マウス「G-Tune E5-I9G60BK-A」実機レビュー!Core i9とRTX 4060 Laptop搭載で約2.09kgのゲーミングノートPC!

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aのメイン画像

Core i9-14900HX メモリ32~64GB
RTX 4060 Laptop 約2.09kg

「マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-A」の実機レビューです。

G-Tune E5-I9G60BK-Aは、Core i9-14900HXとRTX 4060 Laptopを搭載したゲーミングノート。

とくに、24コア/32スレッドのCore i9-14900HXのパワーは、ノートパソコンとしてはかなり高いCPU性能です。

G-Tune E5-I9G60BK-Aの外観 天板側

ゲームだけでなく、動画編集なども快適にできますよ。

セール情報!!

【2024年9月25日10:59まで!】

マウスコンピューター公式サイトにて、G-Tune E5-I9G60BK-A25,000円OFF期間限定セール開催中です!

この機会をお見逃しなく!

▶ マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aを公式サイトで見てみる

 
なお今回は、マウスコンピューターからの貸出機を使ってレビューします。
※貸出機であっても、購入品と同様に、デメリット・注意点なども含めてしっかりレビューします。

■G-Tune E5-I9G60BK-Aのスペック

OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 15.3型 WQXGA(解像度2560×1600)、アスペクト比16:10、ノングレア(非光沢)、240Hz
CPU インテル Core i9-14900HX
メモリ 32GB / 64GB
いずれもデュアルチャネル転送対応
ストレージ SSD:1TB / 2TB / 4TB
※カスタマイズでSSD2基搭載も可能
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(GDDR6 8GB)
サイズ 342×245×22.1mm(突起部含まず)
重さ 約2.09kg(公称値)
その他 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5

※カスタマイズで選択できる項目を含みます。
※2024年8月7日時点のスペックです。

■今回のレビュー機のスペック

「メモリ32GB、1TB SSD(型番:E5I9G60BKABCW101DEC)」

なお、この記事は、

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

▶おすすめポイント・特徴

G-Tune E5-I9G60BK-Aのおすすめポイント・特徴:positiveNotes

ポイント

CPUとグラフィックス

24コア/32スレッドのパワフルなCore i9-14900HXを搭載。

このCPUパワーを活かして、ゲームだけでなく動画編集などのクリエイティブ作業に使うのにもオススメです。

グラフィックスもNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptopですので多くの3Dゲームを快適に遊べます。


ポイント

G-Tune E5-I9G60BK-Aの重さ:実測

本体 約2,099g
ACアダプター+電源ケーブル 約542g

公称値は約2.09kgですが、実測は約2,099gでした。

Core i9-14900HXとGeForce RTX 4060 Laptop搭載の15.3型ゲーミングノートと聞くと、
かなり重そうなイメージを受けるかもしれませんが、2キロちょっと重さなので、十分持ち運び可能な重さです。


ポイント

▼背面が少し後ろに出っ張った形状になっています。

G-Tune E5-I9G60BK-A背面のでっぱり

出っ張った背面あたりが熱をもちやすくなっているため、3Dゲームプレイ時でもキーボードが熱くなりにくいです。

▼まず、YouTubeを30分再生後の表面温度が以下です。

YouTube30分再生後の表面温度

ディスプレイの下側あたりが一番熱くて、そこは40℃ほどになっていますが、キーボードは40℃にはならず、熱くなっている部分でも「あたたかい」と感じる程度ですので、とくに問題はないでしょう。

