ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QCの実機レビュー!RTX 2070搭載でコスパも高いゲーミングノート!

「ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QC」の実機レビューです。
※今回のレビューに使用するPCは、ドスパラの運営会社である株式会社サードウェーブよりお借りしたものです。
※貸出品であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
※なお、GALLERIA GCR2070RGF-QCは販売終了になりました。
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- 15.6型ゲーミングノートとしては軽量!
- インターフェイスが充実
- GeForce RTX 2070 MAX-Q(8GB)を搭載しつつ、価格が高すぎない
- 24時間365日のサポート付き
- 出荷日が早いからすぐに届く!
■おすすめポイント・特徴

ゲーミングノートとしては軽めの約1.87kg。
Thunderbolt 3も搭載。



▲背面にもインターフェイスがあります。

・Core i7-9750H
・GeForce RTX 2070 MAX-Q
・メモリ16GB
・1TB SSD
といった仕様で181,478円(税込)。コスパがかなり高いです。
※2021年3月21日現在の価格


ドスパラのパソコンは当日~3日程度で出荷可能なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!
- 15.6型ノートですが、テンキーは非搭載
- カスタマイズ注文はできない
- ACアダプターは重い
■注意点など

ドスパラのノートパソコンではありますが、SSD容量変更などのカスタマイズはできません。

▲ACアダプター+電源ケーブルで約799グラム
▶ ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QCを公式サイトで見てみる
■GALLERIA GCR2070RGF-QCのスペック
| OS | Windows 10 Home |
|---|---|
| ディスプレイ | 15.6インチ フルHD(1920×1080)、ノングレア(非光沢) |
| CPU | インテル Core i7-9750H |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2070 MAX-Q(8GB) |
| サイズ | 約356.4×233.6×20.5 (最薄部)mm |
| 重量 | 約1.87kg |
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶キーボード
やわらかめのタイピング感です。
▼キートップに少し凹みがあるので、力が逃げづらく、軽やかにタイピングしやすいです。

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
一方、
- 右側の[Shift]キーが小さい
- [Enter]キーの右側にもキーがある
- [変換]と[無変換]キーが一体になっている
など、独特な部分もあります。

矢印キーの上下が小さくなってしまっているノートパソコンも多いですが、
このモデルは上下キーも1キー分ずつ確保されており、矢印キーが使いやすいです。
タイピング音は普通くらいの大きさ
タイピング音は「カチカチ」と、大きい音でもなく、かといって小さいわけでもなく、普通くらいの大きさです。

キーピッチなど
▼デスクトップPC用キーボードと比較しても、キーピッチ(キーとキーの間隔)は十分。

▼タイピングしやすいと言われる19ミリに近いがキーピッチ(キーとキーの間隔)がありそうです。

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

キーボードバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。明るさは4段階で調整可能。

スタートメニュー ⇒ Control Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。

派手なライティングのバックライトにもできます。

タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通~やや大きいくらいです。

なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。

▲タッチパッドがオフのときは、左上の小さなランプが点灯
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。

スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ
ディスプレイのリフレッシュレートは144Hzです。


▲横から角度をつけて見たところ
角度をつけても見ても少し暗くなる程度で、それほど見づらくはなりませんでした。
視野角は十分に広いです。
色域

■カバー率
| sRGB | 94% |
|---|---|
| Adobe RGB | 72% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性はあります。
なかなかの広さの色域をカバーしています。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
GALLERIA GCR2070RGF-QCのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。

ゲーム中に光が反射してチラついたりしにくいので、実用的です。
▶バッテリー駆動時間のチェック
■バッテリー駆動時間の実測
| MobileMark 2014 | 約10時間以上 ※メーカー公表値 |
|---|---|
| ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
7時間18分 |
| PCMark 8 HOME (負荷:中) |
4時間42分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
| 30分で充電できたバッテリー量 | 約29% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイで、かつ、ゲーミングノートでこのバッテリー駆動時間は、なかなかいい感じです。
※ただし、バッテリーのパフォーマンスを最大にして3Dゲームをプレイする場合、上記よりもバッテリー駆動時間は短くなるでしょう。
▶静音性のチェック
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
| アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
|---|---|
| 3Dゲームプレイ時 | 最大49.5db前後 |
ゲーミングノートなので、ファンが頑張り出すと排気音は大きめです。
静かな場所だと目立ってしまうかもしれませんが、人が多いカフェなどでは、周りの音にかき消される程度だと思います。
■騒音(デシベル数)の目安
| かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
|---|---|---|
| うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
| 普通 | 50db | 静かな事務所 |
| 静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
| とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
| ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。


| 大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
|---|---|
| A4サイズ | 297×210mm |
| GALLERIA GCR2070RGF-QC | 約356.4×233.6mm(× 厚さ20.5(最薄部)mm) |
幅×奥行きがA4サイズよりもわりと大きいので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよさそうです。

