富士通 LIFEBOOK WU2/D2の実機レビュー!超軽い!キーボードが打ちやすい!
超軽量ノートパソコン「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」の実機レビューをお届けします。
【ニューモデル登場のお知らせ】
2020年10月19日に「富士通UHシリーズ」のニューモデルが発表になりました。
ニューモデルの実機レビューは以下です。
⇒ 富士通【LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3】の実機レビュー!超軽い!キーボードが打ちやすい!【UHシリーズ】
「レビューを全部読む時間がない!」
という方のために、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」を最初に挙げておきます。
- 世界最軽量の698g~という軽さ(この実機の実測値は694グラム!持ってみると、やっぱり軽い!)
- 軽量・コンパクトでもインターフェイスは充実
- キーボードが打ちやすい
- 「かな表記なし」のキーボードも選択できる(※本体カラーがブラックのみ。有料オプション)
■「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」のおすすめポイント・特徴
- 世界最軽量モデルは本体カラーが「ピクトブラック」のみ(塗装の関係上。他のカラーは50グラム程度重くなります)
- 「軽量モデル」と「世界最軽量モデル」がありますが、「軽量モデル」のみバッテリー駆動時間の長い50Whバッテリーを選択可能。
※50Whバッテリ搭載の場合、バッテリー駆動時間は約24時間に伸びますが、重さは約855g~になります。
■注意点など
>> 富士通「LIFEBOOK WU2/D2」を公式サイトで見てみる <<
▶ 富士通「LIFEBOOK WU2/D2」を公式サイトで見てみる
■LIFEBOOK WU2/D2のスペック
液晶 | 13.3型(フルHD、ノングレア) |
---|---|
サイズ | W309 × D212 × 厚さ15.5mm |
重さ | 約698~934g(構成によって異なります) |
CPU | Core i3-8145U / i5-8265U / i7-8565U | メモリ | 4GB / 8GB / 16GB | ストレージ | SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
バッテリー駆動時間 | 約11.5~24時間 |
今回のレビュー機のスペックは、Core i7、メモリ16GB、512GB SSDです。
↓目次で、ある程度の内容がご確認いただけます(クリックすると、その項目に飛びます)。
目次
★おすすめポイント・特徴をくわしく解説!★
▶重さの実測:694グラム。本当に軽い!
このLIFEBOOK WU2/D2は、世界最軽量698g~のノートパソコンです※。
※13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最軽量。2019年10月1日現在、富士通クライアントコンピューティング調べ。
今回のレビュー機のうちブラックの方は、世界最軽量モデルです。実際に測ったところ、本体は「694グラム」でした。
さすが世界最軽量。超軽量です。
▲小柄な女性でもラクラク持てます
「オモチャなんじゃないか?」と思ってしまう人もいるくらい軽いです。
「外出先へ持っていくのもおっくうに感じないので、作業時間を増やせそう」
と感じました。
※重さについての補足事項
「世界最軽量モデル」はピクトブラックのみ
LIFEBOOK WU2/D2には「世界最軽量モデル」と「軽量モデル」がありますが、世界最軽量は本体カラーが「ピクトブラック」のみです。
これは「塗装の違いにより重さに差が出てしまうため」とのこと。
ただ、他の2色も約747g~なので、まだまだ世界トップクラスに軽いです。
「50Whバッテリー」を選択すると200gほど重くなる
LIFEBOOK WU2/D2は、カスタマイズ注文するときに、「25Whバッテリー」か「50Whバッテリー」かを選択することができます。
50Whバッテリーを選択すると、バッテリー駆動時間は長くなりますが、本体の重量は200gほど重くなります。
■25Whバッテリー
- 本体重量:約698g~
- バッテリー駆動時間:最大約11.5時間
■50Whバッテリー
- 本体重量:約855g~
- バッテリー駆動時間:最大約24時間
※「世界最軽量モデル」を選択した場合は、50Whバッテリーは選択できません。50Whバッテリーを搭載させたい場合は「軽量モデル」を選びましょう。
ACアダプターの重さ
ACアダプターの重さは「208グラム」なので、本体と合わせると合計902グラムです。
▶軽量・コンパクトでもインターフェイスは充実
LIFEBOOK WU2/D2は、世界トップクラスに軽量なモデルですが、だからといって軽量化するためにインターフェイスの数が削られているようなことはありません。