▼つづいて3Dゲームプレイ開始から30分後の表面温度です。

ゲームプレイ30分後の表面温度

ディスプレイの下側あたりが一番熱くて、そこは46℃程度になっています。

3Dゲームを動かしているため、これくらい熱くなっているという点にご留意してください。

キーボードで一番熱くなっているのは、7、8、9キー周辺で、そこは43℃くらいになっています。

触っても熱いというほどではなく、少し温かい程度です。ですが、ずっと触りっぱなしはきついかもしれないです。


おすすめポイント

G-Tune E5-I9G60BK-Aのディスプレイ

ディスプレイ解像度は2560×1600ドットの高解像度。

フルHD(1920×1080ドット)などと比べて、より精細な画面表示ができるので、見やすく編集作業がしやすかったです。

また、リフレッシュレートは240Hz。

ディスプレイのリフレッシュレート

一般的なノートパソコン(60Hz)の4倍のフレームレートでの表示も可能です。

※グラフィックスの処理性能が追いつかない場合、高いフレームレートで表示できないこともあります。


ポイント

色域

■カバー率

sRGB 100%
DCI-P3 81%
Adobe RGB 79%

※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。

当サイトで計測したところ、sRGBカバー率100%でした。

sRGBカバー率が100%ですし、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバーしています。

Web向けのコンテンツを作るのには十分な色域をカバーしているといえるでしょう。


ポイント

キーボードの右側

従来のG-Tuneのノートパソコンのカーソルキーは小さめでしたが、

G-Tune E5-I9G60BK-Aは大きめのカーソルキーを搭載しており、使いやすいキーボードになったと感じます。


ポイント
右側面

右側面

SDカードリーダー(UHS-Ⅰ対応)

USB 3.0(Type-A)×2つ(5Gbps)

左側面

左側面

セキュリティスロット

USB 3.0(Type-A)(5Gbps)

USB 3.0(Type-C)(5Gbps ※映像出力やPDには非対応)

ヘッドセット端子

背面

背面(後ろ側)にもインターフェイスがあります。

背面

Thunderbolt 4(USB Type-C)(USB PDおよび最大3840×2160 / 60Hzの映像出力に対応)

HDMI出力端子(最大3840×2160 / 60Hz)

有線LAN端子

電源入力端子

▼SDカードを挿すと約1.7センチはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。

SDカードを挿しているところ

背面にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実しています。


ポイント

カスタマイズ可能

OS、メモリ、ストレージなどのカスタマイズが可能。

メモリは最大64GBまで選択できますし、SSDは最大4TB✕2基のデュアルストレージ仕様も可能ですよ。

※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になることもあるかもしれません。


ポイント

24時間365日のサポート

24時間365日のサポート付きなので、初心者の方や、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。

困ったときいつでも相談できるのは嬉しいですね。

また、標準で3年間の修理保証も付属しています。


▶デメリット・注意点

デメリット・注意点など:negativeNotes

注意点 バッテリー駆動時間は、期待ほどは長くない

■バッテリー駆動時間

JEITA Ver.3.0測定法 約4時間の動画再生
※64GBメモリ / 2TB SSD搭載時のメーカー公称値
YouTubeを再生 4時間39分
モンスターハンターライズをプレイ 約1時間27分
30分で充電できたバッテリー量
※付属ACアダプターを使用
約39%
  • 電源モードの設定:バランス
  • Mouse Control Centerのパフォーマンス設定:バランスモード
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ディスプレイの明るさ:50
計測項目についての詳細はここをタップ(クリック)

■「YouTubeを再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • WebブラウザでYouTubeを再生(Webブラウザは全画面表示。動画自体は全画面表示にはしない)。PC側の音量設定は10

比較的負荷の小さいYouTube再生でも4時間半ほどの駆動時間なので、バッテリー駆動時間はあまり長くありません。

大きめの15.3ディスプレイやCore i9-14900HX、RTX 4060 Laptopを搭載している点の影響が大きいでしょう。

また、バッテリー駆動で長時間3Dゲームを遊ぶのは難しいでしょう。

これは、現状のゲーミングノートだと仕方がない部分なのですが、初めてゲーミングノートを買う方には分からない部分かもしれませんので、一応注意点として記載する次第です。


