「dynabook FZシリーズ」の実機レビュー!マルチに使えてペンも描きやすい!デザインもグッドな15.6型ノート!


「ダイナブック dynabook FZシリーズ」の実機レビューです。
dynabook FZシリーズは、大きめの15.6型ディスプレイを搭載し、5つのモードで使えるノートパソコンです。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
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5つのモードで使える |
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- ノートブックモード
- タブレットモード
- スタンドモード
- テントモード
- フラットモード
の5つのモードで使えます。シチュエーションに合わせ、モードチェンジして使うと便利に使えます。
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アクティブペンに対応!図やイラストを描ける |
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dynabook FZシリーズは、アクティブ静電ペンに対応しているので、ペンでイラストを描いたりもできます。

CLIP STUDIO PAINTでの描き心地チェック
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)での描き心地をチェックしてみました。
ズレも気にならず描きやすかったです。
筆圧感知レベル4,096なので、描く強さで強弱をつけることもできます。
15.6インチの大きめのディスプレイで絵を描けるのも魅力ですね。
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2ウェイ4スピーカー搭載!音がいい! |
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Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応した2ウェイ4スピーカーを搭載。
「キーボード面の上部」と「底面」にスピーカーがあります。

▲キーボード面のスピーカーは、オレンジの丸のあたりにあります(※おおまかな位置です)

▲底面のスピーカー
キーボード面の上部にもスピーカーがあるだけあって、ノートパソコンのスピーカーの音としては、かなり良いです。
Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応しているだけに、音の広がり方が気持ちよいです。
音質に強いこだわりがなければ、外部スピーカーを買わなくてもそれなりに満足できると思います。
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抗菌キーボード搭載 |
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キーボードに抗菌コーティングがされています。
コーティングによってキーに印字された文字がかすれにくくなる効果もあるので、キーの視認性を維持できます。
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15.6型としては軽めの約1.7kg |
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| 本体 | 約1,687g |
|---|---|
| ACアダプター+電源ケーブル | 約245g |
15.6型のノートパソコンとしては軽めです。
軽量なACアダプターでも30分で40%程度のバッテリー充電ができるのも嬉しいところ。
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Thunderbolt 4を2つ搭載 |
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デザインもいい! |
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▼キーボード面の上部がスピーカーグリルのようになっており、高級感があります。

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dynabookあんしんサポート付き |
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ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話で相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、初心者の方にもオススメです。
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※dynabook FZシリーズは、「Dynabook特別サイト」にログインしたトップページの「おすすめ商品!」から購入できます。

※2021年3月2日現在、「Dynabook特別サイト」の「スペックで選ぶ」や「全商品一覧」からは、FZシリーズは出てこないようなのでご注意ください。
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■dynabook FZシリーズのスペック
| OS | Windows 10 Home |
|---|---|
| ディスプレイ | 15.6型 タッチ対応、ペン対応、フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
| CPU | インテル Core i3-1115G4 / i5-1135G7 / i7-1165G7 |
| メモリ | 8GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
| グラフィックス | Core i3搭載時:インテル UHD グラフィックス Core i5 / i7搭載時:インテル Iris Xe グラフィックス |
| サイズ | 約355×230×18.9mm(突起部含まず) |
| 重量 | 約1.72kg |
| その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth v5.1 |
dynabook FZ/HP「Core i7、メモリ16GB、1TB SSD(型番:W6FHP7BZAS)」
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶「ダイナブック dynabook FZシリーズ」の5つのモード
「ダイナブック dynabook FZシリーズ」は、
- ノートブックモード
- タブレットモード
- スタンドモード
- テントモード
- フラットモード
の5つのモードに切り替えて使えます。
シーンに合わせて使うと、より便利にdynabook FZシリーズを使えます。
ノートブックモード
ノートブックモードは、その名の通り、スタンダードなノートパソコンのモード。

タブレットモード
折りたたんでタブレット形状にできます。※キーボードの取り外しはできません。

誰かに画面を見せつつ使ったり、アクティブペンで絵を描いたり、メモ書きや修正指示入れ作業などに便利。
スタンドモード
スタンドモードは、テーブルに置いて動画を見たりするのに便利なモード。

アクティブペンを使うときに、ディスプレイにゆるく角度をつけるのにも、このモードが重宝します。
テントモード
テントモードは、奥行きの狭いスペース置きたいときに便利なモード。

