「VAIO F14 (2025年6月発売モデル)」実機レビュー!使いやすくコスパも良好な14型モバイルノート!

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のメイン画像

Core 3~7 メモリ8~32GB
最大1TB SSD 約1.23kg

「VAIO F14 (2025年6月発売モデル)」の実機レビューです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は、打ちやすいキーボードを搭載し、VAIO製のノートパソコンとしてはコスパもよいです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の外観 天板側

個人的には、タイピングしやすいキーボードのキー配列や、キーボードに傾斜がつく「チルトアップ機構」などがおすすめポイントですよ。

キャンペーン情報

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今回は、メーカーからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。

■VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のスペック

OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 14インチ フルHD(解像度1920×1080)、アスペクト比16:9、アンチグレア(非光沢)、60Hz
CPU インテル Core 3 100U / Core 5 120U / Core 7 150U
メモリ 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ SSD:256GB / 512GB / 1TB
グラフィックス インテル グラフィックス
サイズ 約322.9×221.5×19.5(最薄部)-19.7(最厚部)mm
※突起部含まず
重さ 約1.23kg(公称値)
その他 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3

※CPU+メモリ+ストレージの組み合わせに制限があります。
※2025年9月21日時点のスペックです。

■今回のレビュー機のスペック

「Core 5 120U、メモリ16GB、512GB SSD、インテル グラフィックス(VJF142シリーズ、型名:VJF1428、MODEL:PCA090C11N)」

ちなみに、型番:VJF14297101L、VJF14297102N、VJF14297103S、VJF14295104L、VJF14295105N、VJF14295106Sも今回のレビュー機と同じシリーズの製品です。

なお、この記事は、

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

▶おすすめポイント・特徴

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のおすすめポイント・特徴:positiveNotes

ポイント

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーボードは、キー配列含めて、日本メーカーならではの、タイピングしやすい日本語キーボードだと言えます。

キーボードに傾斜がつく「チルトアップ機構」や、キートップに皿状にくぼませてある点なども、タイピングしやすさに繋がっています。

チルトアップ機構

キートップのアップ画像

さらに詳しくは、キーボードの項目をご覧ください。


ポイント

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)はカスタマイズ注文が可能なので、以下のCPUラインナップから選択して注文できます。

  • Core 3 100U
  • Core 5 120U
  • Core 7 150U

なお、これらのCPUはCore Ultraシリーズと異なり、NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)は入っていません。

詳しいCPU性能については、CPU性能の項目をご覧ください。


ポイント

VAIOのノートパソコンとしては手頃な価格

価格は134,800円(税込)~で、VAIO製ノートパソコンとしては購入しやすい価格です。
※2025年9月18日現在の価格

キーボードが打ちやすくて使いやすいノートパソコンを、高すぎない価格で手に入れたい方にオススメです。


ポイント

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の重さ:実測

本体 約1,205g

公称値は約1.23kgですが、実測は約1,205gでした。

14型ノートパソコンとしては、やや軽量といったところ。十分持ち運びしやすい重さです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のACアタプターの重さ:実測

ACアダプター+電源ケーブル 約229g

なお、USB PD充電器からの充電の項目に記載のとおり、PD充電器でも充電できます。

ACアダプターの代わりに、より軽量なPD充電器を持ち運ぶのもアリでしょう。


ポイント

モバイルノートとしては、インターフェイスが充実しているので便利です。

右側面

右側面

  • マイク
  • USB 3.0 Type-A(5Gbps)
  • HDMI出力端子(4096×2160 / 24Hzまたは3840×2160 / 30Hz)
  • LAN端子
  • USB 3.1 Type-C×2つ(10Gbps、USB PDと5120×2880 / 60Hzの映像出力に対応)
左側面

左側面

  • セキュリティーロック・スロット
  • USB 3.0 Type-A(5Gbps)
  • ヘッドセット対応ヘッドホン端子

USB Type-CとType-Aそれぞれ2つずつあるなど、インターフェイスは比較的充実していますが、

VAIO F14への充電もUSB Type-C端子でおこなうので、充電中はType-C端子が残り1つになる点に注意が必要です。

また、前モデルにはmicroSDカードリーダーがありましたが、本モデル(2025年6月発売モデル)にはSDカードリーダーはありませんのでご注意ください。

SDカードを使いたいときはSDカードリーダーが別途必要です。


ポイント

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の外観 天板側

持ち歩き中の落下や通勤時の混雑による圧力など、モバイルユースにおけるさまざまなアクシデントを想定した、ハイエンドモデル同等のモバイルノート向け特別品質試験を実施しているとのこと。