▶ マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aを公式サイトで見てみる

▶外観

従来のG-Tuneのノートパソコンと比べて、「かっこよくなった」という印象を受けました。

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aの外観。斜め上から

デザインもよい感じだと思います。ボディが薄くなったのが利いているのかもしれません。

また、各キーの日本語かなのフォントを細いものにしたり、パフォーマンス切り替えボタンと電源ボタンがシンプルになっているなど、スッキリしたデザインになっています。

G-Tune E5-I9G60BK-Aの外観 天板側

天板のG-Tuneロゴはペイントなので、立体感はなく、主張はそれほど強くありません。

G-Tune E5-I9G60BK-Aの天板ロゴのアップ

G-Tune E5-I9G60BK-Aの底面

パームレストのアップ

―― G-Tune E5-I9G60BK-Aの使いやすさチェック ――

▶テレワークやWeb会議に役立つ機能

・プライバシーを保護するWebカメラ

フルHD画質のWebカメラ(約200万画素)を搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。

G-Tune E5-I9G60BK-AのWebカメラには、プライバシーシャッターが搭載されています。

Webカメラ
Webカメラ

▲上:カメラON 、下:カメラOFF

プライバシーシャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。

プライバシーシャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。

オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。

▼実際に、Windowsのカメラアプリを起動して撮影した写真が以下。

▲G-Tune E5-I9G60BK-AのWebカメラで撮影

▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。

▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用)

どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。

G-Tune E5-I9G60BK-AのWebカメラは、やや暗く写っていますが、フルHD画質ではあるので、

オンラインミーティングなどの際は、照明を明るくして使えば問題はないでしょう。

オンラインミーティングで役立つキー操作

オンラインミーティングで役立つ以下のキー操作も利用可能です。

  • Fn+F5キー:マイクミュート

Fn+F5キーの操作でマイクがOFFになると、画面左上にマイクに斜線が入ったマークが表示されます。

▶キーボード

G-Tune E5-I9G60BK-Aのキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約1.4ミリで、ノートパソコンの中では深くもなく、浅すぎるといったこともありません。

やや硬めのタイピング感で、タイピングしやすさは普通といったところ。

▼キーボード右側は、カーソルキーにしっかりスペースが確保されており、使いやすくてよいですね。

キーボードの右側

テンキーの各キーは、細めのキーになっています。あと、テンキーとEnterキーの間は、もう少し間隔が空いているとよかったですね。

▼キーボード左側は、半角/全角キーはやや小さめです。

キーボードの左側

▼キートップ(キーの表面)には、ゆるやかな凹みがあります。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

キーの中心が指先でわかりやすくなり、指先の力も逃げにくくなるので、タイピングしやすいキートップです。

ファンクションキー(F1~F12キー)は、Fn+Escキーでファンクションロック(本来Fnキーを押す必要がある機能を、Fnキーを押さずに使えるようにする)できます。

G-Tune E5-I9G60BK-AのFキー

好みに応じて設定するとよいでしょう。

キーピッチなど

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、約18.75mmで、タイピングしやすいと言われる19mmと比べると、ややコンパクトです。

キーピッチ

▼パームレストは、かなり手が大きい人でなければ、十分な広さでしょう。

パームレストに手をのせたところ

▼薄型ノートではないので、デスクとパームレストの段差は多少あります。

パームレストに手をのせたところ:横から

キーボードバックライト

キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。

明るさは4段階で調整可能。

G-Tune E5-I9G60BK-Aのキーボード・バックライト

スタートメニュー ⇒ すべてのアプリ ⇒ Mouse Control Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。

キーボードバックライトのカラー設定

タッチパッド

クリックボタン一体型のタッチパッドです。

タッチパッド

大きめのタッチパッドに見えますが、パームレストに手を乗せても、右手がタッチパッドにそれほど乗ってしまう感じはないので、
右手母指球(以下参照)で誤って押してしまうことは起こりにくいと思います。

