ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tの実機レビュー!これは安い!コスパ抜群のゲーミングノートPC!

「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」の実機レビューです。
※今回のレビューに使用するPCは、ドスパラの運営会社である株式会社サードウェーブよりお借りしたものです。
※貸出品であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
※なお、GALLERIA GR1650TGF-Tは販売終了になりました。
▼おすすめのゲーミングノートPCは、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
▼ガレリアのゲーミングノートPCはコチラ!
- 価格が安い!
- Ryzen 5 4600H、GTX 1650 Ti搭載
- インターフェイスが充実
- タッチパッドを瞬時にオン・オフ可能
- 24時間365日のサポート付き
- 出荷日が早いからすぐに届く!
■おすすめポイント・特徴

いろいろなタイトルのゲームが遊べるスペックで、
メモリ8GBモデル:93,478円(税込)
メモリ16GBモデル:114,979円(税込)
といった価格で、かなり安いです。
※2021年3月21日現在の価格

価格が安くても、性能はシッカリ。



▲背面にもインターフェイスがあります

▲タッチパッド左上をダブルタップしてオン・オフを切り替えできます


ドスパラのパソコンは、通常、当日~3日程度で出荷可能なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!
- キー配列に独特な部分アリ
- WEBカメラ位置がディスプレイの下側
- ディスプレイの色域がせまい
■注意点など

文字キーの右側あたりが独特の配列。
普段から他のパソコンを使っている方だと、ミスタイプしてしまうこともあるかも。

WEBカメラ利用時は、やや下からのアングルで顔が写ることになるので、少しイヤかも?

「色鮮やかな表示でゲームを楽しみたい」という方には不向きです。
▶ ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tを公式サイトで見てみる
■GALLERIA GR1650TGF-Tのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
| OS | Windows 10 Home / Pro |
|---|---|
| ディスプレイ | 15.6型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
| CPU | AMD Ryzen 5 4600H |
| メモリ | 8GB / 16GB ※メモリ8GBのモデルと、メモリ16GB搭載モデルがあります。メモリのカスタマイズ注文はできないので、購入時は、好みのメモリのモデルを選択してください。 |
| ストレージ | SSD : 512GB (NVMe) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti (4GB) |
| サイズ | 359.8×243×20.5mm |
| 重量 | 約1.9kg |
| その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0 |
「メモリ16GB搭載モデル」
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
▼文字キーの右側あたりのキー配列が独特です。

そのため、普段、別のパソコンを使っている場合は、ミスタイプしてしまうこともあるかもしれません。
と考えられるかがポイントかなと思います。
カーソルキー(矢印キー)がそれぞれ1キー分ずつとられているのはメリットでしょう。
キーボード面が大きいですが、タイピング時にたわむことなく、剛性はシッカリしています。

キーストロークは1.3ミリくらい。
キーストロークはスムーズで、つっかかる感じはなく、わりとタイピングしやすいです。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キートップ(キーの表面)はほぼフラットです。

キーピッチなど

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼タイピングしやすいと言われる19ミリに近いキーピッチ(キーとキーの間隔)がありそうです。

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

キーボードバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは4段階で調整可能。

なお、スタートメニュー ⇒ Gaming Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。

タッチパッド

タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。
▼なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。

▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。

「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。
▶ディスプレイ
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzです。
角度をつけて見ると少し暗く見えます。


▲横から見たところ

▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。

色域

■カバー率
| sRGB | 64% |
|---|---|
| DCI-P3 | 47% |
| Adobe RGB | 47% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
色域は、あまり広くありません。
また、輝度(明るさ)も高くないので、色鮮やかな表示でゲームを楽しみたいという方には不向きです。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。

作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
| JEITA Ver.2.0 | 約7時間30分 ※メーカー公表値 |
|---|---|
| ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
7時間1分 |
| PCMark 8 WORK (負荷:中) |
3時間25分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
| ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生 | 1時間26分 |
| 30分で充電できたバッテリー量 | 約47% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
※「ネット閲覧とテキスト打ちに使用」および「PCMark 8 WORK」:電源設定を「オフィスモード(中程度の放熱)」に設定して計測。
※ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生:電源設定を「ゲームモード」に設定して計測。
電源設定を「オフィスモード」にして負荷の軽い用途に使う分には、比較的長く使えます。
一方、ドラゴンクエストXベンチマークのループ再生では、1時間30分弱で電源が切れました。
3Dゲームはバッテリーの消耗が激しいので仕方がない部分ですが、バッテリー駆動では長時間のゲームプレイはむずかしいでしょう。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
| アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
|---|---|
| ベンチマークテスト時 | 最大45db前後 |
「ファン音が大きくなっても、すぐに小さくなる」を繰り返すので、ゲーミングノートのわりには、それほどうるさくはならない印象です。
ただし、電源設定で「ターボモード」を選択した場合は、ファンがフルで回転して52db前後の大きめの音がします。
■騒音(デシベル数)の目安
| かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
|---|---|---|
| うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
| 普通 | 50db | 静かな事務所 |
| 静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
| とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
| ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。


| A4サイズ | 297×210mm |
|---|---|
| GALLERIA GR1650TGF-T | 359.8×243×厚さ20.5mm |
A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバックには入りませんでした。

