マウス「DAIV 4N」実機レビュー!GTX 1650搭載でも1.44kg!クリエイター向けモバイルノート
Core i7-1260P | メモリ16~64GB |
---|---|
最大2TB SSD | GTX 1650 |
「マウスコンピューター DAIV 4N」の実機レビューです。
DAIV 4Nは、
- インテル Core i7-1260P
- NVIDIA GeForce GTX 1650
を搭載した、モバイルノートとしては処理性能の高いクリエイター向けノート。
GeForce GTX 1650搭載で約1.44kgの軽さも大きな魅力でしょう。
なお、この記事は、
- 目次
- おすすめポイント・特徴
- デメリット・注意点
- 各項目の詳細レビュー
という構成になっています。
冒頭の「おすすめポイント・特徴」と「デメリット・注意点」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。
▶ マウスコンピューター DAIV 4Nを公式サイトで見てみる
※DAIV 4Nは販売終了になりました。
▼14インチのノートパソコンは、以下の記事でも多数ご紹介していますので、ぜひご覧ください!
なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
こ
目次
Core i7-1260PとGeForce GTX 1650搭載! |
インテル Core i7-1260PとNVIDIA GeForce GTX 1650を搭載し、処理性能が高く、まさに持ち運べるクリエイティブ環境といったところ。
14型クリエイター向けノートとしては軽めの約1.44kg |
本体 | 約1,437g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約458g |
メーカーサイトには約1.44kgとありましたが、実測は約1,437gでした。
14型のノートパソコンとしては標準的な重さですが、外部GPU搭載のノートパソコンとしては軽量です。
※ただし、ACアダプターは約458gなので重めです。
液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバー |
■カバー率
sRGB | 98% |
---|---|
DCI-P3 | 73% |
Adobe RGB | 73% |
※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。
sRGBカバー率が100%に近いですし、ノートパソコンの液晶ディスプレイとしては広めの色域をカバーしています。
インターフェイスが充実 |
インターフェイスが充実しているので便利です。
▼左側面には、データ転送速度の速いThunderbolt 4も1つ搭載しています。
USB PD(Power Delivery)にも対応しています(詳しくは、USB PD対応充電器からの充電の項目をご覧ください)。
インターフェイスについて詳しくは、インターフェイスの項目をご覧ください。
カスタマイズ注文も可能 |
OS、ストレージ、メモリなどのカスタマイズが可能。
※部材状況などにより、カスタマイズ可能内容が変更になる場合もあるかもしれません。
24時間365日のサポート付き |
24時間365日のサポート付きなので、初心者の方や、はじめてパソコンを買う方にもオススメです。
困ったときいつでも相談できるのは嬉しいですね。
ACアダプターは重め |
「ACアダプター+電源ケーブル」で約458グラムなので、ACアダプターは重めです。
GeForce GTX 1650を搭載しており消費電力が大きいので、ACアダプターが重くなるのは仕方がない部分でしょう。
※ちなみに、高い出力が必要ではありますが、PD充電器からの充電もできますので、より軽量なPD対応充電器を持ち運ぶのもいいかもしれません。
詳しくは、PD充電器からの充電の項目をご覧ください。
▶ マウスコンピューター DAIV 4Nを公式サイトで見てみる
▶スペック表
■DAIV 4Nのスペック
OS | Windows 11 Home / Pro / 10 Pro |
---|---|
ディスプレイ | 14型 フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)、sRGB比 100% |
CPU | インテル Core i7-1260P |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | SSD:512GB / 1TB / 2TB ※PCIe4.0 x4 SSD(512GB~2TB)も選択可能 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
サイズ | 323.9×225×19.2mm(突起部含まず) |
重さ | 約1.44kg(公称値) |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5 |
※カスタマイズで選択できる項目も含みます。
※2022年11月9日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
■今回のレビュー機のスペック
「メモリ16GB、512GB SSD(型番:22074N-ADLASW11)」
―― DAIV 4Nの使いやすさチェック ――
▶キーボード
▲タップ・クリックで拡大
タイピングのしやすさは、打ちづらいわけでもなく、めちゃくちゃ打ちやすいわけでもなく、普通といったところです。
