マウスコンピューター「DAIV 5N」実機レビュー!外出先でも動画編集などクリエイティブ作業をしたい方にオススメ!!

マウスコンピューター DAIV 5Nのメイン画像

マウスコンピューター DAIV 5Nのスペック

Core i7-11800H搭載になり、2021年10月に新しく販売開始された「マウスコンピューター DAIV 5N」の実機レビューです。

DAIV 5Nは、Core i7-11800HとGeForce RTX 3060を搭載し、処理性能の高いクリエイター向けノートです。

フルHDよりも解像度の高いWQHD液晶を搭載し、色域もsRGBカバー率100%を超えていました。

なお、この記事は、

  • 目次
  • おすすめポイント・特徴
  • 注意点
  • 各項目の詳細レビュー

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「注意点など」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

▶ マウスコンピューター DAIV 5Nを公式サイトで見てみる

※DAIV 5Nは販売終了になりました。

動画編集におすすめのノートパソコンは、以下の記事で詳しく解説・ご紹介しています。

動画編集におすすめのノートパソコンはコレだ!【2024年6月版】安いコスパ抜群モデルや軽量でも動画編集が快適なモデルまでご紹介!

なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。

▶おすすめポイント・特徴

おすすめポイント・特徴

ポイント

重さを測っているところ

本体 約1,721g
ACアダプター+電源ケーブル 約846g

5.6型のノートパソコンとしては標準的な重さですが、15.6型のクリエイター向けノートとして考えると、軽量だと言えるでしょう。

「持ち運べるクリエイティブ環境」といったところ。


ポイント

GeForce RTX 3060とCore i7-11800H搭載で、処理性能が高く、まさに持ち運べるクリエイティブ環境といったところ。

動画編集などにもオススメです。


ポイント

色域

■カバー率

sRGB 100%
DCI-P3 78%
Adobe RGB 76%

※あくまで当サイトでキャリブレーションした後の結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。

sRGBを100%カバーする色域です。液晶ディスプレイとしては、広めの色域をカバー。


ポイント

インターフェイスが充実しているので便利です。
※ただし、USB Type-C端子は、背面のみに搭載されています。

▼背面にもインターフェイスがあります。

詳しくは、インターフェイスの項目をご覧ください。


ポイント

SSD+SSDのデュアルストレージ

注文時、カスタマイズでセカンドSSDを追加し、デュアルストレージ搭載にすることもできます。

その他、OS、メモリ、ストレージ容量などのカスタマイズも可能。好みに応じた仕様にできます。

※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になる場合もあるかもしれませんのでご了承ください。


ポイント

24時間365日のサポート

24時間365日のサポート付きなので、初心者の方や、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。

困ったときいつでも相談できるのは嬉しいですね。


▶デメリット・注意点など

デメリット・注意点など

注意点 ACアダプターは重い

重さを測っているところ

「ACアダプター+電源ケーブル」で約846グラムあるので、ACアダプターは重いです。

DAIV 5Nは、バッテリー駆動時間が長くはないので、ACアダプターも一緒に持ち運びたい場合は、重さにご留意を。


■DAIV 5Nのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)

OS Windows 11 Home / Pro / 10 Pro
ディスプレイ 15.6型 WQHD(解像度2560×1440)、ノングレア(非光沢)、sRGB比100%
CPU インテル Core i7-11800H
メモリ 16GB / 32GB / 64GB
ストレージ SSD(NVMe):512GB / 1TB / 2TB
※セカンドSSDとして512GB~2TBのSSDを追加可能
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)
サイズ 355.5×236.7×20.6mm(突起部含まず)
重量 約1.73kg(メーカー公表値)
※実測は約1,721g
その他 Wi-Fi 6、Bluetooth 5

※2022年8月3日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。

■今回のレビュー機のスペック

「メモリ16GB、512GB SSD(型番:21105N-TGLABW11)」

―― 使いやすさのチェック ――

▶キーボード

DAIV 5Nのキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーとキーの間が狭いので、少し打ち間違いが発生しやすい気もしますが、柔らかめの打鍵感で、キーストロークはスムーズなのは魅力です。

