HP Spectre Folio 13のレビュー!本革がかっこよすぎる!ペンの描き心地も念入りにチェック
「HP Spectre Folio 13」の実機レビューをお届けします。
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
今回は、日本HPからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。
「HP Spectre Folio(スペクトル・フォリオ)13」は、本革でおおわれた斬新でクールなノートPCです。
「レビューを全部読む時間がない!」
という方のために、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」を、最初に挙げておきます。
- まるで本革クラッチバッグのようなルックス。他のノートPCにはないカッコよさ!
- エイジングも楽しめる最高ランクの牛革(フルグレインレザー)を使用
- 3つのモードで使える
- アクティブペンに対応(ペンも付属)
- 最大19時間のバッテリー駆動時間
■「HP Spectre Folio 13」のおすすめポイント・特徴
- 本体カラーによってキーボードが異なります。
「コニャックブラウン」…日本語キーボード、「ボルドーバーガンディー」…英語キーボード - 見た目のイメージほど軽くはない(実測:約1.49kgで、13.3型ノートでは普通くらいの重さです)
- 低消費電力のCPUのため、イメージよりCPUパワーは低い
- インターフェイスは少なめ
■注意点など
⇒ 「HP Spectre Folio 13」を公式サイトで見てみる
※販売終了になりました。
▼おしゃれなノートパソコンは、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
■Spectre Folio 13のスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
液晶 | 13.3インチ(タッチ対応、フルHD、IPS液晶) | CPU | インテル Core i5-8200Y / Core i7-8500Y | メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB / 512GB / 1TB | グラフィックス | インテル HDグラフィックス 615 |
サイズ | 約 321 × 236 × 15.9(最薄部)– 17.2(最厚部)mm | 重量 | 約 1.48kg | バッテリー駆動時間 | 最大 約19時間 |
今回のレビュー機は、ベーシックモデル(Core i5-8200Y、メモリ8GB、512GB SSD)です(型番:13-ak0002TU)。
↓目次で、ある程度の内容がご確認いただけます(クリックすると、その項目に飛びます)。
目次
★おすすめポイント・特徴をくわしく解説!★
▶外観
まるで本革クラッチバッグのようなルックス。他のノートPCにはないカッコよさ!
「HP Spectre Folio 13」のボディカラーは「コニャックブラウン」と「ボルドーバーガンディ」の2色展開です。
今回のレビュー機は「コニャックブラウン」です。
ちなみに、数多くの色を試した中から、厳選して採用された色だそうです。
本革にくるまれており、クラッチバッグのようにも見えるルックス。
他にはないクールなデザインです。
エイジングも楽しめる最高ランクの牛革(フルグレインレザー)を使用
最高ランクの牛革「フルグレインレザー」が使用されています。
フェイクレザーではなく、本革です。
変色に強く耐久性に優れた「クロムなめし※」で加工されているので、綺麗なレザーの色を長く楽しめそうです。
※なめし=皮が腐敗や乾燥などで傷んでしまうのを防ぐために施す作業のこと。「皮」と呼ばれる状態から「革」にする作業。
▲底面
▲革の端(コバ)もしっかりと加工されています
ディスプレイを開けるところまで開いてみました。
タブレットモードなどにできる構造が影響しているためか、大きくは傾きません。
フルHD画質のWebカメラ(約200万画素)も搭載。