母指球部

タッチパッドは、軽い力で押下できるので、ドラッグなども軽い力でできます。

なお、Fn+PrtSc(プリントスクリーン)キーでタッチパッドのON・OFF(有効・無効)を切り替えできます。

キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動いてしまうのを防止したいときに便利です。

▶スピーカー

G-Tune E5-I9G60BK-Aは、底面にスピーカーを搭載。

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aのスピーカー

ちなみに、キーボード面の上側にスピーカーグリルのような穴が空いていますが、ここはスピーカーではありません。

ここはスピーカーではありません

もう少し音抜けなどが欲しいとは感じましたが、ノートパソコンのスピーカーとしては、悪くない音質だと思います。

音質は、点数にすると100点満点中:65点くらいです。

※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。

▶ディスプレイ

■ディスプレイの詳細

ディスプレイサイズ等 15.3型 ノングレア(非光沢)
解像度 WQXGA(2560×1600ドット)
リフレッシュレート 240Hz
アスペクト比(縦横比) 16:10

15インチ台のノートパソコンは、15.6インチが多いので、15.3インチなのは珍しいですね。

解像度は2560×1600ドットで、フルHD(1920×1080ドット)の2倍近いドット数です。

フルHDディスプレイよりも精細な映像表示が可能です。

視野角

ディスプレイは、角度をつけて見ても若干暗く見える程度で、見にくくはなりませんでした。

G-Tune E5-I9G60BK-Aのディスプレイ正面

G-Tune E5-I9G60BK-Aの視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

G-Tune E5-I9G60BK-Aの視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

視野角は広いです。

▼ディスプレイはほぼ180度開くので、商談やプレゼンで対面の人に画面を見せたいときなど使い勝手がよいでしょう。

G-Tune E5-I9G60BK-Aのディスプレイを開けるところまで開いたところ

・ノングレア(非光沢)なので映り込みしにくい

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aのディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。

ディスプレイの映り込み具合

ゲームや作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。

・色域

色域については、冒頭のおすすめポイント・特徴:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間については、冒頭の注意点:「バッテリー駆動時間」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶USB PD充電器からの充電

USB PD(Power Delivery)対応の充電器をThunderbolt 4端子に接続し、G-Tune E5-I9G60BK-A側へ充電してみました。

※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。

PD充電器の最大出力
充電の可否
20W(フィリップス製) ×
30W(RAVPower製) ×
45W(Anker製) ×
65W(CIO製)
※電源オフ時のみ充電可能
100W(Anker製)
※注1(表下参照)

※注1:充電自体は可能でしたが、付属ACアダプターの出力240Wよりも低出力です。そのため、ACアダプター接続時と比べてパフォーマンスが落ちたり、高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減るなどの可能性があります。

65W出力のPD充電器では、G-Tune E5-I9G60BK-Aの電源がOFFのときのみ充電可能で、
45W以下のPD充電器では、電源OFF時でも充電はできませんでした。

モバイルバッテリーで電力を補いたい場合など、出力に注意する必要があるでしょう。

なお、メーカーサイトには、

100W以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器からの入力に対応しています。(中略)すべての対応機器の動作を保証するものではありません。

との記載があるので、G-Tune E5-I9G60BK-Aを使用しながら充電するなら、100W出力以上のPD充電器を使うのが無難でしょう。

▶インターフェイス

インターフェイスについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

静音性チェック時の騒音計の位置

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。

■静音性のチェック結果

YouTube再生時(バッテリー駆動) とても静か
※耳を近づけると小さなノイズが聞こえる程度
パフォーマンス設定:「静音モード」でのベンチマークテスト時 最大42.5db程度
パフォーマンス設定:「パフォーマンスモード」でのベンチマークテスト時 最大53db程度

※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※ベンチマークテストは、今回は、「ファイナルファンタジー15ベンチマーク」を使用しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。

■「静音モード」でベンチマークテストを行った場合

ベンチマークテスト時は「少し音がしているな」程度の印象で、うるさくて不快というほどではありませんでした。外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ないでしょう。