打ち始めが硬めで、そこからスッとキーが入っていくタイピング感なので、コンパクトな指の動きでタイピングできます。
▼キートップ(キーの表面)はほぼフラット。少し凹みがあればよかったです。
カーソルキー(矢印キー)は、もう少し広くスペースがとってあると嬉しかった部分です。
また、BackSpaceキーがやや小さめです。
タイピング音の大きさは、やや小さめです。比較的静かな場所でも使いやすいでしょう。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能(特殊機能)を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キーピッチなど
▲デスクトップPC向けキーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、約19ミリ。
▼14型ノートなので、かなり手が大きい人でなければ、パームレストは十分な広さでしょう。
キーボードバックライト
キーボードのバックライトは、Fn+F4キーでオン・オフができます。
明るさは5段階で調整可能。
タッチパッド
クリックボタン一体型のタッチパッドを搭載。クリック感がやや重いのが気になりました。
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、大きくもなく、かといって小さくもなく、普通くらいの大きさです。
なお、Fn+F1キーでタッチパッドの有効・無効(ON・OFF)を切り替えできます。
キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動くのを確実に防止したいときに便利です。
▶スピーカー
DAIV 4Nは、底面にスピーカーを搭載。
音源によっては、もう少し音抜けが欲しいと感じることもありました。しかし、底面のみのスピーカーのわりには、悪くない音質です。
点数にすると、100点満点中:60点くらいです。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数です。また、あくまで個人の感想です。
なお、Dolby Access(ドルビーアクセス)で、映画、音楽、ゲーム、音声などに合わせた音質に変更できます。
▶ディスプレイ
■ディスプレイの詳細
- 14型、ノングレア(非光沢)
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- リフレッシュレート:60Hz
- アスペクト比(縦横比):16:9
角度をつけて見ても若干暗く見える程度で、それほど見づらくならず、見やすいディスプレイです。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
視野角は広いです。
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約136度開きます。
縦の視野角は広いので、一人で使うなら、これくらい開けば十分でしょう。
ノングレアディスプレイなので、映り込みしにくい
マウスコンピューター DAIV 4Nのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、映り込みしにくいです。
作業中に照明や周囲のものが画面に映り込みにくいので、実用的です。
色域
色域については、冒頭のおすすめポイント:「色域」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 最大約10時間 ※メーカー公称値(標準バッテリ搭載時) |
---|---|
PCMark 10 Modern Office | 5時間56分 |
30分で充電できたバッテリー量 ※付属のACアダプターを使用 |
約36% |
- 電源モードの設定:バランス
- Mouse Control Center 3のパフォーマンス設定:バランスモード
- バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
- ディスプレイの明るさ:50
PCMark 10 Modern Officeは、バッテリー消費が比較的ゆるやかなテストです。
そういう意味では、動画編集などの高負荷の作業をする場合、バッテリー駆動では、長時間の作業は難しいかもしれません。
※ちなみに、テストした範囲では65W出力程度のUSB PD対応充電器やモバイルバッテリーからの充電もできました。
(詳しくは、USB PD対応充電器からの充電の項目をご覧ください)
USB PD対応充電器からの充電
USB PD(Power Delivery)対応の充電器をThunderbolt 4端子に接続し、DAIV 4N側へ充電してみました。
※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。
PD充電器の最大出力
|
充電の可否
|
---|---|
20W(フィリップス製) | × |
30W(RAVPower製) | × |
45W(Anker製) | × |
65W(CIO製) | ◯ |
100W(Anker製) | ◯ |
なお、メーカーサイトには、
100W出力可能なUSB Power Delivery 対応機器であれば、本体に充電できます。ただし、パフォーマンスと充電機能が制限される場合があります。すべての対応機器の動作を保証するものではありません。
との記載があるので、100W出力以上のPD充電器を使った方が無難でしょう。
また、USB PD充電器での充電時は、付属ACアダプター接続時と比べると、パフォーマンスは落ちます。
