「dynabook PZ/MY」実機レビュー!バッテリー交換可能でコスパのよい16インチ・ノートパソコン!

dynabook PZ/MYのメイン画像

Core i5 / i7 メモリ16GB
最大512GB SSD セルフ交換バッテリー

「dynabook PZ/MY」の実機レビューです。

dynabook PZ/MYは、大きめの16型ディスプレイ搭載ノートパソコン。ディスプレイが大きいので、動画視聴や資料作成などもしやすいです。

dynabook PZ/MYの外観 天板側

さらに、自分でバッテリー交換が可能な「セルフ交換バッテリー」を採用しており、バッテリーが劣化しても、交換することで長く使えます。

また、ダイナブックのノートパソコンとしては価格も抑えられており、コスパもよいですよ。

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■dynabook PZ/MYのスペック

OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 16インチ WUXGA(解像度1920×1200)、アスペクト比16:10、ノングレア(非光沢)、TFT液晶
CPU インテル Core i5-1334U / Core i7-1355U
メモリ 16GB
※シングルチャネル(メモリ1枚挿し)
ストレージ SSD:256GB / 512GB
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
※メモリ増設で2枚挿しにした場合は、インテル Iris Xe グラフィックス動作にすることもできます

サイズ 約360×251.5×厚さ19.9(最薄部)-21.9(最厚部)mm ※突起部含まず
重さ 約1.85kg(公称値)
その他 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3

※2025年3月26日時点のスペックです。

■今回のレビュー機のスペック

dynabook PZ/MY「Core i7-1355U、メモリ16GB、512GB SSD(型番:W6PZMY7FAB)」

なお、この記事は、

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

▶おすすめポイント・特徴

dynabook PZ/MYのおすすめポイント・特徴:positiveNotes

ポイント

▼バッテリーはロックを外すだけで、カンタンに取り外し可能です。

dynabook PZ/MYのバッテリーと取り外したところ

バッテリーが経年劣化しても、オプション品のセルフ交換バッテリーに交換すれば、長く使い続けられます。

ちなみに、バッテリーを取り外しても、AC電源に接続すれば動かせました。

これをうまく活用すればバッテリーの劣化を遅らせることができるかもしれませんが、

バッテリー残量がゼロの状態で放置してもバッテリーは劣化するので、バッテリーを接続した状態でも適度に使うのがよいでしょう。

なお、バッテリーの劣化を軽減するのに役に立つ「バッテリー充電モード」もプリインストールされています。


ポイント

dynabook PZ/MYの外観・ディスプレイ側

大きな16型ディスプレイ搭載で、作業しやすいです。


ポイント

キーボードの右側

最近のノートパソコンは、ディスプレイのベゼル(フチ)が薄くなり、横幅が縮まったことで、テンキー(キーボード右側の数値入力用のキー)が3列テンキーなことも少なくないです。

しかしdynabook PZ/MYは、4列テンキーを搭載しています。テンキーが欲しい方には嬉しいところでしょう。


ポイント
右側面

右側面

  • ブリッジメディアスロット(SD、SDHC、SDXCメモリカード、マルチメディアカードに対応)
  • USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ
  • 有線LANコネクタ
左側面

左側面

  • セキュリティロック・スロット
  • 電源入力端子
  • USB3.2(Gen1)Type-A×2つ(うち1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付)
  • HDMI出力端子(最大3840×2160/60Hz)
  • Thunderbolt 4(USB4 Type-C)(USB PDと最大3840×2160/60Hzの映像出力に対応)
  • マイク入力 / ヘッドホン出力端子

▼SDカードを挿してもはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりません。

SDカードを挿しているところ

インターフェイスは充実していますね。

欲を言うなら、USB Type-Aが3つある一方、Type-Cは1つなので、

USB Type-AとUSB Type-Cが2つずつあれば、バランスがよかったとは感じますね。


ポイント

カスタマイズ可能

OS(Windows 11 HomeまたはProの選択)、CPU、SSD容量、マイクロソフトOffice付きに変更などのカスタマイズが可能。

SSD容量が2択なので、カスタマイズの幅はそれほど広くはないものの、ある程度好みに応じた仕様にできます。

※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になることがあるかもしれません。


ポイント

dynabookあんしんサポート

ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話やメールで相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。


