「dynabook GZ/HP」の実機レビュー!13.3型で超軽量!ロングバッテリーでキーボードも打ちやすさUP!
「ダイナブック dynabook GZ/HP」の実機レビューです。
※なお、このページのレビューは旧モデルのレビューです。
▼新しいdynabook GZのレビューは、以下をご覧ください!
▼また、軽量・薄型のおすすめのノートパソコンは、以下のページでもご紹介してるのでご覧ください。
dynabook GZ/HPは、13.3型で約888グラム~の軽さながらも、ロングバッテリーなのが魅力のノートパソコンです。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
13.3型で約888g~。超軽量! |
本体 | 約863g |
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ACアダプター+電源ケーブル | 約245g |
実測は約863gでした。13.3型のノートパソコンとしては、かなり軽いです。
「ACアダプター+電源ケーブル」が2セット付属しているので、自宅と職場、それぞれにACアダプターを置いておき、持ち運びが必要なケースを減らせるのも嬉しいポイントです。
見やすいIGZO液晶を搭載 |
角度をつけて見てもあまり暗く見えず、見やすいディスプレイです。
ACアダプター×2個同梱 |
ACアダプターと電源ケーブルが、2セット付属しています。
たとえば自宅と職場それぞれの場所にACアダプターを置いておく、といったことができるので、持ち運びの負担を減らせます。
長時間使えるロングバッテリー |
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約24時間 ※メーカー公表値 |
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ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
約10時間57分 |
PCMark 8 WORK (負荷:中) |
5時間34分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
30分で充電できたバッテリー量 | 約37% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
軽量ボディのわりにロングバッテリーです。
ただし、実働でメーカー公表値の約24時間使うのは難しそうです。
カメラシャッター搭載 |
カメラシャッター付きのWEBカメラです。
シャッターをスライドさせて、カメラにフタをしておけます。
シャッターを閉めた状態でカメラを起動させても、カメラは真っ暗です。
万が一、カメラへ不正アクセスされても、シャッターを締めておけばプライバシーを保護できます。
Thunderbolt 4を2つ搭載 |
dynabookあんしんサポート付き |
ダイナブックのパソコンを新品購入すると、使い方などを電話で相談ができる「dynabookあんしんサポート」が付いてくるので、初心者の方にもオススメです。
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■dynabook GZ/HPのスペック
OS | Windows 10 Home |
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ディスプレイ | 13.3型 フルHD (1920×1080)、ノングレア (非光沢)、IGZO液晶 |
CPU | インテル Core i3-1115G4 / i5-1135G7 / i7-1165G7 |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD : 256GB / 512GB / 1TB |
グラフィックス | Core i3搭載時:インテル UHD グラフィックス Core i5 / i7搭載時:インテル Iris Xe グラフィックス |
サイズ | 約306×210×17.9mm(突起部含まず) |
重量 | 約888g~ |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth v5.1 |
※2021年2月23日現在のdynabook GZ/HPおよびGZ/HRのスペックです。
dynabook GZ/HP「Core i7-1165G7、メモリ16GB、1TB SSD(型番:W6GHP7BZAL)」
目次
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
キーストロークはそれほど深くありませんが、底を打ったときもスムーズに戻ってくるので、気持ちよくタイピングできます。
旧GZシリーズよりも、スペースキーが右に広くなっており、右手の親指でスペースキーが押しやすくなっています。
タイピング音は、普通くらいの大きさです。
たわむ感じはなく、剛性はシッカリしています。
▼カーソルキー(矢印キー)は小さめ。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
それほど深くはありませんが、キートップには凹みがついており、指先にフィットしやすくなっています。
▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ
なお、キーボードのバックライトは非搭載です。
キーピッチなど
▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる19ミリを確保。
▼パームレストに狭苦しさはありません。
タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや小さめです。
なお、Fn+F9キーでタッチパッドの有効・無効を切り替えできるので便利です。
▶スピーカー
底面の手前側にスピーカーを搭載。
スピーカーの音質は、音のこもりが少し強いと感じました。作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあると思います。
▶ディスプレイ
dynabook GZ/HPは、シャープ製IGZO液晶を搭載しており、角度をつけて見ても少し暗く見える程度で、見やすいディスプレイです。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
視野角は広いです。
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。
180度近くまで開くので、ノートパソコンスタンドに立てておきたい場合にも安心です。
色域
■カバー率
sRGB | 98% |
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DCI-P3 | 75% |
Adobe RGB | 74% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
液晶ディスプレイとしては、広めの色域をカバーしています。
sRGBカバー率が100%に近いですし、dynabook GZの用途を考えると、たいていの方には十分な色域でしょう。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
dynabook GZ/HPのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 |
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ベンチマークテスト時 | 最大45.5db前後 |