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよさそうです。

▶重さの実測:1983グラム

| 本体 | 約1,983g |
|---|---|
| ACアダプター+電源ケーブル | 約536g |
15.6型の「ゲーミングノート」としてみると軽量です。
▶インターフェイス
■右側面

① SDカードリーダー(SDXC対応)
② USB3.2 Gen1(Type A)
SDカードを挿すと、かなりはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。

■左側面

① ケンジントンロック
② 有線LAN
③ USB 2.0 (Type A)
④ マイク入力
⑤ ヘッドフォン出力
有線でネット接続したい方には、LANコネクタがあるのは嬉しいですね。
■背面
背面(後ろ側)にもインターフェイスがあります。

① Mini Display出力 (1.2 / 1.4)
② HDMI出力 (2.0)
③ USB3.2 Gen2(Type C)(data only)
④ 電源コネクタ
インターフェイスは充実しています。
なお、背面のUSB Type-C端子は、USB PDや電源オフチャージなどには非対応です。
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
今回のレビュー機のCPUは、
「AMD Ryzen 5 4600H (6コア12スレッド/ 3.0-4.0GHz)」です。
CPUMark

PassMarkでの同CPUの平均スコア14874※よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2020年12月19日現在の平均値
CINEBENCH R20

| マルチコア | 3491 |
|---|---|
| シングルコア | 457 |
これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもいろいろと使えるでしょう。
▶SSDのデータ転送速度

NVMe対応PCIe3.0×4のSSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速いです。
SSD情報

ADATA(エイデータ)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能(ゲームのベンチマーク・フレームレート)
ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのグラフィックスは、
「NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR (4GB) + AMD Radeonグラフィックス」です。
また、GALLERIA GR1650TGF-Tにはメモリが「8GB」と「16GB」のモデルがありますが、今回はメモリ16GB搭載モデルでテストしています。
3DMarkのスコア
| Fire Strike | 9470 |
|---|---|
| Time Spy | 4026 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 11433 すごく快適 |
|---|---|
| 最高品質(1920×1080) | 11238 すごく快適 |
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 13570 非常に快適 |
|---|---|
| 最高品質(1920×1080) | 10371 非常に快適 |
※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
| 解像度 | 平均フレームレート・結果 |
|---|---|
| 1920×1080 | 59.99 FPS 快適 |
FF15(ファイナルファンタジーXV)
| 1920×1080 標準品質 | 5836 やや快適 |
|---|---|
| 1920×1080 高品質 | 4213 普通 |
PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)
| 平均フレームレート | 164.0 FPS |
|---|
※トレーニングモードで走り回ったときのフレームレートです。
※グラフィック設定はデフォルト。
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
| 平均フレームレート | 138.8 FPS |
|---|
※訓練場にて計測。
FF15など重い部類の3Dゲームだと画質を落とす必要があるかもしれませんが、
多くのタイトルの3Dゲームを遊べるグラフィックス性能です。
⇒ 「ドスパラ GALLERIA(ガレリア)GR1650TGF-T」を公式サイトで見てみる
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観

シャーシはプラスチックではなくマグネシウム合金が使われていると思われます。
価格が安いからといって、プラスチック筐体のような安っぽさはありません。

全体的にはシンプルな外観ですが、天板にGALLERIAのゴロがありますので、よくも悪くもゲーミングPCっぽさは多少あります。





▼「電源設定ボタン」と「電源ボタン」が並んでいます。

電源設定ボタンを押すごとに、「オフィスモード」と「ゲームモード」の切り替えができます。
- オフィスモード:バッテリー駆動時間重視
- ゲームモード:パフォーマンス重視
HD画質のWEBカメラも搭載。

▼カメラはディスプレイの下側にあります。

▶ドスパラ「GALLERIA GR1650TGF-T」のレビューまとめ
「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」のレビューのまとめです。

「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」の魅力は、やはりコストパフォーマンスの高さです。
キーボードのキー配列が独特な部分があるなどのデメリットもあるので、ゲームを遊ぶのをメインで、安くゲーミングノートを買いたい方におすすめです。
ちなみに、GALLERIA GR1650TGF-Tにはメモリが「8GB」と「16GB」のモデルがあります。
ゲームだけでなくクリエイティブな用途に使いたい方は、メモリ16GBモデルを選ぶとよいでしょう。
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