富士通「FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」実機レビュー!使いやすすぎ!軽量ノートをお探しなら一見の価値あり!
Core i5~i7 | メモリ8~32GB |
---|---|
最大2TB SSD | 約865g~ |
「富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」の実機レビューです。
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)は、軽くてキーボードも打ちやすい13.3型ノート。
細かい部分の使い心地にも配慮された作りになっていますし、デザインもよいので、かなりおすすめのノートパソコンです。
なお、この記事は、
- 目次
- おすすめポイント・特徴
- デメリット・注意点
- 各項目の詳細レビュー
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
>> 富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)を公式サイトで見てみる <<
▶ 富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)を公式サイトで見てみる
目次
- ▶おすすめポイント・特徴
- ▶デメリット・注意点
- ▶スペック表
- ―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の使いやすさチェック ――
- ▶テレワークやWeb会議に役立つ機能
- ▶キーボード
- ▶スピーカー
- ▶ディスプレイ
- ▶バッテリー駆動時間
- ▶インターフェイス
- ▶静音性
- ▶サイズ
- ▶重さの実測:約808グラム
- ―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の処理性能チェック ――
- ▶CPU性能
- ▶グラフィックス性能
- ▶SSDのデータ転送速度
- ―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の外観・その他のチェック ――
- ▶外観
- ▶付属品など
- ▶富士通「FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」のレビューまとめ
「オールブラック」のクールなデザイン |
オールブラックデザインで、非常にクールなルックスです。
キーボードの各キーに「日本語かな」が刻印されていない点も、デザイン面に大きくプラスになっています。
また、約76cmからの落下試験や、約200kgfの全面加圧試験などに耐えるなど、堅牢性もしっかり確保されています。
13.3型で約865g~。超軽量! |
本体 | 約808g |
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ACアダプター+電源ケーブル | 約247g |
実測は約808gで、公称値の865gよりもさらに軽かったです。
※仕様などにより重さは異なります。
13.3型のノートパソコンとしては、かなり軽量です。
なお、PD充電器からの充電の項目に記載のとおり、PD充電器からも充電できます。
ACアダプターの代わりに軽量なPD充電器を持ち運ぶのもアリでしょう。
タイピングしやすいキーボード |
▲タップ・クリックで拡大
- ほどよい打鍵感とスムーズなキーストローク
- キートップに凹みがあり、指先の力が逃げにくい
- 小指での入力が多いキーなどは、軽い力で入力できる設計
- カーソルキーは、凸型にしっかりスペースを確保してあり使いやすい
などの要素が相まって、キーボードがタイピングしやすいです。
キーボードがタイピングしやすい点だけでも、FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)を選ぶ価値があると思います。
さらに詳しくは、キーボードの項目をご覧ください。
見やすいIGZO液晶を搭載 |
シャープ製のIGZO液晶を搭載です。
角度をつけて見てもあまり暗く見えず、見やすいディスプレイです。
液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバー |
■カバー率
sRGB | 96% |
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DCI-P3 | 72% |
Adobe RGB | 71% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
液晶ディスプレイとしては、広めの色域をカバーしています。
カメラシャッター搭載 |
プライバシーカメラシャッターを搭載しているので、Webカメラを物理的に隠せます。
プライバシー面でも安心です。
インターフェイスが充実 |
軽量ボディでも、インターフェイスは充実しています。
▼Thunderbolt 4(USB 4)も2つ搭載。
インターフェイスについて詳しくは、インターフェイスの項目をご覧ください。
必要最低限のソフトのみプリインストール |
富士通製のパソコンには、通常、メーカーオリジナルのソフトをはじめ、色々なソフトがインストールされていますが、
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)にプリインストールされているのは、必要最低限のソフトのみ。
ストレージの空き容量がより多く確保されているので、「必要なソフトは自分でインストールする」という方には嬉しいポイントでしょう。
カスタマイズ注文も可能 |
OS、CPU、メモリ、ストレージのカスタマイズが可能。
※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になる場合もあるかもしれません。
キーボードの刻印が少し見づらい |
デメリットや注意点はあまりありませんが、強いて言うならキーボードの刻印の色がグレーなので、白文字に比べると視認性に少し劣ります。
デザイン重視で、あえてグレーにしているのでしょう。
バッテリー駆動時間は、期待ほどは長くない |
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約29.5時間 ※メーカー公称値 |
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PCMark 10 Modern Office | 8時間58分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属のACアダプターを使用 |
約48% |
- 電源モードの設定:バランス
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
バッテリー駆動時間がめちゃくちゃ短いわけではありませんが、約29.5時間(JEITA Ver.2.0測定法)の公称値と比べると、実際に使える時間が短く感じるのは否めないでしょう。
※JEITA測定法Ver. 2.0でのバッテリー駆動時間と比べると、実際に使用したときのバッテリー駆動時間はだいぶ短くなることが大半です。
ちなみに、USB PD対応充電器やモバイルバッテリーからの充電もできましたので、モバイルバッテリーで電力を補うのもいいかもしれません。
(詳しくは、USB PD対応充電器からの充電の項目をご覧ください)
