R-G165-5のディスプレイは、リフレッシュレート144Hz。
一般的なノートパソコン(60Hz)の2倍以上のフレームレートでの表示も可能です。
※グラフィックスの処理性能が追いつかない場合、高いフレームレートで表示できないこともあります。
インターフェイスが充実 |
インターフェイスは充実しています。
右側面
① SDカードリーダー(SDXC / SDHC対応)
② USB 3.2 Gen1(Type-A)×2つ
左側面
① セキュリティスロット
② USB 2.0(Type-A)
③ マイク入力端子 / マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子(3.5mm / CTIA)
背面
背面(後ろ側)にもインターフェイスがあります。
① mini DisplayPort 1.4a
② USB 3.2 Gen2(Type-C)※USB data only
③ HDMI 2.1
④ 有線LAN端子
⑤ 電源入力端子
▼SDカードを挿すと約1.7センチはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。
背面(後ろ側)にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実していますが、USB Type-C端子が背面のみで、側面にないのは残念なところ。
なお、USB PD(Power Delivery)には対応していません(つまり、PD充電器ではGALLERIA RL5R-G165-5への充電はできません)。
出荷日が早いからすぐに届く! |
ドスパラで販売されているパソコンは通常、翌日~3日程度で出荷なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!
24時間365日のサポート付き |
24時間365日のサポート付きなので、初心者の方や、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。
困ったときいつでも相談できるのは嬉しいですね。
ディスプレイの色域は広くない |
■カバー率
sRGB | 62% |
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DCI-P3 | 46% |
Adobe RGB | 47% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
色域はあまり広くないので、色鮮やかな表現でゲームを楽しみたい方には不向きです。
ACアダプターは重め |
本体 | 約2,058g |
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ACアダプター+電源ケーブル | 約569g |
GALLERIA RL5R-G165-5本体の公称値は約2.1kgでしたが、実測は約2,058gでした。
15.6型ゲーミングノートパソコンとしては標準的な重さです。
なお「ACアダプター+電源ケーブル」で約569グラムあるので、ACアダプターは重めです。
ゲーミングノートは消費電力が大きいため、ACアダプターが重いのは仕方がないところでしょう。
USB PDには非対応 |
USB PD(Power Delivery)には対応していません。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
ただし、ゲーミングノートは消費電力が大きいので、USB PDに対応していないのは珍しくありません(もっとも、対応しているゲーミングノートも存在します)。
バッテリー駆動で3Dゲームを長時間遊ぶのは難しい |
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約8.9時間 ※メーカー公称値 |
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PCMark 10 Modern Office | 5時間33分 |
ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生 | 57分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属ACアダプターを使用 |
約49% |
- 電源モードの設定:バランス
- Gaming Centerのパフォーマンス設定:スタンダード
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
負荷の小さい用途でしたらそこそこのバッテリー駆動時間がありますが、やはりバッテリー駆動で3Dゲームを長時間遊ぶのは難しいですね。
もっとも、GALLERIA RL5R-G165-5に限らず、ノートPCのバッテリーで3Dゲームを長時間遊ぶのは難しいことが多いです。
3Dゲームをするなら、電源につないで遊ぶのが基本になりますね。
OS以外のカスタマイズ注文はできない |
BTO(受注生産)でおなじみのドスパラで販売されているノートパソコンではありますが、SSDやメモリ容量の変更などのカスタマイズはできません。
※2024年3月8日現在。
なお、Windows 11ProへのOS変更は可能です。
▶ GALLERIA RL5R-G165-5をドスパラで見てみる
▶スペック表
■GALLERIA RL5R-G165-5のスペック
OS | Windows 11 Home / Pro |
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ディスプレイ | 15.6型 フルHD(解像度1920×1080ドット)、ノングレア(非光沢)、144Hz |
CPU | AMD Ryzen 5 6600H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD(Gen4 NVMe) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
サイズ | 約360×244×22(最薄部)mm |
重さ | 約2.1kg(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
※カスタマイズで選択できる項目を含みます。
※2023年8月8日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■今回のレビュー機のスペック
「AMD Ryzen 5 6600H、メモリ16GB、512GB SSD、NVIDIA GeForce GTX 1650(型番:179164 RL5R-G165)」
―― GALLERIA RL5R-G165-5の処理性能チェック ――
■レビュー機のスペック
CPU | AMD Ryzen 5 6600H |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD(NVMe) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
※なお、今回実施したベンチマークテストは、Gaming Centerのセッティングを「ターボモード」に設定して計測しました。
処理性能の概要
ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分余裕のある性能です。
処理性能的には画像編集や動画編集にも使えますが、ディスプレイの色域はあまり広くないので、色調整には向きません。
▶ゲーミング性能
GALLERIA RL5R-G165-5のグラフィックスは「NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)」です。