インターフェイスは充実しています。
ノートパソコンによっては、13インチのモデルでもインターフェイスが少ないものもあるので、ここは重要なところです。
左右側面とインターフェイス
■左側面
インターフェイスは左から、
- DC-INコネクタ
- USB3.1 Type-C(Gen2)コネクタ
- USB3.1 Type-C(Gen1)コネクタ
- HDMI 出力端子
- USB3.1 Type-A コネクタ(電源オフUSB充電機能対応)
- マイク・ラインイン/ヘッドホン・ラインアウト/ヘッドセット 兼用端子
■右側面
インターフェイスは左から、
- SDカードスロット
- USB3.1 Type-A コネクタ
- LAN コネクタ
- 盗難防止用ロック取り付け穴
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▶キーボード
硬さもほどよく、ストレスなくタイピングできる
▲かな表記なしキーボード(ピクトブラック) ※クリックで拡大
▲キーボード(ガーネットレッド) ※クリックで拡大
キーがほどよい硬さでタイピングしやすいです。
キーボードの右下のスペースを広げて、矢印キーを打ちやすく作ってあるのもよいところです。
おかげで、矢印キーがストレスなく使えます。
エンターキーやバックスペースキーなど、端の方にあるのに使用頻度が高いキーを大きめに作ってあるのもグッドです。
指先がキーにフィットし、タイピングしやすい
LIFEBOOK WU2/D2のキーボードは、ボタンの表面が球面になっています(球面シリンドリカルキートップ)。
指先がキートップにフィットしやすくなっており、打ち心地がよいです。
キーボードにタワミは感じません。安定感があります。
キーの場所によって重さが異なる設計により、軽やかにタイピングできる
LIFEBOOK WU2/D2のキーボードは、キーの場所によって重さが異なるように設計されています。
主に小指でタイピングすることが多いキーが、軽いタッチでタイピングできるようになっています(例えば、エンターキー、矢印キー、Tabキーなど外側にあるようなキー)。
このおかげで、軽い力でスムーズなタイピングがしやすいです。
キートップの文字表記が大きく、視認性が高い
▲かな表記ありのキーボード(ガーネットレッド)
アルファベットが大きく表記されているので、どこにどのキーがあるのか視認性が高いです。
逆に、それがダサく感じる人もいるかもしれません。
ちなみに、カスタマイズ注文で、ピクトブラックのみ「かな表記なし」のキーボードを選ぶこともできます(※有料オプションです)。
▲かな表記なしのキーボード(ピクトブラック)
パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。
わたしは、少し手が大きめなのですが、パームレストに狭苦しさはありません。
13.3インチのノートパソコンなので、パームレストは十分な広さでした。
タイピング音もうるさくない
キーボードのタイピング音は、コトコトいう感じの音です。無音ではありませんが、タイピング音はそれほど大きくありません。
スペースキーも小さめに作られているので、ガチャガチャいわず静かです。
フルサイズキーボードとサイズを比較
フルサイズのキーボードと比較してみました。
タッチパッド
タッチパッドは、左右のボタンに分かれてないノートパソコンも多いですが、しっかりと左右のボタンが搭載されています。
ボタンが、左クリックボタンと右クリックボタンに分かれているので、「右クリックしたつもりなのに、右クリックにならずイライラ」みたいな誤操作も減らせます。
タッチパッドの操作性は、普通によいです。
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★その他の点も解説★
▶外観
富士通「LIFEBOOK WU2/D2」のボディカラーは、
- ピクトブラック
- ガーネットレッド
- アーバンホワイト
の3色展開です。
今回は「ピクトブラック」と「ガーネットレッド」の外観をご紹介します。
鮮やかなガーネットレッド、落ち着いた雰囲気のピクトブラック
ガーネットレッドは、キーボード面まで赤くて存在感があります。
▲ガーネットレッド
▲ピクトブラック
鮮やかなガーネットレッド
ガーネットレッドは、前モデルよりも少し鮮やかな赤になりました。
落ち着いたデザインのピクトブラック
ゴム足は、めちゃくちゃグリップ力が高いわけではないです。
しかし、軽いノートPCではありますが、タイピングしているときに不用意に本体が動いてしまうことはありませんでした。
液晶を開けるところまで開いてみました。ほぼ180度開きます。
フルHD画質のWEBカメラ(約207万画素)も搭載。
電源ボタンは、キーボードの右上にあります。
なお、前モデルでは搭載していた「指紋認証センサー」は非搭載になりました。
▶CPU、SSDの性能チェック
