【旧モデル】HP ENVY 15 x360-cp0000シリーズ(AMD)実機レビュー!5つのモードで使えて高コスパ!気になるペンの使い心地もしっかりチェック

HP ENVY 15 x360のメイン画像

「HP ENVY 15 x360-cp0000シリーズ(AMD)」の実機レビューです。

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

今回は、日本HPからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。

なお、後継モデルのレビューは、以下をご覧ください。

HP ENVY x360 15-ee(AMD)の実機レビュー!30秒でわかるポイント・注意点も!5つのモードで使えて高コスパ!

HP ENVY 15 x360(AMD)は、5つのモードで使えるなど、色々な使い方ができます。その上、コストパフォーマンスも高いです。

レビューでは、ペンの使い心地やキーボードなど気になる細かな点もしっかりチェックしました!

    ■「HP ENVY 15 x360」のおすすめポイント・特徴

  • 5つのモードで使える
  • タッチやアクティブペンに対応
  • SSD+HDDのディアルストレージ
  • 性能が高めながらも、コスパのよい価格

    ■注意点など

  • アクティブペンは別売りです
  • ▲Spectreアクティブペンは別売り

「HP ENVY 15 x360(AMD)」を公式サイトで見てみるicon

※販売終了になりました。

動画編集向けのノートパソコンについては、以下の記事でも詳しく解説・ご紹介していますのぜ、ぜひご覧ください!

動画編集におすすめのノートパソコンはコレだ!【2024年6月版】安いコスパ抜群モデルや軽量でも動画編集が快適なモデルまでご紹介!

■ENVY 15 x360(AMD)のスペック

OS Windows 10 Home
液晶 15.6インチ フルHD(解像度1920×1080)、光沢、IPSタッチディスプレイ
CPU AMD Ryzen 5 2500U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 256GB SSD + 1TB HDD
グラフィックス Radeon VEGA 8 Graphics
サイズ 約 359×245×19(最薄部)- 20(最厚部)mm

 
↓目次で、ある程度の内容がご確認いただけます(クリックすると、その項目に飛びます)。

★おすすめポイント・特徴をくわしく解説!★

▶「HP ENVY 15 x360」の5つのモード

「HP ENVY 15 x360」は、

  • ノートブックモード
  • テントモード
  • タブレットモード
  • スタンドモード
  • フラットモード

の5つのモードに切り替えて使えます。

シーンに合わせて使うと、より便利にHP ENVY 15 x360を使えます。

ノートブックモード

ノートブックモード

その名の通り、スタンダードなノートパソコンのモードです。

テントモード

テントモード

奥行きの狭いスペース置きたいときや、フルサイズキーボードを使いたいときなどに便利なモード。

●テントモード???●とキーボードの組み合わせ

▲テントモードと好きなワイヤレスキーボードを組み合わせて使うのもアリ

タブレットモード

タブレットモード

折りたたんでタブレット形状にできます。
※キーボードの取り外しはできません。

誰かに画面を見せつつ使ったり、アクティブペンでの作業などに便利。

スタンドモード

スタンドモード

ゴロンと横になって動画を見たいときなどに便利なモード。

ディスプレイの角度を平行に近くすれば、ペンを使うときにも便利なモードです。

フラットモード

フラットモード

ディスプレイを180度開いたのがフラットモード。

タブレットモードに似ていますが、タブレットモードよりもサッとスピーディーに画面をフラットにできるので、対面の人に画面を見せたいときなどに便利でしょう。

▶アクティブペンに対応

ENVY 15 x360は、「ディスプレイへのタッチ操作」や「アクティブペン」に対応しています。

ペンでイラストを描いたりもできます。

Spectreペンでの描き心地は?

実際にクリップスタジオペイントをインストールして、ペンの描き心地をテストしてみました。

ペンでイラストを描いているところ

描き始めに少しズレるときがあるので、↓のように、ヒゲのようなズレ線が入ってしまうことがありました。

ですので、これでプロイラストレーターを目指すとか、本格的なイラストを描くのには向いていない印象です。

ディスプレイ上で資料に赤字修正を入れたり、軽くイラストを描くのには問題なく使えます。

アクティブペンは別売り

なお、Spectre(スペクトル)アクティブペンは別売りです。

Spectreアクティブペンは、現在2種類が販売されています。

  • Spectre アクティブペン
    8,800円(税込)
    電池式、1024段階の筆圧検知
  • Spectre アクティブペン2
    10,780円(税込)
    充電式、傾き検知に対応、1024段階の筆圧検知

2019年11月1日現在の価格

ちなみに、マイクロソフトの「Surface(サーフェス)ペン」も使えるには使えましたが、たまに線が途切れてしまうことがありました。

ですので、Surfaceペンの利用は積極的にはおすすめしません。

(ペンのグリップ自体は、Surfaceペンの方が利きやすかったです。)

▶「SSD+HDD」のデュアルストレージ仕様!