■「パフォーマンスモード」でベンチマークテストを行った場合

ベンチマークテスト時のファン音は、大きめでした。静かな場所だと目立ってしまうかもしれませんが、人が多いカフェなどでは、周りの音にかき消されるかな?くらいの大きさです。

静音モードでベンチマークテストを実行すると、多少ファン音はしますが、それほど大きな音にはならなかったので、

ファン音を抑えたい状況では(パフォーマンスは落ちますが)、静音モードに設定するとよいでしょう。

あるいは、普段は静音モードに設定しておき、パワーが必要なアプリを利用するときだけ、パフォーマンスモードに設定する使い方もアリでしょう。

▼パフォーマンス切り替えボタンがあるので、パフォーマンス切り替えもカンタンです。

電源ボタン

パフォーマンス切り替えボタンは、ボタンを押すごとに

  • パフォーマンスモード
  • バランスモード
  • 静音モード

の3段階でパフォーマンスが切り替わります。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

A4用紙とG-Tune E5-I9G60BK-Aの大きさの比較

▲A4用紙とのサイズ比較

G-Tune E5-I9G60BK-Aを折りたたんだ様子:斜め上から

A4サイズ 297×210mm
G-Tune E5-I9G60BK-A 342×245×22.1mm(突起部含まず)

幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。

ビジネスバッグに入れているところ

※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。

持ち運びには、15.3型以上のノートPCに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。

▶重さの実測:約2,099グラム

重さについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

「マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-A」を公式サイトで見てみる
 

―― G-Tune E5-I9G60BK-Aの処理性能チェック ――

つづいて、G-Tune E5-I9G60BK-AのCPUやグラフィックスの処理性能や、各ゲームのFPS数などをレビューしていきます。

■レビュー機のスペック

CPU インテル Core i9-14900HX
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD(NVMe)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU

※なお、今回実施したベンチマークテストは、パフォーマンス設定をのセッティングを「パフォーマンスモード」に設定して計測しました。

 パフォーマンス設定

処理性能の概要

処理性能は高く(とくにCPUパワーがすごい)、ディスプレイの色域も液晶ディスプレイとしては広いので(sRGBカバー率:100%)、
ゲームだけでなく、画像編集や動画編集などに使うのもよさそうです。

▶クリエイティブ系アプリのパフォーマンス

一般的に、ゲーミングノートは処理性能が高いので、クリエイティブ系の作業をするのにも向いています。

実際に、Adobeなどのアプリケーションを使って、快適に使えるかチェックしてみました。

Adobe Photoshop

長辺5000px以上の解像度が大きめの画像を使ってテストしてみました。

Adobe Photoshop

「生成塗りつぶし」「空を選択」「被写体を選択」などをテストしてみましたが、どれもスムーズに処理できました。

Adobe Illustrator

Adobe Illustrator

  • スタライズでドロップシャドウをかけたオブジェクトを重ねて移動させる
  • 生成再配色

などをしてみましたが、動作が重くなることなく快適に使えました。

Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Pro

実際にAdobe Premiere Proで動画編集してみましたが、やはりCPUのパワーがすごいので、かなり快適に作業できました。

▶CPU性能:Core i9-14900HX

■レビュー機のCPU

  • インテル Core i9-14900HX
  • 24コア(Pコア×8、Eコア×16) / 32スレッド
  • Pコア:最大周波数5.8GHz、Eコア:最大周波数 4.1GHz

G-Tune E5-I9G60BK-AのCPU-Z情報

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

G-Tune E5-I9G60BK-AのCINEBENCH R23スコア

マルチコア 28214
シングルコア 2236

これだけだと、どれくらいすごいのか分かりにくいので、他のCPUのスコアと比べてみましょう。

CINEBENCH R23のマルチコアスコア比較

やはりノートパソコンのCPUとしては、処理性能はかなり高く、
年末年始あたりに話題になった、Core UltraシリーズのCore Ultra 155Hさえも、圧倒するほどのパワーです。

