「HP 15-fc」実機レビュー!【自腹購入品】で実力検証!価格の安い15.6型ノートは買いなのか?
Athlon~Ryzen 5 | メモリ4~16GB |
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最大512GB SSD | 価格が安い! |
「HP 15-fc」の実機レビューです。
※今回は、当サイトの購入品を使ってレビューします。
HP 15-fcは、コストパフォーマンスの高い15.6インチノートパソコン。
価格が安めに設定されている分、デメリットや物足りない部分があるのか?など、そのあたりも詳しく解説していきます。
なお、この記事は、
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
【12月9日12:59まで!】
「HP 15-fc」が
- ベーシックモデル:67,800円
- スタンダードプラスモデル:74,800円
のブラックフライデーセール中! ※価格は税込み
この機会をお見逃しなく!
目次
3つのCPUから選べる |
▼HP 15-fcの搭載CPUは、以下のとおり。
■CPU
- Athlon Silver 7120U
- Ryzen 3 7320U
- Ryzen 5 7530U
おすすめはRyzen 5 7530U搭載モデルです。
価格が安い! |
HP 15-fcの一番安いモデルは45,800円(税込)で、安めの価格からラインナップ。
エントリーモデル | Athlon Silver 7120U、メモリ4GB、128GB SSD 45,800円(税込) |
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ベーシックモデル | Ryzen 3 7320U、メモリ8GB、256GB SSD 69,500円(税込)~ |
スタンダードプラスモデル | Ryzen 5 7530U、メモリ16GB、512GB SSD 89,500円(税込)~ |
※いずれも2024年1月29日現在の価格
ただ、一番安いエントリーモデルは、メモリが4GBしかなく、CPU性能も高くないので、エントリーモデル以外をおすすめします。
おすすめはRyzen 5搭載のスタンダードプラスモデルです。
15.6型としてはやや軽量:約1.63kg |
本体 | 約1,627g |
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ACアダプター+電源ケーブル | 約289g |
公称値は約1.63kgですが、実測は約1,627gでした。
15.6型ノートパソコンとしてはやや軽量です。
大きめの15.6型ノートではありますが、十分に持ち運びできる重さでしょう。
「ACアダプター+電源ケーブル」は約289gですが、
「電源ケーブル」を付属の「電源プラグ」に付け替えれば、79グラムほど荷物を軽くできます。
ただ、USB PD(Power Delivery)に非対応のため、「ACアダプターの代わりにPD充電器を持ち運ぶ」といったことができないのは残念なところ。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
使いやすい4列テンキーを搭載 |
最近のノートパソコンは、ディスプレイのベゼル(フチ)が薄くなり、横幅が縮まったことで、テンキー(キーボード右側の数値入力用のキー)が3列テンキーなことも少なくないです。
しかしHP 15-fcは、使いやすい4列テンキーを搭載。テンキーが欲しい方には嬉しいところでしょう。
プライバシーを保護するWebカメラ |
なお、HP 15-fcのWebカメラには、カメラシャッタードアが搭載されています。
カメラシャッタードアを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。
オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。
キーボードバックライトは非搭載 |
キーボードのバックライトは非搭載です。
ディスプレイの色域は広くない |
■カバー率
sRGB | 64% |
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DCI-P3 | 48% |
Adobe RGB | 48% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