ファンがフルで頑張り出しても、あまり大きな音にはならない印象です。
図書館など静かな場所でも、周りを気にせずに使えるでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
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うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較です。
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
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A4サイズ | 297×210mm |
dynabook GZ/HP | 約306×210×厚さ17.9mm(突起部含まず) |
幅×奥行きはA4に近いサイズで、標準的な大きさのビジネスバッグでも持ち運びしやすいです。
▶インターフェイス
■右側面
① microSDカードリーダー
② USB 3.1 Type-A(Gen1)
③ LANコネクタ
④ セキュリティロック・スロット
microSDカードを挿しても、ほぼはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりません。
■左側面
① Thunderbolt 4 (USB 4 Type-C) / 電源コネクタ
② HDMI出力端子
③ USB 3.1 Type-A(Gen1)
④ マイク入力 / ヘッドホン出力端子
Thunderbolt 4を2つ搭載しているなど、インターフェイスは充実しています。
バッテリーへの充電は、Thunderbolt 4端子につないでおこないます。Thunderbolt 4に接続して使うACアダプターが付属します。
ちなみに、「Thunderbolt 4」2つと「HDMI端子」に外付けモニターを3台接続できました。
モバイルバッテリーからの充電
モバイルバッテリーをThunderbolt 4端子に接続し、dynabook GZ/HP側へ充電できました。
※ちなみに、今回は比較的コンパクトな29W出力のモバイルバッテリーから充電しましたが、どのくらいの出力のモバイルバッテリーから充電できるのかは未確認です。
―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-1165G7 プロセッサー (4コア8スレッド / 2.8-4.7GHz)」です。
CPUMark
PassMarkでの同CPUの平均スコア10488※よりも高いスコアなので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ていると言えるでしょう。
※2021年2月23日現在の平均値
CINEBENCH R20
マルチコア | 2112 |
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シングルコア | 580 |
CINEBENCH R23
マルチコア | 5445 |
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シングルコア | 1502 |
dynabook GZ/HPシリーズは、型番によって搭載CPUが異なります。
ビジネス用途でしたらCore i3搭載モデルでも十分だと思いますが、
余裕をもってマルチタスクをこなしたいとか、画像編集などをしたいなどの場合は、Core i5かCore i7搭載モデルをおすすします。
▶SSDのデータ転送速度
NVMe対応PCIe3.0×4のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
SSD情報
Samsung(サムスン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
■ダイナブック dynabook GZ/HPのグラフィックス
Core i3搭載モデル | インテル UHD グラフィックス |
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Core i5 / i7搭載モデル | インテル Iris Xe グラフィックス |
今回のレビュー機は「Core i7搭載モデル:インテル Iris Xe グラフィックス」です。
3DMarkのスコア
Fire Strike | 3488 |
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Time Spy | 1393 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 9397 とても快適 |
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最高品質(1920×1080) | 8422 とても快適 |
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 3810 快適 |
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高品質(1920×1080) | 3281 やや快適 |
最高品質(1920×1080) | 2555 やや快適 |
※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
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1920×1080 | 40.50 FPS スペック不足 |
FF15(ファイナルファンタジーXV)
1920×1080 標準品質 | 1608 動作困難 |
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ドラゴンクエストXなどの負荷が軽めの3Dゲームなら、普通にプレイできるグラフィックス性能があります。
ただし、Core i3搭載モデルのみ「インテル UHD グラフィックス」ですので、Iris Xe グラフィックスのCore i5 / i7搭載モデルよりも、グラフィックス性能はだいぶ落ちます。
軽い3Dゲームも遊びたいとか、グラフィックス性能を少しでも高くしたいなら、Core i5 かCore i7搭載モデルがおすすめです。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
dynabook GZ/HPシリーズのボディカラーは、「パールホワイト」と「オニキスブルー」の2色展開です。
今回のレビュー機は「オニキスブルー」です。
シャーシにマグネシウム合金と思われる金属が使われているので、質感がよいです。
dynabookのロゴが、鏡面のように輝きます。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- dynabookガイド(取扱説明書)
- 安心してお使いいただくために
- スタートアップガイド(パソコンを使うための準備の手順書)
- 保証書
などが付属。
▶ダイナブック「dynabook GZ/HP」のレビューまとめ
「ダイナブック dynabook GZ/HP」のレビューのまとめです。
13.3型で約888g~の軽さながら、ロングバッテリーなのが一番の魅力でしょう。
軽くてバッテリー駆動時間も長く、性能バランスがよいので、長く使っていけるノートパソコンです。
前GZシリーズよりもキーボードがタイピングしやすくなっているので、よりオススメ度が上がりました!
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