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。

G-Tune E5-I9G60BK-AのCINEBENCH 2024スコア

GPU 10533
CPU(マルチコア) 1638
CPU(シングルコア) 131
CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

G-Tune E5-I9G60BK-AのPassMark CPU Markスコア:51421

マルチスレッド 51421
シングルスレッド 4555

PassMarkでの同CPU(Core i9-14900HX)の平均スコア46118よりも高いスコアでした。

※2024年8月5日現在の平均値

CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。

▶ゲーミング性能:RTX 4060 Laptop

▼「3Dゲームのベンチーマーク結果」はコチラ

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aのグラフィックスは「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(GDDR6 8GB)」です。

 G-Tune E5-I9G60BK-AのGPU-Z情報

▼最大グラフィックスパワーは140W。

 G-Tune E5-I9G60BK-AのNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUの最大グラフィックスパワー

NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUのサブシステム電力は35~115Wなので、高めに設定されています。

・3Dゲームのベンチーマーク結果

3DMark ベンチマークスコア

3DMark

Fire Strikeスコア 23254
Time Spyスコア 11184
Speed Wayスコア 2653

総合スコアを掲載しています。

ストリートファイター6 ベンチマーク

ストリートファイター6

解像度・クオリティ スコア
2560×1440 HIGHEST 100:快適にプレイできます
ブループロトコル・ベンチマーク

ブループロトコル・ベンチマーク

最高画質 1463×914 25015 極めて快適

※仮想フルスクリーンモードにて計測。
評価は、スコアによって「極めて快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。

FF14(ファイナルファンタジーXIV)黄金のレガシー ベンチマーク

FF14 黄金のレガシー ベンチマーク

最高品質 1920×1200 16368 非常に快適
最高品質 2560×1600 10182 快適

・評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。

FF15(ファイナルファンタジーXV)ベンチマーク

ファイナルファンタジーXV(FF15)

標準品質 1920×1080 15103 非常に快適
高品質 1920×1080 10589 とても快適
軽量品質 2560×1440 13328 非常に快適
標準品質 2560×1440 10052 とても快適
高品質 2560×1440 7593 快適

評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の8段階に分かれます。

ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
最高品質 1920×1080 20587 すごく快適

評価は、スコアによって「すごく快適 > とても快適 > 快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の7段階に分かれます。

Palworld(パルワールド)

パルワールド

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1080 / 低 119.9 FPS
1920×1080 / 中 112.4 FPS
1920×1080 / 高 112.0 FPS
2560×1440 / 最高 111.9 FPS

パルワールドは、現状120FPSが上限です。中の設定では上限に近い平均フレームレートが出ました。

ELDEN RING(エルデンリング)

ELDEN RING(エルデンリング)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 最高 59.9 FPS
2560×1600 / 最高 59.9 FPS
  • グラフィックの設定はプリセットを使用。

エルデンリングはフレームレートの上限が60FPSなので、最高画質で解像度2560×1600でも快適に遊べるでしょう。

モンスターハンターライズ

モンスターハンターライズ

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 278.6 FPS
1920×1200 / 中 241.3 FPS
1920×1200 / 高 192.4 FPS
2560×1600 / 高 114.2 FPS
サイバーパンク2077

Cyber Punk 2077(サイバーパンク2077)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 123.95 FPS
1920×1200 / 中 120.43 FPS
1920×1200 / 高 107.22 FPS
1920×1200 / ウルトラ 85.78FPS
1920×1200
ウルトラ DLSS FG
118.45FPS
2560×1600 / ウルトラ 53.69 FPS
2560×1600
ウルトラ DLSS FG
73.30 FPS
  • ベンチマーク機能の計測結果。
  • グラフィック設定はクイックプリセットを使用。
  • 「DLSS」の記載がない限り、DLSSはオフで計測。
  • DLSS FG:DLSS Frame Generationの略

サイバーパンク2077は、ウルトラのみDLSSオン(自動)でも計測してみました。高い画質設定で快適にプレイするなら、DLSSオンがオススメです。

Forza Horizon 5(フォルツァホライゾン5)