▶「HP Spectre Folio 13」の3つのモード
「HP Spectre Folio 13」は、
- ノートブックモード
- タブレットモード
- メディアモード
の3つのモードに切り替えて使うことができます。シーンに合わせて使うと、より便利にSpectre Folio 13を使えます。
ノートブックモード
スタンダードなノートパソコンのモードです。
タブレットモード
折りたたんでタブレット形状にすることができます。
※キーボードの取り外しはできません。
誰かに画面を見せつつ使ったり、アクティブペンでメモ書きや、修正指示入れなどの作業に便利です。
メディアモード
メディアモードは、ゴロンと横になって動画を見たいときなどに便利。
▶Spectreアクティブペンに対応
Spectre Folio 13は、Spectreアクティブペンに対応しているので、ペンでイラストを描いたりもできます。
Spectreアクティブペン2での描き心地
Spectreアクティブペンで、イラストを描いてみて使い心地をたしかめてみました。
描き始めにペンにカーソルがついてくるのが少し遅れるので、跳ねて描いたような線が入ってしまいやすかったです。
▲速く描くと、描きはじめに跳ね線のようなものが入ってしまいやすい。
そのため、
という方には向いていないと思います。ラフイラストを描いたり、修正指示を入れたりするのには十分使えます。
Spectreアクティブペン2が付属
Spectre Folio 13には「Spectreアクティブペン2」も付属します。
▲Spectreアクティブペン2
Spectreアクティブペン2は充電式です。USBケーブルで充電して使います。
ちなみに、ペンホルダーも付属しているので、好みで取り付けることもできます。
▲ペンホルダーはディスプレイ裏側に貼り付け位置があります。
▲ペンホルダーを取り付けた様子
★その他の点も解説!★
▶CPU、SSDの性能チェック
低消費電力のCPUのため、イメージよりCPUパワーは低い。ビジネス用途には十分なCPU性能。
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i5 8200Yプロセッサー 1.30-1.61GHz」です。
パスマークのCPUパフォーマンステストの数値は、5114でした。
「Core i5」というイメージからすると低めのベンチマークです。
これは、Core i5 8200Yプロセッサーは低消費電力のCPUで、発熱しにくさなどを重視しているCPUだからです。
(「Core i5 8200Y」のYは、低消費電力のシリーズに付けられているアルファベット。)
そのため、Core i5のわりには性能がそこまで高いわけではありません(Core i3よりは上かな?くらいの印象)。
オフィスソフトを使うなど、一般的なビジネス用途には十分な性能です。
SSDのデータ転送速度は爆速!
高速なNVMe対応PCIe接続のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
SSD情報
東芝製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
専用グラフィックスは搭載していないので、動画編集などには向かない
Spectre Folio 13は、NVIDIA GeForceなどの専用グラフィックスは搭載していません。
そのため、動画編集や3Dゲームなどの用途には向いていません。
▶キーボード
やや硬めのタイピング感。キー配列は好みが分かれるかも?
▲クリックで拡大
キーのストロークが浅めで、やや硬めの打ち心地です。
軽めの力でコンパクトにタイピングするのに向いたキーボードです。タワミはなく安定しています。
一番右側にバックスペースやエンターキーが来ておらず、代わりに[home]キーや[pg up]キーなどがあります。
「一番右側にエンターキーなどが来ていた方がいい」という方もいると思いますので、好みは分かれるかもしれません。
個人的には、慣れてしまえばとくに問題ありませんでした。
むしろ、エンターキーに小指が届きやすいので、慣れればこの方がいいかも?