また、MIL規格に準拠した品質テストもクリアした堅牢性をもっています。


ポイント
  • ネイビーブルー
  • サテンゴールド
  • サテンシルバー

の3色のボディカラーから選べます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のカラーバリエーション


ポイント

カスタマイズ可能

本体カラー、OS、CPU、メモリ、ストレージのカスタマイズが可能。好みに応じた仕様にできます。

※CPU+メモリ+ストレージの組み合わせに制限があります。
※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になることがあるかもしれません。


ポイント

VAIOパソコン3年延長サポートが標準で付属します。
※2025年9月15日現在

注文時に、4年に延長したり、落下破損や火災、水こぼし等もカバーする【あんしんサポート】に変更することもできます。


▶デメリット・注意点

デメリット・注意点など:negativeNotes

注意点 キーボードバックライトは非搭載

キーボードのバックライトは非搭載です。


注意点 ディスプレイの色域は広くない

色域

■カバー率

sRGB 62%
DCI-P3 46%
Adobe RGB 46%

※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。

ディスプレイのカバーしている色域は、あまり広くないので、画像編集で細かい色調整をしたり、色鮮やかな映像を楽しみたい方には向きません。


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▶外観

「VAIO F14 (2025年6月発売モデル)」のボディカラーは、

  • ネイビーブルー
  • サテンゴールド
  • サテンシルバー

の3色展開です。

今回のレビュー機は「ネイビーブルー」です。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の外観。斜め上から

濃い色のノートパソコンだと、ベゼル(画面の枠)は黒色が多いですが、

VAIO F14のネイビーブルーは、ベゼルもネイビー系のカラーなのがおしゃれです。

▼パームレストなど、キーボード面のヘアライン加工も高級感を演出しています。

パームレストのアップ

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の外観 天板側

VAIOロゴが鏡面のように輝きます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の天板ロゴのアップ

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の底面

▼VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は、長野県安曇野あづみの市の工場にて、「安曇野FINISH」と呼ばれる120項目以上にもおよぶ品質チェックをされた後に出荷されます。

安曇野FINISH

▲品質チェック完了後、「安曇野FINISH」のスタンプが押されます

―― VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の使いやすさチェック ――

▶キーボード

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約1.5ミリで、薄型ノートとしては浅すぎず、適度な打鍵感を確保しています。

▼チルトアップ機構により、ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がきます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のチルトアップ機構

このおかげで、キーボードとデスクの段差があまり気にならずラクでよいです。

また、ボディ剛性がシッカリしていて、ガタつかないのもグッドですね。

▼EnterやBackSpaceキーは、しっかりと大きさを確保。

キーボードの右側

▼キーボード左側は、[スペース]キーは短めですが、Ctrlキーや半角/全角キーは大きめです。

キーボードの左側

▼キートップ(キーの表面)には、ゆるやかな凹みがあります。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

キーの中心が指先でわかりやすくなり、指先の力も逃げにくくなるので、タイピングしやすいキートップです。

ファンクションキー(F1~F12キー)は、VAIO F14の独自機能(特殊機能)を優先するか、Windowsの標準機能を優先にするかを設定できます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のFキー

▼Fキーの設定は、スタート(Windows マーク) ⇒ すべて ⇒ VAIOの設定 ⇒ 入力デバイス ⇒ Fnキーロックでできます。

 ファンクションキーの設定

▼なお、Fn+F8~F12のキー操作に対して、好みの機能を選んで割り当てできます。

Fキーへの機能割り当て

 
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。

キーピッチなど

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、一般的には19mmがタイピングしやすいと言われますが、VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は一部のキーを除いて、約19mmのキーピッチを確保。