▶デメリット・注意点

デメリット・注意点など:negativeNotes

注意点 半角/全角キーがかなり小さい

キーボードの右側

半角/全角キーがかなり小さいので、ここは残念な点です。


注意点 キーボードバックライトは非搭載

キーボードのバックライトは非搭載です。


注意点 ディスプレイの色域は広くない

色域

■カバー率

sRGB 64%
DCI-P3 47%
Adobe RGB 48%

※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。

ディスプレイのカバーしている色域は、あまり広くないので、画像編集で細かい色調整をするなどの用途には向いていません。


注意点 グラフィックスはUHDグラフィックス動作

Core i7-1355Uが内蔵しているグラフィックスは、メモリがデュアルチャネル(メモリ2枚挿し)の場合は、Iris Xeグラフィックスとして動作するのですが、

dynabook PZ/MYはメモリ1枚装着(シングルチャネル)であるため、インテル UHD グラフィックスとしての動作になってしまいます。

そのため、「Iris Xeグラフィックス」での動作と比べると、グラフィックス性能がやや落ちます。

当サイトで計測したCore i7-1355U搭載でIris Xeグラフィックス動作の場合の、3DMark Time Spyスコアの平均が1703だったのに対して、

レビュー機のスコアは、UHDグラフィックス動作になることもあり、スコアは1404で、18%ほど低いスコアでした。


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▶外観

ダイナブック「dynabook PZ/MY」のボディカラーは「ブラック」の1色のみです。

ダイナブック dynabook PZ/MYの外観。斜め上から

ビジネス用途に向いた落ち着いたルックスです。色が濃いので、指紋はやや目立ちやすいですね。

dynabook PZ/MYの外観 天板側

▼天板のdynabookのロゴは、ペイントではなく、少し立体感があります。

dynabook PZ/MYの天板ロゴのアップ

パームレストのアップ

dynabook PZ/MYの底面

―― dynabook PZ/MYの使いやすさチェック ――

▶キーボード

dynabook PZ/MYのキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーストローク(キーが沈み込む距離)は、約2.0ミリ。

最近のノートパソコンの中では、キーストロークが深い方なので、ある程度しっかりした打鍵感が欲しい方にはよいキーボードでしょう。

キーボードが大きいと、タイピング時にたわみが気になるノートパソコンもありますが、dynabook PZ/MYのキーボードは、剛性はシッカリしており、たわみは気になりませんでした。

▼キーボード右側は、Enterキーの左側あたりにあるキーが少し小さくなっているものの、Backspaceキーが少し大きめになっているのはよい感じです。

キーボードの右側

Enterキーとテンキーの間は、もう少し間隔が空いていればよかったですね。

▼キーボード左側は、半角/全角キーがかなり小さめなのは残念なところ。

キーボードの左側

▼キートップ(キーの表面)には、ゆるやかな凹みがあります。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

キーの中心が指先でわかりやすくなり、指先の力も逃げにくくなるので、タイピングしやすいキートップです。

ファンクションキー(F1~F12キー)は、全角カタカナ変換などWindowsの標準機能が優先されています。

Fキー

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能(特殊機能)を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)

 
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。

キーピッチなど

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、一般的には19mmがタイピングしやすいと言われますが、dynabook PZ/MYは一部のキーを除いて、19mmのキーピッチを確保しています。

キーピッチ

▼大きめの16型ノートパソコンなのでパームレストは十分に広いですね。

パームレストに手をのせたところ

タッチパッド

タッチパッドは、下側に左右ボタンが付いている「ボタン独立型タッチパッド」。

タッチパッド

個人的には、タッチパッドがボタンを兼ねた一体型タッチパッドよりも、こちらの方が使いやすいです。

なお、Fn+F9キーでタッチパッドのON・OFF(有効・無効)を切り替えできます。

キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動いてしまうのを確実に防止したいときに便利です。

▶表面温度

▼まず、YouTubeを30分再生後の表面温度が以下です。

YouTube30分再生後の表面温度

キーボードの各キーが30℃に達しない程度ですので、とくに問題はないでしょう。

▼つづいて、3Dゲームを遊ぶのにはあまり向いていませんが、一応3Dゲームをプレイした場合を想定して、ファイナルファンタジー14のベンチマークを30分ループ再生した後の表面温度が以下です。

ゲームプレイ30分後の表面温度

キーボードの特に熱くなっているキーでも36℃程度ですので、とくに問題はないでしょう。

▶スピーカー

dynabook PZ/MYは、底面にスピーカーを搭載。

本体底面のスピーカー

スピーカーの音質は「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。

音質は、点数にすると100点満点中:60点くらいです。

※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。

▶ディスプレイ

■ディスプレイの詳細

ディスプレイサイズ等 16型 ノングレア(非光沢)
解像度 WUXGA(1920×1200ドット)
リフレッシュレート 60Hz
アスペクト比(縦横比) 16:10