▶重さの実測:1867グラム

| 本体 | 約1,867g |
|---|---|
| ACアダプター+電源ケーブル | 約799g |
本体は15.6型のゲーミングノートとしては軽量です。
ゲーミングPCは消費電力が大きいので、仕方がないのかもしれませんが、ACアダプターは重いです。
ACアダプターも一緒に持ち運ぶ場合は、ACアダプターの重さも考慮に入れた方がよいでしょう。
▶インターフェイス
■右側面


① マルチカードリーダー(SD / SDHC / SDXC)
② USB3.1(Type-A / Gen1)
③ USB3.1(Type-A / Gen1)
■左側面


① ケンジントンロック
② USB3.1(Type-A / Gen2)
③ マイクジャック
④ イヤホンジャック
■背面
背面にもインターフェイスがあります。

① USB Type-C 3.1Gen2 / Thunderbolt3
② HDMI出力
③ 有線LAN
④ 電源コネクタ
背面にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実しています。
Thunderbolt 3を搭載しているのが嬉しいポイント。
有線LANコネクタがあるので、有線でネット接続もできます。
―― 処理性能のチェック ――
▶CPUの性能チェック
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-9750H プロセッサー(6コア12スレッド)」です。
CPUMark

PassMarkでの同CPUの平均値11431※よりも少し低い数値になってしまいました。
CINEBENCH R20

| マルチコア | 2422 |
|---|---|
| シングルコア | 450 |
これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもいろいろと使えるでしょう。
▶SSDのデータ転送速度

NVMe対応PCIe3.0×4のSSDとしては特段速いわけではありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的なスピードです。
ちなみに、ドスパラのパソコンの多くはカスタマイズ注文できますが、GALLERIA GCR2070RGF-QCはカスタマイズ注文ができません。
そのため、SSD容量を増やして注文することはできません。
SSD情報

インテル製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
グラフィックス性能
ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QCのグラフィックスは「GeForce RTX 2070 MAX-Q(8GB)」です。
3DMarkのスコア
| Fire Strike | 15266 |
|---|---|
| Time Spy | 6489 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
| 最高品質(1920×1080) | 11020 すごく快適 |
|---|
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
| 最高品質(1920×1080、ノートPC) | 12942 非常に快適 |
|---|
ストリートファイターV ベンチマーク
| 解像度1920×1080 | 59.99FPS 快適 |
|---|
FF15
| 高品質(1920×1080) | 7032 快適 |
|---|
PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)
| 平均フレームレート | 127.6 FPS |
|---|
※トレーニングモードで走り回ったときのフレームレートです。
※グラフィック設定はデフォルト。
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
| 平均フレームレート | 199 FPS |
|---|
※ベンチマークの計測結果。
GeForce RTX 2070を搭載しているだけあり、多くのゲームタイトルを快適に遊べるでしょう。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
ドスパラ「GALLERIA GCR2070RGF-QC」のボディカラーは、
- ガンメタリック
- ブラック
の2色展開です。
今回のレビュー機は「ガンメタリック」です。

ゲーミングノートですが、派手さはあまりなく、スタイリッシュな外観です。
マグネシウム合金のシャーシが使われているので、プラスチックの安っぽさはありません。

天板のガレリアロゴは、ゲーミングパソコンっぽさがありますが、その点を除けばビジネスシーンでも使えそうな外観です。



▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。

▼電源ボタンの左側にあるボタンで、パフォーマンスの変更ができます。

ボタンを押すごとに
- 高性能
- 標準
- バッテリーセーバー
の3段階でパフォーマンスが切り替わります。
▼Windows Hello(顔認証機能)対応のWebカメラも搭載。

▶ドスパラ「GALLERIA GCR2070RGF-QC」のレビューまとめ
「ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QC」のレビューのまとめです。

約1.87kgですから、軽量なモバイルノートと比べると重いですが、15.6型のゲーミングノートとしては軽量です。
15.6型ノートの入るリュックであれば、(軽くはないですが)十分持ち運べる重さでしょう。
(ただし、ACアダプターはなかなかの重さがあるのでご注意を。)
また、GeForce RTX 2070搭載のノートパソコンとしては価格もおさえられているので、
グラフィックス性能もコスパも高いノートパソコンをお探しの方にもオススメです。
▶ ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QCを公式サイトで見てみる

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