ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QCの実機レビュー!軽量だけどゲームもしっかり楽しめる!高コスパのゲーミングノート
「ドスパラ GALLERIA(ガレリア)GCR1660TGF-QC」の実機レビューです。
※今回のレビューに使用するPCは、ドスパラの運営会社である株式会社サードウェーブよりお借りしたものです。
※貸出品であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
※なお、GALLERIA GCR1660TGF-QCは販売終了になりました。
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- 15.6型ゲーミングノートとしては軽量・薄型のボディ!
- インターフェイスが充実
- GeForce GTX 1660 Ti(6GB)を搭載しつつ、価格が高くない
- 24時間365日のサポート付き
- 最短当日出荷で、すぐに届く!
■おすすめポイント・特徴
ゲーミングノートとしては軽めの約1.87kg。
分厚くもないので持ち運びもしやすいです。
Thunderbolt 3も搭載。
▲背面にもインターフェイスがあります。
・Core i7-9750H
・GeForce GTX 1660 Ti
・メモリ16GB
・512GB SSD
といった仕様で159,918円(税込)。コスパがかなり高いです。
※2020年4月5日時点の価格
ドスパラのパソコンは当日~2日で出荷可能なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!
- 15.6型ノートですが、テンキーは非搭載
- カスタマイズ注文はできない
- ACアダプターは重い
■注意点など
ドスパラのノートパソコンではありますが、SSD容量変更などのカスタマイズはできません。
▲ACアダプター+電源ケーブルで約817グラム
⇒ 「ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC」を公式サイトで見てみる
■GALLERIA GCR1660TGF-QCのスペック
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD (解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)、リフレッシュレート144Hz |
CPU | インテル Core i7-9750H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti (6GB) + インテル UHDグラフィックス630 |
サイズ | 約356.4×233.66×20.5mm (最薄部) |
重量 | 約1.87kg(内蔵バッテリー含む) |
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶キーボード
▲タップ(クリック)で拡大
やや柔らかいタイピング感です。
▼キートップに少し凹みがあるので、力が逃げづらく、軽やかにタイピングしやすいです。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
右側のShiftキーが小さい、Enterキーの右側にもキーがあるなど、独特な部分もあります。
矢印キーの上下が小さくなってしまっているノートパソコンも多いですが、
このモデルは上下キーも1キー分ずつ確保されており、矢印キーが使いやすいです。
タイピング音は普通くらいの大きさ
タイピング音は「カチカチ」と、大きい音でもなく、かといって小さいわけでもなく、普通くらいの大きさです。
キーピッチなど
▼デスクトップPC用キーボードと比較しても、キーピッチ(キーとキーの間隔)は十分。
▼キーピッチは、19ミリがタイピングしやすいとよく言われますが、18ミリ以上はありそうです。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。
キーボードにバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは4段階で調整可能。
スタートメニュー ⇒ Control Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。
落ち着いたカラーのバックライトにもできます。
タッチパッド
タッチパッドは、ソフトに触れただけでも「カタ」と小さく音が鳴りました。
大きな音ではないので慣れれば気にならなくなりました。
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通~やや大きいくらいです。
なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。
▲タッチパッドがオフのときは、左上の小さなランプが点灯
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。
スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ
ディスプレイのリフレッシュレートは144Hzです。
▲横から角度をつけて見たところ
角度をつけても見ても少し暗くなる程度で、それほど見づらくはなりませんでした。
視野角は十分に広いです。
色域
■カバー率
sRGB | 96% |
---|---|
Adobe RGB | 74% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性はあります。
なかなかの広さの色域をカバーしています。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QCのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
ゲーム中や作業中、余計な写り込みが入りにくいので実用的です。
▶バッテリー駆動時間のチェック
タイピングとネット閲覧での使用を想定して、バッテリー駆動時間を計測しました。
■バッテリー駆動時間の実測
ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
7時間41分 |
---|---|
PCMark 8 HOME (負荷:中) |
4時間25分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
30分で充電できたバッテリー量 | 約21% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。もっとディスプレイをもっと暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイで、かつ、ゲーミングノートでこのバッテリー駆動時間は、なかなかいい感じだと思います。
▶静音性のチェック
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大55db前後 |
ゲーミングノートPCなので、ファンがフルで頑張り出したときの排気音は大きめです。
