ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tの実機レビュー!これは安い!コスパ抜群のゲーミングノートPC!

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのメイン画像

「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」の実機レビューです。

※今回のレビューに使用するPCは、ドスパラの運営会社である株式会社サードウェーブよりお借りしたものです。
※貸出品であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。

最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」「注意点など」をあげていきます。

ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。

※なお、GALLERIA GR1650TGF-Tは販売終了になりました。

おすすめのゲーミングノートPCは、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

おすすめのゲーミングノートPCはコレだ!【2023年10月版】超コスパの高いゲーミングノートもご紹介!

ガレリアのゲーミングノートPCはコチラ!

【2024年1月版】ガレリアのゲーミングノートPC おすすめはコレだ!実機レビューも交えて比較!

    ■おすすめポイント・特徴

  • 価格が安い!
  • いろいろなタイトルのゲームが遊べるスペックで、

    メモリ8GBモデル:93,478円(税込)
    メモリ16GBモデル:114,979円(税込)

    といった価格で、かなり安いです。
    ※2021年3月21日現在の価格

  • Ryzen 5 4600H、GTX 1650 Ti搭載
  • 価格が安くても、性能はシッカリ。

  • インターフェイスが充実
  • ▲背面にもインターフェイスがあります

  • タッチパッドを瞬時にオン・オフ可能
  • ▲タッチパッド左上をダブルタップしてオン・オフを切り替えできます

  • 24時間365日のサポート付き
  • 24時間365日のサポート

  • 出荷日が早いからすぐに届く!
  • ドスパラのパソコンは、通常、当日~3日程度で出荷可能なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!

    ■注意点など

  • キー配列に独特な部分アリ
  • 文字キーの右側あたりが独特の配列。
    普段から他のパソコンを使っている方だと、ミスタイプしてしまうこともあるかも。

  • WEBカメラ位置がディスプレイの下側
  • WEBカメラ利用時は、やや下からのアングルで顔が写ることになるので、少しイヤかも?

  • ディスプレイの色域がせまい
  • 「色鮮やかな表示でゲームを楽しみたい」という方には不向きです。

▶ ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tを公式サイトで見てみる


■GALLERIA GR1650TGF-Tのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)

OS Windows 10 Home / Pro
ディスプレイ 15.6型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢)
CPU AMD Ryzen 5 4600H
メモリ 8GB / 16GB
※メモリ8GBのモデルと、メモリ16GB搭載モデルがあります。メモリのカスタマイズ注文はできないので、購入時は、好みのメモリのモデルを選択してください。
ストレージ SSD : 512GB (NVMe)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti (4GB)
サイズ 359.8×243×20.5mm
重量 約1.9kg
その他 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
■今回のレビュー機のスペック
「メモリ16GB搭載モデル」