コトコトという低めのタイピング音。うるさい感じはしない
タイピング音は、コトコト鳴る感じで、無音ではないですが、タイピング音は静かな方だと思います。
フルサイズキーボードとサイズを比較
フルサイズのキーボードと比較してみました。
キーボードの間隔に狭苦しさは感じません。
パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。
わたしは、少し手が大きめなのですが、パームレストに狭苦しさは感じませんでした。
キーボードにバックライトを搭載
キーボードのバックライトは、F5キーでオン・オフができます。暗いところでの作業に役立ちます。
タッチパッド
タッチパッドは、縦幅は広くありません。
▶スピーカー
もう少し音抜けが欲しいと感じた
「HP Spectre Folio 13」は、Bang & Olufsenとの共同チューニングのスピーカーを搭載しています。
スピーカーの音は、もう少し音抜けが欲しいと感じました。
中域から低域の音抜けがイマイチに聴こえます。
なお、本革でくるまれたボディなので、本体底面にはスピーカーは搭載されていません。
▶液晶ディスプレイ
IPS液晶で視野角が広い
視野角をチェックしてみます。結論から言うと、IPS液晶ということもあり、視野角は広いです。
↓ディスプレイに光が映り込んでしまっている部分がありますが、色の鮮やかさ・視野角ともによいです。
視野角は十分すぎるくらい広いです。
グレア(光沢)液晶なので映り込みはしやすい。フィルムで対策可能。
HP Spectre Folio 13の液晶は、鮮やかで綺麗な液晶ではありますが、グレア液晶(光沢液晶)なので、映り込みはしやすいです。
画面の映り込みやテカリが気になる場合は、低反射タイプの液晶保護フィルムを貼るとよいでしょう。
Spectre Folio 13をHPのオンラインストアで購入するときに、専用の「低反射タイプの液晶保護フィルム」も一緒に買うことができます。
液晶保護フィルムのみを後から買うこともできます。
▶サイズ、重さ
A4サイズよりも幅・奥行きが各2.5cmほど大きい
A4用紙とのサイズ比較です。
■A4サイズとの比較
A4サイズ | 297 x 210mm |
---|---|
Spectre Folio 13 | 約 321 x 236mm(x 厚さ15.9(最薄部)-17.2mm(最厚部)) |
A4サイズよりも幅24ミリ、奥行き26ミリほど大きいです。
ビジネスバッグでも持ち運びできる程度のサイズです。
重さの実測:1,489グラム
本体などの重さを計ったところ、以下のようになりました。
本体 | 約 1,489g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約 309g |
バッテリー駆動時間が最大 約19時間なので、ちょっとした用事であれば、ACアダプターは持ち運ばないでも大丈夫そうです。
本体をとじているとクラッチバッグのようにも見えるので、軽そうなイメージがありますが、13.3型ノートPCとしては普通くらいの重さです。
大容量の長時間バッテリーを搭載しているため、これくらいの重さなのだと思われます。
▶静音性
ファンレスなので負荷がかかっても静か
Spectre Folio 13はファンレスなので、普段はもちろん、負荷がかかったときも静かでした。
▶左右側面とインターフェイス
■左側面
インターフェイスは左から、
- ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
- USB Type-C ×1(Thunderbolt 3、電源オフチャージ対応)
■右側面
インターフェイスは左から、
- USB Type-C ×1(電源オフチャージ対応)
- USB Type-C(Thunderbolt 3、電源オフチャージ対応)
インターフェイスは多くありません。
外部ディスプレイへの出力は、USB Type-C 3.1 (Thunderbolt 3対応) 端子でおこなえます。
USBはタイプC端子のみなので、USBタイプAの機器を接続したい場合は、変換ケーブルなどが必要です。
ちなみにバッテリーへの充電は、USB Type-C端子につないでおこないます。USB Type-Cに接続して使うACアダプターが付属します。
▶「HP Spectre Folio 13」のレビューまとめ
「HP Spectre Folio 13」のレビューのまとめです。
- まるで本革クラッチバッグのようなルックス。他のノートPCにはないカッコよさ!
- エイジングも楽しめる最高ランクの牛革(フルグレインレザー)を使用
- アクティブペンに対応(ペンも付属)
- 3つのモードで使える
- 最大19時間のバッテリー駆動時間
■「HP Spectre Folio 13」のおすすめポイント・特徴
- 本体カラーによってキーボードが異なります。
「コニャックブラウン」…日本語キーボード、「ボルドーバーガンディー」…英語キーボード - 見た目のイメージほど軽くはない(実測:約1.49kgで、13.3型ノートでは普通くらいの重さです)
- 低消費電力のCPUのため、イメージよりCPUパワーは低い
- インターフェイスは少なめ
■注意点など
重さも標準的ですし、インターフェイスも少ないですが、ルックス重視で選ぶなら、やはりオススメです。
ハッキリ言ってカッコいいですから。
Spectre Folio 13をスタバなどに持っていって仕事がしたいです(笑)
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