排気音が大きくなると、自習室など静かな場所だと目立ってしまうかも。
アイドル時はほぼ無音です。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。
大学ノート(セミB5) | 252 × 179mm |
---|---|
A4サイズ | 297 × 210mm |
GALLERIA GCR1660TGF-QC | 約 356.4 × 233.66mm(× 厚さ20.5mm(最薄部)) |
幅×奥行きがA4サイズよりもわりと大きいので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよさそうです。
▶重さの実測:1,878グラム
本体 | 約1,878g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約817g |
本体は15.6型のゲーミングノートとしては軽量です。
ゲーミングPCは消費電力が大きいので、ACアダプターが重いのは仕方がないことですが、
ACアダプターも一緒に持ち運ぶ場合は、ACアダプターの重さも考慮に入れた方がよいでしょう。
▶インターフェイス
■右側面
① マルチカードリーダー (SD / SDHC / SDXC)
② USB3.1 (Type-A / Gen1)
③ USB3.1 (Type-A / Gen1)
■左側面
① ケンジントンロック
② USB3.1 (Type-A / Gen2)
③ マイクジャック
④ イヤホンジャック
■背面
背面にもインターフェイスがあります。
① USB Type-C 3.1Gen2 / Thunderbolt3
② HDMI出力
③ 有線LAN
④ 電源コネクタ
背面にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実しています。
Thunderbolt 3を搭載しているのが嬉しいポイント。
有線でネット接続したい方には、LANコネクタがあるのも嬉しいですね。
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPUの性能チェック
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-9750H プロセッサー (2.6GHz)」です。
CPUMark
PassMarkでの同CPUの平均値11554※よりも高い数値なので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2020年4月5日現在の平均値
CINEBENCH R20
マルチコア | 3026 |
---|---|
シングルコア | 469 |
これくらいのCPU性能であれば、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもいろいろと使えるでしょう。
▶SSDのデータ転送速度
NVMe対応PCIe3.0×4のSSDとしては特段速いわけではありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的なスピードです。
たいていの方には、実用的に十分な速さが出ていると思います。
ちなみに、ドスパラのパソコンの多くはカスタマイズ注文できますが、GALLERIA GCR1660TGF-QCについてはカスタマイズ注文ができません。
そのため、SSD容量などを変更しての注文ができません。
スペックを固定することで、コストを抑えて価格をおさえているではないかと推測します。
SSD情報
インテル製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
グラフィックス性能
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QCは、グラフィックスに「NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)」を搭載しています。
3DMarkのスコア
Fire Strike | 14276 |
---|---|
Time Spy | 6258 |
※3回計測した平均値。1未満の数値は四捨五入。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質 (1920×1080) |
12605 すごく快適 |
---|
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
1920×1080 標準品質(ノートPC) | 14459 快適 |
---|---|
1920×1080高品質(ノートPC) | 15303 快適 |
FF15
1920×1080標準品質 | 8364 快適 |
---|---|
1920×1080高品質 | 6598 快適 |
安定して144Hzのフレームレートが出せるかどうかは別の話ではありますが、多くの人気タイトルをプレイできる性能です。
動画編集に使うのにもオススメです。
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―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
ドスパラ「GALLERIA GCR1660TGF-QC」のボディカラーは「ガンメタリック」と「ブラック」の2色展開です。
今回のレビュー機は「ガンメタリック」です。
ゲーミングノートですが、派手さはあまりなく、スタイリッシュでまとまりのよい外観です。
マグネシウム合金のシャーシが使われているので、安っぽさはなく質感も◎。
天板のペイントは、ゲーミングパソコンっぽさがありますが、それ以外は落ち着いたデザインなので、ビジネスシーンで使うのもアリだと思います。
個人的には、ボディカラーのガンメタリックはいいカラーだと思いました。
ブラックよりも指紋も目立ちにくいでしょう。
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。
▼電源ボタンの左側にあるボタンで、パフォーマンスの変更ができます。
ボタンを押すごとに
- 高性能
- 標準
- バッテリーセーバー
の3段階でパフォーマンスが切り替わります。
▼Webカメラも、もちろん搭載。
▶ドスパラ「GALLERIA GCR1660TGF-QC」のレビューまとめ
「ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC」のレビューのまとめです。
約1.87kgですから、軽量なモバイルノートと比べると重いですが、15.6型のゲーミングノートとしては軽いです。
15.6型ノートの入るリュックであれば、十分持ち運べる重さだと思います。
(ただし、ACアダプターの重さに注意です。)
適度に落ち着いたルックスなので、仕事にも使えるゲーミングノートをお探しの方にもオススメ。
性能のわりに価格も安いので、コスパのよさで選ぶのもアリです。
ドスパラのパソコンは当日~2日で出荷可能なので、すぐに届くのも魅力です。
正直なところオススメ度は高いです。
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