「dynabook GZ83/J」の実機レビュー!超軽量で性能バランスがいいのが魅力的!【ダイナブックGZシリーズ】

ダイナブックGZシリーズ「dynabook GZ83/J」の実機レビューをお届けします。

なお、このページのレビューは旧モデルのレビューです。

新しいdynabook GZシリーズのレビューは、↓以下をご覧ください。

「dynabook GZ/HW」実機レビュー!約875g~の軽さでCPUパワーもある13.3型モバイルノート!

最初にレビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」「注意点など」を挙げておきます。

    ■「dynabook GZ83/J」のおすすめポイント・特徴

  • 13.3インチで約831g。超軽量
  • A4に近いサイズで持ち運びしやすい
  • 軽量でもバッテリー駆動時間は長め
  • ネット閲覧などで11時間ほどの駆動時間でした。

  • IGZO液晶搭載で、さすがの見やすさ
  • ▲横から見ても暗くなりにくいです

  • インターフェイスが充実
  • ▲需要の高いインターフェイスが一通り揃っている印象

    ■注意点など

  • 実機で計測してみたバッテリー駆動時間は11時間程度。
  • ⇒メーカー公表値の19時間はありませんでしたが、それでも実測で11時間は長い方だと思います。

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dynabook GZ/Jシリーズは販売終了になりました。

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■GZシリーズ GZ83のスペック

OS Windows 10 Home / 10 Pro
モデル名の後ろにJ = Home
モデル名の後ろにM = Pro
液晶 13.3インチ フルHD(1920×1080)、IGZO、ノングレア(非光沢)
CPU インテル Core i7-8550U
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB / 1TB
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
サイズ 約 308.8×211.6×17.9mm
重量 約859~879g

dynabook GZ73とGZ63のスペックは ↓ 以下です。

GZ73のスペック タップ(クリック)で展開

■GZシリーズ GZ73のスペック

OS Windows 10 Home / 10 Pro
液晶 13.3インチ フルHD(1920×1080)、IGZO、ノングレア(非光沢)
CPU インテル Core i7-8550U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD:256GB
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
サイズ 約 308.8×211.6×17.9mm
重量 約859g
GZ63のスペック タップ(クリック)で展開

■GZシリーズ GZ63のスペック

OS Windows 10 Home / 10 Pro
液晶 13.3インチ
Core i5モデル:フルHD(1920×1080、IGZO、ノングレア)
Core i3モデル:HD(1,366×768、ノングレア)
CPU インテル Core i5-8250U / Core i3-8130U
メモリ 8GB
ストレージ SSD:256GB
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
サイズ 約 308.8×211.6×17.9mm
重量 約779~939g

 
今回のレビュー機は、GZ83/J(Core i7-8550U、メモリ16GB、512GB SSD)です(型番:PGZ83JL-NEB)。

 
↓目次で、ある程度の内容がご確認いただけます(クリックすると、その項目に飛びます)。

★おすすめポイント・特徴をくわしく解説!★

▶重さ:実測 831グラム

 重さの計測

本体などの重さを計ったところ、以下のようになりました。

本体 約 831g
ACアダプター+電源ケーブル 約 175g

831グラムは、実際に持ってみるとかなり軽いですよ。

もし今、重いノートパソコンをお使いでしたら、dynabook GZシリーズに買い換えれば持ち運びの労力をかなり軽減できると思います。

 
本体とACアダプター・電源ケーブルの重さを合わせると合計約 1,006グラムです。

ただ、下記でチェックした通り、軽い作業であればバッテリー駆動時間が約11時間ありました。

ちょっとした用事であれば、ACアダプターは持ち運ばないでも大丈夫でしょう。

▶サイズ:A4に近いサイズで持ち運びしやすい

A4サイズとの比較です。

 A4用紙とGZ83/Jの大きさの比較

■A4サイズとの比較

A4サイズ 297 x 210mm
GZ83/J 308.8 x 211.6(x 厚さ17.9)