▼キートップ(キーの表面)がゆるやかな球面になっていて、指先の力が逃げにくくなっています。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

矢印キー(カーソルキー)の上下が、もう少し大きければもっとよかったです。

また、テンキー搭載ではありますが、個人的には、テンキーの左側に少し空きスペースがあればよかったと感じます。

その他、変換・無変換キーが一体です。

ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

Fキー

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)

タイピング音の大きさは、やや小さめ~普通くらいです。

キーボードを斜め上からアップ

キーピッチなど

デスクトップPC向けキーボードとの比較

▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる19ミリに近い約18.75ミリ。

キーピッチ

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

パームレストに手をのせたところ

キーボードバックライトを搭載

キーボードのバックライトは、Fn+F7キーで明るく、Fn+F6キーで暗くできます。

DAIV 5Nのキーボード・バックライト

明るさは4段階で調整可能。

また、スタートメニュー ⇒ Control Center/Gaming Centerで、バックライトの色や効果を変更できます。

キーボードバックライトのカラー設定

タッチパッド

タッチパッドを押したときのカチカチ音は、やや大きめです。

タッチパッド

なお、タッチパッドの左上をダブルタップすると、タッチパッドのオン・オフができるので便利です。

タッチパッド

▶スピーカー

DAIV 5Nは、底面にスピーカーを搭載。

マウスコンピューター DAIV 5Nのスピーカー

「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。

なお、「Sound Blaster CINEMA 6+」というソフトがインストールされているので、多少の音質調整はできます。

▶ディスプレイ

ディスプレイのリフレッシュレートは165Hzです。

以前はメーカー製品ページに165Hzの記載がありましたが、2022年8月3日現在では、リフレッシュレートの記載がありませんので、現在の出荷製品は、リフレッシュレートが異なる液晶パネルが搭載されている可能性があります。

角度をつけて見てもほぼ暗く見えず、見やすいディスプレイです。

DAIV 5Nのディスプレイ正面

DAIV 5Nの視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

DAIV 5Nの視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

視野角は広いです。

▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約145度開きます。

DAIV 5Nのディスプレイを開けるところまで開いたところ

ノングレア液晶なので、映り込みしにくい

マウスコンピューター DAIV 5Nのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、映り込みしづらいです。

ディスプレイの光の映り込み具合

作業やゲーム中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。

▶バッテリー駆動時間

■バッテリー駆動時間の実測

JEITA Ver.2.0測定法 約6時間
※メーカー公表値
フルHD画質の動画を再生(負荷:軽) 4時間57分
PCMark 8 WORK(負荷:中) 3時間21分
ドラゴンクエストXベンチマーク・ループ再生 1時間12分
30分で充電できたバッテリー量
※付属のACアダプターを使用
約40%
  • バッテリーの設定:バランス
  • Control Centerのパフォーマンス設定:バランスモード
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ディスプレイの明るさ:60

※個人的に明るさ60で問題なく使えると判断し、ディスプレイの明るさは60に設定しました。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。

大きめの15.6型・WQHDディスプレイ、GeForce RTX 3060搭載など、バッテリーを消耗しやすい要素があるので、ロングバッテリーではないのは仕方がない部分もあるでしょう。

計測項目についての詳細はここをタップ(クリック)

■「フルHD画質の動画を再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • 動画再生:フルHD画質の動画を全画面表示で再生。音量は25。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

■「PCMark 8 WORK」について

ソフトウェア「PCMark 8」で計測したバッテリー駆動時間を掲載しています。
PCMark 8 WORKのバッテリーライフテストでは「ドキュメント作成、スプレッドシート作成、ウェブサイト閲覧、ビデオチャット」などを実際におこなってバッテリー駆動時間を計測します。
Windowsの電源モード(バッテリー)は「より良いバッテリー」に設定して計測しました。

▶インターフェイス

右側面

右側面

microSDメモリカードリーダー(UHS-I対応)

USB 3.0(Type-A)×2(5Gbps)