キッチンでレシピを見ながらの料理や、カフェで勉強するときなどにも便利です。
デスクトップPC用キーボードと組み合わせて使うのもいいと思います。

▲「テントモード」と「好きなキーボード」を組み合わせて使うのもアリ
フラットモード
ディスプレイを180度開いたのがフラットモード。

タブレットモードに似ていますが、フラットモードならキーボード操作もできます。
対面の人に画面を見せたいときも、タブレットモードよりもこちらの方がスピーディーに画面を見せられます。
▶テレワークやWEB会議に役立つ機能
シャッター付き搭載のWEBカメラ
WEBカメラにスライド式のシャッターが付いており、WEBカメラを物理的に隠せます。

なおWEBカメラは、約92万画素のカメラ(Windows Hello対応)です。
音声を聞き取りやすくできる
Dolby Atmos(ドルビーアトモス)の設定を「ボイス」に設定すると、相手の声が聞こえやすい音質に調整されます。

▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
嬉しい抗菌コーティングされたキーボードです。
従来のダイナブックの15.6型ノートよりも、スペースキーが右手の親指で押しやすくなっており、細かいところですが嬉しい改善点だと思いました。
キーストロークは約1.5ミリで、若干浅いかな?くらいの感覚。
少し硬めのタイピング感で、キーはスムーズに入るので、わりとタイピングしやすいです。
左下のCtrlキーが小さめなので、ここは文字キーと同じくらいの大きさがあればよかったです。

最近のノートパソコンは、ディスプレイのベゼル(ふち)が薄いことが多いので、15.6型でも3列テンキーのノートパソコンが増えていますが、
テンキーが欲しい方からすると、4列テンキーなのも嬉しいところでしょう。

▲4列テンキーを搭載
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
浅いですが凹みではありますが、キートップ(キーの表面)に凹みがあり、指先の力が逃げにくくなっています。

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
キーピッチなど

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は約18.7ミリで、タイピングしやすいと言われる19ミリに近いキーピッチです。

▼キーボード面の上部にスピーカーがあるため、標準的な15.6型ノートよりもパームレストの奥行きは狭いですが、それでも手のひらは、ほぼ乗り切りました。

キーボードバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、Fn+Zキーでオン・オフができます。

タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通~やや大きめです。

なお、Fn+F5キーでタッチパッドの無効・有効を切り替えできるので便利です。
▶ディスプレイ
タッチ対応ディスプレイです。

角度をつけて見てもあまり暗くならず、見やすいディスプレイです。


▲横から見たところ

▲上から見たところ
▼ディスプレイが360度回転するので、このようにディスプレイを180度開いて、フラットに置いたりもできます。

色域

■カバー率
| sRGB | 91% |
|---|---|
| DCI-P3 | 74% |
| Adobe RGB | 70% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
液晶ディスプレイとしては、広めの色域をカバーしています。
写り込みは気にならない程度
dynabook FZシリーズのディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイです。
ペンからの傷を保護するためか、一般的なノングレアのディスプレイと比べると、少し写り込みしやすいですが、それでも個人的には気にならない程度でした。

▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
| JEITA Ver.2.0測定法 | 約12.5時間 ※メーカー公表値 |
|---|---|
| ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
7時間48分 |
| PCMark 8 WORK (負荷:中) |
5時間17分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
| 30分で充電できたバッテリー量 | 約44% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しました。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
タッチ対応、大きめの15.6型ディスプレイと、バッテリーを消耗しやすい要素が複数ある中で、このバッテリー駆動時間はがんばっていると思います
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
| アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
|---|---|
| ベンチマークテスト時 | 最大41.5db前後 |
ファンがフルで頑張り出しても、あまり大きな音にはならない印象です。
図書館など静かな場所でも、周りを気にせずに使えるでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
| かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
|---|---|---|
| うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
| 普通 | 50db | 静かな事務所 |
| 静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
| とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
| ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ

▲A4用紙とのサイズ比較

| A4サイズ | 297×210mm |
|---|---|
| dynabook FZシリーズ | 約355×230×厚さ18.9mm(突起部含まず) |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。

▶インターフェイス
■右側面

① microSDカードリーダー
② USB 3.1 Type-A(Gen1)×2
microSDカードを挿しても、ほぼはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりません。

■左側面

① セキュリティロック・スロット
② HDMI出力端子
③ マイク入力 / ヘッドホン出力端子
④ Thunderbolt 4 (USB4 Type-C) / 電源コネクタ×2
⑤ 電源スイッチ
Thunderbolt 4を2つ搭載しているのが嬉しいポイント。
ちなみに、「Thunderbolt 4」2つと「HDMI端子」に外付けモニターを合計3台接続できました。
モバイルバッテリーからの充電

