「THIRDWAVE DX-R5」購入前のチェックポイントを解説!搭載メモリによるグラフィックスの違いなどに注意を

ドスパラ THIRDWAVE DX-R5

ドスパラから「THIRDWAVE DX-R5」が2023年7月7日に販売開始されました。

「THIRDWAVE DX-R5」は、Core i5-1335U搭載の15.6型ノートパソコンで、

メモリ8GB搭載モデルとメモリ16GB搭載モデルがあります。

この記事では、THIRDWAVE DX-R5の購入前のチェックポイントなどについて書いていきます。

「THIRDWAVE DX-R5 8GBメモリ搭載モデル」

「THIRDWAVE DX-R5 16GBメモリ搭載モデル」

【追記】

実機レビューを公開しましたので、ぜひご覧ください!


■THIRDWAVE DX-R5のスペック

価格 95,980円(税込)~
※2024年7月15日現在の価格
OS Windows 11 Home / Pro / 10 Pro
ディスプレイ 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)、60Hz
CPU インテル Core i5-1335U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 500GB SSD
グラフィックス ・メモリ8GBモデル:インテル UHD
・メモリ16GBモデル:インテル Iris Xe
バッテリー駆動時間 8.5時間
サイズ 359.4×236.8×19.6~20.3(ゴム足含む)mm
重さ 約1.7kg

※「16GBメモリ搭載モデル」のみ、メモリとストレージのカスタマイズも可能です。
※2023年7月31日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。

▶搭載メモリによるグラフィックス性能の違いに注意

THIRDWAVE DX-R5のグラフィックスは、

8GBメモリ搭載モデル インテル UHD グラフィックス
16GBメモリ搭載モデル インテル Iris Xe グラフィックス

となっており、搭載メモリによってグラフィックスが異なります。

どちらも搭載CPU:Core i5-1335Uに内蔵されているグラフィックスであり、Core i5-1335UはIris Xeグラフィックスを内蔵していますが、

メモリが1枚しか装着されていないと、UHDグラフィックス動作になってしまいます。

(16GBメモリ搭載モデルは、8GB×2枚のメモリを搭載)

よって、搭載メモリの違いによって、グラフィックス性能が異なっているわけです。

Iris XeグラフィックスとUHDグラフィックスの性能差は、ざっくり言ってしまうと、

Iris Xe グラフィックス ライトな3Dゲームなら遊べる
UHD グラフィックス ライトな3Dゲームでも遊ぶのは厳しい

といった感じで、なかなか差は大きいです。

▶16GBメモリ搭載モデルがオススメ

  • 上記のようなグラフィックス性能の差
  • 単純にメモリ容量が大きい方がマルチタスクも快適に作業できる

といった点を考慮し、

さらにすると8GBモデルと16GBモデルの価格差が7,000円(税込)であることを考えると、「16GBメモリ搭載モデル」の方がオススメです。
※2023年7月31日現在の価格差

もっとも、メモリが増える分、16GBモデルの方が少しバッテリーの保ちは悪くなるでしょうし、

作業内容次第では、メモリ8GBでも十分快適に使えるかもしれません。

▶3列テンキー搭載のキーボード

ドスパラ THIRDWAVE DX-R5のキーボード

BackSpace、Ctrlキーは小さめ。その他Enter周辺の文字キーも小さめなのは残念なところでしょう。

テンキー(キーボード右側の数字入力用のキー)を搭載してはいますが、3列テンキーです。

エクセルで数字入力などする場合は、4列テンキーの方が使いやすいですが、テンキーがないよりは、数字入力はしやすいでしょう。

あと、Enterキーとテンキーの間に、もう少しスペースがあると嬉しかったところではありますね。

▶15.6型ノートとしてはやや軽量

15.6型のゲーミングノートで約1.7kgは、やや軽量です。

ノートパソコンとしては大きめのサイズなので、どちらかというと据え置きでの利用向きではありますが、持ち運べない重さ・大きさではありません。

▶インターフェイス

右側面

ドスパラ THIRDWAVE DX-R5の右側面のインターフェイス

microSDカードリーダー(SD / SDHC / SDXC、UHS-Ⅰ対応)

USB 3.2 Gen2(Type-C)(映像出力対応、USB PDには非対応)

USB 3.2 Gen2(Type-A)

HDMI 2.1

セキュリティスロット(ケンジントンロック)

左側面

◆メーカー名◆ THIRDWAVE DX-R5の左側面のインターフェイス

電源入力端子

有線LAN端子

USB 3.2 Gen 2(Type-A)

マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子

インターフェイスは比較的充実している印象ですが、USB PD(Power Delivery)に対応していない、つまり、PD充電器では充電できない点には注意が必要です。

※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。

付属のACアダプターで充電します。

▶16GBメモリ搭載モデルはカスタマイズ注文が可能

カスタマイズ可能

「16GBメモリ搭載モデル」は、OS、メモリ、ストレージなどのカスタマイズ注文が可能です。

セカンドSSDまたはHDDを追加して、デュアルストレージにすることも可能です。

SSD2台のデュアルストレージ

▲カスタマイズでSSD2台搭載も可能

※「8GBメモリ搭載モデル」のカスタマイズ可能項目は、OSのみ(Windows 11 HomeまたはProまたはWindows 10 Proの選択)です。

▶シンプルな外観

外観は、天板にロゴマークなどもなく、非常にシンプルです。

ドスパラ THIRDWAVE DX-R5の外観

ここ最近のTHIRDWAVEのスタンダードノートでは、天板にロゴマークなどが一切ないデザインが定番になっていますね。

▶24時間365日のサポート付き

24時間365日のサポート

ドスパラでパソコンを購入すると、24時間365日の電話サポートが受けられるので、初めてパソコンを買う方にも心強いです。

▶まとめ

ビジネス用の15.6型スタンダード・ノートパソコンをお探しの方によさそうです。

15.6インチディスプレイ搭載で、ノートパソコンとしてはやや大きめのサイズですので、

持ち運びのしやすさよりも、据え置きでメインでも使用に向いていますので、その点には注意が必要といったところですね。

個人的には、16GBメモリ搭載モデルの方が、コスパが高くておすすめです。

「THIRDWAVE DX-R5 8GBメモリ搭載モデル」

「THIRDWAVE DX-R5 16GBメモリ搭載モデル」

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