「HP Pavilion Plus 14-ew」実機レビュー!【おすすめ度が上昇!】Core Ultraと高解像ディスプレイ搭載モバイルノート!
Core Ultra H | 最大メモリ32GB |
---|---|
最大1TB SSD | 高解像度 |
「HP Pavilion Plus 14-ew」の実機レビューです。
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今回は、日本HPからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。
HP Pavilion Plus 14-ewは、2024年4月19日にCore Ultra搭載にリニューアルされたニューモデルが発売になりました。
そのため、おすすめ度が大きく上がりましたよ!
HP Pavilion Plus 14-ewは、2560×1600ドットまたは2880×1800ドットの高解像度ディスプレイを搭載。
また、HシリーズのCore Ultraを搭載しており、CPU処理性能が高いのはもちろんのこと、
インテル Arcグラフィックスが内蔵されているため、3Dゲームもある程度遊べるグラフィックス性能もあります。
「フルHD程度の解像度では物足りない」というクリエイター向けのモバイルノートです。
※なお、今回レビューに使用した実機は旧モデル(HP Pavilion Plus 14-ew0000シリーズ)です。
現行モデルとベースは同じですが、以下のような違いがあります
旧モデル (0000シリーズ) |
現行モデル (1000シリーズ) |
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第13世代インテルCoreプロセッサ | HシリーズのCore Ultraプロセッサ |
Iris Xe グラフィックス | インテル Arc グラフィックス |
Bang & Olufsenスピーカー | Poly Studioスピーカー |
レビュー機の写真は旧モデルのため、パームレストにBang & Olufsenのロゴが入っていますが、現行モデルはPoly Studioのロゴになっています。
その他、
- パフォーマンスモデルのメモリ:16GB ⇒ 32GB
- USB Type-C端子のDP出力:1.4 ⇒ 2.1
などの変更点もあります。
この記事は、
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
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目次
HシリーズのCore Ultraプロセッサー搭載 |
▼搭載CPUは以下のとおり。
- Core Ultra 5 125H
- Core Ultra 7 155H
CPU性能も高めですが、インテル Arcグラフィックスが内蔵されているため、3Dゲームもある程度遊べるグラフィックス性能もあります。
高解像度で編集作業がしやすいディスプレイ |
以下のように高解像度のディスプレイを搭載しています。
- スタンダードモデル:2560×1600ドット・IPS液晶
- パフォーマンスモデル:2880×1800ドット・OLED(有機EL)
フルHD(1920×1080ドット)などと比べて、より精細な画面表示ができるので、見やすく編集作業がしやすかったです。
広めの色域をカバーしたディスプレイ |
■カバー率
sRGB | 98% |
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DCI-P3 | 75% |
Adobe RGB | 75% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
※IPSディスプレイ搭載の旧スタンダードモデルの結果です。OLEDディスプレイ搭載モデルは、より広い色域をカバーしているかもしれません。
sRGBカバー率が100%に近いですし、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバーしています。
HP Pavilion Plus 14-ewの用途を考えると、多くの方には十分な色域をカバーしたディスプレイと言えるでしょう。
Enterキーの右側にもキーがある |
Enterキーの右側にもキーがあります。
HomeやEndキーなどは便利ですが、Enterキーが右端にある方がいいという方もいるので、好みが分かれるところでしょう。
キーボードについてさらに詳しくは、キーボードの項目をご覧ください。
OLEDの場合はグレアディスプレイなので、映り込みしやすい |
パフォーマンスモデルは、OLED(有機EL)のグレア(光沢)ディスプレイ搭載のため、非光沢ディスプレイと比べると映り込みしやすいです。
有機ELディスプレイの焼き付き防止のため、ウィンドウが黒色になっている「ダークモード」での使用が推奨されるため、液晶ディスプレイのノートPCと比べると、映り込みは気になりやすいと思います。
(画面に濃い色が映っている方が、映り込みが見えやすいため)
有機ELディスプレイは、基本的に光沢ディスプレイなので、仕方がないといえば仕方がない部分です(ただし、製品によっては反射防止コーティングされている場合もあります)。
なお、スタンダードモデルはノングレア(非光沢)ディスプレイです。
SDカードリーダーは非搭載 |
SDカードリーダーは非搭載なので、SDカードを使いたい方はご注意を。
SDカードを読み込むには、SDカードリーダーが別途必要です。
出荷製品は日本語キーボードです |
メーカーページの写真は英語キーボードですが、出荷製品は日本語キーボード搭載です。
▲出荷製品はこのキーボード(タップ・クリックで拡大)
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▶スペック表
■HP Pavilion Plus 14-ewのスペック
OS | Windows 11 Home |
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ディスプレイ |
14型アスペクト比16:10、最大120Hz ・WQXGA(解像度2560×1600)、ノングレア(非光沢)、IPS液晶 ・2.8K(解像度2880×1800)、グレア(光沢)、OLED(有機EL) |