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strikeスコア | 9433 |
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Time Spyスコア | 3955 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質 1920×1080 | 15066 すごく快適 |
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ストリートファイター6 ベンチマーク
■解像度:フルHD(1920×1080)
クオリティ | スコア |
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LOW | 100:快適にプレイできます |
NORMAL | 86:問題無くプレイできます |
HIGH | 60:設定変更を推奨します |
ブループロトコル・ベンチマーク
高画質 1536×864 | 11215 極めて快適 |
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最高画質 1536×864 | 8712 快適 |
※仮想フルスクリーンモードにて計測。
評価は、スコアによって「極めて快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 16010 非常に快適 |
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高品質 1920×1080 | 13340 とても快適 |
最高品質 1920×1080 | 13504 とても快適 |
※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
FF15(ファイナルファンタジーXV)ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 5706 やや快適 |
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評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の8段階に分かれます。
Call of Duty: Modern Warfare II
解像度・クオリティプリセット
|
平均FPS
|
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フルHD / 最低 | 124.5 FPS |
フルHD / ベーシック | 118.8 FPS |
フルHD / バランス重視 | 98.6 FPS |
フルHD / ウルトラ | 75.8 FPS |
- プライベートマッチにて計測
ELDEN RING(エルデンリング)
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
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フルHD / 低 | 56.4 FPS |
フルHD / 中 | 49.5FPS |
フルHD / 高 | 47.8 FPS |
- グラフィックの設定はプリセットを使用。
エルデンリングはフレームレートの上限が60FPSなので、グラフィック設定が「低」なら遊べそうです。
Fortnite(フォートナイト)
解像度・クオリティプリセット
|
平均FPS
|
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フルHD / 中 | 143.3 FPS |
フルHD / 高 | 103.1 FPS |
フルHD / 最高 | 46.2 FPS |
- チャプター4シーズン3、バトルロイヤル(ソロ)にて計測。
- フレームレート:無制限
- レンダリングモード:DirectX 12
APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)
解像度・ビデオ設定
|
平均FPS
|
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フルHD / 低 | 126.4 FPS |
フルHD / 中 | 107.5 FPS |
フルHD / 高 | 81.6 FPS |
- ※最大フレームレートを300FPSに設定し、チュートリアル完了までのFPSを計測。
- ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
---|---|
フルHD / 低 | 115.8 FPS |
フルHD / 中 | 95.4 FPS |
フルHD / 高 | 79.8 FPS |
フルHD / ウルトラ | 54.4 FPS |
- AIトレーニングモードで計測。
- レンダリングスケール:100
- グラフィック設定は「全体的なグラフィックの品質」の設定です。
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
解像度・総合品質
|
平均FPS
|
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フルHD / 中 | 195 FPS |
フルHD / 高 | 170 FPS |
フルHD / 超高 | 151 FPS |
フルHD / 最高 | 149 FPS |
- ベンチマーク機能の計測結果です。
VALORANT
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
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フルHD / 低 | 265.4 FPS |
フルHD / 中 | 236.1 FPS |
フルHD / 高 | 231.1 FPS |
- デスマッチにて計測。
- ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
モンスターハンターライズ
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
---|---|
フルHD / 低 | 162.3 FPS |
フルHD / 中 | 148.1 FPS |
フルHD / 高 | 74.7 FPS |
Forza Horizon 5(フォルツァホライゾン5)
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
---|---|
フルHD / 低 | 72 FPS |
フルHD / 中 | 69 FPS |
フルHD / 高 | 61 FPS |
フルHD / 最高 | 33 FPS |
- グラフィック設定はプリセットを使用。
サイバーパンク2077
解像度・グラフィック設定
|
平均FPS
|
---|---|
フルHD / 低 | 60.9 FPS |
フルHD / 中 | 51.6 FPS |
フルHD / 高 | 44.4 FPS |
フルHD / ウルトラ | 35.9FPS |
- グラフィック設定はクイックプリセットを使用。
サイバーパンク2077は、低画質ならなんとか遊べるかな、といったところ。
グラフィックス性能についての総評
GALLERIA RL5R-G165-5は、価格が9万円弱なので、ゲーミングノートとしては安めの価格ではありますが、