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▶ 富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)を公式サイトで見てみる
▶スペック表
■FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)のスペック
OS | Windows 11 Home / Pro |
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ディスプレイ | 13.3型 フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)、IGZO液晶 |
CPU | インテル Core i5-1235U / Core i7-1255U |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB |
ストレージ | SSD:256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
グラフィックス | インテル Iris Xe |
サイズ | 307×197×15.5mm(突起部含まず) |
重さ | 約865g~(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 |
※2022年11月5日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■今回のレビュー機のスペック
「Core i7-1255U、メモリ16GB、1TB SSD」
※なお、今回のレビュー機材は先行機のため、掲載しているベンチマーク結果などは製品版とは異なる可能性があります。
―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の使いやすさチェック ――
▶テレワークやWeb会議に役立つ機能
プライバシーを保護するWebカメラ
カメラシャッター付きのWebカメラを搭載しています。
シャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。
シャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。
オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。
なおカメラは、HD画質のWebカメラ(約92万画素)です。
ミュートマイクボタン
Fn+F2キーでマイクのオン・オフを切り替えできます。
オンラインミーティングなどで、「発言しないときはマイクをOFFにしたい」ときなどに便利です。
AIノイズキャンセリング
AIノイズキャンセリングがプリインストールされています。
状況に合わせて「周囲の人の声を拾う」または「周囲の人の声をカット」から選んで、自分側のノイズを除去して、こちらの声が相手へクリアに聞こえるよう設定できます。
どれくらいノイズキャンセル効果があるのか?
どれくらいノイズを消す効果があるのか試してみました。
オンラインミーティング中に、手を叩きながらしゃべってみたところ、
しゃべっている間は手を叩く音は聞こえなかったそうですが、しゃべり始めの部分が聞こえない場合があったそうです。
よって、ノイズを消す効果はありましたが、必要なければオフにしておいた方がよさそうです。
チャイムを鳴らしたりもしてみましたが、チャイムの音は聞こえなかったとのこと。
スピーカー出力のノイズキャンセリング
AIノイズキャンセリングマイクの他に、「スピーカーのノイズキャンセリング」もプリインストールされています。
こちらは、相手側からの音声、つまり、こちらに聞こえる音声のノイズを消す機能です。
こちらの効果もチェックしてみました。
実際に相手の方に、キーホルダーをジャラジャラ鳴らしながら
ジャラジャラ音が多少聞こえてくることもあり、完全にノイズを除去できるわけではないものの、ある程度ノイズを消す効果はありました。
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
- ほどよい打鍵感とスムーズなキーストローク
- キートップに凹みがあり、指先の力が逃げにくい
- 小指での入力が多いキーなどは、軽い力で入力できる設計
- カーソルキーは、凸型にしっかりスペースを確保してあり使いやすい
などの要素があいまって、キーボードがタイピングしやすいです。
キーボードがタイピングしやすい点だけでも、FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)を選ぶ価値があると思います。
▼キーボードの右下のスペースを広げて、カーソルキー(矢印キー)のスペースを大きくとって使いやすくしてあります。
おかげでカーソルキーがストレスなく使えます。
また、エンターキーやバックスペースキーなど、端の方にあるのに使用頻度が高いキーを大きめに作ってあるのもグッドです。
指先がキーにフィットし、タイピングしやすい
▼キートップ(キーの表面)は、ゆるやかな球面になっています。指先の力が逃げにくくなるので、タイピングしやすいです。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
キーの場所によって重さが異なる設計により、軽やかにタイピングできる
キーの場所によって重さが異なるように設計されています。
主に小指でタイピングすることの多いキーが、軽いタッチでタイピングできます(例えば、エンターキー、矢印キー、Tabキーなど外側にあるようなキー)。
このおかげで、軽い力でスムーズなタイピングがしやすいです。
日本語かな表記なしのキートップ
キートップには「日本語かな表記」がされていません。
かな表記なしの方が、キーがスッキリしていてカッコいいです。
デザイン面への配慮から、キートップに刻印された文字は、少しグレーがかった色です。白い文字と比べると視認性は劣ります。
ただ、タッチタイピングがある程度できる方なら、あまり気にならないでしょう。
ちなみに、キーボードバックライトをオンにして、キートップの文字を見やすくすることもできます(バッテリーの減りは早くなります)。
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる約19ミリを確保。
▼パームレストは、ホームポジションだと、少し手のひらが乗り切らない程度の広さ。
キーボードバックライト
キーボードのバックライトは、Fn+スペースキーでオン・オフができます。
明るさは2段階で調整可能。
タッチパッド
タッチパッドは、下側に左右ボタンが付いているタイプです。
個人的には、タッチパッドがボタンを兼ねた一体型のタッチパッドよりも、こちらの方が使いやすくて好みです。
ボタンのクリック音は、カチカチと小さめの音です。
なお、Fn+F4キーでタッチパッドの有効・無効(ON・OFF)を切り替えできます。
キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動くのを確実に防止したいときに便利です。
▶スピーカー
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)は、底面にスピーカーを搭載。
「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。
点数にすると、100点満点中:60点くらいです。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