HP ENVY 15 x360は、「SSD」と「HDD」両方を搭載したデュアルストレージ仕様です。

    ■「SSD+HDD」のデュアルストレージのメリット

  • SSDによる高速起動
  • HDDにデータを大容量保存
  • この2つのメリットを享受できる!

▶コスパのよい価格も魅力!

  • 5つのモードで使える
  • タッチやアクティブペンに対応
  • SSD+HDDのディアルストレージ

HP ENVY 15 x360は、上記の特徴に加えてCPU性能も高めです。

それでいて93,280円~(税込)は、かなりコストパフォーマンスが高いです。
※価格は2019年4月22日現在

CPUがインテル製ではなくAMD製なので、AMD製プロセッサーのコストパフォーマンスの高さが価格に現れているのだと思います。

★その他の特徴なども解説!★

▶処理性能のチェック

CPU性能は高い

今回のレビュー機のCPUは「AMD Ryzen 5 2500U プロセッサー」です。

PassMarkのCPUベンチマークテスト結果

パスマークのCPUパフォーマンステストの数値は8511で、高めの性能です。

これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもいろいろと使えるでしょう。

ちなみに、HP ENVY 15 x360はインテルCPU搭載モデルもあります。

SSDとHDDのデータ転送スピード

SSDの速度

高速なPCIe接続のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。

ストレージの転送速度

HDDの速度

HDDのデータ転送速度は、SSDと比べるとだいぶ劣るのが一目瞭然です。

SSDとHDDの情報

サムスン製のSSDでした。

 SSDメーカー情報

 
HDDは、Seagate(シーゲート)製でした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのストレージが搭載されている可能性もあります。

グラフィックス系の処理性能

HP ENVY 15 x360のグラフィックスは「AMD Radeon Vega 8 Graphics」です。

3DMarkのグラフィックススコア
Fire Strike 2325

ゲーミングPCなどと比べると、高い数値ではありません。

FF14 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1920×1080 高品質 快適

ファイナルファンタジーXIV(FF14)などの軽めの3Dゲームなら普通にプレイできそうです。

▶キーボード

キーの大きさのバランスがよく、わりとタイピングしやすい

▲タップ(クリック)で拡大

ストローク幅(キーの沈み込み)は、やや浅め。

キーの大きさのバランスがいい感じなので、わりとタイピングしやすいです。

大きめのキーボードですが、タイピング時にたわんだりはせず、シッカリしています。

キートップのアップ画像

キートップはほぼフラットです。

タイピング音は比較的静か

キーボードを斜め上からアップ

タイピング音はコトコト鳴る感じで、気持ちよくタイピングできました。

タイピング音は、静かな方だと思います。

フルサイズキーボードとの比較

フルサイズのキーボードと比較してみました。

フルサイズのキーボードとの比較

フルサイズ・キーボードと近い感触でタイピングできると思います。

パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。

パームレストに手をのせたところ

15.6型ノートPCなので、パームレストは十分な広さ。

キーボードにバックライトを搭載

キーボードのバックライト

キーボードのバックライトは、F5キーでオン・オフができます。暗いところでの作業に役立ちます。

タッチパッド

タッチパッド

タッチパッドのクリック音は、ゴトゴトと低めの音です。

高音のカチカチ音ではありませんが、少し響きやすい音です。

▶スピーカー

ノートPCのスピーカーとしては悪くない音質

「HP ENVY 15 x360」は、オーディオメーカーBang & Olufsen(バング&オルフセン)と共同チューニングしたデュアルスピーカーを搭載。

HP ENVY 15 x360のスピーカー

音がこもっている感じはありません。

底面にはスピーカーは搭載されていないので、音が前に出てくる感じがもう少し欲しいと感じました。

ノートPCのスピーカーとしては悪くない音質です。普通に音楽を楽しめると思いますよ。

▶液晶ディスプレイ

角度をつけると少し暗くはなるものの、視野角は広い

角度をつけると少し暗くはなりますが、視野角は広いです。

液晶ディスプレイ 正面

視野角チェック 横から見たところ

▲横から角度をつけて見たところ

視野角チェック 上から見たところ

▲上から角度をつけて見たところ

グレア(光沢)液晶なので映り込みはしやすい

「HP ENVY 15 x360」の液晶は、鮮やかで綺麗な液晶ではありものの、グレア(光沢)液晶なので、写り込みしやすいです。

ディスプレイの光の映り込み具合

正面から見ると、チラつきは気になりませんでしたが、横から覗き見るような角度で見ると、写り込みで見づらかったです。

写り込みが気になる場合は、低反射タイプの液晶保護フィルムを貼るのがオススメ

ENVY 15 x360をHPのオンラインストアで購入するときに、専用の「液晶保護フィルム」も一緒に買えます。
※あとから液晶保護フィルムのみを買うこともできます。