ディスプレイのカバーしている色域は、ノートPCの液晶としてはあまり広くないので、画像編集で細かい色調整をするなどの用途には向いていません。
外部ディスプレイ出力が最大1920×1080 |
HDMIでの外部ディスプレイ出力が、最大1920×1080ドットである点に注意が必要です。
実際に4Kモニターに繋いだところ、最大1920×1080(リフレッシュレートは60Hz)でしか出力できませんでした。
ですので、4Kディスプレイなど、フルHD以上の解像度の外付けディスプレイに繋いで使いたい方は、注意が必要です。
USB PDには非対応 |
USB PD(Power Delivery)には対応していません。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
USB PD充電器をUSB Type-C端子へつないでも、HP 15-fcへの充電はできませんでした。
出荷製品は日本語キーボードです |
メーカーページの写真は英語キーボードですが、出荷製品は、日本語キーボード搭載です。
▲出荷製品はこのキーボード(タップ・クリックで拡大)
▶スペック表
■HP 15-fcのスペック
OS |
Windows 11 Home ※エントリーモデルのみSモード。Sモードは解除可能 |
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ディスプレイ | 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、アスペクト比16:9、ノングレア(非光沢)、60Hz、IPS液晶 |
CPU | AMD Athlon Silver 7120U / Ryzen 3 7320U / Ryzen 5 7530U |
メモリ |
4GB / 8GB / 16GB Ryzen 5搭載モデルのみデュアルチャネル転送対応 |
ストレージ | SSD:128GB / 256GB / 512GB |
グラフィックス |
・Athlon Silver、Ryzen 3搭載モデル:AMD Radeon 610M ・Ryzen 5搭載モデル:AMD Radeon |
サイズ |
358×236×17.9(最薄部)-21.5(最厚部)mm ※最薄部は突起部含まず |
重さ | 約1.63kg(公称値。構成により異なる) |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3 |
※2024年2月5日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■今回のレビュー機のスペック
スタンダードプラスモデル「AMD Ryzen 5 7530U、メモリ16GB、512GB SSD、AMD Radeon グラフィックス、(モデル名:15-fc0003AU)」
―― HP 15-fcの使いやすさチェック ――
▶テレワークやWeb会議に役立つ機能
Webカメラ
HD画質のWebカメラ(約92万画素)を搭載。
なお、HP 15-fcのWebカメラに「カメラシャッタードア」が搭載されているのは、おすすめポイント・特徴に記載のとおりです。
▼実際に、Windowsのカメラアプリを起動して撮影した写真が以下。
▲HP 15-fcのWebカメラで撮影
▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。
▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用)
どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。
HP 15-fcのWebカメラの画素数は1280×720ピクセルなので、フルHDのWebカメラと比べると、やはり画質は劣ります。
とはいえ、画質にこだわりがなければ、とくに問題はないでしょう。
ミュートマイクボタン
ミュートマイクボタン(F8キー)を押せばマイクのオン・オフを切り替えできます。
マイクがOFFのときは、画面中央の下にマイクに斜線が入ったマークが表示されます。
オンラインミーティングなどで、「発言しないときはマイクをOFFにしたい」などの場合に便利です。
・AIノイズ除去機能
HP Audio Centerというプリインストールされているアプリに、オンラインミーティング時のノイズを除去する「ノイズキャンセリング(AIノイズ除去)」機能があります。
(AIノイズ除去機能は、すべてのアプリ⇒HP Audio Centerで設定します。)
どれくらいノイズキャンセル効果があるのか?