奥行きは、A4サイズとほぼ同じ。幅は1.2cmほど大きいです。

ビジネスバッグなどで持ち運びしやすいサイズ感。

▶バッテリー駆動時間のチェック

タイピングとネット閲覧での使用を想定して、バッテリー駆動時間を計測してみました。

■バッテリー駆動時間の実測

ネット閲覧とテキスト打ちに使った場合 11時間6分
計測条件を見るにはここをタップ(クリック)

■バッテリー駆動時間の測定条件

  • 画面の明るさ:40%
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り40%以下でオン
  • ウェブ閲覧:ウェブブラウザでタブを5つ開き、各タブでウェブサイトを表示。それら各タブを1分ごとに自動で再読み込み。
  • タイピング:BBenchというソフトを使い、10秒ごとに自動でタイピング入力。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から、バッテリー残量が10%になるまでの時間を計測します。

※初期設定では、バッテリー残量が10%くらいになると「電源に接続してください。」の表示が出るので、残量10%までの時間を計測しています。

メーカー公表値の約19時間とまではいきませんでしたが、実測で11時間はなかなかのバッテリー駆動時間です。

▶液晶ディスプレイ

さすがのIGZO液晶。横から見ても暗くなりにくい

液晶ディスプレイ 正面

dynabook GZシリーズは、IGZO液晶を搭載。

※GZ63のCore i3搭載モデルのみIGZO液晶ではないのでご注意ください。

キレイで発色もよいです。ノングレア(非光沢)なので、光も写り込みにくいので見やすいです。

横から見ても暗くなりにくく、さすがIGZO液晶とうたっているだけのことはあります。

視野角チェック 横から見たところ

▲横から角度をつけて見たところ

視野角チェック 上から見たところ

▲上から角度をつけて見たところ

視野角は十分な広さです。

▶インターフェイス

■左側面

左側面

左側面のアップ

インターフェイスは左から、

  • 電源コネクタ
  • USB Type-C コネクタ
  • HDMI 出力端子
  • マイク入力/ヘッドホン出力端子
  • microSDカードスロット
■右側面

右側面

右側面のアップ

インターフェイスは左から、

  • USB 3.0コネクタ×2
  • LANコネクタ

左右合わせて、需要の高いインターフェイスが一通り揃っている印象です。

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★その他の点も解説★

▶CPU、SSDの性能チェック

CPUの性能は高い

今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-8550U プロセッサー(1.80-1.99GHz)」です。

PassMarkのCPUパフォーマンステストの数値は8553で、高い数値が出ました。

PassMarkのCPUベンチマークテスト結果

これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にも使えるでしょう。

なお、「dynabook GZシリーズ」は、GZ83・GZ73・GZ63と、複数のモデルがあるので、上記以外のCPUの参考値ものせておきます。

Core i3-8130U 5069(参考値)
Core i5-8250U 7677(参考値)
Core i7-8550U 8553(上記実測)

※参考値は、PassMarkでの4月2日現在の平均値です。実機で計測した場合と数値が異なる可能性があります。

Core i5-8250UとCore i7-8550Uとで、めちゃくちゃ性能差があるわけではないので、コスパ重視ならGZ63のCore i5-8250U搭載モデルを選ぶといいかもしれません。

