マウスコンピューター「mouse B5-R5(2020年モデル)」の実機レビュー!デザインもコスパもよい15.6型ノート!

「マウスコンピューター mouse B5-R5(2020年モデル)」の実機レビューです。
▼mouse B5-R5 2021年モデルの実機レビューは、以下をどうぞ!
なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
- 高いコストパフォーマンス
- 15.6型としては軽めの約1.62kg
- ヘアライン加工がカッコイイ外観
- LTE通信モジュールの追加も可能
- デュアルストレージにカスタマイズも可能
- 24時間365日のサポート付き
■おすすめポイント・特徴

91,080円(税・送料込み)でAMD Ryzen 5 4500U、メモリ8GB、256GB SSD搭載。
メインPCとしてシッカリ使えるスペックです。
※2021年3月12日現在の価格。



▲天板にヘアライン加工のラインが入っており、デザイン性が高められています。

LTE対応にするには、カスタマイズの「モバイルネットワーク」の項目で、LTE通信モジュール(内蔵) を選択します。

メインストレージのSSDの他に、HDDを追加してデュアルストレージにカスタマイズ注文もできます。
その他、OS、メモリ、メインSSDの容量アップなどのカスタマイズも可能。

24時間365日のサポート付きだから、初心者の方にもオススメです。
- 色域はあまり広くない
■注意点など

sRGBカバー率:約62%で、色域はあまり広くありませんが、クリエイターの方でなければ大きな問題はないでしょう。
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■mouse B5-R5のスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
| OS | Windows 10 Home / Pro |
|---|---|
| ディスプレイ | 15.6型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢) |
| CPU | AMD Ryzen 5 4500U |
| メモリ | 8GB / 16GB / 32GB / 64GB |
| ストレージ | SSD : 256GB~2TB SSD ※1TB HDDを追加して、デュアルストレージにすることも可能 |
| グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
| サイズ | 360.4×239.3×19.9mm(突起部含まず) |
| 重量 | 約1.62kg |
| その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5 |
※2021年1月4日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
標準仕様「メモリ8GB、256GB SSD(型番:B5-R5RENAS)」
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
キーストローク(キーが沈む距離)は約1.8ミリあり、打鍵感はしっかりあります。
打ちはじめが少し硬めのタイピング感です。
テンキーが3列なのは残念ではありますが、テンキーがないよりはいいのかもしれません(好みによります)。

※最近は、ディスプレイのフチが薄くなったことに伴い、ノートパソコンの横幅もコンパクトになってきていることから、15.6型でも3列テンキーのノートパソコンが増えています。
カーソルキー(矢印キー)が小さめなのは残念ですが、Shiftキーを押しておくことで、テンキーでカーソルキー代わりの操作も可能です。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キートップ(キーの表面)はほぼフラットです。

キーボードのタイピング音は、やや小さめ。

なお、キーボードのバックライトは非搭載です。
キーピッチなど

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼タイピングしやすいと言われる約19ミリのキーピッチ(キーとキーの間隔)を確保しています。

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。

なお、Fn+F1キーでタッチパッドの無効・有効を切り替えできるので便利です。
▶スピーカー
底面にスピーカーを搭載。

スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じました。
作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ


▲横から見たところ

▲上から見たところ
角度をつけて見ると少し暗く見えます。
ただ、薄く見えたりはしないので、一人で使う分にはとくに見づらさを感じることもなく使えました。
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。このようにディスプレイを180度開いて、フラットに置いたりもできます。

色域

■カバー率
| sRGB | 62% |
|---|---|
| DCI-P3 | 46% |
| Adobe RGB | 46% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
色域は、あまり広くありません。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
マウスコンピューター mouse B5-R5のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。

作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
| JEITA Ver.2.0 | 約8時間30分 ※メーカー公表値 |
|---|---|
| ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
6時間45分 |
| PCMark 8 WORK (負荷:中) |
4時間56分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
| 30分で充電できたバッテリー量 | 約41% |
※Control Center 3.0のパフォーマンス設定は「エンターテイメント」にて測定。
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイ搭載でこのバッテリー駆動時間は、悪くないと思います。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
なお、Cotrol Center 3.0の設定を「パフォーマンス」にして計測しています。

| アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
|---|---|
| ベンチマークテスト時 | 最大43db前後 |
ファンがフルで頑張り出しても、あまり大きな音はしない印象です。
図書館など静かな場所でも、周りを気にせずに使えるでしょう。
※ただし、ファンスピードセッティングを最大に設定すると、57.5db前後のファン音が聞こえましたので、上記よりも大きな音がする可能性はあります。