オンラインミーティング中に、
- 手を叩きながらしゃべる
- キーホルダーをジャラジャラ鳴らす
などで音を鳴らしてみましたが、それらの音は相手側には聞こえなかったとのことです。
ただ、AIノイズ除去をOFFにしても、(話はじめに少しノイズは聞こえるものの)大部分のノイズはカットされていたそうです。
また、AIノイズ除去がOFFの方が声はクリアに聞こえたそうなので、極端にうるさい場所でなければ、AIノイズ除去はOFFにしておくのがよいでしょう。
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
打ちはじめが少し硬めの打鍵感です。
キーストローク(キーが沈み込む深さ)は約1.3ミリで、それほど深くはないので、打ちはじめを硬めにすることで、打鍵感を出している印象です。
キーボードの真ん中あたりは、タイピング時に若干たわみますが、個人的には気になるほどではありません。
▼キーボード右側は、Enterキーとテンキーの間は、もう少し間隔が空いていればよかったですね。
それと、キーボードの一部が「電源ボタン」になっているのが気になる方もいるかもしれませんが、
キー入力中に電源ボタンを誤って押してしまっても、長押ししなければとくに反応はしません。
▼左側は、[半角/全角]や[Ctrl]キーがやや小さめです。
▼キートップ(キーの表面)に凹みはありますが、浅い凹みです。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
凹みが浅いため、フラットに近い手ざわりです。指先の力を逃げにくくする効果は少ないですが、それでも凹みがないよりはよいですね。
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。
ファンクションキー(F1~F12キー)は、HP 15-fcの独自機能(特殊機能)が優先されています。
(全角カタカナ変換などWindowsの標準機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
なお、BIOS設定(以下参照)でWindows 11の標準機能優先に切り替えることも可能です。
・HP 15-fcのファンクションキー設定の切り替え方法
電源ボタンを押してHP 15-fcを起動させたら、すぐにF10キーを連打します。
するとBIOS設定の画面が表示されます。
カーソルキー(矢印キー)の右を2回押して、Configurationのタブに移動。
カーソルキー(矢印キー)の下を押して「Action Keys Mode」へ移動。
[Enter]キーを押すと「Enabled」と「Disabled」のいずれかを選択できるので、「Disabled」を選択してEnterキーを押します。
カーソルキー右を押して「Exit」タブへ移動し、「Save Changes and Exit」が選択された状態で[Enter]キーを押し、「Yes」が選択された状態でEnterキーを押します。
あとは自動でPCが起動し、F1~F12を標準的なファンクションキーとして使用できるようになります。
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、約18.7mmで、タイピングしやすいと言われる19mmと比べると、ややコンパクトです。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。
▼パームレストとデスクの段差は、それほど大きくはないです。
・タッチパッド
クリックボタン一体型のタッチパッドです。
タッチパッドは大きめなので、右手が少しタッチパッドに乗りますが、
母指球(以下参照)の部分で誤ってタッチパッドを押してしまっても、操作として反応しづらくなっていました。
このため、右手がタッチパッドに乗ってしまうことによる誤操作が起きづらくなっています。
なお、タッチパッドの有効・無効をショートカットキーで切り替えることはできないようです。
▶スピーカー
HP 15-fcは、底面にスピーカーを搭載。
音源によっては、もう少し音抜けが欲しいと感じることもありました。しかし、底面のみのスピーカーのわりには、悪くない音質です。
音質は、点数にすると100点満点中:65点くらいです。
※HP Audio Centerのイコライザがオンの状態での評価。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
なおHP Audio Centerのイコライザで、音楽、映画、声などに合わせた音質に変更できる他、EQコントロールから好み応じてプリセットを選んでカスタムしたり、OFFにもできます。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
- 15.6型、ノングレア(非光沢)
- 解像度:1920×1080ドット
- リフレッシュレート:60Hz
- アスペクト比(縦横比):16:9
視野角
ディスプレイは、角度をつけて見ると少し暗く見えますが、白飛びして極端に見にくくなったりはしないので、一人で使う分には見にくいといったことはないでしょう。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約131度開きます。
一人で使うなら、これくらい開けば十分でしょう。
・ノングレアなので映り込みしにくい
HP 15-fcのディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。
作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
・色域
色域については、冒頭の注意点:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
MobileMark 2018 | 最大10時間 ※メーカー公称値 |
---|---|
YouTubeを再生 | 7時間44分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属ACアダプターを使用 |
約35% |
- 電源モードの設定:バランス
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