▶インターフェイス
右側面
① ヘッドホン出力 / ヘッドセット端子(4極CTIA準拠)
② USB 3.1 Type-C(10Gbps)
③ USB 3.0 Type-A(5Gbps、常時給電に対応)
④ HDMI出力端子(最大3840×2160、30Hz)
⑤ 電源ボタン
⑥ 電源入力端子
右側面のマウスを置く位置あたりにヘッドフォンジャックがあるのは気になりました。
左側面
① セキュリティスロット
② ネットワーク(LAN)端子
③ USB 3.0 Type-A(5Gbps)
④ SDカードリーダー(UHS-Ⅰ対応)
⑤ Thunderbolt 4(40Gbps、USB PD・映像出力対応)
Thunderbolt 4を搭載しているのは嬉しいポイント。
▼SDカードを挿すと、11ミリほどはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。
▶その他の機能
Webカメラ
▼100万画素のWebカメラも搭載。Windows Hello(顔認証機能)対応です。
なお、指紋認証には対応していません。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。
DAIV 4Nは、パフォーマンス設定ができます。
今回は「パフォーマンスモード」と「静音モード」の2つで静音性をチェックしました。
アイドル時 | 静かだが小さな動作音は聞こえる |
---|---|
ベンチマークテスト時(パフォーマンスモード) | 最大54.5db程度 |
ベンチマークテスト時(静音モード) | 最大39.8db程度 |
※充電時やバックグラウンドでアプリケーションが動作している場合など、アイドル時であっても、ある程度ファン音がする場合があります。
※今回は、ベンチマークテスト:FINAL FANTASY XVベンチマーク実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。
■パフォーマンスモードでベンチマークテストを行った場合
ベンチマークテスト時の排熱音は、大きいです。静かな場所だと目立ってしまうでしょう。人が多いカフェなどだったら周りの音にかき消されるかも?程度の大きさです。
■静音モードでベンチマークテストを行った場合
ファン音は少し聞こえますが、静かといっていいレベルです。静かな場所でも使いやすいでしょう。
よって、パフォーマンスは少し落ちますが、ファン音を抑えたい状況では「静音モード」に設定するとよいでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
▲セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較
▲厚さ約19.2ミリ(突起部除く)
大学ノート(セミB5) | 252×179mm |
---|---|
A4サイズ | 297×210mm |
DAIV 4N | 323.9×225×厚さ19.2mm(突起部含まず) |
幅×奥行きはA4に近いサイズで、A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグでも持ち運びしやすいです。
※この画像はサイズ感の目安として載せています。実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。
▶重さの実測:約1,437グラム
重さについては、冒頭のおすすめポイント:「重さ」についての項目に載せましたので、お手数ですがそちらをご覧ください。
⇒ 「マウスコンピューター DAIV 4N」を公式サイトで見てみる
―― DAIV 4Nの処理性能チェック ――
■レビュー機のスペック
CPU | インテル Core i7-1260P |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB(NVMe) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
※なお、今回実施したベンチマークテストは、Mouse Control Centerの動作モードを「パフォーマンスモード」に設定して計測しました。
処理性能についての概要
パフォーマンスは高いので、画像編集、液タブと組み合わせの漫画・イラスト作成はもちろん、動画編集などにも使えるスペックです。
また、性能的にはライトな3Dゲームも遊べますが、ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzなので、FPS/TPSゲームを高いフレームレートで遊ぶのには向いていません。
▶クリエイティブ系アプリのパフォーマンス
実際に、Adobeのアプリケーションを使って、快適に使えるかチェックしてみました。
Adobe Photoshop
長辺5000px以上の解像度が大きめの画像に「被写体を選択」「空を選択」「コンテンツに応じた塗りつぶし」などをしてみました。
どれも数秒で処理でき、非常に快適に使えました。
ただし、DAIV 4Nのタッチパッドで「手のひらツール(スペース+ドラッグ)」での移動操作をしようとすると、うまく反応しないことがありました。
Adobe Illustrator
スタライズでドロップシャドウをかけたオブジェクトを重ねて移動させるなどしても、動作が重くなることなく快適に使えました。
ただしPhotoshop同様、DAIV 4Nのタッチパッドで「スペース+ドラッグ(手のひらツール)」での移動操作をしようとすると、うまく反応しないことがありました。
DAIV 4Nで動画編集はできる?