SDカードを挿すと、4.5ミリほどはみ出します。また、microSDカードのラベルを下側にして差し込む必要があります。

SDカードを挿しているところ

左側面

左側面

セキュリティスロット

USB 3.1(Type-A)(10Gbps、常時給電に対応)

マイク入力端子

ヘッドホン出力端子

背面

背面(後ろ側)にもインターフェイスがあります。

背面

Thunderbolt 4(USB Type-C)(40Gbps、映像出力に対応)

HDMI 端子

ネットワーク(有線LAN)端子

電源端子

背面にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実していますが、USB Type-C端子(Thunderbolt 4)は背面にのみ搭載されています。

▶その他の機能

Webカメラ

▼約100万画素のWebカメラも搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。
Webカメラ

電源ボタン

▼左:パフォーマンス切り替えボタン、右:電源ボタン。

電源ボタン

ボタンを押すごとに

  • 静音モード
  • バランスモード
  • パフォーマンスモード

の3段階でパフォーマンスが切り替わります。

なお、指紋認証には対応していません。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。

DAIV 5Nは、パフォーマンス設定ができます。今回は「パフォーマンスモード」と「静音モード」の2つで静音性をチェックしました。

DAIV 5Nのパフォーマンス設定

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
ベンチマークテスト時(パフォーマンスモード 最大53.6db前後
ベンチマークテスト時(静音モード 最大44db前後

※今回は、ベンチマークテスト:FINAL FANTASY XVベンチマーク実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。

■パフォーマンスモードで負荷をかけた場合

継続して大きな負荷がかかったときの排気音は、大きめです。
静かな場所だと目立ってしまうかもしれませんが、人が多いカフェなどでは、周りの音にかき消されるかな?くらいの大きさです。

■静音モードで負荷をかけた場合

まったく音がしない、とまではいかず、多少ファン音はします。
「少し音がしているな」くらいの印象で、うるさくて不快というほどではありません。外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ない程度です。

パフォーマンスは少し落ちますが、ファン音を抑えたい状況では「静音モード」に設定するといいでしょう。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

A4用紙とDAIV 5Nの大きさの比較

▲A4用紙とのサイズ比較

DAIV 5Nを折りたたんだ様子:斜め上から

DAIV 5Nの厚さ

▲厚さ約20.6ミリ(突起部除く)

大学ノート(セミB5) 252×179mm
A4サイズ 297×210mm
DAIV 5N 355.5×236.7×厚さ20.6mm(突起部含まず)

幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。

ビジネスバッグに入れているところ

※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。

―― 処理性能のチェック ――

■レビュー機のスペック

CPU インテル Core i7-11800H
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB(NVMe)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)

今回、以下で実施したベンチマークテストは、Control Centerの動作モードを「パフォーマンスモード」に設定して計測しました。

DAIV 5Nのパフォーマンス設定

▶クリエイティブ系アプリのパフォーマンス

実際に、Adobeのアプリケーションを使って、快適に使えるかチェックしてみました。

Adobe Photoshop

Adobe Photoshop

長辺5000px以上の解像度が大きめの画像に、被写体を選択、空を選択、コンテンツに応じた塗りつぶしなどをしてみました。

どれも数秒で処理できましたし、非常に快適に使えました。

Adobe Illustrator

Adobe Illustrator

スタライズでドロップシャドウをかけたオブジェクトを重ねて移動させるなどしても、動作が重くなることなく快適に使えました。

動画編集にはどの程度使える?

ベンチマークソフト「PCMark 10」では、動画編集にどの程度使えるか、動画編集スコア(Video Editing Score)を計測できます。

まず、実機で計測したスコアをご紹介します。

PCMark 10について

※PCMark 10…ウェブサイト閲覧、ビデオ会議、表計算、オフィス系ソフトでの文章作成、写真・動画編集、ゲームなどのテストを行い、パフォーマンスを計測し、スコア化してくれるベンチマークソフトです。

そのPCの用途ごとのパフォーマンスを、数値で把握できます。

動画編集スコアは3450以上が推奨スコアなのですが、DAIV 5Nの動画編集スコアは5722で、推奨値を上回っていました。

■PCMark 10 Video Editing(動画編集)スコア

DAIV 5N 5722
PCMark 10 推奨値 3450

※数値が大きいほど高性能。

動画編集にも十分に使えるでしょう。

▼なお、動画編集におすすめのノートパソコンは、以下のページも参考にどうぞ!

Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Pro

実際にAdobe Premiere Proで、4K動画に簡単なキーフレーム、テロップ入れ、マスクのトラッキングなどの編集をしてみましたが、重さを感じることなく快適に作業できました。

※DAIV 5Nのディスプレイ自体はWQHD画質ですので、4K画質でのプレビューはできません。

▶CPU性能

■レビュー機のCPU

  • インテル Core i7-11800H
  • 8コア / 16スレッド
  • 2.3-4.6GHz

 DAIV 5NのCPU-Z情報

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

 DAIV 5NのCINEBENCH R23スコア

マルチコア 11582
シングルコア 1512

■他CPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較

Core i7-11800H
(レビュー機)
11582
Ryzen 7 4800H 10975
Core i7-10870H 10305
Core i5-11400H 7881
Ryzen 5 5500U 7477
Ryzen 5 4600H 7418
Core i7-10750H 7137
Ryzen 5 4500U 6210
Core i5-11300H 6164
Core i7-1195G7 6109
Core i7-1165G7 5027
Core i5-1135G7 4648
Core i7-1160G7 4636
Core i7-10710U 4532
Core i5-10210U 4051
Ryzen 3 4300U 3944
Core i5-1035G1 3474
Core i3-1115G4 3216
  • レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2022年3月2日現在)。
  • 数字が大きいほど高パフォーマンス。

高い処理性能であることがわかります。

CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

DAIV 5NのPassMark CPU Markスコア:22525

スコア 22525

PassMarkでの同CPUの平均スコア21574よりも高いスコアでした。

CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
※2022年3月2日現在の平均値

Geekbench 5

「Geekbench 5」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。

macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされています。OSの異なるデバイスやスマホなどとの性能比較もできるのが面白いです。

DAIV 5NのGeekbench 5スコア

Single-Coreスコア 1557
Multi-Coreスコア 7935

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

PCIe3.0接続のSSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速く、悪くないスピードです。
 

SSD情報

SSD情報

ウェスタンデジタルのSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

SSDのカスタマイズについて

ちなみにDAIV 5Nは、より高速なPCIe Gen4 x4接続のSSDをカスタマイズで選ぶこともできます。

また、セカンドSSDを追加してデュアルストレージにすることも可能です。

▶グラフィックス/ゲーミング性能

マウスコンピューター DAIV 5Nのグラフィックスは「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)」です。

 DAIV 5NのGPU-Z情報

▼最大グラフィックスパワーは130W。

 DAIV 5NのNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)の最大グラフィックスパワー

なお、DAIV 5Nは「ディスクリートモード」の設定ができます。

ディスクリートモード

■ディスクリートモードとは?

「CPUに内蔵されているGPU(グラフィックス)」とは別に搭載されているGPUを「ディスクリートGPU」と呼びます。

「ディスクリートモード」は、映像処理に常にディスクリートGPUが使われるモードです。

ゲーム、動画編集、画像編集などでは、ディスクリートモードをオンにした方が、パフォーマンスが向上します。

以下のベンチマークテストは、「ディスクリートモード」をオンにして実行しました。

なお、DAIV 5Nはディスプレイのリフレッシュレートが165Hzでしたので、ゲームのFPSもいくつかとってみました。

以前はメーカー製品ページに165Hzの記載がありましたが、2022年8月3日現在では、リフレッシュレートの記載がありませんので、現在の出荷製品は、リフレッシュレートが異なる液晶パネルが搭載されている可能性があります。

3DMarkのベンチマークスコア

Fire Strike 19089
Time Spy 8500
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質 1920×1080 19350 すごく快適
ストリートファイターV ベンチマーク