ディスプレイサイズが大きいほどバッテリーを消耗しやすくなります。
大きめの15.6型ディスプレイ搭載でこのバッテリー駆動時間は、なかなかいい感じだと思います。
▶インターフェイス
右側面
① USB Type-A(5Gbps)
② 電源入力端子
左側面
① USB Type-A(5Gbps)
② HDMI出力端子(最大1920×1080ドット)
③ USB Type-C(5Gbps)※USB PDと映像出力には非対応
④ ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
なお、冒頭の注意点にも記載しましたとおり、外部ディスプレイ出力が、最大1920×1080ドットである点に注意が必要です。
また、USB PD(Power Delivery)には対応していません。
(つまり、PD充電器でHP 15-fcへの充電はできません)。
また、SDカードスロットはないので、SDカードを使いたいときはSDカードリーダーが必要です。
▶その他の機能
指紋認証
▼HP 15-fcは、価格を抑えたモデルではありますが、指紋認証センサーも搭載しています。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
■静音性のチェック結果
アイドル時 |
とても静か ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大44db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※今回は、「ファイナルファンタジー14暁月のフィナーレ ベンチマーク」実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
※ファン音が鳴ると、常に44db程度の音がするわけではなく、ファン音の大きさはそのときによって異なります。
基本的にはファン音はあまりうるさくならない印象です。
ベンチマークテスト時は「少しうるさい」程度の印象で、うるさくて不快というほどではありませんでした。外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ないでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲A4用紙とのサイズ比較
A4サイズ | 297×210mm |
---|---|
HP 15-fc | 358×236×17.9(最薄部)-21.5(最厚部)mm ※最薄部は突起部含まず |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにも入りますが、余裕はあまりないので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグがあった方がよいでしょう。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
▶重さの実測:約1,627
重さについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
―― HP 15-fcの処理性能チェック ――
つづいて、HP 15-fcのCPUやグラフィックスの処理性能や、各ゲームのFPS数をレビューしていきます。
■レビュー機のスペック
CPU | AMD Ryzen 5 7530U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe) |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
スタンダードプラスモデルの処理性能:概要
※今回のレビュー機はHP 15-fcの「スタンダードプラスモデル」なので、スタンダードプラスモデルの処理性能の概要をまず記載します。
ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。
処理性能的には画像編集も十分にいけますが、ディスプレイの色域はあまり広くない(sRGBカバー率:64%)ので、色調整には向きません。
動画編集は、ライトな動画編集ならある程度できるでしょう。
▶CPU性能(Ryzen 5 7530U)
HP 15-fcのCPUは、仕様によって以下の3つがあります。
■搭載CPUのラインナップ
- Athlon Silver 7120U
- Ryzen 3 7320U
- Ryzen 5 7530U
文章や資料作成などのオフィスワーク用途でしたらRyzen 3搭載モデルでも十分かと思いますが、
エントリーモデルは、メモリが4GBしかなく少ないのでおすすめしません。
軽めの用途に使う場合でも、メモリ8GB以上は欲しいところです。
余裕をもってマルチタスクや画像編集こなしたいといった場合は、メモリ16GBとRyzen 5搭載の「スタンダードプラスモデル(今回のレビュー機もスタンダードプラスモデル)」をおすすめします。
今回のレビュー機のCPUは、以下です。
■レビュー機のCPU
- AMD Ryzen 5 7530U
- 6コア / 12スレッド
- 最大4.5GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 8093 |
---|---|
シングルコア | 1469 |
■他の薄型ノートPC向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core i7-1360P | 8431 |
---|---|
Core i7-1260P | 8314 |
Ryzen 5 7530U (レビュー機) |
|
Ryzen 5 7530U (平均) |
7865 |
Core i5-1240P | 7597 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Core i7-1355U | 6839 |
Core i7-1255U | 6673 |
Core i7-1250U | 6364 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i5-1235U | 5844 |