「価格のわりに色々なゲームタイトルを遊べる」という印象で、コスパが高いですね。
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- AMD Ryzen 5 6600H
- 6コア / 12スレッド
- 3.3-4.5GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 9906 |
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シングルコア | 1481 |
■他のノートPC向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core i7-12700H | 12991 |
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Ryzen 7 5800H | 12196 |
Core i7-11800H | 11208 |
Ryzen 7 4800H | 10975 |
Core i7-10870H | 10305 |
Ryzen 5 6600H (レビュー機) |
|
Core i7-1260P | 8649 |
Ryzen 5 7530U | 8628 |
Ryzen 5 6600H | 7929 |
Core i5-11400H | 7881 |
Core i5-1240P | 7597 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Ryzen 5 4600H | 7418 |
Core i7-10750H | 7137 |
Core i7-1255U | 6673 |
Core i7-1250U | 6364 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i5-11300H | 6164 |
Core i5-1235U | 6128 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 5077 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3477 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2023年6月12日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
- 最低実行時間は標準の10分間。
ノートパソコン向けCPUの中では、まずまず高めのスコアでした。
GeForce GTX 1650との組み合わせとしては、妥当なところかなと思います。
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
スコア | 20759 |
---|
PassMarkでの同CPU(Ryzen 5 6600H)の平均スコア19114※よりも高いスコアでした。
※2023年8月1日現在の平均値
CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
Geekbench 6(CPU Benchmark)
「Geekbench 6」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。
Single-Coreスコア | 1994 |
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Multi-Coreスコア | 8945 |
※「CPU Benchmark」のテスト結果
Geekbench 6は、macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされています。お持ちのデバイスとスコアを比較してみるのも面白いでしょう。
▶SSDのデータ転送速度
PCIe4.0 x4 SSDを搭載していますが、速度的には高速なPCIe 3.0 x4 SSDくらいのスピードです。
とはいえ、現状ではノートパソコンのデータ転送速度としては高速な部類に入ると言えるでしょう。
快適に使えると思います。
SSD情報
Samsung(サムスン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
SSDのカスタマイズについて
ちなみに、ドスパラはBTOメーカーとしても有名ですが、GALLERIA RL5R-G165-5はOSのみ変更可能で、それ以外の仕様のカスタマイズ注文はできません。
そのため、SSD容量を変更してのオーダーもできません。
※部材などの状況により、カスタマイズ可能内容に変更が生じる可能性もあります。
―― GALLERIA RL5R-G165-5の使いやすさチェック ――
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
柔らかめのタイピング感で、まずまずタイピングしやすいキーボードです。
▼個人的には、カーソルキーが凸型の配置になっているのが嬉しいです。
しかし、ENTERキーの真下がShiftキーではないので、そこが使いづらいと感じるかたもいるかもしれません。
文字キーとテンキーの間は、もう少し広いとよかったですね。
なお、Mキーと右Shiftキーの間にあるキーは小さくなっています。
▼キートップ(キーの表面)はほぼフラット。少し凹みがあればよかったです。
タイピング音の大きさは、普通くらいの大きさです。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能(特殊機能)を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
なお、Gaming Centerの設定でファンクションロック(本来Fnキーを押す必要がある機能を、Fnキーを押さずに使えるようにする)も可能です。
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼一部のキーを除いて、タイピングしやすいと言われる19ミリに近いキーピッチ(キーとキーの間隔)がありそうです。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さですね。
キーボードバックライト
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。
明るさは4段階で調整可能。
なお、スタートメニュー ⇒ すべてのアプリ ⇒ Gaming Centerで、バックライトの色や効果を変更可能です。
タッチパッド
クリックボタン一体型のタッチパッドです。
タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのON・OFF(有効・無効)を切り替えできます。
▲タッチパッドがOFFのときはインジケーターが点灯。
キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動いてしまうのを確実に防止したいときに便利です。
また、Fn+F5キーでもON・OFFを切り替え可能です。
▶ゲームプレイ時の表面温度
▼3Dゲームプレイ開始から30分後の表面温度です。
▲一番熱くなっている場所で49.5℃
W、A、S、Dキーはそれほど熱くならず、さわりっぱなしでもプレイに支障はありませんでした。
一番熱くなっているG、H、Jキーあたりは、ずっと触っていると熱いですが、
それらのキーをずっと触りっぱなしというケースはあまりないでしょうから、問題ないかなと思います。
▶スピーカー
GALLERIA RL5R-G165-5は、底面にスピーカーを搭載。