ストリートファイターV ベンチマーク

解像度 平均フレームレート・結果
2560×1440 60.00 FPS 快適
FF14 暁月のフィナーレ ベンチマーク

FF14 暁月のフィナーレ ベンチマーク

最高品質 1920×1080 16416 非常に快適
最高品質 2560×1440 12805 とても快適
FF15(ファイナルファンタジーXV)ベンチマーク

軽量品質 1920×1080 13538 非常に快適
標準品質 1920×1080 10705 とても快適
高品質 1920×1080 8065 快適
高品質 2560×1440 3233 普通

評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の8段階に分かれます。

Fortnite(フォートナイト)

Fortnite(フォートナイト)

解像度・クオリティプリセット
平均FPS
フルHD / 最高 114.1 FPS
WQHD / 最高 69.9 FPS
  • チャプター3シーズン1、バトルロイヤル(ソロ)にて計測。
  • フレームレート:無制限
  • レンダリングモード:DirectX 12
APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)

APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)デファイアンス

解像度・ビデオ設定
平均FPS
フルHD / 高 161.5 FPS
WQHD / 高 128.8 FPS
  • ※最大フレームレートを300FPSに設定し、チュートリアル完了までのFPSを計測。
  • ※以下の設定を低・中・高として計測しています。
APEX LEGENDSのビデオ設定についてはここをタップ(クリック)

■高

エーペックスレジェンズの設定:高

■中

エーペックスレジェンズの設定:中

■低

エーペックスレジェンズの設定:低

 

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)

PlayerUnknown's Battlegrounds(PUBG)

解像度・グラフィック設定
平均FPS
フルHD / ウルトラ 149.5 FPS
WQHD / ウルトラ 103.4 FPS
  • AIトレーニングモードで計測。
  • レンダリングスケール:100
  • グラフィック設定は「全体的なグラフィックの品質」の設定です。
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

Tom Clancy's Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

解像度・総合品質
平均FPS
フルHD / 最高 289 FPS
WQHD / 最高 216 FPS

レインボーシックスシージは、最高品質でも快適にプレイできそうです。


というわけで、ゲームによってはWQHDの高画質設定でも快適に遊べます。

フルHD画質であれば、多くのタイトルを100fps以上のフレームレートで遊べるでしょう。

―― 外観・その他のチェック ――

▶外観

マウスコンピューター DAIV 5Nの外観。斜め上からのカッコいいアングル

天板はシンプルなデザインですが、ボディにマグネシウム合金が使われており、質感がよいです。

DAIV 5Nの外観 天板側から斜め上

DAIVロゴは、若干立体感があります。

DAIV 5Nの天板ロゴのアップ

▼バッテリーの取り外しができるようにはなっていないので、「バッテリー残量が少なくなってきたら予備バッテリーに付け替える」といったことはできません。

DAIV 5Nの底面

パームレストのアップ

▶付属品など

付属品一式です。

DAIV 5Nの付属品

  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • サポートマニュアル
  • ファーストステップガイド
  • 保証書
  • 仕様書

などが付属。

※付属品は変更になる可能性があります。

▶マウスコンピューター「DAIV 5N」のレビューまとめ

「マウスコンピューター DAIV 5N」のレビューのまとめです。

マウスコンピューター DAIV 5Nの外観 見映え

15.6型のクリエイター向けノートとしては軽量です。

本体が約1.7kgで、ACアダプターが約850gなので、ACアダプターも入れると重くなりますが、15.6型ノートが入るPCリュックでなら十分持ち運べると思います。

CPU性能もグラフィックス性能も高いので、外出先でも動画編集などクリエイティブな作業をしたい方にオススメですよ。

▶ マウスコンピューター DAIV 5Nを公式サイトで見てみる

※DAIV 5Nは販売終了になりました。

動画編集におすすめのノートパソコンは、以下の記事で詳しく解説・ご紹介しています。

動画編集におすすめのノートパソコンはコレだ!【2024年6月版】安いコスパ抜群モデルや軽量でも動画編集が快適なモデルまでご紹介!

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