「THIRDWAVE SA505i」は買い?ライバル製品とも比較しつつチェックしてみました
ドスパラで販売されている「THIRDWAVE SA505i」は「買い」なのか?
などについて、外観やキーボードが似ているTHIRDWAVE VF-AD5の情報も参考にしつつ書いていきます。
【追記】
▼同じ外観でCore i7搭載の「THIRDWAVE SA507i」をレビューしましたので、参考にご覧ください!
THIRDWAVE SA505iは、
- CPU:Core i5-1135G7
- メモリ8GB
- 256GB SSD
- インテル Iris Xeグラフィックス
といったスペックで、オフィスワークなどのビジネス用途には十分な性能です。
液晶ディスプレイも、ノングレア(非光沢)なので、光などが写り込みしづらいので作業向きです。
>> THIRDWAVE SA505iをドスパラで見てみる <<
目次
■THIRDWAVE SA505iのスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
OS | Windows 11 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)、TFT液晶 |
CPU | インテル Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB(NVMe) |
グラフィックス | インテル Iris Xe |
サイズ | 358×233×19(ゴム足含む)mm |
重量 | 約1.7kg |
※2022年7月27日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
▶CPU性能の目安
THIRDWAVE SA505iが搭載しているCore i5-1135G7がどの程度のCPU性能なのか、
CPU性能を計測できるベンチマークソフト:CINEBENCH R23のスコアを他の薄型ノートパソコン向けCPUと比較してみます。
■他の薄型ノートパソコン向けCPUとのCINEBENCH R23マルチコアスコア比較
Core i7-1260P | 7862 |
---|---|
Ryzen 5 5500U | 7477 |
Ryzen 5 4500U | 6210 |
Core i7-1195G7 | 6109 |
Core i7-1165G7 | 5027 |
Core i7-1160G7 | 4636 |
Core i7-10710U | 4532 |
Core i5-1135G7 | |
Core i5-10210U | 4051 |
Core i5-1155G7 | 3957 |
Ryzen 3 4300U | 3944 |
Core i5-1035G1 | 3474 |
Core i3-1115G4 | 3216 |
Pentium Silver N6000 | 1993 |
Celeron N5100 | 1993 |
- 当サイトで計測した平均値を掲載(2022年7月26日現在)。
- 数字が大きいほど高パフォーマンス。
※グラフのCore i5-1135G7のスコアは、あくまでCore i5-1135G7を搭載した複数のノートパソコンで計測した平均値です。参考程度にご覧ください。
▶インテル Iris Xeグラフィックス
THIRDWAVE SA505iのグラフィックスは、インテル Iris Xeグラフィックス(Core i5-1135G7に内蔵されているグラフィックス)です。
CPUに内蔵されているグラフィックスとしては、性能は高いので、画像編集などもある程度こなせる性能です。
▶ネイルチップテンキー搭載のキーボード
キーボードは、EnterキーやBackSpaceキーなども大きく、キーピッチに余裕があります。
テンキーは、「ネイルチップテンキー」という名称のコンパクトなテンキー。
このテンキーの使い心地ですが、同等のキーボードを搭載していると思われるTHIRDWAVE VF-AD5で操作した際、指を3本並べて操作するのには幅が狭いと感じました。
ただ、テンキーがないよりは、このテンキーがあった方が数字入力はしやすいという方もいると思います。
▼ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がつく「リフトアップヒンジ」なのはグッドです。
キーボードに適度に傾斜がついていた方が、やはりタイピングは楽です。
▶タッチパッド
タッチパッドはテンキー機能付きです。
ポインター操作(カーソル操作)とテンキー入力を切り替えできます。
タッチパッドでのテンキー入力は、タッチパッドが平らなためキーを見ずに入力するのに不向きですから、使って便利かどうかは個人差が大きいと思います。
▶15.6型ノートとしてはやや軽量
最近は、15.6型のノートパソコンでも2キロを切る製品も増えてきました。
THIRDWAVE SA505iは15.6型で約1.7kgなので、やや軽量といったところでしょう。
15.6型に対応したPCリュックなどに入れて運べば、十分持ち運べる重さです。
▶カスタマイズはOSのみ
カスタマイズは、OS(Windows 11 HomeまたはProを選択可能)のみ可能です。
▶インターフェイス
インターフェイスは、
- Thunderbolt 4(電源共用/映像出力Display Port 1.2)×2
- USB 3.2 Gen2(Type-A)
- USB 3.2 Gen1(Type-A)
- USB 2.0(Type-A)
- HDMI(2.0b)
- 指紋認証
- microSDカードリーダー
- マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子
と、しっかりと揃っています。
とくに、USB Power delivery対応のThunderbolt 4を2つ搭載しているのは嬉しいポイントでしょう。
▶シンプルな外観
外観は、天板にロゴマークなどもなく、非常にシンプルです。
ビジネス用途には使いやすい外観でしょう。
▶ライバル製品は?
ライバル製品は、同じくドスパラで販売されている「THIRDWAVE DX-T7」でしょう。
というのは、価格が同じ※だからです。
※2022年7月26日現在の価格。
▼THIRDWAVE DX-T7については以下の実機レビューでポイント・注意点もすぐに分かりますので、参考にどうぞ!
■比較表
THIRDWAVE SA505i | THIRDWAVE DX-T7 |
---|---|
Core i5-1135G7 | Core i7-1165G7 |
メモリ8GB | メモリ16GB |
256GB SSD | 500GB SSD |
358×233×19mm(ゴム足含む) | 362.2×247.1×19.5mm |
約1.7kg | 約1.58kg |
USB PD対応 | USB PD非対応 |
※2022年7月28日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
※なおTHIRDWAVE DX-T7は、メモリやストレージなどのカスタマイズが可能です。
- キーボードの打ちやすさ(ただし、テンキーは除く)
- デザイン
- サイズ
- USB PDでの充電
を重視するならTHIRDWAVE SA505i。
- 処理性能
- ストレージ容量
- 軽さ
を重視するなら、THIRDWAVE DX-T7がよいでしょう。
▶24時間365日のサポート付き
ドスパラでパソコンを購入すると、24時間365日の電話サポートが受けられるので、パソコン初心者の方にも心強いです。
単純にCPUとメモリ容量だけで見ると、もう少し安い製品もあるものの、
「指紋認証」や「各キーの大きさに配慮された日本語キーボード」などを考慮すると、価格は抑えられていると思います。
「THIRDWAVE SA505i」は、オフィスワークなどビジネス用途に使うノートパソコンとして、妥当な選択肢でしょう。
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