―― 使いやすさのチェック ――

▶キーボード

▲タップorクリックで拡大

文字キーの右側あたりのキー配列が独特です。

そのため、普段、別のパソコンを使っている場合は、ミスタイプしてしまうこともあるかもしれません。

「その分、価格が安いからOK!」

と考えられるかがポイントかなと思います。

カーソルキー(矢印キー)がそれぞれ1キー分ずつとられているのはメリットでしょう。

キーボード面が大きいですが、タイピング時にたわむことなく、剛性はシッカリしています。

キーボードを斜め上からアップ

キーストロークは1.3ミリくらい。

キーストロークはスムーズで、つっかかる感じはなく、わりとタイピングしやすいです。

ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

Fキー

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
 

キートップ(キーの表面)はほぼフラットです。

キートップのアップ画像

キーピッチなど

デスクトップPC用キーボードとの比較

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ

▼タイピングしやすいと言われる19ミリに近いキーピッチ(キーとキーの間隔)がありそうです。

キーピッチ

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

パームレストに手をのせたところ

キーボードバックライトを搭載

キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは4段階で調整可能。

キーボードのバックライト

なお、スタートメニュー ⇒ Gaming Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。

GamingCenter

タッチパッド

タッチパッド

タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。

▼なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。

タッチパッド

▶スピーカー

底面にスピーカーを搭載。

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのスピーカー

「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。

▶ディスプレイ

ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzです。

角度をつけて見ると少し暗く見えます。

ディスプレイ 正面

視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

色域

色域

■カバー率

sRGB 64%
DCI-P3 47%
Adobe RGB 47%

※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。

色域は、あまり広くありません。

また、輝度(明るさ)も高くないので、色鮮やかな表示でゲームを楽しみたいという方には不向きです。

ノングレア液晶なので、写り込みしにくい

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。

ディスプレイの光の写り込み具合

作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。

▶バッテリー駆動時間

■バッテリー駆動時間の実測

JEITA Ver.2.0 約7時間30分
※メーカー公表値
ネット閲覧とテキスト打ちに使用
(負荷:軽)
7時間1分
PCMark 8 WORK
(負荷:中)
3時間25分
※バッテリー残量が20%を切るまでの時間
ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生 1時間26分
30分で充電できたバッテリー量 約47%

※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
※「ネット閲覧とテキスト打ちに使用」および「PCMark 8 WORK」:電源設定を「オフィスモード(中程度の放熱)」に設定して計測。
※ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生:電源設定を「ゲームモード」に設定して計測。

測定条件などを見るにはここをタップ(クリック)

■「ネット閲覧とテキスト打ちに使用」のバッテリー駆動時間 測定条件

  • ディスプレイの明るさ:80%
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ウェブ閲覧:ウェブブラウザでタブを5つ開き、各タブでウェブサイトを表示。それら各タブを1分ごとに自動で再読み込み。
  • タイピング:BBenchというソフトを使い、10秒ごとに自動でタイピング入力。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

■「PCMark 8 WORK」について

ソフトウェア「PCMark 8」でのバッテリー駆動時間の測定テストです。
ウェブサイトでの3D画像の閲覧、ビデオチャットなど、バッテリー駆動時間に影響の大きい動作テストも含まれています。

電源設定を「オフィスモード」にして負荷の軽い用途に使う分には、比較的長く使えます。

一方、ドラゴンクエストXベンチマークのループ再生では、1時間30分弱で電源が切れました。

3Dゲームはバッテリーの消耗が激しいので仕方がない部分ですが、バッテリー駆動では長時間のゲームプレイはむずかしいでしょう。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
ベンチマークテスト時 最大45db前後

「ファン音が大きくなっても、すぐに小さくなる」を繰り返すので、ゲーミングノートのわりには、それほどうるさくはならない印象です。

ただし、電源設定で「ターボモード」を選択した場合は、ファンがフルで回転して52db前後の大きめの音がします。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

A4用紙とのサイズ比較です。

A4用紙とGALLERIA GR1650TGF-Tの大きさの比較

GALLERIA GR1650TGF-Tの薄さ

A4サイズ 297×210mm
GALLERIA GR1650TGF-T 359.8×243×厚さ20.5mm

A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバックには入りませんでした。

ビジネスバッグに入れているところ

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよさそうです。

脇にかかえて持っているところ

▶重さの実測:1983グラム

重さを測っているところ

本体 約1,983g
ACアダプター+電源ケーブル 約536g

15.6型の「ゲーミングノート」としてみると軽量です。

▶インターフェイス

■右側面

右側面

① SDカードリーダー(SDXC対応)
② USB3.2 Gen1(Type A)

SDカードを挿すと、かなりはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。

SDカードを挿しているところ

■左側面

左側面

① ケンジントンロック
② 有線LAN
③ USB 2.0 (Type A)
④ マイク入力
⑤ ヘッドフォン出力

有線でネット接続したい方には、LANコネクタがあるのは嬉しいですね。

■背面

背面(後ろ側)にもインターフェイスがあります。

背面

① Mini Display出力 (1.2 / 1.4)
② HDMI出力 (2.0)
③ USB3.2 Gen2(Type C)(data only)
④ 電源コネクタ