※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。

視野角

ディスプレイは、角度をつけて見ても少し暗く見える程度で、それほど見にくくはなりません。

一人で使うのには十分な視野角を確保しています。

dynabook PZ/MYのディスプレイ正面

dynabook PZ/MYの視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

dynabook PZ/MYの視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約136度開きます。

dynabook PZ/MYのディスプレイを開けるところまで開いたところ

対面の人に画面を見せるなどの使い方をしないなら、これくらい開けば十分でしょう。

・ノングレア(非光沢)なので映り込みしにくい

dynabook PZ/MYのディスプレイは、ノングレア(非光沢)ディスプレイなので、映り込みしにくいです。

ディスプレイの映り込み具合

作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。

・色域

色域については、冒頭の注意点:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶インターフェイス

インターフェイスについては、冒頭のおすすめポイント・特徴:「インターフェイス」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。

▶テレワークやWeb会議に役立つ機能

・プライバシーを保護するWebカメラ

HD画質のWebカメラ(約92万画素)を搭載。

dynabook PZ/MYのWebカメラには、Webカメラシャッターが搭載されています。

Webカメラ
Webカメラのシャッターを閉じた状態

▲下側がシャッターを閉じた状態

Webカメラシャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。

Webカメラシャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。

オンラインミーティングなどで、不用意に自分が映り込むのを防ぎたい場合にも便利です。

▼実際に、Windowsのカメラアプリで撮影した写真が以下。

▲dynabook PZ/MYのWebカメラで撮影(タップorクリックで拡大)

▼比較用として、3000円ほどで購入したフルHD(1920×1080ピクセル)の外付けWebカメラで撮影した写真。

▲ELECOM製の外付けWebカメラで撮影(比較用。タップorクリックで拡大)

どちらも同じ光源(天井のLED照明のみ)で撮影しました。

dynabook PZ/MYのWebカメラは、約92万画素のカメラなので、200万画素ほどあるフルHDのWebカメラと比べると、やはり画質は劣ります。

とはいえ、画質にこだわらなければ、とくに問題はないでしょう。

オンラインミーティングで役立つキー操作

オンラインミーティングで役立つ、以下のキー操作も利用可能です。

  • Fn+Aキー:マイクのON・OFF(ワンタッチマイクミュート)

マイクOFF時は、キーボード面の左上のランプが点灯するので、マイクがOFFになっているのがわかりやすいです。

なお、dynabook PZ/MYは、顔認証や指紋認証には対応していません。

▶バッテリー駆動時間

■バッテリー駆動時間

JEITA Ver.3.0測定法 約5時間の動画再生
※メーカー公称値
YouTubeを再生 約4時間43分
30分で充電できたバッテリー量
※付属ACアダプターを使用
約22%
  • 電源モードの設定:最適な電源効率
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ディスプレイの明るさ:50
計測項目についての詳細はここをタップ(クリック)

■「YouTubeを再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • WebブラウザでYouTubeを再生(Webブラウザは全画面表示。動画自体は全画面表示にはしない)。PC側の音量設定は10

大きめの16型ディスプレイ搭載な点や、
バッテリー情報を見ると、バッテリー容量が42,504mWhとなっており、やや小さめのバッテリー容量なこともあり、

バッテリー駆動時間は、それほどロングバッテリーではありません。

なお、USB PD(Power Delivery)に対応しているので、モバイルバッテリーで電力を補うことも可能です。

(詳しくは、USB PD充電器からの充電の項目をご覧ください)

バッテリーをいたわるユーティリティー

ノートPCのバッテリーを長持ちさせるには、100%まで充電せず、バッテリーの充電を80%程度までに抑えた方がよいと言われます。

dynabook PZ/MYは「バッテリー充電モード」が用意されており、バッテリーの劣化軽減に役立ちます。

バッテリー充電モード

・USB PD充電器からの充電

USB PD(Power Delivery)対応の充電器をThunderbolt 4端子に接続し、dynabook PZ/MY側へ充電してみました。

※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。

PD充電器の最大出力
充電の可否
20W(フィリップス製)
※高負荷の作業をした場合、充電がストップするケースがありました。
30W(RAVPower製) ※注1(表下参照)
45W(Anker製) ※注1(表下参照)
65W(CIO製)