ちなみにノートPCの底面スピーカーは、左右に振り分けるように配置されていることが多いですが、
FMV Zeroのスピーカーは、手前の方に配置されています。
そのため、音が前方向に出てくるように聞こえ、オンラインミーティングなどで、相手の声が聞き取りやすいスピーカー位置になっているように感じました。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
- 13.3型、ノングレア(非光沢)
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- リフレッシュレート:60Hz
- アスペクト比(縦横比):16:9
富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)は、シャープ製IGZO液晶を搭載しており、角度をつけて見てもあまり暗くならず、見やすいディスプレイです。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
視野角は広いです。
▼ディスプレイは180度開くので、商談やプレゼンで対面の人に画面を見せたいときにも使い勝手がよいです。
ノングレアディスプレイなので、映り込みしにくい
富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、映り込みしにくいです。
作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
色域
色域については、冒頭のおすすめポイント:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間については、冒頭の注意点:「バッテリー駆動時間」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
USB PD対応充電器からの充電
USB PD(Power Delivery)対応の充電器をThunderbolt 4端子に接続し、FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)側へ充電してみました。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
PD充電器の最大出力
|
充電の可否
|
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20W(フィリップス製) | △(低速) |
30W(RAVPower製) |
△ ※高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減りました。 |
45W(Anker製) | ◯ |
65W(CIO製) | ◯ |
ちなみに、付属ACアダプターは最大65W出力でした。
なお、メーカーサイトには、
パソコンを使用しながら充電する場合は、USB Power Delivery対応で65W(20V/3.25A)以上を供給可能な機器が必要となります。ただし、すべての対応機器の動作を保証するものではありません。
との記載があるので、パソコンを使用しながら充電するなら、65W出力以上のPD充電器を使うのが無難でしょう。
▶インターフェイス
右側面
① SDカードリーダー(SDHC、SDXCに対応)
② USB 3.2 Gen1(Type-A)(5Gbps)
③ 有線LAN端子
▼SDカードを挿しても、1ミリほどしかはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりにくいです。
左側面
① 盗難防止用ロック取り付け穴
② Thunderbolt 4 / USB 4 Gen3(Type-C)×2(USB PD、映像出力に対応)
③ HDMI出力端子(最大4096×2160ドット / 1677万色)
④ USB3.2 Gen1(Type-A)(5Gbps、電源オフUSB充電機能対応)
⑤ マイク入力 / ヘッドホン出力 / ヘッドセット兼用端子
軽量ボディでも、インターフェイスは充実しています。
Thunderbolt 4を2つ搭載しているのも嬉しいポイントです。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づける小さなノイズが聞こえる程度 |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大44db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※今回は、ベンチマークテスト:ファイナルファンタジー14ベンチマーク実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
負荷の高い作業をしていなければ静かです(ただし、充電しながら使う場合は、ファン音が大きくなる場合があります)。
大きな負荷がかかったときは「少しうるさい」程度の印象で、うるさくて不快というほどではありません。
外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ないでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較
▲厚さ約15.5ミリ(突起部除く)
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
---|---|
A4サイズ | 297×210mm |
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2) | 307×197×厚さ15.5mm(突起部含まず) |
A4サイズよりも幅が1センチほど大きい程度で、A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグでも運びやすいサイズ感です。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
▶重さの実測:約808グラム
重さについては、冒頭のおすすめポイント:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
⇒ 「富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」を公式サイトで見てみる
―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の処理性能チェック ――
■レビュー機のスペック
CPU | インテル Core i7-1255U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB(NVMe) |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
Core i7-1255U搭載モデルの処理性能についての概要
ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。
処理性能的には画像編集も十分にいけますが、Adobe RGBカバー率は100%まではいっていません。ただ、計測結果ではsRGBカバー率:96%、Adobe RGBカバー率:71%で、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域です。
ライトな動画編集にも使えますが、専用GPU搭載ノートと比べると、レンダリングには時間がかかります。
▶CPU性能