Core i7-1165G7 | 5077 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2023年12月22日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
- CINEBENCH R23の最低実行時間は標準の10分間。
ゲーミングやクリエイターノート向けのCPUなどを除いた「薄型モバイルノート向け」CPUの中では高めの性能で、コスパが高いですね。
いろいろな用途で快適に使えるでしょう。
CINEBENCH 2024
CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。
GPU | 計測不可 |
---|---|
CPU(マルチコア) | 435 |
CPU(シングルコア) | 86 |
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
スコア | 17018 |
---|
PassMarkでの同CPU(Ryzen 5 7530U)の平均スコア16501※よりも高いスコアでした。
※2024年1月16日現在の平均値
CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
▶グラフィックス性能(AMD Radeon グラフィックス)
■HP 15-fcのグラフィックス
Athlon Silver・Ryzen 3 搭載モデル | AMD Radeon 610M グラフィックス |
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Ryzen 5 搭載モデル | AMD Radeon グラフィックス |
今回のレビュー機のグラフィックスは「Ryzen 5 搭載モデル:AMD Radeon グラフィックス」です。
・ゲーム系ベンチマークの結果
■ゲーム系ベンチマークソフトの結果
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strikeスコア | 3213 |
---|---|
Time Spyスコア | 1280 |
総合スコアを掲載しています。
ブループロトコル・ベンチマーク
低画質 1536×864 | 8110 快適 |
---|---|
中画質 1536×864 | 3897 動作困難 |
※仮想フルスクリーンモードにて計測。
評価は、スコアによって「極めて快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。
FF14(ファイナルファンタジーXIV)暁月のフィナーレ ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 4735 普通 |
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※グラフィックス設定は、「ノートPC」向けの設定にて計測。
ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 11655 すごく快適 |
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グラフィックス性能についての総評
というわけで、フルHD画質では、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら遊べるかな?程度のグラフィックス性能です。
3Dゲームを遊ぶのにはあまり向いていません。
※上にも書きましたとおり、今回はAMD Radeon グラフィックス搭載の「スタンダードプラスモデル」の結果です。他のモデルだと結果が変わりますのでご留意を。
▶SSDのデータ転送速度
PCIe4.0 x4 SSDには及ばないものの、現状ではノートパソコンのデータ転送速度としては高速な部類に入ると言えるでしょう。
快適に使えると思います。
SSD情報
Samsung(サムスン)製のSSDを搭載していました。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
―― HP 15-fcの外観・その他のレビュー ――
つづいて、外観や付属品をレビューしていきます。
▶外観
ナチュラルシルバーのボディで、シンプルな外観です。ボディシャーシは金属なので質感はよいです。
15.6型ノートとしては比較的薄いボディではありますが、ユニボディ(1枚の金属から削り出して作った継ぎ目のないボディ)なので、ボディー剛性はしっかりしています。
シンプルなHPマークが、光に反射して輝きます。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- 電源プラグ
- HP 240 Bluetoothマウス
- 未来につながる、ともに歩く HPとあなたと世界のお話
- 困ったときのHPサポートガイドブック
- サービスおよびサポートを受けるには
- セットアップ手順
- 保証書
などが付属。
※付属品は変更になる可能性があります。
付属のHP 240 Bluetooth マウス
Bluetooth接続の「HP 240 Bluetooth マウス(ブラック)」が付属。
Bluetoothマウスなので、マウスを接続するためにUSBポートを使用する必要がない一方、
接続方法はBluetoothのみなので、USBレシーバー接続での使用はできません。
▶「HP 15-fc」のレビューまとめ
「HP 15-fc」のレビューまとめです。
HPのプレミアムPCの位置づけにあるSpectreやENVYシリーズと比べると、価格を下げるためにコストカットしている部分は見られますが、
やはり価格が安いのでコスパは良好ですね。
- USB PD非対応
- 外部ディスプレイ出力がフルHD画質まで
といった点が気にならなければ、コストパフォーマンスのよい選択肢だと思いますよ。
【12月9日12:59まで!】
「HP 15-fc」が
- ベーシックモデル:67,800円
- スタンダードプラスモデル:74,800円
のブラックフライデーセール中! ※価格は税込み
この機会をお見逃しなく!
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