ベンチマークソフト「PCMark 10」では、動画編集にどの程度使えるか、動画編集スコア(Video Editing Score)を計測できます。
まず、DAIV 4N実機で計測したスコアをご紹介します。
動画編集スコアは3450以上が推奨スコアなのですが、DAIV 4Nの動画編集スコアは6125で、推奨値を上回っていました。
■動画編集(Video Editing)スコア
DAIV 4N | |
---|---|
PCMark 10 推奨値 | 3450 |
※数値が大きいほど高性能。
同様に、レンダリング(Rendering and Visualization)スコアも推奨値を上回っていました。
■レンダリング(Rendering and Visualization)スコア
DAIV 4N | |
---|---|
PCMark 10 推奨値 | 3450 |
※数値が大きいほど高性能。
動画編集にも十分に使えるでしょう。
Adobe Premiere Pro
実際にAdobe Premiere Proで動画編集をしてみましたが、快適に作業できました。
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- インテル Core i7-1260P
- 12コア(Pコア×4、Eコア×8) / 16スレッド
- Pコア:最大周波数4.70GHz、Eコア:最大周波数 3.40GHz
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。
マルチコア | 10861 |
---|---|
シングルコア | 1770 |
■他の薄型ノートパソコン向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core i7-1260P (レビュー機) |
|
---|---|
Core i7-1260P (平均) |
8035 |
Ryzen 5 5560U | 7855 |
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Core i7-1250U | 7105 |
Core i7-1255U | 6673 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 4991 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | 4420 |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1471 |
- レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2022年11月11日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
ゲーミングやクリエイターノート向けの「Coreプロセッサー Hシリーズ」などを除いた「薄型モバイルノート向け」CPUの中では、かなり高い性能です。
いろいろな用途に快適に使えるでしょう。
CPU Mark
ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。
スコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。
スコア | 24024 |
---|
PassMarkでの同CPUの平均スコア17048※よりも高いスコアでした。
※2022年11月11日現在の平均値
CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。
Geekbench 5
「Geekbench 5」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。
Single-Coreスコア | 1711 |
---|---|
Multi-Coreスコア | 9449 |
Geekbench 5は、macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされているので、お持ちのデバイスとスコアを比較してみるのも面白いでしょう。
▶グラフィックス性能
マウスコンピューター DAIV 4Nのグラフィックスは「NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)」です。
3DMark ベンチマークスコア
Fire Strike | 8976 |
---|---|
Time Spy | 3706 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質 1920×1080 | 13313 すごく快適 |
---|
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
---|---|
1920×1080 | 60.00 FPS 快適 |
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
最高品質 1920×1080 | 9646 快適 |
---|