キーピッチ

▼パームレストは、かなり手が大きい人でなければ、十分な広さでしょう。

パームレストに手をのせたところ

▲パームレストに手をのせたところ

タッチパッド

クリックボタン一体型のタッチパッドです。

タッチパッド

なお、Fn+F1キーでタッチパッドのON・OFF(有効・無効)を切り替えできます。

キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動いてしまうのを確実に防止したいときに便利です。

▶表面温度

▼まず、YouTubeを30分再生後の表面温度が以下です。

YouTube30分再生後の表面温度

キーボードの特に熱くなっている部分でも34℃程度くらいですので、とくに問題はないでしょう。

▼つづいて、ACアダプターに繋いでファイナルファンタジー14のベンチマークを30分ループ再生した後の表面温度が以下です。

ゲームプレイ30分後の表面温度

キーボードの特に熱くなっている部分でも42℃くらいなので、これくらいの温度だったら、問題はないでしょう。

▶スピーカー

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は、本体手前の以下の位置にスピーカーを搭載。

本体手前のスピーカー

スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。チルトアップ機構で底面に空洞ができるためか、良くも悪くも音は響きやすいようです。

音質は、点数にすると100点満点中:65点くらいです。

※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。

▶ディスプレイ

■ディスプレイの詳細

ディスプレイサイズ等 14型 アンチグレア(非光沢)
解像度 フルHD(1920×1080ドット)
リフレッシュレート 60Hz
アスペクト比(縦横比) 16:9
視野角

ディスプレイは、角度をつけて見ても少し暗く見える程度で、それほど見にくくはなりませんので、
一人で使うのには十分な視野角を確保していると言えるでしょう。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のディスプレイ正面

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

▼ディスプレイは180度開きます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のディスプレイを開けるところまで開いたところ

▼なお「Fn+2」のキー操作で、画面の「表示の向き」を180度回転できます。

画面表示の回転

商談やプレゼンなどで、対面の人に画面を見せたいときに役立ちます。

・アンチグレア(非光沢)なので映り込みしにくい

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のディスプレイは、アンチグレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。

ディスプレイの映り込み具合

作業中に照明や周囲のものが画面に映り込んでも目立ちにくいので、実用的です。

・色域

色域については、冒頭の注意点:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶インターフェイス

インターフェイスについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶テレワークやWeb会議に役立つ機能

・プライバシーを保護するWebカメラ

HD画質のWebカメラ(約92万画素)を搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のWebカメラには、カメラプライバシーシャッターが搭載されています。

Webカメラ

カメラプライバシーシャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。

カメラプライバシーシャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。

オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。

▼実際に、Windowsのカメラアプリで撮影した写真が以下。

▲VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のWebカメラで撮影(タップorクリックで拡大)

▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。

▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用。タップorクリックで拡大)

どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のWebカメラは、約92万画素のカメラなので、200万画素ほどあるフルHDのWebカメラと比べると、やはり画質は劣ります。

とはいえ、色味は自然ですので、解像度の高さにこだわらなければ、とくに問題はないでしょう。

カメラ設定

VAIOの設定で、Webカメラに映る自分の映像を補正してくれる機能を利用できます。

  • 背景ぼかし
  • バーチャル背景
  • プライバシーフレーミング…カメラの映る範囲を制限
  • 顔優先AE…顔の明るさを自動調整
  • 明るさ補正
  • 逆光補正
  • 美肌効果…肌をなめらかにする。Lv1~3で設定可能。
  • ちらつき低減

とくに、相手に好印象を与えたい方には「美肌効果」はオススメの機能です。テレワークで、メイクするのが面倒な方にも便利な機能ですよ。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の搭載CPUはNPUを内蔵していないため、Windows スタジオ エフェクトの機能は利用できないものの、上記の豊富な機能が使えます。

オンラインミーティングで役立つキー操作

オンラインミーティングで役立つ、以下のキー操作も利用可能です。

  • Fn+Tabキー:マイクミュート
  • F12キーの右隣のキー:VAIOオンライン会話設定(会話モードの変更、カメラ・マイクの設定)

▶その他の機能

指紋認証対応の電源ボタン

▼電源ボタンは、指紋認証に対応しています。

電源ボタン

▶バッテリー駆動時間

■バッテリー駆動時間

JEITA Ver.3.0測定法 動画再生時 約7.7時間
※メーカー公称値
YouTubeを再生 約9時間53分
  • 電源モードの設定:バランス
  • パフォーマンス設定:標準
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り30%以下でオン
  • ディスプレイの明るさ:50
計測項目についての詳細はここをタップ(クリック)