▲ファンスピードセッティング
■騒音(デシベル数)の目安
| かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
|---|---|---|
| うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
| 普通 | 50db | 静かな事務所 |
| 静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
| とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
| ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。


| A4サイズ | 297×210mm |
|---|---|
| mouse B5-R5 | 360.4×239.3×厚さ19.9mm(突起部含まず) |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
▼標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。

▶重さの実測:1617グラム

| 本体 | 約1,617g |
|---|---|
| ACアダプター+電源ケーブル | 約316g |
15.6型のノートパソコンとしては軽量です。
▶インターフェイス
■右側面

① USB 3.1 (Type-C / 10Gbps) (USB Power Delivery、DisplayPort Alt Mode対応)
② USB 3.0 (Type-A / 5Gbps)
③ HDMI端子
④ バッテリーランプ
⑤ 電源端子
HDMI端子とUSB Type-C端子が映像出力に対応しているので、トリプルディスプレイ(外部ディスプレイ2台)にすることもできます。
■左側面

① セキュリティスロット
② ネットワーク (LAN) 端子
③ USB 2.0 (Type-A)
④ microSDカードリーダー (UHS-I対応、SDXC、SDHC含む)
⑤ ヘッドセット端子 (CTIA準拠)
※LTE通信モジュール内蔵の場合、SIMスロット位置はmicroSDカードリーダーの右側です。
▼microSDカードを挿しても、少ししかはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりにくいです。

モバイルバッテリーからの充電

モバイルバッテリーをUSB Type-C端子に接続し、mouse B5-R5側へ充電できました。
ちなみに、メーカーサイトには「65W以上出力可能なUSB Power Delivery機器からの給電にも対応」との記載がありますが、
45W出力のモバイルバッテリーからでも充電できました。
⇒ 「マウスコンピューター mouse B5-R5」を公式サイトで見てみる
―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
今回のレビュー機のCPUは「AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー (6コア6スレッド / 2.3~4.0GHz)」です。
CPUMark

PassMarkでの同CPUの平均スコア11259※よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ていると言えるでしょう。
※2021年1月6日現在の平均値
CINEBENCH R20

| マルチコア | 2495 |
|---|---|
| シングルコア | 453 |
ビジネス用途などでは、十分すぎる性能です。画像編集などの作業にも使えます。
▶SSDのデータ転送速度

SATA接続のSSDなので、SSDとしてはデータ転送スピードがとくに速いわけではありませんが、HDDよりは明らかに速いです。
ちなみにmouse B5-R5は、より高速な「NVMe(NVM Express) SSD」を選ぶこともできます。
より快適さを求めるなら、NVMe SSDにカスタマイズして注文がオススメです。
最大2TBにまでSSD容量を増やたり、HDDを追加してデュアルストレージ(ストレージを2つ搭載)にカスタマイズ注文もできます。
SSD情報

ADATA(エイデータ)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
マウスコンピューター mouse B5-R5のグラフィックスは「AMD Radeon グラフィックス」です。
3DMarkのスコア
| Fire Strike | 1796 |
|---|---|
| Time Spy | 719 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 6060 快適 |
|---|
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
| 標準品質(1920×1080) | 2313 普通 |
|---|
※グラフィックス設定は、「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
| 解像度 | 平均フレームレート・結果 |
|---|---|
| 1920×1080 | 22.84 FPS スペック不足 |
グラフィックス処理性能は高くありませんが、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら普通にプレイできそうです。
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―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
マウスコンピューター「mouse B5-R5」のボディカラーは「アイスシルバー」です。

天板にはヘアライン加工がされておりカッコイイです。

天板のマウスコンピューターのロゴは濃いグレーのペイントで、強すぎない存在感。





100万画素のWEBカメラも搭載。

▶付属品など
付属品一式です。

- ACアダプター
- 電源ケーブル
- サポートマニュアル
- ファーストステップガイド
- 保証書
などが付属。
▶マウスコンピューター「mouse B5-R5」のレビューまとめ
「マウスコンピューター mouse B5-R5」のレビューのまとめです。

メインPCとしてシッカリ使える性能でありながら、価格が高くなく、コストパフォーマンスがいいです。
AMD Ryzenプロセッサーのコスパのよさが、価格に反映されていると言えるでしょう。
メモリ8GB、256GB SSD搭載ですから、長く使っていけるノートパソコンです。
カスタマイズで、メモリやストレージを増やしての注文もできます。
マウスコンピューターのパソコンには、24時間365日のサポートが付いてくるので、初心者の方にもオススメですよ。
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