CPU | インテル Core Ultra 5 125H / Ultra 7 155H |
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | SSD:512GB / 1TB |
グラフィックス | インテル Arc グラフィックス |
サイズ | 約314×227×17.5(最薄部)mm(突起部含まず) |
重さ | 約1.44kg(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
※2024年4月8日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■レビュー機のスペック
旧スタンダードモデル「インテル Core i5-1335U、メモリ16GB、512GB SSD、WQXGA IPS液晶ディスプレイ(モデル名:14-ew0022TU、HP Pavilion Plus 14-ew0000 シリーズ)」
―― HP Pavilion Plus 14-ewの使いやすさチェック ――
▶テレワークやWeb会議に役立つ機能
・プライバシーを保護するWebカメラ
WQHD画質のWebカメラ(約500万画素)を搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です(なお、指紋認証には対応していません)。
なお、HP Pavilion Plus 14-ewのWebカメラには、プライバシーカメラスイッチが搭載されています。
プライバシーカメラスイッチをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。
プライバシーカメラスイッチを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。
オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。
▼実際に、Windowsのカメラアプリを起動して撮影した写真が以下。
▲HP Pavilion Plus 14-ewのWebカメラで撮影
▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。
▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用)
どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。
上記の外付けWebカメラよりも、HP Pavilion Plus 14-ewのカメラの方が、色味も自然で明るく綺麗に撮れていると思います。
ノートパソコンのWebカメラとしては高画質です。
オンラインミーティングで役立つキー操作
オンラインミーティングで役立つ以下のキー操作も利用可能です。
- F8キー:マイクミュート
マイクOFF時は、F8キーのランプが点灯するので、マイクがOFFになっているのがわかりやすいです。
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
打ちはじめが少し硬めのタイピング感です。
キーストローク(キーが沈み込む深さ)は約1.3ミリで、それほど深くはないので、打ちはじめを硬めにすることで、打鍵感を出している印象です。
▼冒頭の注意点にも書きましたが、Enterキーの右側にもHomeやEndキーなどがあります。
Enterキーが右端にある方がいいという方もいるので、好みが分かれるところでしょう。
HomeやEndキーなどは便利なので、普段使っていない方は、せっかくなので活用するのがいいかなと思います。
それと、BackSpaceキーの上に「電源ボタン」があるのが気になる方もいるかもしれませんが、
キー入力中に電源ボタンを誤って押してしまっても、長押ししなければとくに反応はしません。
カーソルキーはそれほど大きくはありませんが、凸型でスッキリした配置になっているのはよいですね。
▼キートップ(キーの表面)に凹みはありますが、浅めの凹みです。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
凹みが浅めのため、指先の力を逃げにくくする効果は少ないですが、それでも凹みがないよりはよいです。
ファンクションキー(Fキー)は、HP Pavilion Plus 14-ewの独自機能(特殊機能)が優先されています。
(全角カタカナ変換などWindowsの標準機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼一部のキーを除いて、キーピッチ(キーとキーの間隔)は、19mmがタイピングしやすいと言われますが、HP Pavilion Plus 14-ewは約18.7のキーピッチを確保。
▼14型ノートなので、かなり手が大きい人でなければ、パームレストは十分な広さでしょう。
▼パームレストとデスクの段差は、それほど大きくはないです。
キーボードバックライト
キーボードのバックライトは、F4キーでON・OFFができます。
明るさは2段階で調整可能。
タッチパッド
クリックボタン一体型のタッチパッドです。
タッチパッドはやや大きめなので、少し右手がタッチパッドに乗りますが、右手母指球で誤って押してしまうことはあまりありませんでした。
もっとも、母指球の部分で誤ってタッチパッドを押してしまっても、操作として反応しづらくなっていました。
このため、右手がタッチパッドに乗ってしまうことによる誤操作が起きづらくなっています。
なお、タッチパッドの有効・無効をショートカットキーで切り替えることはできないようです。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
共通項目 | 14型、最大120Hz、アスペクト比(縦横比):16:10 |
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スタンダードモデル | ・WQXGA(2560×1600ドット) ・IPS液晶 ・ノングレア(非光沢) |
パフォーマンスモデル | ・2.8K(2880×1800ドット) ・OLED(有機EL) ・グレア(光沢) |
※上記のとおり、HP Pavilion Plus 14-ewのディスプレイには、WQXGA(2560×1600ドット)と2.8K(2880×1800ドット)の2種類があります。