■「YouTubeを再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • WebブラウザでYouTubeを再生(Webブラウザは全画面表示。動画自体は全画面表示にはしない)。PC側の音量設定は10

YouTube再生は比較的負荷の小さい動作なので、ロングバッテリーというほどではないものの、悪くもない駆動時間だと思います。

なお、USB PD(Power Delivery)に対応しているので、モバイルバッテリーで電力を補うことも可能です。

(詳しくは、USB PD充電器からの充電の項目をご覧ください)

バッテリーをいたわる「いたわり充電」

ノートPCのバッテリーを長持ちさせるには、100%まで充電せず、バッテリーの充電を80%程度までに抑えた方がよいと言われます。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は「いたわり充電」を備えており、ONにすると充電を90%または80%までに制限し、バッテリーの劣化を軽減します。

いたわり充電

・USB PD充電器からの充電

ちなみに、VAIO F14 (2025年6月発売モデル)に電源コネクタはなく、付属のACアダプターもUSB Type-C端子につないで使います。

ですので、PD充電器のワット数が足りていれば、PD充電器でも充電が可能です。

今回のレビュー機の付属ACアダプターは最大65ワット出力でしたので、もしPD充電器を調達されるなら、65ワット出力以上のものを選ぶと無難でしょう。

※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。

PD充電器の最大出力
充電の可否
30W(RAVPower製) ※注1(表下参照)
45W(Anker製) ※注1(表下参照)
65W(エレコム製)

※注1:充電自体は可能でしたが、付属ACアダプターの出力65Wよりも低出力です。そのため、ACアダプター接続時と比べてパフォーマンスが落ちる、高負荷の作業をしながら充電した場合バッテリー残量が減る、低速の警告が表示される、などの可能性があります。
※VAIO F14 (2025年6月発売モデル)には複数のスペックがあるため、スペックにより結果が異なる可能性があります。

30W出力の充電器からでも、一応充電自体はできるのは嬉しいところです。

▶静音性

負荷がかかったとき、どれくらいうるさくなるのか試してみたところ、バッテリー駆動でYouTube再生時は、ほぼ無音でした。

一方、電源に接続し、パフォーマンス優先モードに設定してベンチマークテストをおこなった場合、やや大きめのファン音がしました。

パフォーマンス設定

ですが、VAIO F14 (2025年6月発売モデル)には「静かさ優先モード」も用意されています。

「静かさ優先モード」にすれば、ファン音をかなり抑えられます。状況に応じて設定を使い分けるとよいでしょう。

▶サイズ

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の大きさ

▲A4用紙とのサイズ比較

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)を折りたたんだ様子:斜め上から

A4サイズ 297×210mm
VAIO F14 (2025年6月発売モデル) 約322.9×221.5×19.5(最薄部)-19.7(最厚部)mm
※突起部含まず

A4のクリアホルダーのサイズが310×220mmなので、幅×奥行きはA4のクリアホルダーより少し大きいくらいです。

▶重さの実測:約1,205グラム

重さについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

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―― VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の処理性能チェック ――

つづいて、VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のCPUやグラフィックスの処理性能などをチェックしていきます。

■レビュー機のスペック

CPU インテル Core 5 120U
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD(NVMe)
グラフィックス インテル グラフィックス

※なお、今回実施したベンチマークテストは、VAIOの設定のCPUとファンの動作モードを「パフォーマンス優先」に設定し、付属ACアダプターに接続して計測しました。

パフォーマンス設定

Core 5 120U搭載モデルの処理性能の概要

※今回のレビュー機「Core 5 120U搭載モデル」の処理性能の概要をまず記載します。

ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。

処理性能的には画像編集も十分にいけますが、ディスプレイの色域はあまり広くない(sRGBカバー率:62%)ので、画像の色補正などには向きません。

ライトな動画編集にも使えますが、専用GPU搭載ノートと比べると、レンダリングには時間がかかるでしょう。

▶CPU性能:Core 5 120U

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のCPUは、仕様によって以下の3つがあります。

■搭載CPUのラインナップ

  • Core 3 100U
  • Core 5 120U
  • Core 7 150U

今回のレビュー機のCPUは、以下です。

■レビュー機のCPU

  • インテル Core 5 120U
  • 10コア(Pコア×2、Eコア×8) / 12スレッド
  • Pコア:最大周波数5GHz、Eコア:最大周波数 3.8GHz

