dynabook ZZ75シリーズの実機レビュー!軽くて丈夫!大画面ノートを持ち運びたい方にオススメ!
「dynabook ZZ75/L」の実機レビューをお届けします。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
これだけ読んでいただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
- 15.6型で約1.399kg。とても軽い!
- 堅牢性(壊れにくさ)の高いボディー
- ファンの回転数が上がっても、排気音があまり大きくならない
- 見やすいIGZO液晶
- 1TB SSD搭載モデルは、インテル Optane メモリーも搭載
■おすすめポイント
軽量で剛性の高い「マグネシウム合金」を採用。
たわみやすい部分は「ハニカムリブ構造」で強度を高めています。
▲蜂の巣のような形状の部分が「ハニカムリブ構造」
ブレード※の枚数が多いファンを搭載し、ファンノイズを低減させているそうです。
※ブレード:ファンの水かきにあたる部分
文字などが読みやすく、ノングレアで目に優しく感じました。輝度も高いです。
よく使うアプリの起動速度が、よりスピーディーになります。
- 15.6型ですが、テンキーはありません
- バッテリー駆動時間が期待ほどは長くなかった
■注意点など
テンキーはありませんが、テキスト打ちなどでキーボードが体の真ん中にくるので、肩がラクに感じます。
⇒バッテリー駆動時間が短いわけではありませんが、実作業では公表値の約19時間ほどはなさそうです。
詳しくは、バッテリー駆動時間のチェックの項目をご覧ください。
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■dynabook ZZ75シリーズのスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
液晶 | 15.6インチ フルHD(1920×1080)、IGZO液晶、ノングレア(非光沢) |
CPU | インテル Core i5-8265U / i7-8565U |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 256GB SSD / 512GB SSD / SSD 1TB+32GB インテル Optane メモリー |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
サイズ | 約 359×250×17.6mm |
重量 | 約1.399kg ※ボディカラー:ホワイトは+10g |
バッテリー駆動時間 | 約 19.0時間 |
備考 | Office搭載モデルも選択可 |
dynabook ZZ75/LL「Core i7-8565U、メモリ16GB、SSD 1TB+32GBインテルOptaneメモリー(型番:W6ZZ75CLLA)」
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶重さの実測:1,347グラム
「dynabook ZZ75」シリーズの魅力は、まずなんといっても、15.6型の大きなディスプレイを搭載していながらも、約1.399kgという軽さ。
▲実際に持ってみると、やっぱり軽い
本体 | 約 1,347g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約 245g |
15.6型のノートパソコンとしては、かなり軽量です。
▶サイズ
B4・A4サイズとの比較です。
B4サイズ | 364 × 257mm |
---|---|
A4サイズ | 297 × 210mm |
dynabook ZZ75/L | 約 359 × 250mm(× 厚さ17.6mm(突起部含まず)) |
A4サイズよりもわりと大きいので、持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックや、B4サイズ対応バッグが必要ですね。
▶キーボード
▲タップ(クリック)で拡大
15.6型ノートですが、テンキーはありません。
テンキーがない理由は、
- テンキーがないことにより、キーボードが体の中央にくるので、体がラク
- キーピッチ19ミリを守るため
だそうです。
テンキーのある・なしで好みは分かれるところではありますが、確かにテンキーがない分、テキスト入力時にキーボードが体の真ん中にきて、肩が少しラクに感じます。
キートップには、0.2ミリの凹みがつけられており、指にフィットしやすくなっています。
ストローク幅(キーの沈み込み幅)は、やや浅めです。
打鍵したときの感触が少し固めで、個人的にはもう少し柔らかい方が好みですが、少しタイピングすれば慣れました。
矢印キーの上下はもう少し広い方が使いやすいですが、横幅はきちんと幅があるので、極端に使いづらくはないです。
[Enter]キー左側あたりにある利用頻度の低いキーが小さめになっており、[Enter]キーや[BackSpace]キーに指が届きやすくなっています。キーボードのバックライトは搭載されていません。
なお、dynabook ZZ75シリーズのキーボードは「防滴キーボード」で、キーボードに水をこぼしてしまっても、PC内部への水の侵入を遅らせるようになっています。
※防水ということではありません。
デスクトップPC用キーボードとの比較
デスクトップPC用キーボードと比較してみました。
全体をみるとデスクトップPC用キーボードよりも少しコンパクトです。
テキスト打ちでよく使われるキーは、19ミリほどのキーピッチがあります。
パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。
15.6型ノートなので、パームレストは十分な広さがあります。
タッチパッド
タッチパッドをクリックしたときのカチカチ音は、普通くらいの大きさです。
使い勝手に問題はありません。
なお、Fn+F9キーでタッチパッドの無効・有効を切り替えできます。
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▶スピーカー
オーディオ機器ブランド「harman/kardon(ハーマン・カードン)」との共同開発のスピーカーを底面に搭載。
ノートパソコンのスピーカーでありがちな箱鳴り感は多少あるものの「こもっている」とまでは感じません。
「もう少し音抜けが欲しい」と感じましたが、普通に音楽を楽しめる音質はあると思います。
▶液晶ディスプレイ
dynabook ZZ75/Lは、IGZO液晶を搭載しています。
かなり明るいディスプレイです。
個人的には、ディスプレイの明るさを60%くらいにしても、暗く感じませんでした。
(明るさを落として使った方が、バッテリーの減りを抑えられます)
試しに、同じくらいの時期に発売された他社のノートパソコン(IPS液晶搭載)と比べてみたのが、↓下の画像です。
▲左が「dynabook ZZ75」。どちらもディスプレイの明るさは100%
なんとなく比べてみただけの比較画像ではありますが、dynabook ZZ75の方が明るいのがわかると思います。