音源によっては、もう少し音抜けが欲しいと感じることもありました。しかし、底面のみのスピーカーのわりには、悪くない音質です。
点数にすると、100点満点中:65点くらいです。
※Sound Blaster Studioのイコライザーがオンの状態での評価。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
なお、Creative Appというアプリ内に「Sound Blaster Studio」が入っており、これで多少の音質調整はできます。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
- 15.6型、ノングレア(非光沢)
- 解像度:1920×1080ドット
- リフレッシュレート:144Hz
- アスペクト比(縦横比):16:9
視野角
角度をつけて見ても少し暗く見える程度で、それほど見づらくはならず、視野角は広いです。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約137度開きます。
縦の視野角は広いので、一人で使うなら、これくらい開けば十分でしょう。
・ノングレアなので映り込みしにくい
GALLERIA RL5R-G165-5のディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。
作業やゲーム中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
・色域
色域については、冒頭の注意点:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間については、冒頭の注意点:「バッテリー駆動時間」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶インターフェイス
インターフェイスについては、冒頭のおすすめポイント:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶その他の機能
Webカメラ
HD画質のWebカメラを搭載。
▼実際に、Windowsのカメラアプリを起動して撮影した写真が以下。
▲GALLERIA RL5R-G165-5のWebカメラで撮影
▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けウェブカメラで撮影した写真。
▲ELECOM製の外付けウェブカメラで撮影(比較用)
どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。
GALLERIA RL5R-G165-5のWebカメラの画素数は1280×720ピクセルなので、フルHDのWebカメラと比べると、やはり画質は荒いです。
とはいえ、画質にこだわりがなければ、とくに問題はないでしょう。
CrystalVoice
Sound Blaster Studioの「CrystalVoice」という機能に「ノイズリダクション機能」があったので、
実際にオンラインミーティングで試したところ、ノイズを消す効果はあまり感じられませんでした。
最近はAIノイズキャンセリング機能を搭載しているノートパソコンが増えていますが、AIノイズキャンセリングほどの効果はありません。
パフォーマンス切り替えボタンと電源ボタン
▼左:パフォーマンス切り替えボタン、右:電源ボタン。
ボタンを押すごとに
- オフィスモード
- スタンダードモード
- ターボモード
の3段階でパフォーマンスが切り替わります。
なお、指紋認証には対応していません。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
GALLERIA RL5R-G165-5は、パフォーマンス設定ができます。
今回は「オフィスモード」と「ターボモード」の2つで静音性をチェックしました。
■静音性のチェック結果
アイドル時 |
とても静か ※耳を近づけると小さなノイズが聞こえる程度 |
---|---|
オフィスモードでのベンチマークテスト時 | 最大42.3db程度 |
ターボモードでのベンチマークテスト時 | 最大52db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※今回は、「ファイナルファンタジー15ベンチマーク」実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
■オフィスモードでベンチマークテストを行った場合
ベンチマークテスト時は「少し音がしているな」程度の印象で、うるさくて不快というほどではありませんでした。外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ないでしょう。
■ターボモードでベンチマークテストを行った場合
ベンチマークテスト時のファン音は、大きめです。静かな場所だと目立ってしまうかもしれませんが、人が多いカフェなどでは、周りの音にかき消されるかな?くらいの大きさです。
オフィスモードにすると、ベンチマークテストを実行しても、ファン音をやや抑えることができました。
よって、パフォーマンスは少し落ちますが、ファン音を抑えたい状況では「オフィスモード」に設定するとよいでしょう。
なお、負荷の高い作業をしていなければ基本的には静かです(ただし、充電しながら使用する場合などでは、ファン音が大きくなることがあります)。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲A4用紙とのサイズ比較
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
---|---|
A4サイズ | 297×210mm |
GALLERIA RL5R-G165-5 | 約360×244×厚さ22(最薄部)mm |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにもギリギリ入りましたが、余裕はあまりないです。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。
▶重さの実測:約2,058グラム
重さについては、冒頭の注意点:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
⇒ 「GALLERIA RL5R-G165-5」をドスパラで見てみる
―― GALLERIA RL5R-G165-5の外観・その他のチェック ――
▶外観
シンプルな外観ですが、シャーシの質感がよく、チープさはありません。
天板にGALLERIAロゴがペイントされているので、天板側から見るとゲーミングPCっぽさはあります。
ゲーミングPCではありますが、全体的には落ち着いた外観ですね。
▶「GALLERIA RL5R-G165-5」のレビューまとめ
「GALLERIA RL5R-G165-5」のレビューのまとめです。
「GALLERIA RL5R-G165-5」の魅力は、やはりコストパフォーマンスの高さでしょう。
いろいろなゲームでFPS数を計測した結果を見ていただくと、「価格のわりに、意外といろいろなゲームができるな」と思われる方も多いのではないでしょうか?
3DゲームやFPSゲーム用に、安くゲーミングノートを買いたい方におすすめです。
▶ GALLERIA RL5R-G165-5をドスパラで見てみる
▼おすすめのゲーミングノートPCは、以下の記事でもご紹介しています。
▼ガレリアのゲーミングノートPCはコチラ!
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