▶バッテリー駆動時間のチェック

■バッテリー駆動時間の実測

ネット閲覧とテキスト打ちに使った場合 7時間37分
計測条件を見るにはここをタップ(クリック)

■バッテリー駆動時間の測定条件

  • 画面の明るさ:40%
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り40%以下でオン
  • ウェブ閲覧:ウェブブラウザでタブを5つ開き、各タブでウェブサイトを表示。それら各タブを1分ごとに自動で再読み込み。
  • タイピング:BBenchというソフトを使い、10秒ごとに自動でタイピング入力。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消費するので、15.6型のノートパソコンとしては、まずまずのバッテリー駆動時間だと思います。

▶静音性のチェック

普段はほぼ無音。負荷がかかると排気音が大きいときも

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほとんど聞こえない
ベンチマークテスト時 最大 55db前後

※HDDに書き込みをしているときは、少し音が聞こえます。

排気音が大きくなったときのdb数

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

大きめのノートパソコンですから、排気音が大きく鳴るときもあります。

自習室や図書館など静かな場所で大きな負荷がかかると、ちょっと気になるかもしれません。

カフェなどでは、周りの音にかき消されるので、問題ないでしょう。

▶サイズ、重さ

A4サイズよりも幅 約64ミリ大きい

A4サイズとの比較です。

 A4用紙とENVY 15 x360の大きさの比較

■A4サイズとの比較

A4サイズ 297 x 210mm
ENVY 15 x360 約 359×245×19(最薄部)- 20(最厚部)mm

A4サイズよりもわりと大きいので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよさそうです。

脇にかかえて持っているところ

重さの実測:2,084グラム

本体などの重さを計ったところ、以下のようになりました。

本体 約 2,084g
ACアダプター+電源ケーブル 約 288g

上記でチェックした通り、負荷の軽い使い方であれば、バッテリー駆動時間が約7時間以上ありましたので、
ちょっとした用事であれば、ACアダプターは持ち運ばないでも大丈夫そうです。

▶外観

シンプルながら高級感がある

HP ENVY 15 x360(AMD)のボディカラーは「ダークアッシュブラック」の1色のみです。

※ちなみに、プロセッサーがAMDではなくインテルCPU搭載モデルの場合は、ボディカラーはナチュラルシルバー。

HP ENVY 15 x360の外観。斜め上からのカッコいいアングル

「ダークアッシュブラック」と言われてもイメージがしづらいかもですが、私のイメージは「濃いめのグレーに、少し茶色がかったような色」といった感じです(伝わりますかね?笑)。

光の加減によって色が変化して見えるので、茶色っぽく見えないときもあります。

ENVY 15 x360の外観 天板側から斜め上

シンプルなHPマークが、光に反射して輝きます。

天板ロゴのアップ

折りたたんだ様子を斜め上から

本体底面

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

ヒンジの画像

パームレストのアップ

フルHD画質のWebカメラ(約200万画素)も搭載。

 Webカメラ

左右側面とインターフェイス

■左側面

左側面

左側面のアップ

インターフェイスなど左から、

  • 電源コネクター
  • USB 3.1 Gen1
  • 電源ボタン
  • ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート
  • SDカードスロット

スリープ状態では電源ボタンが点滅しますが、電源ボタンの位置が側面なので、点滅にちょっと気付きづらいです。

■右側面

右側面

右側面のアップ

インターフェイスなど左から、

  • 音量ボタン
  • USB Type-C™ 3.1 Gen2
  • USB 3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能)
  • HDMI 2.0

▶HP「ENVY 15 x360」のレビューまとめ

HP ENVY 15 x360の外観 見映え

「HP ENVY 15 x360」のレビューのまとめです。

    ■「HP ENVY 15 x360」のおすすめポイント・特徴

  • 5つのモードで使える
  • タッチやアクティブペンに対応
  • SSD+HDDのディアルストレージ
  • 性能が高めながらも、コスパのよい価格

    ■注意点など

  • アクティブペンは別売りです
  • ▲Spectreアクティブペンは別売り

HP ENVY 15 x360(AMD)は、コストパフォーマンスが本当に高いノートパソコンです。

いろいろな使い方ができるうえに、性能も高め。それでも安めの価格が嬉しいですね。

動画編集などに使うには、もう少しグラフィックスの性能が高いモデルの方がオススメではありますが、ちょっとしたクリエイティブな作業には問題なく使えます。

重量が軽くはないので、頻繁に持ち運びするのには向いていませんんが、据え置き用としてコスパのよいノートパソコンをお探しの方には、本当にオススメですよ。

「HP ENVY 15 x360(AMD)」を公式サイトで見てみる

※販売終了になりました。

動画編集向けのノートパソコンについては、以下の記事でも詳しく解説・ご紹介していますのぜ、ぜひご覧ください!

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