CPUの性能は高い
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-8565U プロセッサー」です。
パスマークのCPUパフォーマンステストの数値は、8789という高い数値が出ました。
ビジネス用途などでは、十分すぎるほどの性能です。サクサク仕事ができそうです。
SSDのデータ転送速度も爆速
高速なNVMe対応PCIe接続のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
SSD情報
東芝製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
専用グラフィックスは搭載していないので、動画編集などには向かない
CPUも高性能ですし、SSDも速いのですが、NVIDIA GeForceなどの専用グラフィックスは搭載していません。
そのため、動画編集や3Dゲームができないわけではありませんが、それらの用途にはあまり向いていません。
▶スピーカー
Waves社のMaxxAudioを搭載しているが、もう少し音抜けが欲しいと感じることも
「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」は、WAVES(ウェーブス)社のMaxxAudioを搭載しています。
WAVESは、プロ向けの音楽制作用プラグイン・エフェクトを開発しているメーカーです。
前モデルよりも、スピーカーサイズが少し大きくなっており、音質が向上しています。
音源によってはもう少し音抜けが欲しいと感じることもありましたが、底面にある小さめのスピーカーにしては、頑張っている音質だと思います。
▶液晶ディスプレイ
色の鮮やかさや視野角をチェック
視野角をチェックしてみます。結論から言うと、視野角は広いです。
▲横から角度をつけて見たところ
▲上から角度をつけて見たところ
ノングレア液晶なので映り込みしにくい
「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」の液晶は、ノングレア(非光沢)液晶なので、光の映り込みはしにくいです。
作業中に光が反射してチラついたりしないので、実用的です。目にも優しく感じます。
▶静音性のチェック
普段はとても静かだが、負荷がかかると排気音が大きくなるときも
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
それほど負荷がかかっていない状態では、ほぼ無音でした。
わざと大きく負荷をかけたところ、「シューー」と排気音がなり「54db」を越えるくらいの音が出ました。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
図書館など静かな場所で大きな負荷がかかると、ちょっと気になるかもしれません。
排気音自体は「キュイーン」という感じの高い音ではないので、カフェなどでは、周りの音にかき消されるのではないかと思います。
▶サイズ
A4サイズよりも少しだけ大きい程度のサイズ
A4用紙とのサイズ比較です。
A4サイズよりも幅が1.2センチほど大きいです。ビジネスバッグでも持ち運びしやすいでしょう。
▶付属品
付属品の一式です。ACアダプター、取扱説明書などが付属します。
マウスは別売りです。
▶「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」のレビューまとめ
「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」のレビューのまとめです。
- 世界最軽量の698g~という軽さ(この実機の実測値は694グラム!持ってみると、やっぱり軽い!)
- 軽量・コンパクトでもインターフェイスは充実
- キーボードが打ちやすい
- 「かな表記なし」のキーボードも選択できる(※本体カラーがブラックのみ。有料オプション)
■「富士通 LIFEBOOK WU2/D2」のおすすめポイント・特徴
- 世界最軽量モデルは本体カラーが「ピクトブラック」のみ(塗装の関係上。他のカラーは50グラム程度重くなります)
- 「軽量モデル」と「世界最軽量モデル」がありますが、「軽量モデル」のみバッテリー駆動時間の長い50Whバッテリーを選択可能。
※50Whバッテリ搭載の場合、バッテリー駆動時間は約24時間に伸びますが、重さは約855g~になります。
■注意点など
富士通LIFEBOOK WU2/D2は、世界最軽量~という軽さが、やはり一番の魅力です。
本当に軽くて、外出先へ持っていくのもおっくうに感じないので、作業時間が増やせそうに思います。
キーボードも打ちやすいので、タイピングすることが多い方にもオススメです。
「軽くてキーボードの打ちやすいノートパソコン」をお探しでしたら、建前なしでおすすめです。
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