SSDのデータ転送速度も速い

SSDのデータ転送速度は、ランダムデータの読み書きが速いので、実用的に快適に使えると思います。

ストレージの転送速度

SSD情報

 SSDメーカー情報

東芝製のSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶キーボード

指先にフィットしやすいキートップ

▲タップ(クリック)で拡大

薄型ノートなので、ストローク幅(キーの沈み込み)は浅めです。

最初は、

「もう若干、深くキーが沈んでくれれば好みのタイピング感なんだけどな~」

と思いましたが、慣れてしまえば気にはなりませんでした(1時間くらいタイピングしていたら慣れました)。

矢印キーやバックスペースキーを広めにとってあるのはいいですね。
 

キートップがゆるやかな球状になっており、指先にフィットしやすくなっています。

キートップのアップ画像

▲キーのタイピングする面がゆるやかな球状になっています

なお、キーボードのバックライトは非搭載です。

コトコトなる感じで小さめのタイピング音

キーボードを斜め上からアップ

タイピング音自体は、コトコトなる感じで小さめのタイピング音です。

例えば、「家族が寝静まった深夜に使いたい」といった場合、

タイピング音よりも、どちらかというと、タイピングしたときの指の力が、本体をつたってテーブルに響く音の方が気になるかもしれません。

気になる場合は、下にタオルなどを敷いてタイピングすれば、音の響きを軽減できます。

フルサイズキーボードとの比較

フルサイズのキーボードと比較してみました。

フルサイズのキーボードとの比較

フルサイズ・キーボードよりも、少しコンパクトです。

パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。

パームレストに手をのせたところ

わたしは、少し手が大きめなのですが、パームレストは十分な広さがありました。 

タッチパッド

タッチパッド

タッチパッドのクリック音は、カチカチ鳴り、音の大きさは普通といったところです。

ちなみに、[Fn]+[F9]キーでタッチパッドを無効にできます。

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▶スピーカー

音源によってはこもった感じがすることも。音の広がりはある

「dynabook GZ83、GZ73」は、オンキヨー製ステレオスピーカーを搭載しています。

※GZ63のスピーカーは、オンキヨー製ではありませんのでご注意ください。

スピーカー位置は、本体底面の左右です。

ダイナブック GZ83/Jのスピーカー

音の広がりはあるものの、底面のスピーカーのみなので、音源によってはこもった感じが少々気になりました。

高音は抜けてくるのですが、中域の音の音抜けが、もう少し欲しいです。

▶静音性のチェック

普段は無音。負荷がかかっても排気音はそれほど大きくない

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

それほど負荷がかかっていない状態では、無音でした。

しばらく大きく負荷をかけたところ、「シュイーー」と排気音が47db(デシベル)くらいまで鳴りました。

排気音が大きくなったときのdb数

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

図書館など静かな場所で大きな負荷がかかると、少し気になるかも?

カフェなどでは、周りの音にかき消されるので問題ないでしょう。

▶外観

落ちついたデザインで重厚感がある。持っているだけで仕事ができるように見えそう

dynabook GZシリーズのボディカラーは、

  • オニキスブルー
  • パールホワイト

の2色展開です。

※パールホワイトの販売がない型番もあります。

今回のレビュー機は「オニキスブルー」です。

ダイナブック GZ83/Jの外観。斜め上からのカッコいいアングル

落ちついたデザインで、よい意味で重厚感があります。

画像に写し切れなかったのですが、ごく小さいラメのようなものがキラキラと輝いているので高級感がありますよ。

GZ83/Jの外観 天板側から斜め上

dynabookのロゴがアクセントになっています。

天板ロゴのアップ

持っているだけで仕事ができるように見えそうです。

折りたたんだ様子を斜め上から

パームレストのアップ

 
底面は、ゴム足が小さいです。

本体底面

 
液晶を開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

 
約92万画素のWebカメラも搭載。

 Webカメラ

▶「dynabook GZ83/J」のレビューまとめ

ダイナブック GZ83/Jの外観 見映え

dynabook GZシリーズは、ダイナブック30周年記念モデルだけあり、トータルバランスがよいです。

とくに800グラム前後と、かなり軽いのにバッテリー駆動時間が長めなのが魅力的。

(バッテリー駆動時間を長くしようとすると、その分バッテリーが重くなってしまうので、軽いのに長時間使えるのは大きなメリットです)

キーボードは好みが分かれそうなところですが、コンパクトな指の動きでタイピングするのが好きな人にはオススメです。

▶ダイナブック製ノートパソコンを安く買うには?

ダイナブックのノートパソコンを安く買うには、まずDynabook Direct(公式ウェブストア)のウェブ会員になるのがオススメです。すると、

「えっ?こんなに安くなるの?」

というくらい安くなります。

ダイナブックのパソコンを検討している方は、面倒でも入力する会員登録して、「どれくらい安くなるのか?」の確認をオススメします。

(※会員登録は、名前とメールアドレスを登録するだけなのでカンタンです)

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