「dynabook PZ/MY」実機レビュー!バッテリー交換可能でコスパのよい16インチ・ノートパソコン!
Core i5 / i7 | メモリ16GB |
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最大512GB SSD | セルフ交換バッテリー |
「dynabook PZ/MY」の実機レビューです。
dynabook PZ/MYは、大きめの16型ディスプレイ搭載ノートパソコン。ディスプレイが大きいので、動画視聴や資料作成などもしやすいです。
さらに、自分でバッテリー交換が可能な「セルフ交換バッテリー」を採用しており、バッテリーが劣化しても、交換することで長く使えます。
また、ダイナブックのノートパソコンとしては価格も抑えられており、コスパもよいですよ。
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■dynabook PZ/MYのスペック
OS | Windows 11 Home / Pro |
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ディスプレイ | 16インチ WUXGA(解像度1920×1200)、アスペクト比16:10、ノングレア(非光沢)、TFT液晶 |
CPU | インテル Core i5-1334U / Core i7-1355U |
メモリ |
16GB ※シングルチャネル(メモリ1枚挿し) |
ストレージ | SSD:256GB / 512GB |
グラフィックス |
インテル UHD グラフィックス ※メモリ増設で2枚挿しにした場合は、インテル Iris Xe グラフィックス動作にすることもできます |
サイズ | 約360×251.5×厚さ19.9(最薄部)-21.9(最厚部)mm ※突起部含まず |
重さ | 約1.85kg(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
※2025年3月26日時点のスペックです。
■今回のレビュー機のスペック
dynabook PZ/MY「Core i7-1355U、メモリ16GB、512GB SSD(型番:W6PZMY7FAB)」
なお、この記事は、
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
目次

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自分でバッテリー交換が可能! |
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▼バッテリーはロックを外すだけで、カンタンに取り外し可能です。
バッテリーが経年劣化しても、オプション品のセルフ交換バッテリーに交換すれば、長く使い続けられます。
ちなみに、バッテリーを取り外しても、AC電源に接続すれば動かせました。
これをうまく活用すればバッテリーの劣化を遅らせることができるかもしれませんが、
バッテリー残量がゼロの状態で放置してもバッテリーは劣化するので、バッテリーを接続した状態でも適度に使うのがよいでしょう。
なお、バッテリーの劣化を軽減するのに役に立つ「バッテリー充電モード」もプリインストールされています。
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作業しやすい16型の大画面! |
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大きな16型ディスプレイ搭載で、作業しやすいです。
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4列テンキーを搭載 |
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最近のノートパソコンは、ディスプレイのベゼル(フチ)が薄くなり、横幅が縮まったことで、テンキー(キーボード右側の数値入力用のキー)が3列テンキーなことも少なくないです。
しかしdynabook PZ/MYは、4列テンキーを搭載しています。テンキーが欲しい方には嬉しいところでしょう。
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インターフェイスが充実 |
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右側面
- ①ブリッジメディアスロット(SD、SDHC、SDXCメモリカード、マルチメディアカードに対応)
- ②USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ
- ③有線LANコネクタ
左側面
- ① セキュリティロック・スロット
- ② 電源入力端子
- ③ USB3.2(Gen1)Type-A×2つ(うち1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付)
- ④ HDMI出力端子(最大3840×2160/60Hz)
- ⑤ Thunderbolt 4(USB4 Type-C)(USB PDと最大3840×2160/60Hzの映像出力に対応)
- ⑥ マイク入力 / ヘッドホン出力端子
▼SDカードを挿してもはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりません。
インターフェイスは充実していますね。
欲を言うなら、USB Type-Aが3つある一方、Type-Cは1つなので、
USB Type-AとUSB Type-Cが2つずつあれば、バランスがよかったとは感じますね。
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カスタマイズ注文も可能 |
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OS(Windows 11 HomeまたはProの選択)、CPU、SSD容量、マイクロソフトOffice付きに変更などのカスタマイズが可能。
SSD容量が2択なので、カスタマイズの幅はそれほど広くはないものの、ある程度好みに応じた仕様にできます。
※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になることがあるかもしれません。
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dynabookあんしんサポート付き |
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ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話やメールで相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。

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半角/全角キーがかなり小さい |
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半角/全角キーがかなり小さいので、ここは残念な点です。
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キーボードバックライトは非搭載 |
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キーボードのバックライトは非搭載です。
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ディスプレイの色域は広くない |