※注1:充電自体は可能でしたが、付属ACアダプターの出力65Wよりも低出力です。そのため、ACアダプター接続時と比べてパフォーマンスが落ちたり、高負荷の作業をしながら充電した場合、バッテリー残量が減るなどの可能性があります。

20Wなどの低出力のPD充電器からでも一応充電自体は可能なのは嬉しいところ。

モバイルバッテリーでも充電しやすそうです。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

静音性チェック時の騒音計の位置

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。

■静音性のチェック結果

YouTube再生時(バッテリー駆動) 基本的には静かだが、小さくファン音などがするときもある
ベンチマークテスト時(AC電源に接続) 最大37db程度

※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※ベンチマークテストは、今回は、「ファイナルファンタジー14黄金のレガシー ベンチマーク」を使用しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。

ベンチマークテスト時は「少し音がしているな」と感じる程度でしたが、うるさいと感じるかどうかは個人差があるかもしれません。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

dynabook PZ/MYの大きさ

▲A4用紙とのサイズ比較

dynabook PZ/MYを折りたたんだ様子:斜め上から

A4サイズ 297×210mm
dynabook PZ/MY 約360×251.5×厚さ19.9(最薄部)-21.9(最厚部)mm ※突起部含まず

幅×奥行きは、A4サイズよりもかなり大きいので、持ち運ぶにはA4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグよりも、もっと大きなバッグが必要でしょう。

▶重さの実測:約1,805グラム

dynabook PZ/MYの重さ:実測

本体 約1,805g
ACアダプター+電源ケーブル 約262g

公称値は約1.85kgですが、実測は約1,805gでした。

最近は16型でも2キロを切る重さのノートパソコンが増えているので、

16型のノートパソコンとしてはやや軽量といったところでしょう。

なお、USB PD充電器からの充電の項目に記載のとおり、PD充電器でも充電できます。

ACアダプターの代わりに、より軽量なPD充電器を持ち運ぶのもアリでしょう。

「dynabook PZ/MY」を公式サイトで見てみる
 

―― dynabook PZ/MYの処理性能チェック ――

つづいて、dynabook PZ/MYのCPUやグラフィックスの処理性能をチェックしていきます。

■レビュー機のスペック

CPU インテル Core i7-1355U
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD(NVMe)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
Core i7-1355U搭載モデルの処理性能の概要

※今回のレビュー機「Core i7-1355U搭載モデル」の処理性能の概要をまず記載します。

ビデオ会議、ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。

処理性能的には画像編集やライトな動画編集もできますが、ディスプレイの色域はあまり広くない(sRGBカバー率:64%)ので、色調整を伴う作業には向きません。

▶CPU性能:Core i7-1355U

dynabook PZ/MYのCPUは、仕様によって以下の2つがあります。

■搭載CPUのラインナップ

  • Core i5-1334U
  • Core i7-1355U

今回のレビュー機のCPUは、以下です。

■レビュー機のCPU

  • インテル Core i7-1355U
  • 10コア(Pコア×2、Eコア×8) / 12スレッド
  • Pコア:最大周波数5.0GHz、Eコア:最大周波数 3.7GHz

dynabook PZ/MYのCPU-Z情報

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

dynabook PZ/MYのCINEBENCH R23のテスト結果

マルチコア 5329
シングルコア 1643

■他のノートPC向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較

Core Ultra 7 155H 12963
Core Ultra 7 258V 10216
Core i7-1360P 8431
Core i7-1260P 8314
Ryzen 5 7530U 7865
Core i5-1240P 7597
Ryzen 5 5500U 7346
Core Ultra 7 155U 7259
Core i7-1255U 6673
Ryzen 5 4500U 6210
Core i5-1235U 5844
Core i7-1355U
(レビュー機)
5329
Core i7-1165G7 5077
Core i5-1135G7 4420
Core i5-10210U 4051
Core i5-1035G1 3474
Pentium Silver N6000 1993
Celeron N5100 1471
  • 当サイトで計測したスコアです。
  • 数字が大きいほど高パフォーマンス。
  • CINEBENCH R23の最低実行時間は標準の10分間。

※dynabook PZ/MY自体は薄型ノートではありませんが、Core i7-1355Uは、薄型ノートに搭載されることが多いです。ですので今回は、薄型ノートPCに搭載されていることの多いCPUとの比較を載せました。