角度をつけると少し暗く見えますが、ノングレア液晶で目に優しく感じます。文字も読みやすいです。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
dynabook ZZ75/Lのディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、光の写り込みはしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしないので、目に優しく実用的です。
▶バッテリー駆動時間
タイピングとネット閲覧での使用を想定して、バッテリー駆動時間を計測しました。
■バッテリー駆動時間の実測
測定内容 | 明るさ | 駆動時間 |
---|---|---|
ネット閲覧とテキスト打ち (負荷:軽) |
60% | 約10時間21分 |
ネット閲覧とテキスト打ち (負荷:軽) |
80% | 約8時間53分 |
PCMark 8 HOME (負荷:中) |
80% | 約5時間15分 |
公式サイトでうたわれている約19時間のバッテリー駆動時間とは、遠い結果になってしまいました。
- 測定方法が違う
- 15.6型の大きなディスプレイなので、バッテリーを消費しやすい
といった点を考えると、差が出るのは仕方がない部分もあると思います。
とはいえ、ディスプレイの明るさ60%で、軽い用途であれば10時間以上使えましたから、バッテリー駆動時間が短い、というわけではないですね。
「1日8時間のオフィスワークで、他の業務をこなしつつ使う」といった形であれば、フル充電で1日カバーできそうに思います。
ちなみに、dynabook ZZ75/Lは、スマホ用のUSB-PD対応モバイルバッテリー(定格7.5W以上)で充電することもできるので便利です。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 (たまに、読み込み音のような音が小さく聞こえることはあります) |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大43db前後 |
ファンの回転数が上がっても、音は激しく大きくはならない印象です。
dynabook ZZ75/Lは、ブレード(ファンの水かきにあたる部分)の枚数が多いファンを搭載しています。
これにより、ファンが低速でも風量を増やすことができ、ファンノイズを小さくできるようです。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶インターフェイス
■左側面
① セキュリティロック・スロット
② USB3.0コネクタ
③ USB3.0コネクタ(スリープアンドチャージ)
④ マイク入力/ヘッドホン出力端子
■右側面
① microSDカードスロット
② USB Type-C(Thunderbolt 3/USB PD対応、電源コネクタ兼用)
③ USB Type-C(Thunderbolt 3/USB PD対応、電源コネクタ兼用)
④ HDMI出力端子
バッテリーへの充電は、USB Type-C端子につないでおこないます。USB Type-C端子に接続して使うACアダプターが付属します。
HDMI出力端子とUSB Type-C端子1つを使って、トリプルディスプレイにもできます。
▲トリプルディスプレイにしてみたところ
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
今回のレビュー機のCPUは「インテル Core i7-8565U プロセッサー(1.80-1.99GHz)」です。
パスマークのCPUパフォーマンステストの数値は、9498です。CPUのポテンシャル的に十分な数値が出ています。
これくらい高い性能なら、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブな用途にもある程度使えるでしょう。
「dynabook ZZ75/L」は、CPUを2種類から選べますので、他1つのCPUの参考値ものせておきます。
Core i5-8265U | 8026(参考値) |
---|---|
Core i7-8565U | 9498(上記実測) |
※参考値は、PassMarkでの10月12日現在の平均値です。dynabook ZZ75/Lの実機で計測した場合と数値が異なる可能性があります。
Core i5-8265Uでも、性能自体は高めなので、ビジネス用途などではCore i5-8265Uでも十分でしょう。
クリエイティブな用途にも使うなら、Core i7-8565U搭載モデルの方がオススメです。
▶SSDのデータ転送速度
dynabook ZZ75/LのSSDは、
1TB SSD | PCIe接続 |
---|---|
256GB・512GB SSD | Serial ATA接続 |
という仕様なので、SSDデータ転送速度は1TBモデルの方がかなり速いです。
↑上は1TBモデル(PCIe接続)のSSD転送速度ですが、やはり高速です。
また、1TB SSD搭載モデルは、インテル Optane メモリーを搭載しているので、よく使うアプリがOptaneメモリーに記録され高速で起動します。
―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
レビュー機のボディカラーは「オニキスブルー」。
落ちついたデザインで、よい意味で重厚感があります。
剛性の高いマグネシウム合金の天板は、小さいラメのようなものがキラキラと輝いているので高級感があります。
dynabookのロゴが鏡面のように輝き、よいアクセントに。
液晶を開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。
Webカメラ(約92万画素)は、Webカメラシャッターも搭載しています。
Webカメラシャッターを閉めておけば、万が一、カメラへ不正アクセスされてもプライバシーを保護できます。
▶付属品など
付属品一式です。
ACアダプター、電源ケーブル、取扱説明書などが付属。
▶「dynabook ZZ75/L」のレビューまとめ
「dynabook ZZ75/L」のレビューのまとめです。
15.6型としては、かなり軽量です。
軽量だと持ち運びしたときに壊れないか心配ですが、堅牢性にもこだわって作られています。
ですから、「ディスプレイの大きいノートパソコンを持ち運びしたい」という方にオススメです。
テンキーがないので、好みは分かれるかもしれませんが、数字入力の多い作業に使うとかでなければ、テンキーがなくても大きな支障はないと思います。
▶ダイナブック製ノートパソコンを安く買うには?
ダイナブックのノートパソコンを安く買うには、まずダイナブックのオンラインストアからCOCOROメンバーズに会員登録するのがオススメです。すると、
というくらい安くなります。
ダイナブックのパソコンを検討している方は、面倒でも入力する会員登録して、「どれくらい安くなるのか?」の確認をオススメします。
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