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■カバー率
sRGB | 64% |
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DCI-P3 | 47% |
Adobe RGB | 48% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。
ディスプレイのカバーしている色域は、あまり広くないので、画像編集で細かい色調整をするなどの用途には向いていません。
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グラフィックスはUHDグラフィックス動作 |
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Core i7-1355Uが内蔵しているグラフィックスは、メモリがデュアルチャネル(メモリ2枚挿し)の場合は、Iris Xeグラフィックスとして動作するのですが、
dynabook PZ/MYはメモリ1枚装着(シングルチャネル)であるため、インテル UHD グラフィックスとしての動作になってしまいます。
そのため、「Iris Xeグラフィックス」での動作と比べると、グラフィックス性能がやや落ちます。
当サイトで計測したCore i7-1355U搭載でIris Xeグラフィックス動作の場合の、3DMark Time Spyスコアの平均が1703だったのに対して、
レビュー機のスコアは、UHDグラフィックス動作になることもあり、スコアは1404で、18%ほど低いスコアでした。
▶外観
ダイナブック「dynabook PZ/MY」のボディカラーは「ブラック」の1色のみです。
ビジネス用途に向いた落ち着いたルックスです。色が濃いので、指紋はやや目立ちやすいですね。
▼天板のdynabookのロゴは、ペイントではなく、少し立体感があります。
―― dynabook PZ/MYの使いやすさチェック ――
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約2.0ミリ。
最近のノートパソコンの中では、キーストロークが深い方なので、ある程度しっかりした打鍵感が欲しい方にはよいキーボードでしょう。
キーボードが大きいと、タイピング時にたわみが気になるノートパソコンもありますが、dynabook PZ/MYのキーボードは、剛性はシッカリしており、たわみは気になりませんでした。
▼キーボード右側は、Enterキーの左側あたりにあるキーが少し小さくなっているものの、Backspaceキーが少し大きめになっているのはよい感じです。
Enterキーとテンキーの間は、もう少し間隔が空いていればよかったですね。
▼キーボード左側は、半角/全角キーがかなり小さめなのは残念なところ。
▼キートップ(キーの表面)には、ゆるやかな凹みがあります。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
キーの中心が指先でわかりやすくなり、指先の力も逃げにくくなるので、タイピングしやすいキートップです。
ファンクションキー(F1~F12キー)は、全角カタカナ変換などWindowsの標準機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能(特殊機能)を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。
キーピッチなど
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、一般的には19mmがタイピングしやすいと言われますが、dynabook PZ/MYは一部のキーを除いて、19mmのキーピッチを確保しています。
▼大きめの16型ノートパソコンなのでパームレストは十分に広いですね。
タッチパッド
タッチパッドは、下側に左右ボタンが付いている「ボタン独立型タッチパッド」。
個人的には、タッチパッドがボタンを兼ねた一体型タッチパッドよりも、こちらの方が使いやすいです。
なお、Fn+F9キーでタッチパッドのON・OFF(有効・無効)を切り替えできます。
キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動いてしまうのを確実に防止したいときに便利です。
▶表面温度
▼まず、YouTubeを30分再生後の表面温度が以下です。
キーボードの各キーが30℃に達しない程度ですので、とくに問題はないでしょう。
▼つづいて、3Dゲームを遊ぶのにはあまり向いていませんが、一応3Dゲームをプレイした場合を想定して、ファイナルファンタジー14のベンチマークを30分ループ再生した後の表面温度が以下です。
キーボードの特に熱くなっているキーでも36℃程度ですので、とくに問題はないでしょう。
▶スピーカー
dynabook PZ/MYは、底面にスピーカーを搭載。
スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
音質は、点数にすると100点満点中:60点くらいです。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
ディスプレイサイズ等 | 16型 ノングレア(非光沢) |
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解像度 | WUXGA(1920×1200ドット) |
リフレッシュレート | 60Hz |
アスペクト比(縦横比) | 16:10 |
※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。
視野角
ディスプレイは、角度をつけて見ても少し暗く見える程度で、それほど見にくくはなりません。
一人で使うのには十分な視野角を確保しています。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約136度開きます。
対面の人に画面を見せるなどの使い方をしないなら、これくらい開けば十分でしょう。
・ノングレア(非光沢)なので映り込みしにくい
dynabook PZ/MYのディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。
作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
・色域
色域については、冒頭の注意点:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶インターフェイス
インターフェイスについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶テレワークやWeb会議に役立つ機能
・プライバシーを保護するWebカメラ
HD画質のWebカメラ(約92万画素)を搭載。
dynabook PZ/MYのWebカメラには、Webカメラシャッターが搭載されています。
▲下側がシャッターを閉じた状態
Webカメラシャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。
Webカメラシャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。
オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。
▼実際に、Windowsのカメラアプリで撮影した写真が以下。
▲dynabook PZ/MYのWebカメラで撮影(タップorクリックで拡大)
▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。
▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用。タップorクリックで拡大)
どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。
dynabook PZ/MYのWebカメラは、約92万画素のカメラなので、200万画素ほどあるフルHDのWebカメラと比べると、やはり画質は劣ります。
とはいえ、画質にこだわらなければ、とくに問題はないでしょう。
オンラインミーティングで役立つキー操作
オンラインミーティングで役立つ、以下のキー操作も利用可能です。
- Fn+Aキー:マイクのON・OFF(ワンタッチマイクミュート)
マイクOFF時は、キーボード面の左上のランプが点灯するので、マイクがOFFになっているのがわかりやすいです。
なお、dynabook PZ/MYは、顔認証や指紋認証には対応していません。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間
JEITA Ver.3.0測定法 | 約5時間の動画再生 ※メーカー公称値 |
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YouTubeを再生 | 約4時間43分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属ACアダプターを使用 |
約22% |
- 電源モードの設定:最適な電源効率
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
大きめの16型ディスプレイ搭載な点や、
バッテリー情報を見ると、バッテリー容量が42,504mWhとなっており、やや小さめのバッテリー容量なこともあり、
バッテリー駆動時間は、それほどロングバッテリーではありません。
なお、USB PD(Power Delivery)に対応しているので、モバイルバッテリーで電力を補うことも可能です。
(詳しくは、USB PD充電器からの充電の項目をご覧ください)
バッテリーをいたわるユーティリティー
ノートPCのバッテリーを長持ちさせるには、100%まで充電せず、バッテリーの充電を80%程度までに抑えた方がよいと言われます。
dynabook PZ/MYは「バッテリー充電モード」が用意されており、バッテリーの劣化軽減に役立ちます。
・USB PD充電器からの充電
USB PD(Power Delivery)対応の充電器をThunderbolt 4端子に接続し、dynabook PZ/MY側へ充電してみました。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
PD充電器の最大出力
|
充電の可否
|
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20W(フィリップス製) |
△ ※高負荷の作業をした場合、充電がストップするケースがありました。 |
30W(RAVPower製) | △ ※注1(表下参照) |
45W(Anker製) | △ ※注1(表下参照) |
65W(CIO製) | ◯ |
※注1:充電自体は可能でしたが、付属ACアダプターの出力65Wよりも低出力です。そのため、ACアダプター接続時と比べてパフォーマンスが落ちたり、高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減るなどの可能性があります。
20Wなどの低出力のPD充電器からでも一応充電自体は可能なのは嬉しいところ。
モバイルバッテリーでも充電しやすそうです。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
■静音性のチェック結果
YouTube再生時(バッテリー駆動) | 基本的には静かだが、小さくファン音などがするときもある |
---|---|
ベンチマークテスト時(AC電源に接続) | 最大37db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※ベンチマークテストは、今回は、「ファイナルファンタジー14黄金のレガシー ベンチマーク」を使用しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
ベンチマークテスト時は「少し音がしているな」と感じる程度でしたが、うるさいと感じるかどうかは個人差があるかもしれません。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲A4用紙とのサイズ比較
A4サイズ | 297×210mm |
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dynabook PZ/MY | 約360×251.5×厚さ19.9(最薄部)-21.9(最厚部)mm ※突起部含まず |
幅×奥行きは、A4サイズよりもかなり大きいので、持ち運ぶにはA4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグよりも、もっと大きなバッグが必要でしょう。
▶重さの実測:約1,805グラム
本体 | 約1,805g |
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ACアダプター+電源ケーブル | 約262g |
公称値は約1.85kgですが、実測は約1,805gでした。
最近は16型でも2キロを切る重さのノートパソコンが増えているので、
16型のノートパソコンとしてはやや軽量といったところでしょう。
なお、USB PD充電器からの充電の項目に記載のとおり、PD充電器でも充電できます。
ACアダプターの代わりに、より軽量なPD充電器を持ち運ぶのもアリでしょう。
―― dynabook PZ/MYの処理性能チェック ――
つづいて、dynabook PZ/MYのCPUやグラフィックスの処理性能をチェックしていきます。
■レビュー機のスペック
CPU | インテル Core i7-1355U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
Core i7-1355U搭載モデルの処理性能の概要
※今回のレビュー機「Core i7-1355U搭載モデル」の処理性能の概要をまず記載します。
ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。
処理性能的には画像編集やライトな動画編集もできますが、ディスプレイの色域はあまり広くない(sRGBカバー率:64%)ので、色調整を伴う作業には向きません。
▶CPU性能:Core i7-1355U
dynabook PZ/MYのCPUは、仕様によって以下の2つがあります。
■搭載CPUのラインナップ
- Core i5-1334U
- Core i7-1355U
今回のレビュー機のCPUは、以下です。
■レビュー機のCPU
- インテル Core i7-1355U
- 10コア(Pコア×2、Eコア×8) / 12スレッド
- Pコア:最大周波数5.0GHz、Eコア:最大周波数 3.7GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 5329 |
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シングルコア | 1643 |
■他のノートPC向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core Ultra 7 155H | 12963 |
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Core Ultra 7 258V | 10216 |