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のCPU-Z情報

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のCINEBENCH R23のテスト結果

マルチコア 6612
シングルコア 1778

CINEBENCH R23マルチコアスコア比較

  • 当サイトで計測したスコアです。
  • 数字が大きいほど高パフォーマンス。
  • CINEBENCH R23の最低実行時間は標準の10分間。

めちゃくちゃパワフルというわけではありませんが、Core i7-1355Uに近いベンチマーク結果なので、
ヘビーな用途に使うのでもなければ、十分な性能でしょう。

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のCINEBENCH 2024のテスト結果

GPU 計測不可
CPU(マルチコア) 372
CPU(シングルコア) 100
CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のPassMark CPU Markのテスト結果:18780

マルチスレッド 18780
シングルスレッド 3895

PassMarkでの同CPU(Core 5 120U)の平均スコア16667よりも高いスコアでした。

※2025年9月17日現在の平均値

CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。

▶グラフィックス性能:インテル グラフィックス

▼「3Dゲームのベンチマーク」はコチラ

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のグラフィックスは「インテル グラフィックス」です。

 VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のGPU-Z情報

・3Dゲームのベンチマーク

3DMark ベンチマークスコア

3DMark

Time Spy スコア 1499
Steel Nomad スコア 143
FF14(ファイナルファンタジーXIV)黄金のレガシー ベンチマーク

FF14 黄金のレガシー ベンチマーク

標準品質 1920×1080 4095 普通

※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
・評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。

ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
標準品質 1920×1080 6519 快適

評価は、スコアによって「すごく快適 > とても快適 > 快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の7段階に分かれます。

グラフィックス性能についての総評

というわけで、フルHD画質では、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら遊べるかな?程度のグラフィックス性能です。

3Dゲームを遊ぶのには向いていません。

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

PCIe4.0 x4 SSDなので、ノートパソコンとしては高速な転送速度です。

フォルダ間でのデータコピーなどがより早くおこなえるなど、快適に使えるでしょう。

SSD情報

SSD情報

Samsung(サムスン)製のSSDを搭載していました。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶付属品など

付属品一式です。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の付属品

  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • 安曇野FINISHの証明書(裏面に「VAIO電子マニュアル オーナーサイトのご案内」が載っています)
  • 大切なお知らせ

などが付属。

※付属品は変更になることがあるかもしれません。

VAIOオリジナルデザイン ワイヤレスマウス

VAIOオリジナルデザイン ワイヤレスマウス

VAIO F14の購入時に「マウス あり」を選ぶと、「VAIOオリジナルデザイン ワイヤレスマウス」が通常よりも安くセット購入できます。

※なお、マウス「なし」を選ぶと3,000円安くなります。
※2025年9月21日現在の価格

選択したPC本体のカラーによって、マウスのカラーは自動選択されます。

・PC本体カラーがネイビーブルーの場合:ネイビーブルー
・PC本体カラーがサテンゴールドの場合:ウォームホワイト
・PC本体カラーがサテンシルバーの場合:ブラック

静音ボタンなので、ボタンを押したときの音は、無音ではありませんが、小さめの音です。

VAIOオリジナルデザイン ワイヤレスマウス

重さは約60gなので軽量です。高さは32.3mmで、少し低めのマウスです。

▶VAIO F14 (2025年6月発売モデル)のレビューまとめ

「VAIO F14 (2025年6月発売モデル)」のレビューまとめです。

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)の外観 見映え

VAIO F14 (2025年6月発売モデル)は、液晶ディスプレイの色域が広くないところや、Webカメラの画質がHD画質など、コストカットと見受けられる部分はありますが、

その分、VAIOのノートパソコンとしては購入しやすい価格帯です。

個人的には、VAIO F14はキーボードがイチオシポイントなので、

「VAIOのキーボードが魅力的だけど、VAIO SX14やSX-14-Rだと価格が高すぎる」

などと感じていた方には、よい選択肢でしょう。

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