インターフェイスは充実しています。

なお、背面のUSB Type-C端子は、USB PDや電源オフチャージなどには非対応です。

「ドスパラ GALLERIA(ガレリア)GR1650TGF-T」を公式サイトで見てみる
 

―― 処理性能のチェック ――

▶CPU性能

今回のレビュー機のCPUは、
「AMD Ryzen 5 4600H (6コア12スレッド/ 3.0-4.0GHz)」です。

CPUMark

PassMarkのCPUベンチマークテスト結果:16399

PassMarkでの同CPUの平均スコア14874よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2020年12月19日現在の平均値

CINEBENCH R20

 CINEBENCH R20のテスト結果

マルチコア 3491
シングルコア 457

これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもいろいろと使えるでしょう。

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

NVMe対応PCIe3.0×4のSSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速いです。

SSD情報

SSD情報

ADATA(エイデータ)製のSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶グラフィックス性能(ゲームのベンチマーク・フレームレート)

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tのグラフィックスは、
「NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR (4GB) + AMD Radeonグラフィックス」です。

また、GALLERIA GR1650TGF-Tにはメモリが「8GB」と「16GB」のモデルがありますが、今回はメモリ16GB搭載モデルでテストしています。

3DMarkのスコア
Fire Strike 9470
Time Spy 4026
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) 11433 すごく快適
最高品質(1920×1080) 11238 すごく快適
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) 13570 非常に快適
最高品質(1920×1080) 10371 非常に快適

※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。

ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 平均フレームレート・結果
1920×1080 59.99 FPS 快適
FF15(ファイナルファンタジーXV)
1920×1080 標準品質 5836 やや快適
1920×1080 高品質 4213 普通
PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)
平均フレームレート 164.0 FPS

※トレーニングモードで走り回ったときのフレームレートです。
※グラフィック設定はデフォルト。

Tom Clancy’s Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
平均フレームレート 138.8 FPS

※訓練場にて計測。

FF15など重い部類の3Dゲームだと画質を落とす必要があるかもしれませんが、
多くのタイトルの3Dゲームを遊べるグラフィックス性能です。

「ドスパラ GALLERIA(ガレリア)GR1650TGF-T」を公式サイトで見てみる
 

―― 外観・その他のチェック ――

▶外観

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tの外観。斜め上からのカッコいいアングル

シャーシはプラスチックではなくマグネシウム合金が使われていると思われます。

価格が安いからといって、プラスチック筐体のような安っぽさはありません。

GALLERIA GR1650TGF-Tの外観 天板側から斜め上

全体的にはシンプルな外観ですが、天板にGALLERIAのゴロがありますので、よくも悪くもゲーミングPCっぽさは多少あります。

天板ロゴのアップ

折りたたんだ様子を斜め上から

本体底面

ヒンジの画像

パームレストのアップ

 
▼「電源設定ボタン」と「電源ボタン」が並んでいます。

指紋認証

電源設定ボタンを押すごとに、「オフィスモード」と「ゲームモード」の切り替えができます。

  • オフィスモード:バッテリー駆動時間重視
  • ゲームモード:パフォーマンス重視

 
HD画質のWEBカメラも搭載。

WEBカメラ

▼カメラはディスプレイの下側にあります。

WEBカメラの位置

▶ドスパラ「GALLERIA GR1650TGF-T」のレビューまとめ

「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」のレビューのまとめです。

ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tの外観 見映え

「ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T」の魅力は、やはりコストパフォーマンスの高さです。

キーボードのキー配列が独特な部分があるなどのデメリットもあるので、ゲームを遊ぶのをメインで、安くゲーミングノートを買いたい方におすすめです。

ちなみに、GALLERIA GR1650TGF-Tにはメモリが「8GB」と「16GB」のモデルがあります。

ゲームだけでなくクリエイティブな用途に使いたい方は、メモリ16GBモデルを選ぶとよいでしょう。

▶ ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-Tを公式サイトで見てみる

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