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)のCPUは、次の2つから選択できます。
■搭載CPUのラインナップ
- Core i5-1235U
- Core i7-1255U
今回のレビュー機のCPUは、以下です。
■レビュー機のCPU
- インテル Core i7-1255U
- 10コア(Pコア×2、Eコア×8) / 12スレッド
- Pコア:最大周波数4.70GHz、Eコア:最大周波数 3.50GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 6661 |
---|---|
シングルコア | 1592 |
■他の薄型ノートパソコン向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core i7-1260P | 8035 |
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Ryzen 5 5560U | 7855 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Core i7-1250U | 7105 |
Core i7-1255U (レビュー機) |
|
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 5027 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2022年11月6日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
ゲーミングやクリエイターノート向けのCPUなどを除いた「薄型モバイルノート向け」CPUの中では、高めの性能です。
いろいろな用途に快適に使えるでしょう。
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
スコア | 16170 |
---|
PassMarkでの同CPUの平均スコア13503※よりも高いスコアでした。
※2022年11月6日現在の平均値
CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
Geekbench 5
「Geekbench 5」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。
Single-Coreスコア | 1647 |
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Multi-Coreスコア | 7101 |
Geekbench 5は、macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされているので、お持ちのデバイスとスコアを比較してみるのも面白いでしょう。
▶グラフィックス性能
富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)のグラフィックスは「インテル Iris Xe グラフィックス」です。
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strike | 4868 |
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Time Spy | 1828 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質 1920×1080 | 6033 快適 |
---|
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
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1920×1080 | 59.07 FPS 快適 |
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 7035 やや快適 |
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※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
というわけで、ゲーミングノートほどグラフィックス性能が高いわけではありませんが、CPUに内蔵されたグラフィックスとしては高い性能です。
ドラゴンクエストXなど、軽めの3Dゲームなら遊べる程度のグラフィックス性能はあります。
▶SSDのデータ転送速度
PCIe4.0 x4には及ばないものの、まだまだノートパソコンのデータ転送速度としては高速な部類に入ると言えるでしょう。
快適に使えると思います。
SSD情報
Micron(マイクロン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
―― FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)の外観・その他のチェック ――
▶外観
富士通「FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」のボディカラーは「ピクトブラック」の1色のみです。
オールブラックデザインで、非常にクールなルックスです。
全体がブラックのボディなので、明るい色のノートパソコンと比べると指紋よごれは目立ちやすいと言えば目立ちやすいですが、
シャーシはマットブラックですし、梨地加工もされています。
よって、光沢のあるブラックのノートパソコンよりは指紋汚れは目立ちにくいです。「指紋汚れがすごく気になる」というほどではありませんでした。
富士通ロゴの一部をかたどったインフィニティロゴが、光沢ブラックでさりげなく光ります。
▶付属品など
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- マニュアル類
- 保証書
などが付属。
▶富士通「FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」のレビューまとめ
「富士通 FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)」のレビューのまとめです。
FMV Zero(LIFEBOOK WU4/G2)は、「完成度の高いノートパソコン」だと思いました。
- 高いデザイン性
- デザインだけでなく、堅牢性もしっかり確保
- タイピングしやすいキーボード
- 約865g~の軽さ
- スライドシャッター付きのWebカメラ
など、デザインもよく、使いやすさも素晴らしいです。
バッテリー駆動時間が、もう少し長ければ言うことがないくらいでしたが、そこを考慮してもオススメのノートパソコンです!
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▼ベースモデルの富士通「LIFEBOOK WU-X/G2、WU2/G2」の実機レビューは、以下のページをご覧ください!
▼富士通「LIFEBOOK WU3シリーズ」の実機レビューは、以下のページをご覧ください!
▼軽量・薄型のおすすめノートパソコンは、以下の記事でもご紹介しています。
▼学生・大学生におすすめのノートパソコンは、以下の記事でもご紹介しています。
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