モバイルバッテリーをThunderbolt 4端子に接続し、dynabook FZ側へ充電できました。
※ちなみに、今回は45W出力のモバイルバッテリーから充電しましたが、どのくらいの出力のモバイルバッテリーから充電できるのかは未確認です。
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
- 4コア / 8スレッド
- 2.8GHz~ (最大4.7GHz)
CINEBENCH R20

| マルチコア | 2212 |
|---|---|
| シングルコア | 580 |
CINEBENCH R23

| マルチコア | 5476 |
|---|---|
| シングルコア | 1520 |
CPUMark

| スコア | 12822 |
|---|
PassMarkでの同CPUの平均スコア10490※よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2021年3月2日現在の平均値
「dynabook FZシリーズ」は、以下の3種類のCPUを搭載したモデルがあります。
- Core i3-1115G4
- Core i5-1135G7
- Core i7-1165G7
Core i5-1135G7は、性能が高めでコスパもよいです。
「とにかくハイスペックに」というわけでなれば、Core i5-1135G7を選ぶといいと思います。
▶SSDのデータ転送速度

高速なNVMe対応PCIe3.0×4のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
SSD情報

Samsung(サムスン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
■ダイナブック dynabook FZシリーズのグラフィックス
| Core i3搭載モデル | インテル UHD グラフィックス |
|---|---|
| Core i5 / i7搭載モデル | インテル Iris Xe グラフィックス |
今回のレビュー機は「Core i7搭載モデル:インテル Iris Xe グラフィックス」です。
3DMarkのスコア
| Fire Strike | 3400 |
|---|---|
| Time Spy | 1362 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 8959 とても快適 |
|---|---|
| 最高品質(1920×1080) | 7970 とても快適 |
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 3802 快適 |
|---|---|
| 高品質(1920×1080) | 3200 やや快適 |
| 最高品質(1920×1080) | 2498 普通 |
※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
| 解像度 | 平均フレームレート・結果 |
|---|---|
| 1920×1080 | 38.28 FPS スペック不足 |
FF15(ファイナルファンタジーXV)
| 1920×1080 標準品質 | 1560 動作困難 |
|---|
というわけで、負荷が軽めの3Dゲームなら、普通にプレイできるグラフィックス性能があります。
ただし、Core i3搭載モデルのみ「インテル UHD グラフィックス」ですので、Iris Xe グラフィックスのCore i5 / i7搭載モデルよりも、グラフィックス性能はだいぶ落ちます。
軽い3Dゲームも遊びたいとか、グラフィックス性能を少しでも高くしたいなら、Core i5 かCore i7搭載モデルがおすすめです。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
ダイナブック「dynabook FZシリーズ」のボディカラーは「プレミアムシルバー」の1色のみです。
キーボード面の上部がスピーカーのようなデザインになっていて、クールなデザインです。

カッコいいノートパソコンをお探しの方にもオススメします。







▶付属品など
付属品などです。

- ACアダプター
- 電源ケーブル
- dynabookガイド(取扱説明書)
- 安心してお使いいただくために
- スタートアップガイド(パソコンを使うための準備の手順書)
- 保証書
などが付属。
※「アクティブ静電ペン」はオプション扱いになっていますが、ダイナブックのウェブサイトでは、アクティブ静電ペンとのセット販売のみの取り扱いのようです(2021年3月2日現在)。
▶ダイナブック「dynabook FZシリーズ」のレビューまとめ
「ダイナブック dynabook FZシリーズ」のレビューのまとめです。

dynabook FZシリーズは、よくできた完成度の高いノートパソコンだと思いました。
- 15.6型の大きめのディスプレイ
- 複数のモードで使える
- アクティブペン対応
- スピーカーの音
など、いろいろな使い方が楽しめます。
デザインもいいので、購入満足度も高いと思いますよ。
複数のモードで使えるノートパソコンをお探しの方にとてもオススメです!
ダイナブック製ノートパソコンをお得に購入できる、当サイト限定の
「Dynabook特別サイト」
をメーカーの方よりご提供いただけました!
※期間:2021年3月30日17:00まで(予定)
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※dynabook FZシリーズは、「Dynabook特別サイト」にログインしたトップページの「おすすめ商品!」から購入できます。

※2021年3月2日現在、「Dynabook特別サイト」の「スペックで選ぶ」や「全商品一覧」からは、FZシリーズは出てこないようなのでご注意ください。
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