Core i7-1360P | 8431 |
Core i7-1260P | 8314 |
Ryzen 5 7530U | 7865 |
Core i5-1240P | 7597 |
Ryzen 5 5500U | 7346 |
Core Ultra 7 155U | 7259 |
Core i7-1255U | 6673 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i5-1235U | 5844 |
Core i7-1355U (レビュー機) |
|
Core i7-1165G7 | 5077 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- 当サイトで計測したスコアです。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
- CINEBENCH R23の最低実行時間は標準の10分間。
※dynabook PZ/MY自体は薄型ノートではありませんが、Core i7-1355Uは、薄型ノートに搭載されることが多いです。ですので今回は、薄型ノートPCに搭載されていることの多いCPUとの比較を載せました。
同じCore i7-1355Uを搭載した他のノートパソコン4台の平均スコアと比べると、明らかにスコアが低かったです。
Core i7-1355U(他製品4台の平均スコア) | 6730 |
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Core i7-1355U(dynabook PZ/MY) |
※当サイトで計測した平均値。
※数字が大きいほど高パフォーマンス。
パワー重視の方には残念なところかもしれませんが、オフィスワークなどには十分余裕のある性能ですので、
^
ファン音が激しくうるさくなったりはしなかった分、静音性の面では使いやすいとも言える、かもしれません。
CINEBENCH 2024
CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。
GPU | 計測不可 |
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CPU(マルチコア) | 336 |
CPU(シングルコア) | 100 |
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
マルチスレッド | 14106 |
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シングルスレッド | 3976 |
PassMarkでの同CPU(Core i7-1355U)の平均スコア14542※よりも少し低いスコアでした。
※2025年3月28日日現在の平均値
とはいえ、3%ほど低いだけなので、CPUパフォーマンスはおおむね出ていると捉えてよいでしょう。
▶グラフィックス性能:インテル UHD グラフィックス
dynabook PZ/MYのグラフィックスは「インテル UHD グラフィックス(CPUに内蔵)」です。
Core i7-1355Uが内蔵しているグラフィックスは、「Iris Xeグラフィックス」なのですが、
dynabook PZ/MYの標準仕様だと、「UHDグラフィックス」としての動作になってしまいます。
これは、dynabook PZ/MYが標準でメモリ1枚装着(シングルチャネル)であるためです。
「Iris Xeグラフィックス」と「UHDグラフィックス」とでは、グラフィックス性能にやや差があるのでご注意を。
なお、メモリを増設して、メモリ2枚装着(デュアルチャネル)した場合は、Iris Xeグラフィックスとして動作します。
・3Dゲームのベンチマーク
■3Dゲームのベンチマーク・FPS数
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strikeスコア | 3780 |
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Time Spyスコア | 1404 |
総合スコアを掲載しています。
FF14(ファイナルファンタジーXIV)黄金のレガシー ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 4269 普通 |
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※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
・評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。
ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 12179 すごく快適 |
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最高品質 1920×1080 | 9856 とても快適 |
評価は、スコアによって「すごく快適 > とても快適 > 快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の7段階に分かれます。
グラフィックス性能についての総評
フルHD画質では、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら遊べるかな?程度のグラフィックス性能です。
3Dゲームを遊ぶのにはそれほど向いてはいません。
▶SSDのデータ転送速度
搭載されているSSD自体はPCIe4.0 x4対応SSDのようですが、速度的には高速なPCIe3.0 x4 SSDといったところです。
実用的には、多くのケースで快適に使えるでしょう。
SSD情報
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるSSDが搭載されている可能性もあります。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- スタートアップガイド(パソコンを使うための準備の手順書)
- 安心してお使いいただくために
- 本製品のセットアップについて
- dynabookプレミアム保証の案内書
- 保証書
などが付属。
※付属品は変更になることがあるかもしれません。
▶dynabook PZ/MYのレビューまとめ
「dynabook PZ/MY」のレビューまとめです。
dynabook PZ/MYは、ダイナブックのノートパソコンの中では価格が安めなので、
大きめの16インチ・ディスプレイ搭載でコスパのよいノートパソコンをお探しの方によさそうです。
バッテリー交換が可能なので、バッテリーが劣化してもバッテリーを交換することで、より長く使えるのも大きなメリットでしょう。
バッテリー以外の部分が故障する可能性はもちろんあるかもしれませんが、やはり最初にヘタる可能性が高いパーツは、バッテリーだと思いますので。
また、ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話で相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、はじめてパソコンを買う方にもオススメですよ。
会員価格よりもさらに安くDynabook製ノートパソコンを購入できる、
「Dynabook特別サイト」
をメーカーの方より特別にご提供いただけました!
▼以下のように通常価格と比べると、会員価格はかなり安いのですが、特別サイトを使えば会員登録ナシでもさらに安く買えます!
ぜひご利用ください。
■特別サイトへのログイン情報
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