映り込みしにくい非光沢のスタンダードモデルか、発色などがより綺麗なOLEDのパフォーマンスモデルか、迷うところかもしれません。
今回のレビュー機は、WQXGA(2560×1600ドット)ディスプレイです。
解像度2560×1600ドットの場合でも、フルHD(1920×1080ドット)の2倍近いドット数なので、
フルHDディスプレイよりも、だんぜん緻密な映像表示が可能です。
視野角
ディスプレイは、角度をつけて見ても若干暗く見える程度で、それほど見にくくはなりませんでした。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約131度開きます。
縦の視野角は広いので、対面の人に画面を見せるなどの使い方をしないなら、これくらい開けば十分でしょう。
テュフ・ラインランド Eyesafe認定ディスプレイ
HP Pavilion Plus 14-ewのディスプレイは、目の負担を軽減するブルーライト低減ディスプレイです。
「ブルーライト軽減機能搭載」のノートパソコンの場合、機能をオンにするとディスプレイ表示が黄色っぽくなってしまうことがありますが、
HP Pavilion Plus 14-ewのディスプレイは、色味も自然ですし、設定不要でブルーライトを低減してくれているそうです。
・「ノングレア」と「グレア」がある
HP Pavilion Plus 14-ewのディスプレイには、以下のような違いがあります。
IPS液晶 | ノングレア(非光沢) |
---|---|
OLED(有機EL) | グレア(光沢) |
▼レビュー機は、スタンダードモデルなのでノングレア(非光沢)なので、映り込みはしづらいです。
※この写真のノートパソコンは、Pavilion Plus 14-ewとは異なる製品です。
・色域
色域については、冒頭のおすすめポイント・特徴:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶インターフェイス
右側面
① SuperSpeed USB Type-C(10Gbps)(USB PD、DisplayPort 2.1の映像出力、電源オフUSBチャージ機能に対応)
② Thunderbolt 4 with USB4 Type-C(40Gbps)(USB PD、DisplayPort 2.1の映像出力、電源オフUSBチャージ機能に対応)
③ HDMI 2.1出力端子(最大3840×2160ドット)
④ SuperSpeed USB Type-A(10Gbps)
左側面
① ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
② SuperSpeed USB Type-A(5Gbps)
左右合計でUSB Type-CとUSB Type-Aそれぞれ2つずつあるので、まずまずインターフェイスは揃っている印象です。
ただ、クリエイティブ作業用途を考えると、SDカードリーダーがあれば、より良かったところでしょう。
▶サイズ
▲セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較
セミB5ノート(大学ノート) | 252×179mm |
---|---|
A4サイズ | 297×210mm |
HP Pavilion Plus 14-ew | 約314×227×17.5(最薄部、突起部含まず)mm |
幅×奥行きは、A4サイズよりも少し大きいです。
▼A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグでも持ち運びしやすいサイズ感。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
―― HP Pavilion Plus 14-ewの外観・その他のレビュー ――
つづいて、外観や付属品をレビューしていきます。
▶外観
ナチュラルシルバーの比較的シンプルな外観です。
※なお、冒頭にも記載しましたが、今回レビューに使用した実機は旧モデルのため、右パームレストにB&O(Bang & Olufsen)のロゴが入っていますが、現行モデルにはPoly Studioのロゴが入ります。
ユニボディ(1枚の金属から削り出して作った継ぎ目のないボディ)なので、たわみに強く、ボディ剛性はしっかりしています。
HPのプレミアムロゴが、光に反射して輝きます。
これまでは、Pavilionシリーズには、上写真のプレミアムロゴではない、丸の中にHPと書かれたロゴが採用されてきましたが、
Pavilion「Plus」シリーズには、プレミアムロゴが採用されるようになったそうです。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- 電源プラグ(ウォールマウントプラグ)
- HP Z3700ワイヤレスマウス
- マニュアル類
- 保証書
などが付属。
※付属品は変更になる可能性があります。
付属のHP Z3700ワイヤレスマウス(シルバー)
HP Z3700 ワイヤレスマウス(シルバー)が付属。
厚さの薄いマウスなので、手首をあまり曲げずに使えます。
USBレシーバーで接続して使います。Bluetooth接続では使えません。
※名前の似た製品でHP Z3700 デュアルワイヤレスマウスの方はBluetooth接続も可能ですが、そちらは付属しません。
▶HP Pavilion Plus 14-ewのレビューまとめ
「HP Pavilion Plus 14-ew」のレビューまとめです。
HP Pavilion Plus 14-ewは、ディスプレイの解像度が高いので、
「スタンダードなモバイルノートだと、ディスプレイ解像度が物足りない」
という方に、とくにおすすめです。
加えて、現行モデル(Pavilion Plus 14-ew1000シリーズ)からCore Ultraプロセッサー搭載になったのも大きいですね。
正直なところ、Core Ultraプロセッサー搭載になったことで、おすすめ度が大きくアップしました。
重さが約1.44kgで、最近の14型モバイルノートの中では、軽いというほどではないので、欲を言うなら、もう少し軽ければ、外出先でも作業にもより使いやすくかったかなと思いますが、
高解像ディスプレイと、モバイルノートとしては高めの処理性能なのは大きな魅力でしょう。
【10月31日23:59まで!】
「HP Pavilion Plus 14-ew」が、
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