Forza Horizon 5(フォルツァホライゾン5)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 高 161 FPS
1920×1200 / 最高 111 FPS
1920×1200
エクストリーム
96 FPS
2560×1600
エクストリーム
78 FPS
  • ベンチマーク機能の計測結果。
  • グラフィック設定はプリセットを使用。
APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)

エーペックスレジェンズ

解像度・ビデオ設定
平均FPS
1920×1200 / 低 284.3 FPS
1920×1200 / 中 271.5 FPS
1920×1200 / 高 209.2 FPS
2560×1600
159.9 FPS
  • ※最大フレームレートを300FPSに設定し、チュートリアル完了までのFPSを計測。
  • ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
APEX LEGENDSのビデオ設定はここをタップ(クリック)

■低

エーペックスレジェンズの設定:低

■中

エーペックスレジェンズの設定:中

■高

エーペックスレジェンズの設定:高

 

VALORANT(ヴァロラント)

VALORANT(ヴァロラント)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
2560×1600
482.9 FPS
2560×1600
473.3 FPS
2560×1600
446.0 FPS
  • プラクティス:スパイク設置にて計測。
  • ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
VALORANTのグラフィックス設定はここをタップ(クリック)

■低

VALORANTの設定:低

■中

VALORANTの設定:中

■高

VALORANTの設定:高

 

PUBG:Battlegrounds

PUBG:Battlegrounds

解像度・グラフィック設定
平均FPS
1920×1200 / 低 213.1 FPS
1920×1200 / 中 195.5 FPS
1920×1200 / 高 166.3 FPS
1920×1200 / ウルトラ 139.7 FPS
2560×1600 / ウルトラ 98.0 FPS
  • チュートリアル完了までのFPSを計測。
  • レンダリングスケール:100
  • グラフィック設定は「全体的なグラフィックの品質」の設定です。
Fortnite(フォートナイト)

Fortnite(フォートナイト)

解像度・クオリティプリセット
平均FPS
1920×1200 / 中 238.3 FPS
1920×1200 / 高 158.9 FPS
1920×1200 / 最高 109.3 FPS
2560×1600 / 最高 55.1 FPS
  • チャプター5シーズン3、バトルロイヤル(ソロ)、レンダリングモード:DirectX 12にて計測
その他のゲームについて

「レインボーシックスシージ」は、比較的ライトな3Dゲームのため、ある程度高FPSでプレイできると思いますので、今回は計測を省略しました。

グラフィックス性能についての総評

というわけで、1920×1200よりも高い2560×1600ドットでも、色々なゲームを遊べそうです。

ディスプレイのリフレッシュレートが240Hzですから、ゲームによっては、あえて1920×1200ドットに下げて設定して、高フレームレートでプレイするのもよさそうですね。

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

搭載されているSSD自体はPCIe4.0 x4対応SSDのようですが、速度的には高速なPCIe3.0 x4 SSDといったところです。

実用的には、多くのケースで快適に使えるでしょう。

SSD情報

SSD情報

CFD(シー・エフ・デー)のSSDを搭載していました。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

―― G-Tune E5-I9G60BK-Aの外観・その他のレビュー ――

▶付属品など

付属品一式です。

G-Tune E5-I9G60BK-Aの付属品

  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • サポートマニュアル
  • ファーストステップガイド
  • 仕様書
  • 保証書

などが付属。

※付属品は変更になることがあるかもしれません。

▶マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aのレビューまとめ

「マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-A」のレビューまとめです。

マウスコンピューター G-Tune E5-I9G60BK-Aの外観 見映え

カーソルキーが大きくなっていたり、熱くなりやすいパーツを背面側にはみ出させてあるなど、
G-Tuneのゲーミングノートとして、使い勝手がよくなっているのもよいところですが、

G-Tune E5-I9G60BK-Aに関していえば、CPUパワーを活かして快適に作業したい方によいでしょう。

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