同じCore i7-1355Uを搭載した他のノートパソコン4台の平均スコアと比べると、明らかにスコアが低かったです。

Core i7-1355U(他製品4台の平均スコア) 6730
Core i7-1355U(dynabook PZ/MY 5329

※当サイトで計測した平均値。
※数字が大きいほど高パフォーマンス。

パワー重視の方には残念なところかもしれませんが、オフィスワークなどには十分余裕のある性能ですので、

ファン音が激しくうるさくなったりはしなかった分、静音性の面では使いやすいとも言える、かもしれません。

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2024は、「GPU(グラフィックス)」と「CPU」の性能を計測できるベンチマークソフトです。

dynabook PZ/MYのCINEBENCH 2024のテスト結果

GPU 計測不可
CPU(マルチコア) 336
CPU(シングルコア) 100
CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

dynabook PZ/MYのPassMark CPU Markのテスト結果:14106

マルチスレッド 14106
シングルスレッド 3976

PassMarkでの同CPU(Core i7-1355U)の平均スコア14542よりも少し低いスコアでした。
※2025年3月28日日現在の平均値
とはいえ、3%ほど低いだけなので、CPUパフォーマンスはおおむね出ていると捉えてよいでしょう。

▶グラフィックス性能:インテル UHD グラフィックス

▼「3Dゲームのベンチマーク・FPS数」はコチラ

dynabook PZ/MYのグラフィックスは「インテル UHD グラフィックス(CPUに内蔵)」です。

 dynabook PZ/MYのGPU-Z情報

Core i7-1355Uが内蔵しているグラフィックスは、「Iris Xeグラフィックス」なのですが、

dynabook PZ/MYの標準仕様だと、「UHDグラフィックス」としての動作になってしまいます。

これは、dynabook PZ/MYが標準でメモリ1枚装着(シングルチャネル)であるためです。

「Iris Xeグラフィックス」と「UHDグラフィックス」とでは、グラフィックス性能にやや差があるのでご注意を。

なお、メモリを増設して、メモリ2枚装着(デュアルチャネル)した場合は、Iris Xeグラフィックスとして動作します。

・3Dゲームのベンチマーク

3DMark ベンチマークスコア

3DMark

Fire Strikeスコア 3780
Time Spyスコア 1404

総合スコアを掲載しています。

FF14(ファイナルファンタジーXIV)黄金のレガシー ベンチマーク

FF14 黄金のレガシー ベンチマーク

標準品質 1920×1080 4269 普通

※グラフィックス設定は「ノートPC」向けの設定にて計測。
・評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > 設定変更を推奨 > 設定変更が必要 > 動作困難」の8段階に分かれます。

ドラゴンクエストXオンライン ベンチマーク
標準品質 1920×1080 12179 すごく快適
最高品質 1920×1080 9856 とても快適

評価は、スコアによって「すごく快適 > とても快適 > 快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の7段階に分かれます。

グラフィックス性能についての総評

フルHD画質では、ドラゴンクエストXなど軽めの3Dゲームなら遊べるかな?程度のグラフィックス性能です。

3Dゲームを遊ぶのにはそれほど向いてはいません。

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

搭載されているSSD自体はPCIe4.0 x4対応SSDのようですが、速度的には高速なPCIe3.0 x4 SSDといったところです。

実用的には、多くのケースで快適に使えるでしょう。

SSD情報

SSD情報

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるSSDが搭載されている可能性もあります。

▶付属品など

付属品一式です。

dynabook PZ/MYの付属品

  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • スタートアップガイド(パソコンを使うための準備の手順書)
  • 安心してお使いいただくために
  • 本製品のセットアップについて
  • dynabookプレミアム保証の案内書
  • 保証書

などが付属。

※付属品は変更になることがあるかもしれません。

▶dynabook PZ/MYのレビューまとめ

「dynabook PZ/MY」のレビューまとめです。

ダイナブック dynabook PZ/MYの外観 見映え

dynabook PZ/MYは、ダイナブックのノートパソコンの中では価格が安めなので、

大きめの16インチ・ディスプレイ搭載でコスパのよいノートパソコンをお探しの方によさそうです。

バッテリー交換が可能なので、バッテリーが劣化してもバッテリーを交換することで、より長く使えるのも大きなメリットでしょう。

バッテリー以外の部分が故障する可能性はもちろんあるかもしれませんが、やはり最初にヘタる可能性が高いパーツは、バッテリーだと思いますので。

また、ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話で相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、はじめてパソコンを買う方にもオススメですよ。

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