FF15(ファイナルファンタジーXV)ベンチマーク
標準品質 1920×1080 | 5138 やや快適 |
---|
評価は、スコアによって「非常に快適 > とても快適 > 快適 > やや快適 > 普通 > やや重い > 重い > 動作困難」の8段階に分かれます。
というわけで、FF15など重い部類の3Dゲームでなければ、多くの3Dゲームを遊べるグラフィックス性能がありそうです。
ただし、ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzなので、フレームレートを気にされるゲーマーの方には向きません。
▶旧モデルとの性能比較
次に、旧DAIV 4N(Core i7-1165G7搭載)と、今回のレビュー機(Core i7-1260P搭載)の処理性能を比較しました。
■レビュー機
- Core i7-1260P
- GeForce GTX 1650
- 16GB
■旧DAIV 4N(比較対象)
- Core i7-1165G7
- GeForce GTX 1650 Ti
- 16GB
CINEBENCH R23のスコア比較
まず、CPU性能を計測できるベンチマークソフト:CINEBENCH R23のスコア比較です。
■CINEBENCH R23のマルチコアスコア
DAIV 4N Core i7-1260P |
|
---|---|
旧DAIV 4N Core i7-1165G7 |
5435 |
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
Core i7-1165G7搭載の旧モデルの2倍のスコアが出ており、CPU性能は大きく向上しています。
PCMark 10のスコア比較
次に、ベンチマークソフト「PCMark 10」のスコアを比較します。
■ドキュメント作成・表計算(Productivityスコア)
DAIV 4N Core i7-1260P |
|
---|---|
旧DAIV 4N Core i7-1165G7 |
7885 |
推奨値 | 4500 |
■画像編集(Photo Editing スコア)
DAIV 4N Core i7-1260P |
|
---|---|
旧DAIV 4N Core i7-1165G7 |
7148 |
推奨値 | 3450 |
■動画編集(Video Editing スコア)
DAIV 4N Core i7-1260P |
|
---|---|
旧DAIV 4N Core i7-1165G7 |
4400 |
推奨値 | 3450 |
旧モデルはGeForce GTX 1650 Ti搭載だったので、グラフィックス性能だけで見ると旧モデルの方が若干性能は上なのですが、
Core i7-1260Pのパフォーマンスのよさもあってか、PCMark 10の各スコアはニューモデル(レビュー機)の方が高かったです。
ニューモデルになって、実用的なパフォーマンスがさらに向上したと言えるでしょう。
▶SSDのデータ転送速度
PCIe3.0 x4 SSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速く、悪くないスピードです。
SSD情報
Micron(マイクロン)製のSSDでした。
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
SSDのカスタマイズについて
ちなみにDAIV 4Nは、より高速なPCIe Gen4 x4(最大6,700MB/sの連続読み出し性能)のSSDをカスタマイズで選ぶこともできます。
容量の大きなデータをコピーする機会が多い方には、とくにおすすめです。
また、最大2TBまでSSD容量を増やしての注文もできます。
―― DAIV 4Nの外観・その他のチェック ――
▶外観
光の加減で、シルバー、薄いブルー、薄い紫色などに見える外観です。
ボディシャーシには、マグネシウム合金と思われる金属が使われているので、質感がよいです。
明るいカラーなので、指紋が目立ちにくいのもメリットでしょう。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- サポートマニュアル
- ファーストステップガイド
- 仕様書
- 保証書
などが付属。
※付属品は変更になる可能性があります。
▶マウスコンピューター「DAIV 4N」のレビューまとめ
「マウスコンピューター DAIV 4N」のレビューのまとめです。
GeForce GTX 1650を搭載でも約1.44kgと、クリエイター向けノートながらも持ち運びしやすいです。
「パワーのあるノートパソコンが欲しいが、持ち運びもしたいから、あまり重い製品はイヤ」
という方には、とくにピッタリではないかと思います。
外出先でも動画編集などのクリエイティブ作業をしたい方にオススメですよ!
▶ マウスコンピューター DAIV 4Nを公式サイトで見てみる
▼なお、動画編集におすすめのノートパソコンは、以下の記事で詳しく解説・ご紹介しています!
動画編集におすすめのノートパソコンはコレだ!【2024年6月版】安いコスパ抜群モデルや軽量でも動画編集が快適なモデルまでご紹介!
▼14インチのおすすめノートパソコンは、以下の記事でもご紹介しています。
>> 目次へ戻る
>> このページの先頭へ戻る